体力が9割

堀江貴文氏の著書「体力が9割」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

40代になり、なんとなく体力の衰えを感じるようになり、体力の大切さを実感していたため、この本を読みました。

 

 

体力オバケであるホリエモンが実践しているコンディショニングの詳細が、分かりやすく、熱く記載されているため、体力を向上させたい人にとって、おすすめの一冊です。

 

 

今回は、私がこの本を読んで得た気付きを3つ紹介します。

 

 

1 量質転化

 

1つ目は、量質転化です。

 

 

よく、仕事において、質が大事なのか、量が大事なのかという議論があります。

 

 

ホリエモンの答えは、ひたすら量をこなすです。

 

 

量をこなすことによって、仕事の知識、技術、経験が蓄積され、やがて仕事の質が向上するのです。

 

 

量を制する者が、質を制するのです。

 

 

あくまで、仕事の目的は、質の高い成果を生み出すことにあるのですが、それは、多くの量をこなさないと実現できないのです。

 

 

目的は質ではあるが、量はその手段になるわけです。

 

 

ホリエモンは、人の2倍はやろうと提唱しています。

 

 

人の2倍頑張るためには、体力が必要となります。

 

 

この体力を維持、向上させるための日々の実践が重要になります。

 

2 食に貪欲になる

 

 

2つ目は、食に貪欲になることです。

 

 

栄養バランスのとれた食事をとるのは理想ですが、出張や飲み会が重なると、栄養バランスに配慮することは難しくなります。

 

 

ホリエモンは、「ことさら栄養バランスを意識する必要なんてない。理想的な食事は本当に美味しいものを好きなだけ食べることだ」と伝えています。

 

 

私は、出張になると、野菜を食べる量が少なくなるので、自宅に帰ってきたときには、無性に野菜を多く食べたくなります。

 

 

体が欲しがっているものを食べると、自然と栄養バランスが整えられるということです。

 

 

そのため、ホリエモンは、美味しいものを求めて、舌と体を喜ばせてあげれば、結果的に、多様な栄養摂取につながると説明しているのです。

 

 

自分の体に、何を食べたいか、何を欲しているかを質問し、その日に食べるものを決めていきます。

 

 

そして、食は、体だけではなく、心もつくります。

 

 

すなわち、心の状態は、脳内で分泌される神経伝達物質に影響されるところ、神経伝達物質の原料は、肉、魚、大豆などに含まれるアミノ酸、ビタミン、ミネラルです。

 

 

心の状態を整えるために、食事から栄養素を取り入れる必要があります。

 

 

私は、美味しい食事をすることが楽しみの一つなので、これまで以上に、食を楽しんでいきます。

 

 

3 マッサージは投資

 

 

3つ目は、マッサージは投資であることです。

 

 

ホリエモンは、マッサージは、次のタスクに向けて、もう一度エネルギーを蓄える、未来への自己投資と伝えています。

 

 

長時間のデスクワークをしていると、血流が滞り、老廃物溜まることで、体が緊張し、自律神経が乱れて、血管が収縮します。

 

 

この体の乱れを整えるのがマッサージです。

 

 

マッサージによって、体という資本を常にメンテナンスするのです。

 

 

そして、マッサージは、信頼できるプロに施術してもらうのがよく、格安店ではなく、信頼できるプロに依頼すべきです

 

 

ホリエモンは、タイ古式マッサージをおすすめしていました。

 

 

私は、まだ、タイ古式マッサージを受けたことがないので、一度、施術を受けてみます。

 

 

仕事でバリバリ活躍したい人に役立つ内容がたくさん記載されている、おすすめの一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

脂質起動

糖尿病の専門医の山田悟先生の著書「脂質起動」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山田先生の「糖質疲労」という本を読み、糖質を控えて、脂質をたっぷりとる食事方法の大切さがわかり、実践しています。

 

 

なんとなくですが、以前よりも疲労感が軽減されている気がします。

 

 

最近、脂質をたくさん摂取するようになり、脂質について学びたいと思い、この本を読みました。

 

 

脂質起動をすることで、健康になることが、とても分かりやすく解説されている本です。

 

 

今回は、この本を読んで得た気付きを3つご紹介します。

 

 

1 脂肪をエネルギーにする

 

 

1つ目は、脂肪をエネルギーにすることです。

 

 

脂肪を摂取すると、体に脂肪が不着して、太るのではないかと考えてしまいます。

 

 

しかし、この考えは誤りであり、脂肪を摂取すると、体の脂肪が減るのです。

 

 

人は、糖質と脂質をエネルギー源にしているところ、糖質を多く摂取すると、糖質をエネルギー源にしますが、脂質を多く摂取すると、脂質をエネルギー源にしだすのです。

 

 

すなわち、脂質を摂取することで、脂肪を代謝して、疲れにくく、太りにくい体になれるのです。

 

 

脂肪をとることが、脂肪を減らすことになるのが、驚きです。

 

 

脂質をとると、①食べ過ぎを自然に防ぐ、②体の余分な脂肪を減らす手助けをする、③代謝をあげるというメリットを享受することができるのです。

 

 

食事は、糖質を控えめに、脂質をたっぷりとるのがよいのです。

 

 

2 脂質は脳によい

 

 

2つ目は、脂質は脳によいことです。

 

 

脳の大部分は、脂質で構成されており、脂質たっぷりの食生活は、脳にとってメリットがあります。

 

 

脂質をとることで、肝臓が自動的に脂質の一部をブドウ糖に変えて、脳に届けてくれます。

 

 

