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たんぱく質と腸の新常識

最近、筋トレを頑張っています。

 

 

筋トレをして、筋肉を大きくするには、トレーニングと同じくらい、摂取する栄養のことを考える必要があります。

 

 

トレーニングをしても、しっかりと栄養補給をしない限り、筋肉は成長しないからです。

 

 

そこで、栄養に関する本を色々と読んでおりましたところ、「たんぱく質と腸の新常識」という本の内容が、わかりやすく、勉強になりましたので、今回は、この本から、私が得た気付きを3つ紹介します。

 

 

 

1 腸漏れを防ぐ

 

 

1つ目は、腸漏れを防ぐことです。

 

 

腸は、必要な栄養を吸収し、取り込みたくないウイルス、有害物質などをブロックして排泄する働きをしています。

 

 

その腸の粘膜に隙間ができて、腸漏れを起こすと、本来ブロックすべきものを取り込んでしまい、肝心の栄養素の吸収が疎かになってしまうのです。

 

 

腸漏れによって、栄養不足になってしまうのです。

 

 

腸漏れを防ぐために、腸内環境を改善する必要があります。

 

 

腸内環境を改善するためには、たんぱく質をはじめとする細胞の材料があれば、腸は生まれ変わることができます。

 

 

腸をよくするためにも、たんぱく質は重要です。

 

 

さらに、腸内細菌のえさである、乳酸菌や食物繊維を与えれば、腸内の善玉菌が増え、腸内環境がよくなるのです。

 

 

腸漏れの原因として、小麦製品と乳製品の摂取が挙げられているので、最近、私は、小麦製品と乳製品を控えるようにしています。

 

 

小麦製品も乳製品も大好物だったのですが、少しずつ控える実践をしています。

 

 

2 ビタミンD

 

 

2つ目は、ビタミンDの効力です。

 

 

ビタミンDは、腸粘膜の細胞同士の結合を改善し、腸漏れを防いでくれます。

 

 

また、ビタミンDの摂取によって、次の効果が期待されます。

 

 

①体にとって不要なものをブロックして、炎症やアレルギーを防ぐ。

 

 

②腸内細菌の多様性が高まり、スーパー善玉菌の酪酸菌が増える。

 

 

③取り入れた、たんぱく質を体内で合成して、新たな細胞や組織を作るのに役立つ。

 

 

食事でビタミンDの摂取が少ない場合には、サプリで補充することが必要になります。

 

 

私は、この本を読んでから、ビタミンDのサプリを購入し、飲むようにしています。

 

 

3 マイオカイン

 

 

3つ目は、マイオカインの効力です。

 

 

マイオカインは、筋肉の運動によって分泌されるホルモンの総称であり、体のあらゆるところにはたらきかけをする万能ホルモンと言われています。

 

 

マイオカインは、脳神経細胞を活性化させる、大腸のがん細胞の発生を抑制する、血管の柔軟性を高める等の効果があります。

 

 

マイオカインを発生させるためには、スクワットなどの下半身の筋肉を大きく動かす運動と、よく噛んで食べて、咀嚼筋を動かすことです。

 

 

そして、運動をしてマイオカインを発生させたら、その効果を最大限に活かすために、たんぱく質を摂取する必要があります。

 

 

マイオカインは、運動後、長時間にわたり、ゆるゆると出続けることから、運動後の毎回の食事や間食を利用して、たんぱく質の摂取をしていきます。

 

 

運動とたんぱく質の摂取の相関関係がわかりましたので、筋トレをした後は、その後24時間は、意識して、たんぱく質を摂取していきます。

 

 

このように、腸とたんぱく質をはじめとする栄養について、わかりやすく学べるおすすめの一冊です。

超筋トレが最強のソリューションである

Testosteroneさんの著書「超筋トレが最強のソリューションである」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、Testosteroneさんの著書と出会ってから、筋トレを再会し、筋トレによって、身体が引き締まって、自分に自信が持てるようになりました。

 

 

筋トレの素晴らしさを説く、Testosteroneさんの見解に深く共感し、Testosteroneさんの著書を読むようになりました。

 

 

今回は、「超筋トレが最強のソリューションである」を読んで得た気付きを3つ紹介します。

 

 

1 筋トレによって自尊心が向上する

 

 

1つ目は、男性は筋トレをすると自尊心が向上することです。

 

 

ある研究によれば、男性の筋力の強さと、自尊心の高さには、正の相関関係がみられたようです。

 

 

確かに、筋トレをして、筋肉がついてくると、昨日よりも成長している自分に出会うことかでき、自信がつき、自尊心が高くなることを実感しています。

 

 

私は、日々の労働の法律相談において、ハラスメントの相談をたくさん受けているのですが、ハラスメントによって自尊心を傷つけられている人が多いです。

 

 

ハラスメントによって、傷つけられた自尊心を、筋トレをすることで回復することができます。

 

 

