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新弁護士読本

1 後輩の指導の要諦

 

 

弁護士で元最高裁判事であった、才口千晴先生の「新弁護士読本~弁護士十年一人前論~」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弁護士が実力を身につけるために、どのようなことをするべきか、という弁護士として成長するためのエッセンスが凝縮された名著です。

 

 

今回は、この本を読んで、私が得た気づきを3つ紹介します。

 

 

1つ目は、後輩の指導の要諦です。

 

 

才口先生は、後輩の指導の要諦として、次の3つを挙げています。

 

 

①後輩の疑問や言動に熱心に耳を傾け、積極的に理解しようと努める。

 

 

②後輩に自分の意見を押しつけない。

 

 

③指導内容は簡単・明瞭にする。

 

 

私が指導を仰いだ、先輩弁護士は、忙しくても、きちんと、私の相談事に耳を傾けてくれました。

 

 

そのおかげで、私は、安心して先輩弁護士に相談することができ、たくさんのことを学ぶことができました。

 

 

改めて、傾聴の大切さを理解しました。

 

 

また、後輩には、ついつい、自分の意見を押しつけてしまいがちです。

 

 

でも、私の意見を受け入れるか否かは、後輩が決めること。

 

 

後輩を指導する際に、自分の意見の押しつけをしていないか、今一度、気をつけます。

 

 

2 事件の筋と軸

 

 

2つ目は、事件の筋と軸を考える、です。

 

 

筋とは、考え方など全体を貫いている一本の線のことです。

 

 

事案の条理や道理を見通す能力ともいえます。

 

 

具体的には、事案の事実から法令のフィルターを通して、早期かつ的確に結論を導くことができる資質と、言い換えられます。

 

 

次に、軸とは、物事の要であり、軸足をどこに置くかで導き出す結論が異なり、結論に格差を与える視点です。

 

 

この筋と軸は、抽象的な概念であり、具体的に説明することは困難なのですが、法的紛争を解決するために、常に意識しておかなければならない、大切な視点です。

 

 

才口先生は、この筋と軸を、ぶれないようにすることが肝腎であると、説いています。

 

 

欲心があると心がくもり、対象物が歪んで見えて、決断が鈍るのです。

 

 

日々の事件処理において、筋と軸を意識していきます。

 

 

3 法曹の資質5要素

 

 

3つ目は、法曹の資質5要素です。

 

 

才口先生は、法曹に必要な資質として、次の5つを挙げています。

 

 

①感性(喜怒哀楽が通じあえる心の温かさ)

 

 

②寛大(共感しあえる心の広さ)

 

 

③分別(是非分別の判断)

 

 

④知恵(問題解決の知恵)

 

 

⑤愛嬌(明朗)

 

 

この本では、特に⑤愛嬌について、詳細に記載されています。

 

 

愛嬌とは、親しみの心を持つことです。

 

 

すなわち、依頼者に親しみの心を持って、事件に真剣に取り組み、紛争を解決して心を安らかにしてあげることが、弁護士の職務であり、使命なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

依頼者は、弁護士に対して、心の温かさや人間性を察知して、自らの一大事を託すのです。

 

 

では、愛嬌のある人になるにはどうすればいいのか。

 

 

いつでも機嫌良くすることです。

 

 

いつでも機嫌良くしていると、周囲の人は、愛嬌のある人だと感じてくれます。

 

 

自分の機嫌を自分でとって、愛嬌のある弁護士を目指します。

 

 

弁護士の成長のために、大切なことが記載されている名著なので、多くの弁護士に読んでもらいたい一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

父親のための人間学

1 立腰

 

 

森信三先生の「父親のための人間学」という本を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

父親としてどう生きるべきか、家族とどのように関わるべきか等、父親のあるべき姿について、わかりやく解説がされている名著です。

 

 

今回は、この本を読んで私が得た気づきを3つ紹介します。

 

 

1つ目は、立腰です。

 

 

立腰とは、腰骨を常に立て通すことです。

 

 

具体的には、①尻を思い切り後ろに突き出し、②反対に腰骨をウンと前に突き出す、③そして、臍下丹田に心もち力がこもるようにします。

 

 

腰骨は、脊柱の一部です。

 

 

全身の大黒柱である脊柱を常に真っ直ぐにしていると、全身のつりあいがよくとれて、バランス感覚が鋭敏になります。

 

 

そして、心と身体の統一、集中力や持続力が身につきます。

 

 

私は、立腰のことを学び、常日頃から、腰骨を立てるように意識しました。

 

 

しかし、これがけっこう難しいのです。

 

 

ついつい、だらけて、背もたれに寄りかかったりして、立腰を維持するのが大変です。

 

 

ただ、意識して、立腰をしていると、少しずつ腰周辺の筋肉がきたえられたのか、立腰できる時間が、長くなりました。

 

 

すると、姿勢がよくなるので、かっこよく、みられます。

 

 

腰骨を立てるという、簡単なことですが、意外と難しい、立腰を、これからも実践して、姿勢を美しくしていきます。

 

 

2 夫婦のあり方

 

 

2つ目は、夫婦のあり方です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森信三先生は、夫は、妻に対して、次の3つを守ることを説いています。

 

 

①妻に対して小言を言わないこと

 

 

②妻の容貌に関しては一切触れないこと

 

 

③妻の親・兄弟・親戚をけなさぬこと

 

 

私は、ついつい、妻に対して、小言を言うことが多いので、この本を読んで、反省しました。

 