また、脂質の一部をブドウ糖に変える際に、エネルギーを使用するので、代謝を上げながら脳に十分なエネルギーを届けることにつながるのです。

 

 

そして、糖質がなくなると、脳は、脂質からケトン体をエネルギー源にします。

 

 

このケトン体が、脳細胞の健康状態を改善すると言われています。

 

 

脳を健康に保つためにも、脂質をたっぷりとるのがよいのです。

 

 

3 脂のとり方

 

 

3つ目は、食事における脂のとり方です。

 

 

私は、最近、MCTオイルを毎食摂取するようにしています。

 

 

MCTオイルは、ココナッツやパームフルーツといったヤシ科の植物に含まれている中鎖脂肪酸を主成分とするものです。

 

 

中鎖脂肪酸は、胃で消化されるので、素早く体内に吸収されてエネルギー源になりやすいのです。

 

 

また、中鎖脂肪酸は、ケトン体の原料になりやすいです。

 

 

MCTオイルは、無味無臭で、どの料理にも合わせやすく、脂質の摂取に重宝しています。

 

 

私は、MCTオイルを、味噌汁やスープ、コーヒーにいれています。

 

 

なお、私は、コーヒーをブラックで飲んでいましたが、この本を読んでから、クリームを入れて、脂質をとるようにしました。

 

 

そして、この本では、アボガドが脂質起動の食材としてよいと紹介されています。

 

 

アボガドは、糖質が少なく、脂質の含有量が多く、世界一栄養価の高い生食の果物なのです。

 

 

アボガドを積極的に食べていきます。

 

 

脂質をたくさん食べて健康になる方法が分かりやすく記載されている、おすすめの一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

感謝脳

樺沢紫苑先生と田代政貴先生の共著である、「感謝脳」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感謝という抽象的な概念を、科学的、実践的、網羅的に深く解説している、素晴らしい本です。

 

 

感謝が大切であるということは、誰でも分かりますが、その根本理由を理解できる、類稀な本といえます。

 

 

今回は、私が、この本を読んで、得た気付きを3つ紹介します。

 

 

1 感謝思考

 

 

1つ目は、感謝思考を磨くことです。

 

 

感謝思考とは、失敗したとしても、「この経験から何を学べるのか?」、「学びと成長の機会をありがとう」と、前向きに捉える思考方法のことです。

 

 

感謝思考を身につける方法の1つに、あるにフォーカスすることがあります。

 

 

ないものを嘆くよりも、そこにあるものに感謝するのです。

 

 

確かに、あるものに感謝すると、当たり前の大切さを実感できます。

 

 

雨露をしのげる家がある、家族が健康に暮らしている、頼ってくれる人がいる、仕事がある等、普段は当たり前すぎて、意識していないことも、よく考えてみれば、ありがいことなのです。

 

 

仕事で顧客が減ったとしても、今いる顧客に感謝すれば、今いる顧客を大切にでき、その結果、今いる顧客から紹介をもらえる可能性がでてきます。

 

 

当たり前になっているものや、すでにあるものにフォーカスすると、感謝があふれてきます。

 

 

感謝思考身につける方法として、他にも、幸せの基準を低く設定することがあります。

 

 

幸せの基準を高く設定すると、何をしても幸せを感じなくなります。

 

 

幸せの基準を低く持ちながら、目標を高く持つと、幸せの度合いが高くなります。

 

 

この幸せの基準を自分で決めれば、人と比較する必要がなくなります。

 

 

これが満たされれば自分は幸せと決めれば、自分は自分、人は人と思えて、人と比較しなくなります。

 

 

人と比較すると幸せになれません。

 

 

自分よりすごい人と比較すれば、できていない自分に落ち込み、自分より低い人比較すると、傲慢になります。

 

 

不愉快な比較から解放されるためにも、この幸せの基準を自分で決めるのは、とても参考になります。

 

 

2 感謝の伝え方

 

 

2つ目は、具体的な感謝の伝え方です。

 

 

しっかり伝わる感謝の基本は、次の3つです。

 

 

①必ず一度は相手の目を見て感謝を伝える

 

 

②何に対して感謝しているのかを具体的に伝える

 

 

③報恩感謝の姿勢で、相手に感謝されることを意識する

 

 

このうち、私は、①の相手目を見て伝えることがあまりできていません。

 

 

相手の目を見ると、恥ずかしくなって、つい視線をそらせてしまいます。

 

 

しかし、きちんとアイコンタクトをとることで、感謝の思いがより伝わりやすくなります。

 

 

恥ずかしがらずに、相手の目を見て、感謝を伝えます。

 

 

また、②の~してくれて、ありがとう、というように、相手がしてくれた行為を具体的に示して、感謝を伝えていきます。

 

 

3 感謝される与え方

 

 

3つ目は、人から感謝される与え方です。

 

 

自分から与える人が、感謝され、成功します。

 

 

では、どのような与え方がよいのでしょうか。

 

 

この本には、次の3つの与え方が記載されています。

 

 

①相手の話を笑顔で聞く

 

 

②自分が与えられる、相手が喜ぶことを考える

 

 

③見返りを求めない

 

 

②について、人は、求めているものを与えられたら喜んでもらえますので、相手のニーズを探るために、相手を観察して、知る必要があります。

 

 

また、人を紹介することも与えることになりますので、様々な人と出会い、素敵な人を紹介できる自分になります。

 

 

③について、ついつい、何かしたら、見返りを求めてしまいますが、見返りを求めてはいけないのです。

 

 