さらに、筋トレをすることで、生物として強そうに見られるので、ハラスメントを受けにくくなります。

 

 

メンタル疾患が増えている現代において、ハラスメント対策としても、筋トレは、とても効果的だと思います。

 

 

2 仕事ができる人は筋トレをしている

 

 

2つ目は、仕事ができる人は筋トレをしていることです。

 

 

マッチョを雇用すべき4つの理由として、次のことが挙げられています。

 

 

①自制心が強く自己管理能力が高い

 

 

②タイムマネジメント能力が高い

 

 

③栄養学に強く健康で丈夫

 

 

④運動が生活の一部のためストレスに強い

 

 

特に、ストレスに強いというのは、このストレス社会を生き抜いていくために、必須の力ともいえます。

 

 

また、忙しい中で筋トレを習慣にするためには、タイムマネジメントが重要になり、遊んでいる暇はなく、自己管理能力が高くなります。

 

 

そして、筋トレをすることで、仕事の土台である健康を維持することができます。

 

 

まさに、筋トレは良いことずくめです。

 

 

Testosteroneさんは、「体力のある奴が集中力切らさず良い仕事するし、体壊さず安定して成長するし、知識も機会もガンガン手に入れてく。人間もしょせん動物。体力の差がモノを言う。体力こそ最強の資本」と主張されています。

 

 

確かに、体力のあるないは、とても大きな差となり、人間としての成長に影響します。

 

 

ビジネスマンは、最強の資本である体力を鍛えるためにも、筋トレをする必要があるのです。

 

 

3 食事誘発性熱産生

 

 

3つ目は、食事誘発性熱産生です。

 

 

人間は、食事から栄養を摂取する際にもカロリーを消費し、カロリー消費する際に、消化吸収自体にエネルギーを使うわけです。

 

 

消化吸収でエネルギーを使い、カロリーを消費することを、食事誘発性熱産生と言います。

 

 

そして、糖質と脂質よりも、タンパク質を摂取すると、食事誘発性熱産生による消費カロリーを高めることができ、カロリーを多く消費することができるのです。

 

 

高タンパク質の食事をすれば、食事誘発性熱産生を高めて、摂取したカロリーの一部をなかったことにできるのです。

 

 

食事誘発性熱産生によって、ダイエット効果がうまれるわけです。

 

 

今後も高タンパク質の食事を心がけていきます。

 

 

筋トレをしている人には、ぜひ読んでもらいたい一冊です。

奇跡の声トレ

 

弁護士という仕事をしていると、人を説得する機会が多く、声のクオリティーが大切になります。

 

 

また、私は、YouTubeで情報発信をしているのですが、聞き取りにくい、滑舌が悪いというコメントをいただいています。

 

 

メラビアンの法則で、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%と言われており、聴覚情報の38%を改善することができれば、人に分かりやすく説明でき、好印象を持ってもらいやすいです。

 

 

そのため、私は、今年の5月から、ボイストレーニング講座を受講し、自分の声を改善しようと努力しています。

 

 

ちょうど、声について勉強していることから、ボイストレーニングに関する書籍を読みました。

 

 

秋竹朋子先生の「一瞬で相手を引き込む 奇跡の声トレ」という書籍を拝読しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この本には、自分の声をよりよくするための、簡単で実践しやすいエクササイズがたくさん記載されており、とても勉強になります。

 

 

今回は、この書籍を読んで私が得た気付きを3つ紹介します。

 

 

1 腹式呼吸の重要性

 

 

1つ目は、腹式呼吸の重要性です。

 

 

声とは、喉にある声帯という筋肉が、肺からの空気によって振動することで生じます。

 

 

そのため、吐く息の量が増えれば、声帯を大きく振動させることができ、クリアで通る声を出すことができるのです。

 

 

腹式呼吸では、横隔膜を下げることで、お腹で多くの空気を出し入れすることができ、吐く息の量を増やすことができます。

 

 

さらに、腹式呼吸は、お腹から多くの空気の出し入れをするので、基礎代謝が活発となり、脂肪を燃焼しやすくなります。

 

 

また、腹式呼吸では、呼吸筋というインナーマッスルを使うので、ぽっこり出ていたお腹をへこませる、お腹やせの効果があります。

 

 

すなわち、腹式呼吸は、発声だけでなく、美容にも効果的なのです。

 

 

日常生活で、腹式呼吸で発声する習慣を身につけることが重要になります。

 

 

2 滑舌の改善方法

 

 

2つ目は、滑舌の改善方法です。

 

 

滑舌が悪い原因として、表情筋と舌の筋肉が固くなっていることが挙げられます。

 

 

表情筋が固いと、口を開けづらくなり、声を出しづらくなります。

 

 

表情筋を動かすことで、表情筋がゆるやかになり、滑舌が改善されるのです。

 

 

具体的には、「うーあー」と口を動かすことで、口の周りの筋肉をほぐすことができます。

 

 

また、ニコッと笑い、口角を上げることも、表情筋を動かすことに役立ちます。

 