 

妻に対して、小言を言いたくなるのをぐっと我慢して、泰然自若でいたいと思いました。

 

 

また、森信三先生は、夫婦関係が良好になるために、次の3つの心構えが大切であると説いています。

 

 

①いたわり

 

 

②忍耐

 

 

③賛助

 

 

私は、①いたわりが足りていないと反省しました。

 

 

人には、一長一短が必ずあります。

 

 

夫婦が互いに相手の不完全なこと、欠点をいたわり合うことで、信頼が成り立ちます。

 

 

毎日生活を共にしていると、ついつい、相手の至らぬところに目がいってしまいますが、相手のプラス面に焦点をあてていきたいです。

 

 

3 子供の教育

 

 

3つ目は、子供の教育です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家庭は、子供にとって絶対に安心できる場所でなければなりません。

 

 

夫婦の仲が悪いと、子供に不安や動揺を与えてしまいます。

 

 

そのため、子供の前では、夫婦ケンカを避けるべきです。

 

 

子供にとって母親の影響力が大きいので、父親は、子供のために、母親を悲しませるようなことをしてはいけないのです。

 

 

また、森信三先生は、子供のしつけ3か条を説いています。

 

 

①必ず朝のあいさつをする子にすること

 

 

②親に呼ばれたら必ずハイとはっきり返事のできる子になること

 

 

③履物を脱いだら必ずそろえ、席を立ったら必ずいすを入れる子にすること

 

 

この3つのしつけができれば、それだけで、人間としての軌道に乗るようです。

 

 

我が家では、この3つのしつけが徹底できていませんので、子供達に、この3つのしつけをみにつけさせれるように、効果的にはたらきかけてみます。

 

 

以上のとおり、この本から、夫婦や親子のあり方を学ぶことができますので、たくさんの父親に読んでもらいたい一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

一流の人は小さなご縁を大切にしている

1 ご縁を大切に

 

初対面で出会った人と仲良くなるにはどうすればいいのか。

 

 

素敵な人との出会いを今後も続けていくためには、どうすればいいのか。

 

 

このようなことで悩んだことはありませんか?

 

 

出会い運こそ、人生運というように、人との出会いやご縁は、行きていく上で、とても大切です。

 

 

そのような、人とのご縁をどのように作り、維持継続していくのかについて、

分かりやすく解説されているのが、弁護士高井伸夫先生の著書、

「一流の人は小さなご縁を大切にしている」という本です。

 

 

 

 

高井先生は、使用者側の労働事件のスペシャリストですので、

多くの顧問先を開拓し、維持してきた経験から、ご縁の大切さを、

この本を通じて、分かりやすく解説してくれています。

 

 

今回は、この本を読んで、私が気付いたことを3つご紹介させていただきます。

 

2 相手の話を真剣に聞く

 

1つ目は、まず相手の話を真剣に聞くことです。

 

 

 

私は、コミュニケーションの勉強を深めているところでして、

コミュニケーションの勉強をしていると、

話すことよりも、聞くことの方が重要視されています。

 

 

高井先生も、自己ピーアルよりも、相手がどんな話に興味を持っているかを知るために、

まずは相手の話を真剣に聞くべきであると、おっしゃっています。

 

 

人は自分に関心のあることしか聞けませんので、まず、

相手がどのようなことに関心を持っているのかを知るために、

相手の話を聞くことからはじめる必要があるのです。

 

 

この人の話を聞く際に、高井先生は、相手が自分には興味がない話題を話してきた際、

だからこそ知りたいという気持ちで聞くことが大切であると、おっしゃっています。

 

 

すなわち、自分には興味がない話であっても、好奇心を拡大させて、

どんな面白いことがあるのかと思いながら聞くと、

相手との関係がよくなり、自分の知識も増えて、一石二鳥です。

 

 

好奇心を拡張させることを意識したいです。

 

3 相手の美点を探す

 

 

2つ目は、相手の美点を探す習慣をつけることです。

 

 

 

ようするに、相手を観察し、良い点を褒めることです。

 

 

そのためには、相手のことを事前にある程度知っておく必要があります。

 

 

最近では、SNSが発達しているので、事前に、

相手のことや自分との共通項を調べておけば、

相手を褒めるポイントや相手が興味ありそうな話題を見つけて、会話が弾みます。

 

 

また、人を褒める時には、言葉が具体的であれば、相手も喜んでもらえます。

 

 

服装、笑顔、体格、持ち物、趣味など、

目についたものや話題になったことを、具体的に素晴らしいと伝えると、

相手との心の距離がぐっと縮まります。

 

 

これは、普段から意識していないとできないことです。

 

 

1日1回は、誰かを褒めることを心がけていきます。

 

 

4 信頼を獲得するには

 

 

3つ目は、人が信頼を失う三大要因です。

 

 

 

①嘘をつく

 

 

②時間を守らない

 

 

③言行不一致

 

 

確かに、嘘を平気でつく人は、信頼できません。

 

 

時間を守らない人は、相手の大切な時間を奪っていることに気づいていないので、

一緒にいたいとは思わなくなります。

 

 

言っていることと、やっていることが一貫していない人は、

この人の言っていることは当てにならないと、思われてしまいます。

 

 

どんな仕事でも、この人に任せておけば大丈夫という信頼がないと、

大きな仕事は任せてもらえないものです。

 

 

そのため、信頼を得るためには、

①嘘をつかない、②時間を守る、③言っていることと行っていることを一致させることが大切です。

 