普段から与える姿勢が、いつの日か自分に返ってくので、見返りを求めず、ただひたすら与えるのです。

 

 

自分は、相手に何を提供できるのかを考えて、見返りを求めずに、与えていきます。

 

 

成功したいのであれば、人を成功させればよいのです。

 

 

感謝という至高の概念について、ここまで深堀りされた書籍はないといえ、多くの人に読んでもらいたい、おすすめの一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

糖質疲労

糖尿病専門医の山田悟先生の著書「糖質疲労」を拝読しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年40歳になり、仕事でのパフォーマンスを向上させるために、筋トレを本格化させ、筋肉を増やすために、栄養について学ぶようになりました。

 

 

健康になり、ハイパフォーマンスを発揮するためには、栄養について学ぶことが大事であると理解し、栄養に関する本を読むようになりました。

 

 

そのような経緯で出会ったのが、今回の糖質疲労という本です。

 

 

糖質の過剰摂取が、いかに体によくないのかについて、分かりやすく学べるおすすめの一冊です。

 

 

今回は、私が、この本を読んでえた気付きを3つ紹介します。

 

1 糖質疲労から始まる健康被害

 

 

1つ目は、糖質疲労から始まる健康被害です。

 

 

糖質疲労とは、ランチの後に、眠くなる、だるくなることで、午後のパフォーマンスが下がる症状です。

 

 

私は、ランチの後に眠くなるのは、単なる生理現象かと考えていましたが、実は、糖質疲労だったのです。

 

 

この糖質疲労のメカニズムは、食事後の血糖値が大幅に上がる、食後高血糖となり、その後、遅れてインスリンが分泌されて、血糖値が急激に下る、血糖値スパイクによって生じます。

 

 

食後高血糖からの血糖値スパイクが繰り返されると、血糖異常となり、糖尿病を発症し、失明、がんといった重篤な症状が生じます。

 

 

また、糖質疲労によって、糖化ストレスと酸化ストレスが生じ、血管が傷つき、老化を促進させ、最悪、動脈硬化から脳卒中や心不全という死に至る病気につながるリスクがあるのです。

 

 

このように、糖質疲労というのは、糖尿病や血管の病気という死に至るリスクをはらんだ危険な状態であることがわかります。

 

 

そのため、糖質疲労をいかに克服していくのかが重要となります。

 

 

2 ロカボな食べ方

 

 

2つ目は、糖質疲労を改善する、ロカボな食べ方です。

 

 

糖質疲労を改善するには、ゆるやかに糖質を制限する食事を実践すればよいのです。

 

 

山田先生が推奨する、糖質制限のロカボの7つのルールがこちらです。

 

 

①1日にとる糖質の量は、70~130グラム以内(1食20~40グラム×3回+間食で10グラム)

 

 

②お腹がいっぱいになるまで食べる

 

 

③カロリーはいっさい気にしない

 

 

④たんぱく質、脂質、食物繊維をしっかりとる

 

 

⑤糖質、たんぱく質、脂質のバランスを気にしない

 

 

⑥糖質抜きを目指してストイックになるのはNG

 

 

⑦早食いをせずに、カーボラストにする

 

 

これまで食べていた糖質の量を減らし、その代わり、たんぱく質と脂質をたっぷりとることで、満腹になります。

 

 

その結果、空腹がなくなるので、無理なく続けられます。

 

 

具体的な糖質を減らす量ですが、1食あたりの糖質をおにぎり1個分、若しくは、お茶碗に半分くらいにし、その代わり、たんぱく質、脂質、食物繊維をたっぷりとるのです。

 

 

糖質をゼロにするのではなく、糖質の摂取量をゆるやかに少なくして、たんぱく質と脂質をたっぷりとって、楽しく食事をすれば、無理なく、ロカボを実践でき、糖質疲労を克服できるのです。

 

 

3 たんぱく質の摂取

 

3つ目は、たんぱく質の摂取についてです。

 

 

筋肉の合成が始まるのに必要なたんぱく質の量は、若者の場合1食で10グラムであるのに対して、高齢者の場合1食20グラムになります。

 

 

そのため、年齢を重ねるごとに、筋肉を維持するために必要となるたんぱく質の摂取量を増やす必要があるのです。

 

 

平均的なたんぱく質の摂取量は、体重1キログラムあたり1.6グラムです。

 

 

また、たんぱく質は、摂取するだけで、筋合成のスイッチを入れることが出来、1食に偏ってたんぱく質を摂取するよりも、食事ごとに摂取するほうが、筋合成の効率がよいのです。

 

 

そのため、毎食でたんぱく質を適切な量を摂取することが、筋肉を維持向上させるのに効果的なのです。

 

 

毎食で、たんぱく質をしっかり摂取できるように、食事をコントロールしていきます。

 

 

糖質疲労という現代人にとっての大きな課題の解決策が、分かりやすく記載されているおすすめの一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

巨富を築く思考法

自己啓発分野における、世界的な名著である、THINK AND GROW RICHの完訳版である、「巨富を築く思考法」を、折に触れて、読んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界的な名著でもあり、何回も読むことで、新たな発見があります。

 

 

人生の経験が増えてくほどに、この本を読んだ時に得られる気付きが増幅していきます。

 

 

それくらい素晴らしい名著ですので、今回は、現時点で、私がこの本を読んで得た気付きを3つご紹介します。

 

 

1 願望の明確化

 

 

1つ目は、願望を明確化することの大切さです。

 

 

願望が明確になれば、潜在意識がはたらきだし、思考と行為が、願望実現にむけて動き出します。

 