 

舌の筋肉が固いと、舌を動かしづらくなり、滑舌が悪くなります。

 

 

舌を動かして、舌の筋肉を柔らかくします。

 

 

具体的には、あっかんべーと舌を伸ばしたり、口の中で舌を動かします。

 

 

このように、表情筋や舌を鍛えることで、滑舌を改善することにつながるのです。

 

 

私は、滑舌の改善が課題ですので、表情筋と舌を鍛えるトレーニングを毎日実践しています。

 

 

3 単語の頭で息を吐く

 

 

3つ目は、単語の頭で息を吐くです。

 

 

単語の頭で息を吐くことで、相手の聴覚に届く、聞き取りやすい声になります。

 

 

また、単語の頭で息を吐くことを心がけると、単語の意味が伝わるようになり、文章も流れるように理解してもらえるようになります。

 

 

人と話す時には、単語の頭で息を強く吐くことを意識していきます。

 

 

また、話すときは、あごをすこし引くと、首の周りの筋肉がリラックスして、のどが開き、通る声になり、好印象になります。

 

 

このように、自分の声をよりよい方向に改善する方法として、実践しやすいエクササイズが分かりやすく記載されています。

 

 

ボイストレーニングをしてみたいと考えている人におすすめの一冊です。

40代からの筋トレこそ人生を成功に導く

Testosterone氏の「40代からの筋トレこそ人生を成功に導く」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、10代と20代に筋トレをしていましたが、結婚して以降、筋トレをしていませんでした。

 

 

筋トレをしていないために、自分の体型が崩れていくことに、内心モヤモヤしており、40歳になった昨年から、ようやく筋トレを本格的に再開しました。

 

 

そんな40代になってから筋トレを再開した私にとって、とても興味をひくタイトルであったため、一気に読んでしまいました。

 

 

筋トレが人生にとっていかに大切かについて、これでもかというくらい豊富な事例とともに紹介されています。

 

 

まさに、筋トレライフハック本です。

 

 

今回は、この本を読んで私が得た気付きを3つ紹介します。

 

 

1 人は生物的に強そうな個体に憧れる

 

 

1つ目は、人は生物的に強そうな個体に憧れることです。

 

 

「リーダーシップを得たいなら筋トレ」という箇所に、「人間は単純な生き物で、男女を問わず、引き締まったカッコいい体に憧れを抱くものだ。結局、人が憧れるのは生物的に強そうな個体なのだ。」と記載されています。

 

 

確かに、男性の立場からすれば、ガタイのよい男性をみると、一目置きます。

 

 

この根底には、人は強そうな人間に憧れを抱いていることがありそうです。

 

 

そのため、筋トレをして、体を鍛えていれば、憧れの対象になり、リーダーシップを身につけることができるわけです。

 

 

人は見た目で判断してしまうので、筋肉がある人を目の前にすると、本能的にひれ伏してしまい、相手が優れていると思ってしまうのです。

 

 

筋トレをしていると、相手から一目置かれるのです。

 

 

また、筋トレをして体型がよくなると、顔にも自信がみなぎり、モテるようになります。

 

 

筋トレをしていれば、勝手に相手から、すごいと思ってもらえるので、メリットだらけです。

 

 

さらに、筋肉があると強そうに見られるので、いじめやパワハラの対象になりません。

 

 

筋肉があれば、相手に対して、いざけんかになれば、敗けてしまうと思わせることができ、抑止力が働くのです。

 

 

このように、自分のポジションを高めるためにも、筋トレは効果的です。

 

 

2 挑戦するには体力が必要

 

 

2つ目は、挑戦するには体力が必要ということです。

 

 

人間は、何をするにしても健康でないとフルに力を発揮できません。

 

 

筋トレによって体力が向上すれば、何かに挑戦する時に、その体力が必ず役に立つのです。

 

 

新しいことに挑戦する時には、ストレスがかかりますし、不安になり、体力というエネルギーがないとガス欠になり、動けなくなります。

 

 

エネルギーがなくて、動けないと、チャンスをものにすることはでません。

 

 

毎日、バリバリ元気に活躍するためには、体力は必須の能力なのです。

 

 

そんな体力を向上させるためには、筋トレが重要なのです。

 

 

健康こそが最も大切な資産なのです。

 

 

健康のために、筋トレはとても効果的です。

 

 

3 スランプは必ずやってくる

 

 

3つ目は、スランプは必ずやってくることです。

 

 

スランプは、必ず立ちはだかるので、最初から計画に入れておくくらいがちょうどいいのです。

 

 

スランプになっても、それを楽しめることを、事前の危機管理の段階で組み入れておくのです。

 

 

そして、スランプに陥っても、ブレイクスルーの一歩手前であると理解して、淡々と努力を継続することが効果的です。

 

 

このスランプに陥った時に、筋トレでスランプに陥った時のことを思い出すのです。

 

 