 

弁護士は、信頼が命の仕事なので、この3つを大切にします。

 

 

人とのご縁について、深く分析され、

ご縁の大切さがよく分かる一冊なので、紹介させていただきました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

すごい運の育て方

1 感謝神経を鍛える

 

 

Voicyパーソナリティの朝倉千恵子先生が、Voicyでご紹介されていた、

「すごい運の育て方」というムック本を読みました。

 

 

 

ひすいこたろう先生と武田葉子先生の共著で、運を良くするために、

日常、どのような習慣を身につければいいのかが、

とてもわかりやすく解説されています。

 

 

運がいいか悪いかは、とても抽象的な概念であり、

本当にそんなことを信じられるのかと疑問に抱く方がいらっしゃるかもしれません。

 

 

私は、運の良さは、生きていく上で、

とても大切な要素であると理解していましたが、

運とはなんなのかを深く考えたことはありませんでした。

 

 

この本を読み、運の正体とは、心の状態であると知りました。

 

 

そのため、運を良くするためには、心の状態を良くすればいいのです。

 

 

運と言うと、偶然の要素が多いように思えますが、

自分の心の状態であれば、ある程度、自分でコントロールすることができそうです。

 

 

すなわち、喜びや感謝といったごきげんな心の状態にすることで、

運を引き寄せることができるのです。

 

 

この本では、自分の心をごきげんな状態にするための、

日常生活における、ちょっとした習慣が紹介されていますので、

私が、実践したいと思ったことを3つ紹介します。

 

 

1つ目は、感謝神経を鍛えることです。

 

 

日常生活の中にある、小さな幸せを見つけて、感謝するのです。

 

 

 

人は、つい、自分に無いものに目を向けてしまいがちですが、

実は、自分の周囲には、「ある」ものがいっぱいあるのです。

 

 

自分の周囲に「ある」ものに目を向ければ、

世の中には感謝することだらけであると気づきます。

 

 

例えば、私がこうしてブログを記載しているのは、

私の目の前にパソコンがあるからでして、

このパソコンが「ある」ことに感謝し、

このパソコンを作ってくれた人や会社にも感謝することができます。

 

 

このように、「ある」ことに気づくと、感謝の気持ちがわいてきます。

 

 

そして、感謝することを思いついたら、

「ありがとうございます。おかげさまで◯◯できています」と感謝してみるのです。

 

 

実際、「ある」ことに気づいて、感謝の気持ちを心の中でつぶやくと、

心が穏やかになり、感情が落ち着きます。

 

 

他にも、料理を食べる前に、

「この料理を作るためにどれだけの人がかかわっていたのだろう」と想像すると、

「ありがたい」という感謝の思いが芽生えます。

 

 

こうして、「ある」ことに気付いて、感謝していくと、

感謝神経が磨かれて、ごきげんに暮らせるようになるのです。

 

 

日常生活で、「ある」ことに気付いて、感謝していきます。

 

 

2 自分を褒める

 

 

2つ目は、自分を褒めることです。

 

 

 

自分のことを自分で褒められるようになると、

自分で自分の機嫌をとることができるようになります。

 

 

すると、相手のいいところも褒められるようになり、

他の人から愛されて、運がよくなるのです。

 

 

そう、まずは、自分を褒めることから実践するのです。

 

 

最近、私は、仕事が忙しい中、家族のために、洗濯等をしているとき、

「本当にお前はがんばっている」と自分を褒めて、自己肯定感を高めています。

 

 

家事をしている自分を褒めるのは、とても効果的です。

 

 

また、鏡の前で、最高の笑顔を作り、鏡の自分に対して、

「愛しているよ」、「大好きだよ」「がんばっているね」

と声をかけることもいいようです。

 

 

これは、予祝という、前祝いすることで、

その願いを引き寄せる、やり方なのです。

 

 

鏡の自分に話しかけるので、

自分に肯定的な自己暗示をすることにもつながります。

 

 

お風呂でやるのがよいようです。

 

 

毎日、鏡の前で、笑顔を作り、自分に肯定的な言葉を投げかけてみます。

 

 

3 自分をゆるす

 

3つ目は、自分を許すことです。

 

 

 

自分を許し、責めないことは、自分でいることが心地よく、

くつろげる状態になれます。

 

 

私は、ネガティブなことを考えたとき、自分を責める傾向にあります。

 

 

そのように、何か嫌な気持ちになったときには、

「~と思った自分を受け入れ、認め、許し、愛しています」

と心の中でつぶやくといいのです。

 

 

例えば、今日会う人に本当は会いたくないと思ったとしても、

「今日はあの人に会いたくないなぁと思った自分を受け入れ、認め、許し、愛しています」とつぶやくことで、

自分のネガティブな思いが緩和されます。

 

 

なにか、モヤモヤした思いになって、自分を責めるときには、

「~と思った自分を受け入れ、認め、許し、愛しています」とつぶやいてみます。

 

 

このように、運を良くするための、日常生活における、

実践しやすい習慣がたくさん紹介されていますので、

運をよくしたい方には、必見の本です。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

預金残高391円だった僕が資産10億円になれたお金の引力

1 お金持ちになるには身近な人を大切にするべき

 

 

末岡由紀先生の著書

「預金残高391円だった僕が資産10億円になれたお金の引力」を読みました。

 

 

 