 

この本には、願望実現の6つのステップが記載されています。

 

 

①望むものを明確にすること。お金が欲しいでは不十分であり、具体的な金額を決めること

 

 

②望みのものを得る引き換えに、何を提供するかを決めること(価値あるものを差し出さずに富は得られない)

 

 

③望むものをいつまでに得るか、明確な期限を決めること

 

 

④願望実現のための明確な計画を立て、すぐに実行を始めること

 

 

⑤望むもの、提供するもの、期限、実現するための計画を記した、簡潔な文章を作成すること

 

 

⑥毎日2回、就寝前と起床時に、この文章を声に出して読むこと。音読しながら、すでに望みのものを手にしている自分の姿をありありと想像し、それを実感すること

 

 

この6つのステップを経ることで、自分の中に、燃えるような願望がみつかれば、自分の中にある潜在意識が稼働して、願望を実現するために、思考と行為が動き出し、結果的に願望を実現できるのです。

 

 

願望が明確になれば、自ずと、これから何をしなければならないのかが見えてきます。

 

 

願望を明確にするために、思考することで、計画的に行動することが出来ます。

 

 

私は、朝と夜に、手帳に貼ってある目標を音読して、潜在意識に刷り込ませています。

 

 

2 マスターマインド

 

 

2つ目は、マスターマインドです。

 

 

マスターマインドとは、同じ目的の達成のために、複数の人間が調和を保ちながら知識や労力を結集させることです。

 

 

ようするに、自分よりも優れた人の力を借りることで、自分だけでは成し遂げることができないことを成し遂げていけるのです。

 

 

2人が心を合わせれば、2人分以上の、つまり3人目が加わったような、目に見えない力が生まれるのです。

 

 

複数の頭脳が調和のとれた協力をすれば、1つの頭脳よりも大きな思考のエネルギーを生み出すことができるのです。

 

 

自分よりも優れた人の力を借りるためには、自分自身が尊敬される人格を形成した上で、時間やお金を先に差し出す必要があります。

 

 

自分を磨く努力をしていないと、自分より優れた人の力を借りることはできません。

 

 

自分よりも優れた人の力を借りることで、自分だけではできないことを可能にしていくために、これまで以上に、自分を磨いていきます。

 

 

3 性エネルギーの転換

 

 

3つ目は、性エネルギーの転換です。

 

 

性エネルギーの転換とは、性を肉体的なものだけではなく、他のエネルギーとして活用することです。

 

 

性欲は、人間の欲望の中で最も強く、この欲望に突き動かされる時、人間は、相続力、勇気、意志力、忍耐力、創造性などの能力を強烈に発揮するのです。

 

 

この性エネルギーを、性的なもの以外に向けることで、天才的な能力を発揮できるのです。

 

 

性エネルギーを転換するということの具体的な方法として、性的な魅力を磨くことがあります。

 

 

性的な魅力とは、次のとおりです。

 

 

①握手。手の感触よって、魅力は瞬時に伝わる。

 

 

②声のトーン。性エネルギーは、ツヤや張りがあり、音楽的な響きのある声を生む。

 

 

③姿勢と動作。性的な魅力のある人は、身のこなしがキビキビしていて、優雅で、余裕がある。

 

 

④思考。思考を性的な感情と組み合わせることで、周りの人に影響を与えられる。

 

 

⑤外観。性に関心の高い人は、外見に注意をはらい、自分の性格や体格などに似合う服を選ぶ。

 

 

この中で、すぐに実践できそうなのが、外観です。

 

 

見た目に気を使い、異性からモテるような外観にすることで、性的な魅力を高めることができます。

 

 

ファッションについて、勉強して、モテる外観にしていきます。

 

 

人の感情を動かす仕事をするには、性エネルギーを活用することが大切ですので、今後も、性エネルギーの転換について勉強していきます。

 

 

人生で成功するために必要なことが全て書かれている、世界的名著ですので、何度も読むことをおすすめします。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

仕事の質を高める休養力

最近、書店の平積みのコーナーには、休むことに関する本が多く並んでいます。

 

 

おそらく、日本人は、疲労を感じている人が多く、休むことの大切さが広がっているのだと思います。

 

 

弁護士は、ハードな仕事なので、私も、自分の疲労をいかにして回復させるかについて、勉強しているところです。

 

 

疲労を回復させたい人におすすめの1冊が、「仕事の質を高める休養力」という本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この本では、疲労を回復するための3つのステップとして、出す→休む→充電が提唱されています。

 

 

すなわち、疲労を出して切ってから、意図して完全に休み、最後に充電することで、心身にエネルギーがみなぎる状態に回復できるというのです。

 

 

今回は、私が、この本を読んで得た気付きを3つ紹介します。

 

1 片付けが疲労回復になる

 

1つ目は、片付けが疲労回復に効果的であることです。

 

 

この本では、疲労を出すステップで、最初にやることとして、片付けが紹介されています。

 

 

疲れると、脳の前頭前野が疲れて、掃除をするより動かないほうがよいと判断して、ゴミがたまり、部屋が散らかってしまいます。

 

 

部屋が汚いと、それがストレスになり、疲労がたまるという悪循環に陥ります。

 

 

さらに、部屋が汚いと、リラックスできず、質の良い睡眠がとれないようです。

 

 

部屋の片付けをする際におすすめなのが、鬼速片付けというものです。

 

 

鬼速片付けは、ノリノリの音楽を聞きながら、反射的に、残す、捨てる、保留の3つに分類していく片付けの方法です。

 