私も、筋トレをしていて、思うように、重量を伸ばすことができない時期があります。

 

 

それでも、淡々と筋トレを継続していたことで、気がついたら、重量を伸ばすことができました。

 

 

スランプを乗り越える方法は、継続しか無いのです。

 

 

私は、売上が思うように伸びず、スランプに陥っている時期なので、筋トレでスランプを乗り越えた体験をもとに、仕事でのスランプを乗り越えていきます。

 

 

筋トレは、スランプを乗り越える術を教えてくれるのです。

 

 

スランプは、着実に前に進んでいる証拠と捉えて、ブレイクスルーを信じて努力をするのです。

 

 

この本を読めば、筋トレが無性にしたくなるので、筋トレをしている人におすすめの一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

こころの処方箋

私の司法研修所時代の民事裁判教官の野田教官が、最終講義の際に、知る人ぞ知る名著として紹介されていた、河合隼雄先生の著書「こころの処方箋」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本のタイトルのとおり、毎日あくせくがんばっている現代人がこの本を読むと、心がほっとする不思議な感覚になる、まさに、処方箋のような本です。

 

 

人生で迷った時に読むと、壁を乗り越えられるヒントをえられる本です。

 

 

今回は、この本を読んで、私が得た気付きを紹介します。

 

 

1 ふたつよいことさてないものよ

 

 

1つ目は、ふたつよいことさてないものよ、です。

 

 

これは、ひとつよいことがあると、ひとつ悪いことがあるとも考えられるということです。

 

 

世の中は不思議なもので、人にとって、よいことずくめにならないように仕組まれているものです。

 

 

禍福は糾える縄の如しという言葉のように、よいことがあれば悪いこともある。

 

 

この言葉を逆に考えれば、何か悪いことや嫌なことがあれば、それに見合うだけのよいことが存在していることがあるということなのです。

 

 

そのため、何か悪いことがあっても、絶望せずに、次は良いことがあると前向きに希望を持っていればよいのです。

 

 

また、人は、悪いことがあることを前もって分かっていれば、相当にしのぎやすくなると、河合隼雄先生はおっしゃっています。

 

 

良いことがあると、次に悪いことがあるかもしれないと事前にわかっていれば、受けるショックを軽減させることができるかもしれません。

 

 

この言葉と出会って、良いことがあっても、悪いことがあっても、そんなものだと心をニュートラルにできて、穏やかに過ごすことができるようになりました。

 

 

2 ものごとは努力によって解決しない

 

 

2つ目は、ものごとは努力によって解決しない、です。

 

 

人は、努力するときっとよい結果になると期待してしまいますが、努力しても必ず結果がでるとは限りません。

 

 

私は、司法試験の勉強をしていて、努力しても結果がでないことは、よく分かりました。

 

 

努力すれば報われるという前提で生きていていた場合、努力が報われなかった時に、深く絶望してしまいます。

 

 

河合隼雄先生は、努力によって、ものごとは解決するという考えのために、自分を必要以上に苦しめているので、ものごとは努力によって解決しないと思っていれば、必要以上に自分を苦しめることはなくなるとおっしゃっています。

 

 

このような考え方でいれば、努力しても結果がでなかったとしても、心が穏やかになり、楽に生きられると思います。

 

 

とはいえ、努力は否定されるものではなく、尊いものだと考えます。

 

 

河合隼雄先生は、「努力によってものごとは解決しない、とよくわかっているだけど、私には努力くらいしかすることがないので、やらせていただいている」とおっしゃるとおり、努力して、うまくいったらいいなぁという感じでいるのが、心にとってよいのかもしれません。

 

 

努力が実らなくて、嫌になりそうなときに、思い出したい言葉です。

 

 

3 家族関係の仕事は大事業である

 

 

3つ目は、家族関係の仕事は大事業である、ことです。

 

 

社会人になると、つい、仕事を優先してしまい、家族関係のことを疎かにしてしまいがちです。

 

 

ここには、職業や社会的なことに関する仕事は大変だが、家族のことなどは簡単にできるはずであるという思い込みがあります。

 

 

河合隼雄先生は、家族のことは大変な仕事で、ひょっとすると、職業や社会的な仕事を上回るほどの大事業ではないかとおっしゃっています。

 

 

家族は、距離が近いがゆえに、わかってくれるはずという前提でいると、全然理解されておらず、揉め事が起きます。

 

 

夫婦関係が悪化すると、仕事に集中できず、悪影響です。

 

 

親子関係がうまくいかないと、子供が問題を起こして、これもまた仕事に集中できず、悪影響です。

 

 

ようするに、家族関係が整っていないと、仕事に極めて悪影響が及ぶのです。

 

 

そうなると、仕事以上に家族関係を整えることに、力を注ぐことも大切です。

 

 

河合隼雄先生は、まず、家族関係のことが大事業であるという覚悟があれば、姿勢が違ってくるし、正面から取り組んで事に当たるとき、人間のエネルギーが不思議に新しく開発されるとおっしゃっています。