最近、お金に関する知識が重要になってきており、

お金の本がたくさん出版されておりますところ、

この本は、年収450万円以下、年収2000万円、年収1億円の各段階における、

マインド、仕事、お金について、どのような対処をすればよいかについて、

具体的に解説されておりますので、とてもわかりやすく勉強になります。

 

 

今回は、私がこの本を読んで得た気づきを3つご紹介します。

 

 

1点目は、お金持ちになるためには、家族を大切にすることです。

 

 

 

お金持ちになるためには、家族を犠牲にしてでも、

稼ぐ必要があるのではないかと思いがちですが、違うのです。

 

 

末岡先生は、自分一人ではお金を稼ぎ続けることはできず、

他者の存在があるからこそ,稼ぎ続けられるとおっしゃっています。

 

 

確かに、自分一人のためだけですと、がんばり続けることはできませんが、

家族がいると、家族のためにがんばることができます。

 

 

特に、男性はこの傾向が強い気がします。

 

 

男性は、家族のためにというモチベーションがあるからこそ、

仕事をがんばれるという側面があります。

 

 

そして、家族関係がうまくいっていないと仕事にも支障が生じます。

 

 

私は、弁護士として、離婚事件を担当しているところ、

離婚という人生最大のストレスによって、

仕事の調子が悪くなっている人をたくさんみてきました。

 

 

そのため、身近な家族には思いやりを持ち続けることが大切で、

家族の存在に感謝することが必要です。

 

 

この本では、身近な人を大切にすることが、

お金持ちに必要な資質であると、繰り返し、強調されています。

 

 

毎日、家族に感謝を伝え続けていきます。

 

 

2 資産にフォーカスする

 

 

2点目は、資産にフォーカスする、です。

 

 

資産とは、自分が働き続けなくても収益をもたらす可能性のあるビジネス、

株、債券、投資信託、不動産、音楽・美術・書籍等の著作権のことです。

 

 

 

収入は使ってしまえばなくなりますが、

資産は、持っていれば、利益を生み出し続けてくれます。

 

 

そのため、年収にこだわるよりも、資産に目を向けることの方が重要なのです。

 

 

末岡先生は、お金持ちになる前から、

日常的に資産にフォーカスしていたからこそお金持ちになれると、

おっしゃっています。

 

 

資産性の高いものである、情報、人、書籍、環境に

フォーカスすることが重要であると、末岡先生はおっしゃっています。

 

 

よい本から良い情報を知識に変え、良い環境で良い人と出会うことで、

人生の資産を増やしていることが重要なのだと思います。

 

 

私は、この本を読むまでは、年収ばかりに気を取られていましたが、

これからは、資産を増やしていく思考をしていきます。

 

3 美しいお金の使い方

 

 

3つ目は、お金の美しい使い方です。

 

 

お金が世の中にきれいに流れるように使うのです。

 

 

昨年、私は家を建てました。

 

 

家を建てるには、銀行からお金を借りて、住宅メーカーと請負契約を締結し、

多くの職人さんが家造りに関わってくれました。

 

 

初めて、家を建てる経験をして、自分のお金で、

多くの方々の仕事が回っていることを実感しました。

 

 

お金は使って、動かした時にだけ、価値が生まれると実感できました。

 

 

お金がうまく世の中に流れると、関わる人が豊かになるのです。

 

 

自分だけ儲かればいいという考えから、

いかに周囲の人を豊かな循環に巻き込むかという考えになれるのです。

 

 

お金をきれいに流すことを意識します。

 

 

お金の美しい使い方のもう一つは、寄付をすることです。

 

 

 

この本を読むまでは、ありま寄付をしていなかった私ですが、

飲食店で、募金箱を見つけると、おつりを募金箱にいれるようにしました。

 

 

すると、店員さんから、尊敬の眼差しで、ありがとうございますと、

感謝を伝えられ、なんとも嬉しい気持ちになります。

 

 

また、なんとなくいいことをしたという自己肯定感が向上します。

 

 

これからも、少額の寄付をしてみます。

 

 

お金持ちになるために大切なことが記載されている名著ですので、

お金持ちになりたい方は必読の本だと思います。

 

 

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

人は聞き方が9割

1 笑顔の先出し

 

 

永松茂久先生の「人は聞き方が9割」の本を読みました。

 

 

 

Voicyパーソナリティの朝倉千恵子先生が、

永松茂久先生の最新刊をご紹介されており、

それがきっかけで永松先生の著書を読むようになり、

永松先生のファンになりました。

 

 

そして、私は、弁護士として、

コミュニケーション能力を向上させようと勉強している最中ですので、

人の話を聞くスキルをたんさん学べる、この本は、とても勉強になりました。

 

 

今回は、「人は聞き方が9割」の本から、私が得た気づきを3つご紹介します。

 

 

1つ目は、笑顔の先出しです。

 

 

永松先生は、「リアクション美人」こそが、

人に好かれる聞き方であるとおっしゃっています。

 

 

リアクション美人の人は、笑顔の先出しをしています。

 

 

 

すなわち、初対面では、まず先に笑顔を出すことを常に心がけることです。

 

 

当たり前ですが、人は、笑顔の相手には、自然と心を開くようになります。

 

 

私は、コミュニケーションの勉強をはじめて、

作り笑顔のトレーニングをしているうちに、自然と笑顔を出せるようになり、

相手によい印象を与えることができるようになりました。

 

 

この本には、笑顔をつくる際には、

眉間を大きく開くことを意識することが記載されていました。

 

 

確かに、笑顔になるときには、眉間が開いています。

 

 