 

保留があることで、反射的に片付けができるのが、鬼速片付けのポイントです。

 

 

音楽を聞きながら片付けをすることで、身体を動かすので、アクティブレストという積極的休養となり、リンパ液が流れて、老廃物を排出してくれることにつながるのです。

 

 

また、掃除をするときには、ほこりと汚れをとるために、水拭きがおすすめのようです。

 

 

私は、掃除機をかけていただけなので、クイックルワイパーで、水拭きをするようになりました。

 

 

睡眠を快適にするために、布団や枕カバーを洗濯することも効果的です。

 

 

自分の疲労を回復するためという目的があれば、めんどうな掃除や洗濯も楽しめそうです。

 

2 脳を休める

 

2つ目は、脳を休めるです。

 

 

現代人は、スマホを常に触っているため、知らず知らずのうちに、脳が疲労しています。

 

 

スマホを使用していると、脳の認知能力を司る前頭前野の機能が落ちてしまい、集中力や記憶力が低下するリスクがあります。

 

 

私は、最近、過去の依頼者の名前を思い出せないことが多くなり、スマホを使用していることで、前頭前野の機能が落ちているのかもしれません。

 

 

脳を休めるのに効果的なのが、デジタルファスティングです。

 

 

デジタルファスティングとは、スマホ等のデジタル機器を一定期間触らないということです。

 

 

私は、集中して、仕事をするときには、スマホを仕事の部屋とは別の部屋に置いて、スマホの通知によって、集中力が削がれないようにしています。

 

 

また、スマホを使用していると、感情を司る脳の扁桃体も疲労します。

 

 

この扁桃体を回復させるには、瞑想が効果的です。

 

 

呼吸に意識を向ける2~3分の簡単な瞑想から始めるのが効果的です。

 

 

扁桃体を回復させると、深いノンレム睡眠に入りやすくなるので、寝る前に、2~3分、瞑想をしてみます。

 

3 最適な睡眠時間

 

3つ目は、最適な睡眠時間です。

 

 

よく、睡眠時間は、8時間とらなければならないと言われています。

 

 

しかし、この本では、6~7時間の睡眠時間が最適と述べられています。

 

 

6~7時間が、死亡率、糖尿病リスク、心臓血管疾患リスクの全てにおいて最も低くなるようです。

 

 

逆に8時間以上寝ると、がんや糖尿病のリスクが上がるようです。

 

 

また、休みの日に長く寝ると、社会的時差ボケが起きて、翌日起きるのが辛くなります。

 

 

平日と休日の睡眠時間のズレは、1時間以内におさえることが重要です。

 

 

休日であっても、平日と同じ時間に起きて活動するのが、最も回復効果が高いようです。

 

 

平日休日問わず、6~7時間の睡眠を確保できるように、日常生活を設計していきます。

 

 

とても分かりやすく疲労回復のノウハウがまとめられている、おすすめの1冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

心理的アプローチでうまくいく依頼者対応7つの極意

弁護士でかつ臨床心理士である小林哲平先生の著書「心理的アプローチでうまくいく依頼者対応7つの極意」を拝読しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

経験豊富な弁護士が、過去の依頼者対応の経験に基づき、効果的な依頼者対応について記載された書籍はありますが、弁護士の依頼者対応について、心理的アプローチから記載された書籍はあまりなく、新しい発見を得ることができます。

 

 

心理学の立場から、弁護士が依頼者に対してどのように対応するのが効果的かについて、わかりやすく記載されており、また、ストレスの多い弁護士が、メンタル不調に陥らないようにするための具体的なノウハウも記載されており、学びが大きいです。

 

 

今回は、この本を拝読して、私が得た気付きを3つ紹介します。

 

 

1 枠組みの設定

 

 

1つ目は、枠組みを設定することです。

 

 

枠組みとは、時間、場所、料金等種々の事柄に関する援助者と被援助者との約束事、ルール、制限のことをいいます。

 

 

例えば、相談時間は、60分という時間の枠を設定しておけば、相談者は、その時間内で話をしようとし、弁護士もその時間内で終えられるよう時間をコントロールするようになります。

 

 

このように時間の枠を設定すれば、不要なことに話がそれることを回避でき、相談者は、60分という時間を、自分の相談のために有効に活用しようと考えます。

 

 

また、60分の法律相談の料金は11,000円(税込)という、料金の枠を設定すれば、相談者は、料金の支払いがあるからこそ、友達の悩み相談とは一線を画する、専門家と被援助者という関係性が明確になります。

 

 

このように、弁護士と相談者との間で、取り決めがあり、それが守られていることで、専門家と被援助者という関係性が明確になります。

 

 

弁護士は、時間、場所、料金が決まっているからこそ、その時間のあいだ、本当に全エネルギーを使うことができるという側面があります。

 

 

依頼者に対して、枠組みを、丁寧に説明していこうと思います。

 

 

2 人の話を聞く時の姿勢

 

 

2つ目は、人の話を聞く時の姿勢です。

 

 

傾聴のスキルとして、アイコンタクト、うなずき、あいづち、要約、質問などがあり、コーチングを勉強していると、これらの具体的なやり方を学ぶことができます。

 

 

私は、傾聴のスキルを意識して使っていましたが、傾聴の際の自分の姿勢にまでは、意識が回っていませんでした。

 

 

傾聴する際は、椅子の背もたれに背中をつけるよりは、やや前傾姿勢をとると、相手の話に関心があることを態度で示すことができます。

 

 