 

 

家族関係は、仕事以上に大事業であるという覚悟をもって、家族と仲良くしていきます。

 

 

このように、心が疲れた時に、この本を読むと、ふっと心が楽になる、処方箋のような本です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

裁判官!当職もっと本音が知りたいのです

岡口元裁判官と弁護士の中村真先生の共著「裁判官!当職そこが知りたかったのです」の続編である、「裁判官!当職もっと本音が知りたいのです」を拝読しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前作に引き続き、裁判官の思考がよく分かり、民事訴訟において、裁判官を説得するためには、どのようなことが効果的なのかが、本当によくわかる、名著です。

 

 

この本のサブタイトルにあるとおり、この本を読めば、民事訴訟の説得力が上がるのは間違いないです。

 

 

このような素晴らしい本を出版していただいた、著者の先生方に本当に感謝しております。

 

 

それでは、私が、この本を読んで気付いたことを3つ紹介します。

 

 

1 裁判官の2つのタイプ

 

 

1点目は、裁判官には2つのタイプがいることです。

 

 

1つ目のタイプは、相対的真実主義の裁判官です。

 

 

この裁判官は、民事訴訟は、相対的真実であると割り切っているため、立証は、立証責任を負っている当事者がすべきものであって、裁判官は、補充尋問や釈明を極力控え、立証責任で切ってしまう判断をします。

 

 

相対的真実主義の裁判官に対しては、訴状には、請求原因の要件事実があればいいだけで、そこに若干の肉付けをしたものを書けばよいことになります。

 

 

すなわち、要件事実を中心に準備書面を記載し、余計なことを書かずに、ロジックを簡潔に示すのが効果的になります。

 

 

相対的真実主義の裁判官に対して、準備書面でいっぱい書くことは逆効果になりそうです。

 

 

2つ目のタイプは、実体的真実主義の裁判官です。

 

 

この裁判官は、民事訴訟においても、刑事訴訟と同じように、実体的真実を探したがります。

 

 

実体的真実主義の裁判官は、立証責任で切ってしまうような判決はすべきではなく、ときには思い切った事実認定も必要であると考え、請求原因事実の不存在が認められるという判断ができるまで審理を続けたがります。

 

 

この裁判官は、準備書面にいろいろなことをたくさん書いても全部読んでくれます。

 

 

問題は、自分があたった裁判官が、どちらのタイプの裁判官なのかという見極めですが、これは、審理を継続していく中で見極めるしかなさそうです。

 

 

裁判官の一挙手一投足を注意深く観察して、裁判官のタイプを見極めつつ、効果的な主張と立証をしていく必要があります。

 

 

2 証拠説明書を活用する

 

 

2つ目は、証拠説明書の活用です。

 

 

正直、私は、証拠説明書をそこまで重要視しておらず、準備書面を書いた後に、証拠説明書の立証趣旨の箇所に、準備書面で記載した証拠に関連するところを引用するくらいでした。

 

 

しかし、忙しい裁判官は、証拠を隅々まで見てくれるとは限らないものの、証拠説明書はきちんと読むようなので、証拠説明書の立証趣旨に必要なことを書いておけば、裁判官の判断に影響を与えられる可能性があります。

 

 

すなわち、証拠説明書で、裁判官に対して、その証拠の価値を刷り込ませるのです。

 

 

前の著書で、このあたりのことを把握していたのですが、忙しいとついつい証拠説明書をおろそかにしがちなので、改めて、証拠説明書をしっかり活用しようと思いました。

 

 

また、裁判官は、証拠を見てくれないリスクがあるものの、主張書面は必ず読んでくれるので、大事なことは、全部主張書面に書いておくべきなのです。

 

 

証拠をだしておけば、裁判官は、きちんと見てくれるという考えは手放したほうがよさそうです。

 

 

裁判官に読んでもらいたいことについては、主張書面と証拠説明書に記載すべきなのです。

 

 

3 尋問と和解

 

 

3つ目は、尋問と和解についての考え方です。

 

 

私の経験上、和解は、主張が出尽くして尋問前に行うパターンと、尋問後に行うパターンの2つがあると考えます。

 

 

尋問前の和解の場合、裁判官は、確定的な心証はとれておらず、なんとなくこっちかなという暫定的な心証で和解を進めているようです。

 

 

他方、尋問後の和解の場合、判決が前提となっているため、判決と和解内容が食い違わないようになるため、裁判官からの和解の提案内容と判決はほぼ同じになるわけです。

 

 

すなわち、和解を蹴って、判決がでたら、判決と和解内容が全然違う内容になっているというのは、裁判官は、避けるように考えているのです。

 

 

また、私は、尋問で心証はそこまで変わらないという印象を持っていましたが、裁判官は、尋問で心証が随分変わるようです。

 

 

尋問の中で、いろいろな情報が裁判官の中に入るので、尋問によって、裁判官の事件に対するイメージが変わることがあるようです。

 