眉間を開放することを意識していきたいです。

 

 

「世界の共通言語、それは英語ではなく笑顔だ」

というキャッチコピーがあるとおり、

これからも、相手に笑顔をプレゼントしていきます。

 

 

2 相手に体を向ける

 

 

2つ目は、相手にへそを向けて話を聞くです。

 

 

相手にへそを向けるということは、話し手に自分の体を向けることを意味し、

それは、相手に対して心を開いており、

相手に意識を向けているという心理的ボディーアクションなのです。

 

 

 

私は、パソコンを向いて仕事をしている時に、

事務員に声をかけられたときに、パソコンを向いたまま、

会話していたときがありました。

 

 

これでは、事務員は、私が話を聞いているのか不安になってしまいます。

 

 

そこで、これからは、パソコンで仕事をしている時に話しかけられた時には、

一旦パソコンの作業の手を止めて、話し手に対して、

体を向けて、話を聞くようにします。

 

 

また、話を聞く時の姿勢ですが、相手に好印象を持ってもらうためには、

少しでも前傾姿勢を意識するのがいいようです。

 

 

前傾姿勢になると、前のめりになって、相手の話に興味があるので、

もっと聞かせてくださいというメッセージが届くわけです。

 

 

人の話を聞く際の姿勢に気をつけたいと思います。

 

 

3 嫌われない聞き方

 

 

3つ目は、嫌われない聞き方です。

 

 

人に好かれる聞き方も大事ですが、まずは、

相手に嫌われない聞き方ができるようになっていなければ、

人間関係は良好になりません。

 

 

嫌われない聞き方の一つに、自分の常識を押し付けないというものがあります。

 

 

私は、ついつい、身近な関係性の人に対して、

自分の正論を押し付けてしまう傾向があります。

 

 

でも、自分の正論を押し付けて、いいことはありません。

 

 

 

だいたい、関係が悪化します。

 

 

人には、それぞれ、大切にしている価値観があるので、

相手の価値観を尊重せずに、自分の価値観を押し付けると、

人間関係は悪くなるだけなのです。

 

 

永松先生は、自分の価値観を言っていいのは、

「ねえ、あなたはどう思う」と聞かれた時だけだとおっしゃっています。

 

 

自分の価値観を押し付けないように、くれぐれも気をつけたいです。

 

 

もう一つ、嫌われない聞き方として、

答えや解決策をはじめから言わないというものがあります。

 

 

人は誰かに相談する際、解決策を知りたい場合と、

ただ自分の気持ちをわかってほしい場合があり、後者の場合がけっこう多いです。

 

 

相手の求めているニーズが異なっているのに、

いきなり答えや解決策を提示しても、相手は受け取ってくれません。

 

 

それに、人は、他人から言われたことよりも、

自分でみつけた答えに従って動きます。

 

 

そのため、相手が答えを見つけ出す、お手伝いをしたほうがいいときがあります。

 

 

そのような時には、「あなたはどうなったら嬉しい?」

という質問をするのが効果的です。

 

 

人は、感情の方が表現しやすいので、感情の質問をするのです。

 

 

仕事柄、私は、ついつい、すぐに解決策を提示してしまうので、

ぐっとこらえて、相手の答えを相手がみつける手助けをしていきます。

 

 

聞く力を身に着けて、コミュニケーション能力を向上させたい方におすすめの一冊です。

 

 

今回も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと

1 与えることの大切さ

 

朝倉千恵子先生のVoicyで紹介されていた書籍である、

本田晃一先生の「日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと」

という本を読みました。

 

 

 

この本では、日本のウォーレンバフェットと呼ばれた、

大富豪である竹田和平先生の生き方や名言を、竹田先生の側で、

本田先生が聞き取ったことを、竹田先生とのエピソードを交えながら、

ユーモアたっぷりに紹介してくれています。

 

 

人が豊かに幸せに生きていくためのヒントがたくさんみつかる名著です。

 

 

今回は、この本を読んで、私が気付いたことを3つ、ご紹介します。

 

 

1つ目は、理想の師匠に出会う5つのステップです。

 

 

①成功していない自分も好きになる

 

 

②自分を育ててくれた人との関係を少しでも改善していく

 

 

③師匠から教えを引き出すコツを知っておく

 

 

④学んだことは、すぐに周囲の人に伝える

 

 

⑤行動したあとに師匠は現れる

 

 

人生の師匠といえる人との出会いによって、

自分の人生が好転する経験を、私もしてきました。

 

 

そのような師匠と出会えるためのコツが上記の5つのステップです。

 

 

このうち、③と④のプロセスにおいて、

自分よりも成功している人に対して、

「どうやったら、あなたのような生き方ができるのでしょうか?」

と質問してみます。

 

 

熱心に聞く姿勢を見せると、成功している人は、

こころよくアドバイスをしてくれます。

 

 

そして、聞いて学び取ったことを仲間に語るのです。

 

 

このプロセスを通じて、本田先生は、師匠と出会い、

人生が豊かになったとおっしゃっています。

 

 

私は、④のプロセスが印象に残りました。

 

 

ついつい、人間は、よい情報を入手すると、

独り占めしたくなってしまいます。

 

 

そうではなくて、有益な情報を仲間に分け与えるのです。

 

 

 

よい情報を仲間と共有していくと、不思議と運が味方してくれるようです。

 

 

そう、与えるということは、豊かに生きるうえで、重要なカギになるのです。

 

 