また、傾聴する際、手の位置は、テーブルの下ではなく、テーブルの上に置くのがよいようです。

 

 

手をテーブルの下に置くと、不安や緊張、警戒心を示し、会話に消極的な態度とされてしまいます。

 

 

他方、手をテーブルの上に置くと、相手に対して、安心感や信頼感をもっていることや、会話に対する意欲を示すことができます。

 

 

相手に対して、安心感を与えるためにも、法律相談の際には、手をテーブルの上に置くなど、相談者の見える位置に置くようにします。

 

 

3 納得感

 

 

3つ目は、依頼者の納得感です。

 

 

裁判は、勝つこともあれば、負けることもあります。

 

 

不思議なことに、裁判に勝っても納得できない依頼者もいれば、負けても納得する依頼者もいます。

 

 

弁護士は、事件を解決するに際して、依頼者に納得感を持ってもらうことが大切になります。

 

 

では、依頼者に納得感を持ってもらうにはどうすればいいのでしょうか。

 

 

この書籍には、納得には、①自分にとって確かな利益が確認できる状況、②自分から能動的、主体的に関わること、③信頼できる他者の関与が必要とされています。

 

 

弁護士業務に当てはめると、①依頼者自身がその判断が最善だと考えること、②依頼者に主体的に事件に関与してもらうこと、③弁護士が依頼者と信頼関係を築き、法律の専門家としての説明を尽くし、依頼者の判断をサポートしていることが、依頼者の納得感につながるのです。

 

 

弁護士は、事実と証拠に基づいて、解決に向けて、メリットやデメリットをわかりやすく説明して、最終的な意思決定を依頼者にしてもらうことが大切です。

 

 

弁護士の意見を依頼者に押し付けることは、依頼者の納得感が得られず、避けるべきです。

 

 

これからも、依頼者に納得して、事件を解決してもらうために、依頼者に対して、丁寧に説明して、最終的な意思決定をしてもらいます。

 

 

弁護士が依頼者対応で、ストレスを溜め込まないためのノウハウがふんだんに盛り込まれている書籍なので、弁護士にとって必読の書だと思います。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました

君に成功を贈る

中村天風先生の「君に成功を贈る」という書籍を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この本は、過去に、司法修習時代の同期が勧めてくれたもので、一度読んで、心を積極的にすることを学びました。

 

 

そして、最近、岩本初恵先生のボイシーの中で、天風哲学を聞くようになり、過去に読んだ、この本をもう一度読み返し、中村天風先生のありがたいお言葉を学び直しました。

 

 

それでは、今回は、この本を読んで私が気付いたことを3つ紹介します。

 

 

1 他人に好かれる人間になる

 

 

1つ目は、他人に好かれる人間になる大切さです。

 

 

中村先生は、出世成功する人は、誰からも好かれる人であり、自分で他人に好かれる人間になろうと努力することが重要であるとおっしゃっています。

 

 

他人に好かれる人間になるためには、真心の親切でもって他人に接することです。

 

 

真心の親切とは、自分のことをするときと同じ気持ちで他人のことをしてあげればいいのです。

 

 

また、絶対に他人に迷惑をかけないことです。

 

 

どんな場合でも自分の言葉や行いで、他人に迷惑をかけないようにしなければなりません。

 

 

そして、他人から受けた恩義はもちろん、どんなささいな事でも、他人の好意は常に大きな感謝で受け入れることです。

 

 

当たり前のことと言えば、当たり前ですが、できているかと言われれば、できていないこともあります。

 

 

他人からモテている人は、習慣的に、これらのことを実践されています。

 

 

己の欲することを他人にも施すという黄金律を実践していきます。

 

 

2 積極的な心の態度

 

 

2つ目は、心の態度を積極的にすることです。

 

 

中村先生は、人間の神経系統の動きを堅持するには、積極的な心の態度が必要であるとおっしゃっています。

 

 

いつも積極的な心の状態を保たないと、神経系統は、うまく働かず、肉体が故障してしまいます。

 

 

積極的な心とは、「尊く、強く、正しく、清く」ということです。

 

 

心が積極的になれば、自然良能作用が働き、6つの生きる力が働き出します。

 

 

6つの力は、体力、胆力、判断力、断行力、精力、能力です。

 

 

この6つの力を作るためには、いかなる場合でも、心の力を落としてはならず、終始一貫、積極的な心の態度で人生を生きるのです。

 

 

心を積極的にするために、マイナスの言葉を回避して、自分自身にかける言葉や、他人に伝える言葉をプラスのものにしていきます。

 

 

日々の生活の中で、自分の心が積極的になっているか、定点観測していきます。

 

 

3 マイナスを受ける方法

 

 

3つ目は、マイナスを受ける方法です。

 

 

怒り、恐れ、悲しみ等のマイナスの感情を抱くようなことがあった場合、どのようにして受け止めるのか効果的かといいますと、まずぐっと腹に力を入れます。

 

 

そして、同時に肛門の穴を閉めて、肩を落とします。

 

 

腹、肛門、肩を同時に動かします。

 

 

腹でマイナスを受け止める際に、へそを中心とした腹筋神経から、脊髄の神経系統をもってして、心の乱れを防ぐことができるのです。

 

 

また、肛門を閉めると、人間の生命の強さが違うようです。

 

 

自分にとってマイナスなことがあった場合には、腹に力を入れて、肛門を閉めて、肩を落として、マイナスの影響を極力少なくしていきます。

 

 

この本に書いてあることを、真に理解するには、まだまだ修行が足りていないため、岩本初恵先生のボイシーで学びながら、折に触れて、読み返していく必要があると感じました。