 

なお、尋問の前に、陳述書を提出するのですが、まずは、陳述書で心証をとり、尋問は、その陳述書でとった心証が正しいかどうかを検証する時間のようです。

 

 

そのため、陳述書の内容が重要になります。

 

 

尋問に頼らずに、陳述書で完全に心証をとれるようにするために、動機等にも配慮しながら、陳述書をよいものにすることを心がける必要があります。

 

 

私は、陳述書にそれほど重きを置いていませんでしたので、陳述書を作成する際には、裁判官の心証をとれるように工夫していきます。

 

 

このように、普段の弁護活動では、見落としがちな点についても、丁寧に裁判官の思考方法から、改善点をみつけることができますので、ぜひ多くの弁護士に読んでもらいたい一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

弁護士業務の視点が変わる!実践ケースでわかる依頼者との対話42例

私が所属している、「コーチング×弁護士の可能性を考える会」を立ち上げた4名の弁護士による共著である、「弁護士業務の視点が変わる!実践ケースでわかる依頼者との対話42例」を拝読しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弁護士が法律相談を実践している最中に必ずぶつかるであろう、依頼者との葛藤場面ごとに、コーチングの資格を持つ弁護士の視点から、よりよい法律相談に改善するためのアドバイスが書かれている、今までにない、弁護士向けの書籍です。

今回は、私がこの書籍を読んで得た気づきを3つ紹介させていただきます。

 

1 依頼者からの受任が難しい時の対処法

1つ目は、依頼者からの受任が難しい時の対処法です。

弁護士は、万能ではなく、あくまで法律問題に対する解説策しか提示できません。

法律では解決できない問題について、相談に来られる方が一定数いらっしゃいます。

さらに、相談者が法律問題で困っていても、証拠がないために、解決できないことも多々あります。

そのため、法律相談の対応をしても、事件を受任することを断ることがけっこうあります。

そのような場面で、弁護士が、相談者に対して、どのように声掛けをするのが効果的なのかについて、よく悩みます。

このように、事件の受任をするのがふさわしくない法律相談を受けた場合に、弁護士は、相談者に対して、相談者自身が行ってきた努力の過程を尋ねた上で、それを承認することが効果的です。

具体的には、「そのような状況で、今までどうやって対処してこられたのですか」と質問し、「よく、そうやって、お一人で、この問題にここまで対処してこられましたね」と承認します。

その上で、「いわゆる法的な解決は難しく、弁護士が入ることでお力になれるところは、残念ながら無いように思います」とはっきり伝え、「私自身、お力になれず心苦しいです」と弁護士自身の心情を開示します。

相談者の感情を受け止めて、時には、弁護士の感情を相談者に伝えることで、人間的な交流が生まれ、ちょっとした緊張関係が和らぐ効果が生まれるのです。

相談者に対して、事件の依頼を断るので、相談者に対して、不快な思いをさせることになるのですが、この相談者に生じる不快な思いを少しでも軽減させるために、弁護士の心情を開示していきます。

 

2 負けてもいいからと言われた時の対処法

2つ目は、負けてもいいからと言われた時の対処法です。

私が専門としている労働問題の分野ですと、なかなか勝てない事件があります。

例えば、雇止めの事件は、契約の通算期間が短く、契約の更新回数が少ないと、雇止めを無効にするのは難しいです。

このように、相談者が裁判をしても勝てない法律相談を受けた際に、相談者が、負けてもいいので、裁判の代理人を引き受けてくださいとお願いされることかあります。

私は、弁護士に依頼する以上は、弁護士費用以上の経済的利益が依頼者にもたらされるべきであると考えているため、弁護士に依頼しても損をするような事件を原則として受任しないポリシーで、法律相談を担当しています。

とはいえ、弁護士に依頼すると損をするとはいえ、目の前の相談者の状況からして、力になれないことに対して、申し訳ない思いになることがあります。

このような場合、弁護士があくまでも相談者の利益を考えていることを伝えるのが効果的です。

具体的には、「私も◯◯さんに損をしていただきたくないので、ご依頼をお引き受けるのが難しいです」と伝えます。

「損をします」という表現よりは、「損をしていただきたくない」という表現の方が、弁護士が相談者の不利益を心配していることが伝わりやすくなるのです。

少しの表現の工夫で、相談者が受ける印象が変わるわけです。

相談者の利益を考えていることを伝えていきます。

 

3 無理筋または不利な主張を要望された場合の対処法

3つ目は、無理筋または不利な主張を要望された場合の対処法です。

例えば、パワハラをしてくる上司が不倫をしていることを、パワハラの損害賠償請求の裁判で主張してほしいと言われた場合、上司が相談者に対して、パワハラをしたことと、その上司が不倫をしていることは、全く関係がありません。