私の周囲でも、相手にとって有益な情報を惜しみなく与えている人は、

豊かで幸せな人生をおくっているようにみえます。

 

 

この本を読み、自分から相手に与える実践をしていきます。

 

2 天とは何か

 

 

2点目は、天という存在のことです。

 

 

竹田先生は、本田先生に対して、「天が見とると教わったよね」、

「お天道様の下を愉快に笑いながら堂々と歩きたかっただけがね」

と話したようです。

 

 

竹田先生は、天というものに、見守られているので、悪いこと、

せこいことはしてはいけないと自分を戒めていたのだと思います。

 

 

この天が見ているという考え方は、自分が誤った行動を起こさないための、

行動指針になります。

 

 

 

天に唾を吐けば、自分にかかってくる、と理解すれば、

今するべき正しい行動をとることができます。

 

 

それでは、天とは何か。

 

 

竹田先生は、本田先生に対して、「天は自分を愛してくれている」、

「空でも宇宙でも神様でも世界でもなんでもええんだわ。とにかく自分を幸せにしてくれる存在だがね」とおっしゃったようです。

 

 

天とは、自分を愛して、幸せにしてくれる、

見えないが、確かに存在している不思議なものなのでしょうか。

 

 

この存在を信じる信じないは、人それぞれだと思いますが、

私は、この天という存在を信じている人間の一人です。

 

 

天に愛されていると信じていれば、不思議と、

肯定的な考え方に切り替えることができ、運気が磨かれている気がします。

 

 

天という存在を、日常意識しながら生活してみると、運がよくなる気がします。

 

3 自分は尊いと自覚する

 

 

3点目は、尊いことです。

 

 

本田先生は、竹田先生と共に過ごしていて、

「尊い」というキーワードがインパクトが大きかったとおっしゃっています。

 

 

仕事をしていると、理不尽な出来事に巻き込まれて、嫌になることがあります。

 

 

そんな時に、「自分も尊いとしたら?」と、自分に問いかけてみます。

 

 

すると、自分の仕事が人の役に立っている面に目がいき、

仕事に対する意欲が芽生えます。

 

 

私の場合、無料の法律相談の対応をしていると、

自分の大切な時間が削られて、損をした気持ちになることがあるのですが、

相談してこられた人の人生の役に立っていると考えれば、

自分の仕事の尊さを実感できて、心が豊かになります。

 

 

自分または、自分の仕事を尊いと自分で認識することは、

生きていく上で、大切なことだと思います。

 

 

このように、人生をよりよく生きるためのヒントが、

ユーモアたっぷりにわかりやすく記載されていますので、

多くの人に読んでもらいたい一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

夢と金

1 機能を売ることを見直す

 

 

西野亮廣先生の最新刊「夢と金」を読みました。

 

 

 

西野先生が、エンターテインメントの現場で実証してきた、

資金調達などの実践知を、とてもわかりやすく解説してくれています。

 

 

エンターテインメントの現場では、

お金が尽きると夢が尽きるという現実から、

日本人に対して、お金について学ぶ大切さを、熱く語ってくれています。

 

 

今回は、「夢と金」の本から、私がえた気づきを3点、紹介します。

 

 

1点目は、機能を売ることを見直す、です。

 

 

日本は、バブル崩壊後の長期間の不況において、

安い商品をたくさん売ることが正解であると思いこんでいたように考えられます。

 

 

新聞の折込チラシを見ていると、

他社より安いことをピーアールしている広告をよく目にします。

 

 

 

他方で、インターネットが急速に普及した現代は、

たくさん売ることが難しい時代になっています。

 

 

どの商品もサービスも、だいたい似たりよったりの性能であり、

ネットで検索すれば値段の比較も容易なので、

差別化がしにくいため、たくさん売ることが難しいのです。

 

 

必要な物は、すでに揃っているので、

「どうしてもこれが欲しい」と思う物が生まれにくい時代です。

 

 

西野先生は、このようなたくさん売れない時代に、

機能を売ってはいけないと、警鐘を鳴らしています。

 

 

ラーメン屋の例え話で説明すれば、日本のラーメン屋は、

だいたい美味しいです。

 

 

まずいラーメンを提供しているお店の方がめずらしく、

どのラーメン屋にいっても、消費者の合格ラインを超えているお店がほとんどです。

 

 

ここで、ラーメン屋が、味という機能を追求しても、

消費者には何も分からず、効果的ではないということです。

 

 

95点の味のラーメンを98点のラーメンにしても、

消費者には、違いがわからず、この3点を向上させることに、

時間とお金を投資することは非効率なのです。

 

 

しかし、職人気質な日本人は、

この3点という機能の向上に時間とお金を投資しています。

 

 

弁護士も、職人気質な職業なので、

ついつい機能の向上に時間とお金を投資してしまいます。

 

 

でも、クライアントからしてみたら、弁護士の能力の違いが、

わかることはほとんどないと思います。

 

 

当然、弁護士は、機能の向上のために努力をすべきなのですが、

クライアントから選ばれるためには、

機能の側面はそれほど重要視すべきではないと考えます。

 

 

それでは、機能以外の何を売ればいいのでしょうか。

 

 

2 顧客のファン化

 

 

それが2点目の、顧客のファン化です。

 

 

 

顧客とは、商品を買ってくれる人であり、

ファンとは、サービス提供者を応援するために商品を買ってくれる人です。

 

 

顧客は、機能を買いますが、ファンは、意味を買います。

 

 