 

 

人生を成功させたい人におすすめの一冊です。

マンガでやさしくわかるアンガーマネジメント

現在、私は、8歳の長女と6歳の長男の子育てをしています。

 

 

仕事で疲れて帰ると、宿題をしない、早く寝ない等、親が求めていることをしてくれない子供にイライラして、怒鳴ってしまうことがあります。

 

 

子供を怒鳴っても、子供との関係が悪化するだけで、全く効果的でないことは分かっているのですが、怒りの感情が先行して、怒鳴ってしまいます。

 

 

子供を怒鳴ると、子供は悲しみ、私も自己嫌悪に陥り、よくないことばかりです。

 

 

このように、子育てにおけるイライラを改善したいと思い、アンガーマネジメントの勉強を始めました。

 

 

アンガーマネジメントを学ぶに当たって最初に読んだのが、「マンガでやさしくわかるアンガーマネジメント」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マンガでわかるシリーズは、文字だけではなく、マンガのストーリーでわかりやく理解できるので、最初の勉強のとっかかりとして、私は重宝しています。

 

 

今回は、この本を読んで得た気付きを3つ紹介します。

 

 

1 怒りを理解する

 

 

1つ目は、怒りを理解することです。

 

 

まず、怒りの原因は、自分の中の「べき」という価値観にあります。

 

 

すなわち、相手にこうあってほしい、こうであるはずだといった、自分自身の願望、理想が裏切られた時、そのとおりにならなかった時に、怒りが生まれるのです。

 

 

時間を守るべき、あいさつをするべき、順番を守るべき等、人それぞれ、様々な「べき」を持っています。

 

 

ここで重要なのは、自分にとって大切にしている「べき」は、相手とは違うわけです。

 

 

自分のべきは、自分の真実ですが、全ての人にとっての真実ではありません。

 

 

人は、それぞれの価値観を持って生活しているので、当然、それぞれの中にある「べき」は違います。

 

 

人によって「べき」が異なることを理解すれば、無駄なことで怒ることを回避できます。

 

 

次に、怒りは二次感情であることです。

 

 

怒りの裏側には、本来相手にわかってほしい、悲しい、辛い、寂しい、悔しい、不安、心配、困惑いったマイナスの感情が潜んでいます。

 

 

これらのマイナス感情を一次感情といいます。

 

 

怒りを感じた時、怒りの裏側に、どのようなマイナスの感情が潜んでいて、相手にわかってもらいたい気持ちは何かを考えると、相手に何を伝えるべきかが見えてきます。

 

 

怒りの感情の裏側の感情に目を向けると、怒りにまかせて伝えるのではなく、どのようにして、自分の感情を表現したらいいのかが分かります。

 

 

このように、怒りを理解し、怒りで後悔しないようにするトレーニングをすることがアンガーマネジメントなのです。

 

 

決して怒ってはいけないのではなく、怒る必要のある時に、適切な怒り方ができ、怒らなくていいことには、怒らないですむことを目指すのです。

 

 

2 3つのコントロール

 

 

2つ目は、3つのコントロールです。

 

 

アンガーマネジメントでは、①衝動のコントロール、②思考のコントロール、③行動のコントロールをトレーニングします。

 

 

①衝動のコントロールでは、6秒待つトレーニングをします。

 

 

怒りのピークは6秒と言われています。

 

 

イラッと感じてから、6秒待てば、理性が回復して、冷静な対応ができます。

 

 

この6秒間に、何か言動を行えば、怒りに任せた言動となり、結果は悪い方向にいくことが予想されます。

 

 

6秒待つために、私は、4秒で吸って8秒ではく、呼吸リラクゼーションを実践してみます。

 

 

②思考のコントロールでは、べきの三重丸というトレーニングがあります。

 

 

べきの三重丸とは、①許せるゾーン、②まあ許せるゾーン、③許せないゾーンの三重丸を描き、②と③の境界線を怒る怒らないの境界線とし、①②で受け止められるなら許容し、③であれば、相手に伝える(怒る)を選択します。

 

 

②を広げることができれば、怒る回数が減り、②と③の境界線を一定にしておくことで、相手によって態度を変えず、一貫した対応が可能となり、周囲から信頼されます。

 

 

③行動のコントロールでは、自分でコントロールできるか否か、重要か否かの4つのマトリクスを描き、コントロールできて重要なもの以外は、怒っても仕方がないので、受け入れるか、放っておきます。

 

 

3 上手な叱り方

 

 

3つ目は、上手な叱り方です。

 

 

③行動のコントロールで、コントロールできて重要なものに当たる場合、相手に伝える(怒る)を選択するわけですが、どう伝えるかが重要になります。

 

 

叱り方のポイントは、次のとおりです。

 

 

①何について叱っているのか論点がぶれないようにする

 

 

②どのようにすればいいのか、具体的な表現で伝える

 

 

③なぜという理由、目的を理解できるように伝える

 

 

④相手を信じて向き合う

 

 

私は、子供を叱る時には、「なぜ、なんのために変えてほしいと願うのか」という、叱っている理由、目的を伝えていなかったので、今後は、叱る理由、目的を子供に伝えます。

 

 

子育てをしている親にとって、アンガーマネジメントは必須のスキルだと思いますので、アンガーマネジメントを勉強することをおすすめします。

 

 

今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。

経営者は人生理念づくりからはじめなさい

アチーブメント株式会社の青木仁志先生の「経営者は人生理念づくりからはじめなさい」という本を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青木先生は、私が受講している「頂点への道講座」のプログラムを開発した、人材育成のプロフェッショナルです。