そのように、関係ない不倫のことを主張しても、全く無意味ですし、最悪の場合、その上司から、名誉毀損で損害賠償請求されるリスクさえあります。

このような場合、すぐに相談者を否定してしまうと、相談者との関係が悪化してしまいますので、最初に一旦受け止め、「パワハラをしている上司が不倫していたとなると、悔しいとか色々な感情が湧いてきますよね」と感情を言語化します。

そのうえで、不倫の主張が、相談者にとって不利になることを伝えて、相談者が大事であるからこそ、その主張はできないと伝えます。

さらに、「少なくとも、現時点では、いったん置いておくのが得策だと思います」と伝えて、別の話題に相談者の視点を変えるのが効果的です。

このように、弁護士が直面する葛藤場面について、効果的な対話のやり取りが具体的に解説されているので、とても参考になります。

法律相談のスキルを向上させたい弁護士におすすめの一冊です。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

疲れない体をつくる最強の食事術

昨年から、本格的に筋トレを開始しました。

効率的に筋肉をつけるためには、日々の栄養摂取が大切になりますので、食事に気を遣うようになりました。

食事に気を遣うようになると、食事のことについて、学ぶ必要があると考え、食事の本を好んで読むようになりました。

今回は、糖尿病専門医の牧田善二先生の「疲れない体をつくる最高の食事術」を読みましたので、この本の中から、得た気づきを3つ紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1 腎臓を疲れさせない食事

1つ目は、腎臓を疲れさせない食事をすることの大切さです。

体内で発生している老廃物や毒素を腎臓が濾過し、それらの不要物を尿として、体外に排出しています。

腎臓が悪くなると、体内の老廃物や毒素を体外に排出することができなくなるので、命にかかわります。

そのため、腎臓を大切にすることが重要なのです。

腎臓を悪くする最大の因子は高血圧です。

高血圧になると、腎臓をだめにするだけでなく、体がボロボロになります。

そして、塩分が多い食事をしていると、高血圧になります。

コンビニやスーパーの弁当や惣菜、加工食品には、かなりの塩分が含まれているので気をつけるべきです。

塩分控えめの食事を心がける必要があるのです。

塩分をとりすぎた場合には、ほうれん草やにんじんに多く含まれるカリウムをとると、体内のナトリウムの排出ができるようです。

また、新鮮な水をたっぷりとり、体内の水分をいつも新しいものに入れ替えていくことも大切です。

水を飲めば飲むほど、腎臓によいので、1日2リットル以上の水分をとるように心がけます。

腎臓を健康にするために、水をたっぷりとり、塩分控えめの食事をします。

2 旬の食材を食べる

2つ目は、旬の食材を食べることです。

旬の食材は、栄養価が高いのです。

さらに、旬の食材は、美味しいにもかかわらず、割りと値段が安いです。

安くて栄養価の高い、旬の食材を食べることで、胃腸への負担が軽くなり、健康になれます。

買い物の際には、旬の食材を探すようにします。

3 ブルーベリーはスーパーフード

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、ブルーベリーは、健康に良い、スーパーフードであることです。

ブルーベリーには、アントシアニンが豊富に含まれており、最も強い抗酸化作用を持つと言われています。

ブルーベリーの抗酸化作用で、活性酸素を抑制すれば、疲労回復効果が期待できます。

また、ブルーベリーは、眼精疲労にも効果があります。

パソコン仕事で、目を酷使している現代人には、眼精疲労に効果的なブルーベリーは、おすすめの食材なのです。

さらに、ブルーベリーには、ビタミンやミネラルも豊富で、腸内で発生する有害物質の生成を抑える効果もあるようです。

このように、ブルーベリーには、健康に良いことだらけなので、積極的に摂取していきます。

疲労回復や健康になるために、どのように食事を見直せばよいのかが、わかりやすくまとめられている良書です。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

予防医学の名医が教えるすごい野菜の話

私は、昨年から、筋トレに精を出しています。

筋トレを始めてから、筋肉を増強するために、自分が摂取する栄養について、興味がわき、効果的な食事に関する本を読むようになりました。
そのような経緯で、出会った一冊が、一石英一郎先生の「予防医学の名医が教えるすごい野菜の話」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この本を読めば、いかに野菜が食物として優れているかが、よく分かり、なるべく多く、野菜を食べようと思えます。