ファンは、応援するために商品を買ってくれますので、

応援代を上乗せしてくれる余地があり、

値段を下げなくても、商品を買ってくれます。

 

 

商品の値段を上げても、ファンは、応援のためであれば、

商品に応援代を上乗せして、多目に支払ってくれます。

 

 

薄利多売の世界では、ファンが多ければ、

値下げ合戦に巻き込まれずに、適正な価格で、

ファンに買ってもらえて、利益を生み出せるのです。

 

 

では、ファンをどうやって創造するのでしょうか。

 

 

西野先生は、応援シロだと説明しています。

 

 

応援シロは、目的地-現在地です。

 

 

アイドルのファンという具体例でみてみると、

売れないアイドルという現在地から、

武道館ライブという目的地に至るプロセスに、

ファンは最も応援したくなるのが、よくわかります。

 

 

そして、西野先生は、目的地と現在地を常に晒し続けることを強調しています。

 

 

目的地と現在地について、情報発信をしていないと、

誰も、目的地と現在地がわからず、他人は、応援したいと思わないです。

 

 

情報発信をし続けて、ファンに、自分のありのままをみてもらい、

応援してもらうことが必要になります。

 

 

弁護士の場合、顧客からファンになってもらうために

どのような方法があるかを模索していきます。

 

 

3 20代で生まれた差は一生埋まらない

 

 

3点目が20代で生まれた差は一生埋まらない、です。

 

 

20代で勝った者同士が手を組むことで、

与えられるチャンス、使える人脈とお金に格差がついていき、

これが30代、40代と続いていくので、

20代で生まれた差は一生埋まらないのです。

 

 

 

人生の努力の量を、人生の時間軸で均等に配分するのではなく、

人生の前半戦に集中投下して、20代で勝つことが重要になります。

 

 

20代をダラダラ過ごすのではなく、

若くて体力があるので、がむしゃらに努力することが大事なのです。

 

 

残酷ですが、真実ですので、この人生の理を、

子供に伝えておく必要があると思いました。

 

 

こういった人生の理は、なんとなく感じているのですが、

書籍で言語化されているものに触れると、

確かにそのとおりと腑に落ちるものです。

 

 

そして、お金についても学び、

子供にお金のことを教育していくことの大切さがわかります。

 

 

親子でお金について学ぶのに、最適な1冊であり、

多くの人に読んでもらいたいので、紹介しました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

人は話し方が9割

1 コミュニケーションの3大原則とは

 

 

永松茂久先生の大ベストセラー「人は話し方が9割」を読みました。

 

 

 

私は、ボイシーというアプリで、朝倉千恵子先生の放送を毎日聞いているところ、

朝倉先生が、永松先生の「君は誰と生きるか」という書籍をご紹介されており、

読んでみたところ、分かりやすい文章で、人生で大切なことを教えていただける

永松先生のファンになりました。

 

 

ちょうど、コミュニケーションの勉強に熱を入れていたタイミングでもあり、

永松先生の代表作である、「人は話し方が9割」を読んでみました。

 

 

この本も、とても分かりやすい文章で、

コミュニケーションにおける大切なことが網羅的に記載されており、

即実践できることばかりが挙げられているので、学び多き一冊です。

 

 

大ベストセラーになっている理由がよくわかります。

 

 

それでは、この本を読んで、私が得た気づきを3つ紹介します。

 

 

1つ目は、コミュニケーションの3大原則です。

 

 

 

①人は誰もが自分のことが一番大切であり、

自分に一番興味がある生き物である。

 

 

②本来、誰もが自分のことを認めてほしいし、

自分のことをわかってほしいと熱望している。

 

 

③人は自分のことをわかってくれる人を好きになる。

 

 

確かに、そのとおりで、人は、

自分のことをわかってほしいと渇望して生きています。

 

 

そのため、人に好かれる話し方をするためには、

この3大原則を満たすことを意識すればいいのです。

 

 

すなわち、なるべく相手に多く話してもらい、

自分は、相手の話しを気持ちよく聞くのです。

 

 

そのための具体的なテクニックとして、「拡張話法」があります。

 

 

拡張話法とは、①感嘆→②反復→③共感→④称賛→⑤質問の順番で、

会話を膨らませていく手法です。

 

 

①感嘆とは、「へー♪」、「ほー!」、「えー!」、「うわー!」、「わー♡」、

「そーなんですかー」と、感嘆詞に感情をのせて話すことです。

 

 

②反復とは、相手が話したことを繰り返すことで、

相手は、次の話しをしやすくなります。

 

 

③共感とは、「わかります」、「大変でしたね」、「よかったですね」

などの相手の感情に寄り添う言葉がけをすることです。

 

 

④称賛とは、「すごい」、「さすが」といった相手を評価する言葉に、

感情をのせて話すことです。

 

 

⑤質問とは、「それで、それで」、「それからどうなったの」と聞くことで、

相手が話しを展開しやすくなります。

 

 

このような拡張話法で話すと、相手の話しが広がり、相手中心で会話が進み、

相手はたくさん話せたことに満足し、好意を抱いてくれるのです。

 

 

私は、意識して、拡張話法を活用していきます。

 

 

2 相手の名前を覚える

 

 

2つ目は、相手の名前を覚えるです。

 

 

初対面で名刺交換をした際に、相手の肩書に目が行きがちですが、

相手の名前を覚えると、好感度が上がります。

 

 

 

名刺をしまわずに、名刺を見ながら、相手の名前を呼び始めます。

 