 

 

この本には、青木先生が、過去の苦しかった経験や長年の経営者人生でつかんだ、人が成功するために必要なことや、人生を効果的に生きていく心構えが、青木先生の名言と共に学べる名著です。

 

 

今回は、私がこの本を読んでえた気付きを3つご紹介します。

 

 

1 愛の定義

 

 

1つ目は、愛の定義です。

 

 

この本では、愛という概念について、青木先生の定義がたくさん記載されています。

 

 

「愛とは、愛する対象者が到達しうる最高の祝福に至ることを願い、そこに至ったときにそれを喜ぶ心である」

 

 

「愛とは、他の人々の持つ可能性の探求に誠意を傾けることである」

 

 

「愛とは、心を受け入れると書く。愛とは相手を変えることではなく、あくまでも相手のありのままの姿を受け入れることだ。相手をありのままに受け入れながら、内発的に気づくことを支援し、その結果として、自らの意思で行動を変えることを選択してもらうのだ」

 

 

「相手の立場に立ち、相手の望みを叶えることを自分の望みとすることは、愛である。真の愛は、相手を変えようとすることではなく、相手の望みを叶えることを自分の望みとすることだ」

 

 

自分が最も愛を感じるのは、家族だと思います。

 

 

家族に対しては、愛しているからこそ、こうなってほしいという気持ちが強すぎて、家族を変えようとしてしまいます。

 

 

しかし、家族とはいえ、自分とは別の人間です。

 

 

相手を変えようとすると、その相手との人間関係は、壊れてしまいます。

 

 

家族を変えるのではなく、家族をそのまま受け入れる。

 

 

そして、家族が求めていることを叶えるために、自分の思考と行動を変えていくのが、家族との関係を良好にしていくために、効果的なのです。

 

 

私は、子供に対して、勉強しなさいと厳しく言っていましたが、青木先生の愛の概念とは反対のことをしていたと気付き反省しました。

 

 

相手を変えようとしてはいけない、自分がしてほしいことを、相手に施せばいいのです。

 

 

親子関係に葛藤を抱いていた自分にとって、親の子に対する愛について、考えさせられました。

 

 

自分の中の愛の概念を、アップデートすることができましたので、子供に対して、勉強しなさいと厳しく伝えるのではなく、子供が内発的に気づくことを支援して、導くことを実践していきます。

 

 

2 誠実の意味

 

 

2つ目は、誠実の意味です。

 

 

私は、弁護士ですので、依頼者に対して、誠実であることが求められます。

 

 

依頼者から、法的トラブルの解決の依頼を受けた以上、誠実に対処することが、弁護士の義務となります。

 

 

この誠実の意味について、青木先生は、この本で、次のように記載しています。

 

 

「社員に対してもお客様に対しても約束を守ることだ」

 

 

「社員に対して約束を守るというのは、社員を採用したときに自分が話した言葉を忘れず、採用責任を果たすこと。お客様に対して約束を守るとは、商品やサービスについて説明したことを間違いなく実行することだ」

 

 

「社員にもお客様にも誠実に向き合うことが、人を大切にする経営ということになる」

 

 

誠実とは、人との約束を守ることなのです。

 

 

約束を破られると、人は、相手を不誠実な人物であるとみなしてしまいます。

 

 

弁護士である以上、依頼者との約束を守ることを、厳格にしていきます。

 

 

依頼を受けた事件について、最善の解決ができるように、これからも、誠実な弁護士として、小さな約束事を遵守していきます。

 

 

3 家族を大切にする重要さ

 

 

3つ目は、家族を大切にする重要さです。

 

 

青木先生は、仕事で成果を出すことと、良好な人間関係を構築することの大切さを説いています。

 

 

「一人の人間として、真の成功を得たいと願うなら、まずは家庭をしっかり治めることがスタートであるはずだ」

 

 

「たとえば、配偶者が、自分と結婚して幸せだったといい切れるような存在でありたい。子供たちからは尊敬される親でありたい、ということかもしれない」

 

 

「夫婦関係がよいと、仕事でも大きな力になる」

 

 

「経営者は自分が頑張る理由を、自分の最も身近な存在に置くことが大切である」

 

 

「自分にとって最も身近な人が、自分のために最も大きな代償を払ってくれている。本当にいざというときには、家族しか自分を支えてくれる人たちはいないのだ」

 

 

「自分にとってかけがえのない存在を、ないがしろにしてはいけない」

 

 

自分は、仕事が忙しいときには、つい、家族を犠牲にして、仕事をしてしまいます。

 

 

また、家族の存在が当たり前になってしまっていて、感謝を伝えることが少なくなってしまいます。

 

 

しかし、当たり前など、何一つないのが現実です。

 

 

家族に感謝を伝えずに、当たり前を当然のことと思って暮らしていていれば、家族は、いずれ危機的状況に陥ります。

 

 

本当に身近な家族こそ、最も大切にしなければならないのです。

 

 

当たり前に思える日常だからこそ、常に感謝を伝えることが大切です。

 

 

最近、家族は、人生の修行の場であると思えるようになりました。

 

 

家族内での葛藤を乗り越えることで、人として成長できる、人生の修行の場ということです。

 

 

家族内でのトラブルは絶えませんが、人生の修行の場として、真正面から取り組んでいきます。

 

 

人生を捉え直す、よいきっかけを与えてくれる名著ですので、ご紹介させていただきました。

 

 

今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。