今回は、この本を読んで、得た気付きを3つご紹介します。

1 野菜の抗酸化作用

1つ目は、野菜の抗酸化作用です。

私達が日常生活をしていると、活性酸素が発生します。

活性酸素は、私達の体を錆びつかせて、老化させる物質です。

この活性酸素の働きを抑制する、抗酸化成分を野菜はもっているのです。

野菜は、細胞内に活性酸素が発生する原因となる紫外線からのダメージへの対抗手段として、抗酸化成分を保有しています。

そして、人間は、自ら抗酸化成分を作り出すことができないため、野菜を摂取することで、抗酸化成分を体内に取り込み、体の酸化を防止することができるのです。

細胞の老化を防止するためにも、野菜を摂取することが大切なのです。

2 野菜で腸活

2点目は、野菜は、腸活によいことです。

腸内の善玉菌、日和見菌、悪玉菌のバランスが整っているのが、よい腸の状態です。

この腸内の善玉菌を育てるのに、役立つのが、野菜に含まれている食物繊維なのです。

食物繊維が、腸内の善玉菌の栄養素になっているのです。

また、食物繊維は、腸内の有害物質を吸収し、便と一緒に排出してくれるので、腸内をきれいにする作用もあるのです。

野菜を摂取することで、食物繊維による腸内環境の整備ができるのです。

3 野菜のすごい力

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3点目は、野菜ごとのすごい力です。

じゃがいもは、デンプン、ビタミンC、食物繊維、カリウム、マグネシウムを豊富に含んでいる万能食です。

玉ねぎは、血をサラサラにして、血流を改善し、血中コレステロールや悪玉コレステロールを低下させ、血糖値上昇を抑制し、動脈硬化を予防する効果があります。

ブロッコリーには、最近注目のNMNが豊富に含まれており、その他にも、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、葉酸、カリウム、鉄等の豊富な栄養素があります。

トマトのリコピンには、抗酸化作用のほかに、生活習慣病やがんの予防、血糖値の改善、動脈硬化の予防、筋肉増強の効果があります。

ホウレンソウに含まれているエクジステロンは、筋肉増強に効果があるようです。

このように、野菜には、人間の健康にとって、重要な栄養素が豊富に含まれていることから、たくさん食べる必要があることが理解できます。

野菜を大好きになれる一冊ですので、栄養に興味がある人にとって、おすすめの一冊です。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

幸せになりたかったら、腸を整えなさい

1 腸をよくするための食事


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

40歳を過ぎてから、自分の健康に気を遣うようになり、健康に関する本をよく読んでいます。

健康に関する本を読んでいると、腸の大切さがわかってきました。

腸について、勉強する必要があると思い、脳腸セラピストの桜華純子先生が執筆された「幸せになりたかったら、腸を整えなさい」という本を読みました。

人間が生きていくうえで、腸が果たす大切な役割や、腸をメンテナンスする具体的なノウハウが、たくさん記載されており、おすすめの一冊です。

今回は、この本を読んで気づいたことを3つご紹介します。

1つ目は、腸の状態をよくするための食事です。

腸の状態をよくするためには、大腸に住み着いている腸内細菌のバランスを整えることが大切です。

腸内細菌は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つがあり、このバランスを、2対1対7をするのが理想です。

このバランスを整えるためには、悪玉菌が善玉菌よりも増えないようにします。

具体的には、善玉菌が喜ぶ食材を積極的にとり、悪玉菌が喜ぶ食材を控えるのです。

善玉菌が喜ぶ食材は、発酵食品、食物繊維、オリゴ糖、オメガ3脂肪酸です。

発酵食品の中でも、味噌がおすすめです。

味噌汁に、野菜、きのこ類、海藻といった具材をいれることで、食物繊維やオリゴ糖も吸収できます。

食事の最初に味噌汁を飲むことで、胃が温まり、消化活動が活発になり、腸の負担が減ります。

また、血糖値の上昇を防ぐことができます。

食事の際に、まずは味噌汁から飲むことを実践します。

2 深呼吸

2つ目は、深呼吸です。

深呼吸をすることで、酸素が体の隅々まで行き渡り、血流がよくなります。

また、リラックスして、自律神経が整います。

深呼吸をすることは、横隔膜のトレーニングにもなります。

具体例な深呼吸のやり方は、次のとおりです。

①体の中になる空気を全て出し切る意識で息を吐き切る。

②空っぽになった体にたっぷり酸素を取り込むように、ゆっくり鼻から吸い込む。

③2秒息を止めてから、8~10秒かけてゆっくりと息を吐く。これを3~4回繰り返す。

この深呼吸をトイレに行くたびに行うのがよいようです。

仕事の休憩の際には、深呼吸を実践します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3 日常生活におけるリラックス行動

3つ目は、日常生活におけるリラックス行動です。

仕事の休憩時には、深呼吸以外にも、次のようなリラックス行動があります。

耳とそのまわりには、内臓や自律神経を整えるツボが集中しているので、耳全体をもむことで全身のマッサージになります。

耳をもむことで、血流がよくなり、肩こりや目の疲れの軽減につながります。

手や足をぶらぶらさせることで、手首や足首のこりをとることができ、リラックスできます。

仕事の休憩時に、立ったまま、足や手首をぶらぶらさせることで、リラックスできるのです。

また、手を洗うついでに、手のひらのマッサージをすることも効果的です。

手のひらには、各器官につながる反射区があるので、親指の腹を使って、手のひら全体をもむことで、血行がよくなります。

このように、日常生活でちょっとした習慣を取り入れるだけで、腸が整うことが学べるおすすめの一冊です。

腸のことを勉強する際に、おすすめです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。