 

そして、できる限り、相手の名前から会話を始めます。

 

 

人は誰もが自分を一番大切に思っているので、

大切な自分の名前を何度も呼ばれると、

相手に親近感を抱きやすいのです。

 

 

名前から会話を広げたり、名前を頻繁に呼ぶことで、

相手との距離を縮めることができます。

 

 

今後は、意識して、名前を呼んでいきます。

 

 

3 相手の役に立つことを考える

 

 

3つ目は、相手の役に立ちたいという気持ちで話すことです。

 

 

相手の役に立ちたいという気持ちで会話をすると、

相手は、話に耳を傾けてくれます。

 

 

相手の役に立ちたいと考えることで、

自分の話ではなく、相手の求めている話をすることができます。

 

 

そして、相手の役に立ちたいと考えることの究極は、

相手が「幸せでありますように」と祈りながら話すことです。

 

 

 

「幸せでありますように」と祈りながら話すと、

不思議なことに、相手に好意が伝わります。

 

 

「幸せでありますように」という祈りは、

コミュニケーションにおける究極のあり方だと思います。

 

 

人と話すときには、相手の役に立っているかを意識して、

「幸せでありますように」と祈ることを習慣にしていきます。

 

 

全ての人のコミュニケーションがよくなるノウハウが、

とてもわかりやすくまとまっている名著ですので、

ご紹介させていただきました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

新時代の話す力

1 いろいろな角度から話す

 

 

私は、VOICYという音声メディアを毎日聞いています。

 

 

自分が尊敬しているパーソナリティの話していることから、

やる気や自分が必要な情報をいただいています。

 

 

音声はながら聞きができるのが最大の強みでして、

ランニング、通勤中の車の中、家事をしながら、

VOICYを楽しんでいます。

 

 

このVOICYという会社を創業した緒方憲太郎社長の新刊

「新時代の話す力」を読みましたので、私が気づいたことを3つ紹介します。

 

 

 

1点目は、聞き手にわかりやすく話すために、

いろいろな角度から話すということです。

 

 

伝えるのが上手な人は、「具体と抽象」、「実例と概念」、「例え話」をうまく、

会話に取り入れて話しています。

 

 

具体的なエピソードを話した後に、抽象的な概念にまとめてみたり、

相手がわかっていないと感じたら、例え話で説明してみたり。

 

 

話し手と聞き手は、別の人間なので、持っている知識と経験が異なっているため、

話し手は、自分よがりに話していたのでは、聞き手に伝わらないのです。

 

 

聞き手がわかっていないと感じたら、聞き手にも理解できる例え話をして、

理解を促すという配慮が必要になるわけです。

 

 

私は、弁護士をしているので、ついつい、

一般の方にはわかりにくい専門用語を使ってしまいがちです。

 

 

専門用語を使う場合には、この専門用語は、

こういう意味なのでよと、聞き手が知っている言葉に転換したり、

例えばこういうことなのですよと説明するようにしています。

 

 

日常会話の中でも、「具体と抽象」、「実例と概念」、「例え話」を意識して、

わかりやすい話しができるようにしていきます。

 

 

2 間を制する

 

 

2つ目は、間を制する者が話しを制するです。

 

 

一文と一文の間にしっかりと「間」を作ることで、

話し手の感情や大切にしているポイントが聞き手に伝わるようになります。

 

 

 

間は、聞き手が頭の中で言葉を生み出している時間です。

 

 

間をおくことで、聞き手は、これから大切なことが聞けるんだなと、

聞く準備をしてくれます。

 

 

間をおくことで、聞き手は、「私はどうかな?」と考えます。

 

 

このように、間は、強調したり、聞き手が自分と対話するために、

効果的に使用できます。

 

 

そう、間は聞き手へのプレゼントなのです。

 

 

私は、間をとることを意識していないため、

ついつい、急いで話しているように受け取られてしまいます。

 

 

今後は、日常会話で、間を取り入れることで、

聞き手に、自分の話しをより理解してもらえるようにしていきます。

 

 

具体的には、一文一文の間に、

聞き手があいづちをうてる「間」を意識的に作っていきます。

 

 

3 あいづちのバリエーションを持つ

 

 

3点目は、相手を受け入れるあいづちを繰り返すです。

 

 

この本には、話すことだけではなく、

聞くことについても重要なノウハウがたくさん記載されています。

 

 

その中で、最も印象に残ったのが、あいづちです。

 

 

 

相手に安心感を与えるうなずきやあいづちをするのです。

 

 

「なるほど」、「いいですね」といった、自分に話しが伝わっているという合図を、

相手の話しの合間に、テンポよくいれていくと、

話し手は、気持ちよく話しをすることができます。

 

 

逆に、あいづちがなければ、話し手は、

自分の話はつまらないのかなと不安になって、話しは盛り上がりません。

 

 

会話は、聞き手によってコントロールされていると言っても過言ではないのです。

 

 

この本では、あいづちのレパートリーをいくつか持っておくことが推奨されています。

 

 

適切な場面で、適切なあいづちを使えるようになるように、

自分の好きなレパートリーを5つくらい準備しておくといいようです。

 

 

今のところ、私は、「なるほど」、「そうなんですね」、

「素晴らしいですね」、「ほうほう」を多用しています。

 

 

もう少し、あいづちのレパートリーを増やせるように研究していきます。

 

 

これからの時代に必要なコミュニケーションのスキルを学べる良書ですので、

紹介させていただきました。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。