超筋トレが最強のソリューションである

Testosteroneさんの著書「超筋トレが最強のソリューションである」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、Testosteroneさんの著書と出会ってから、筋トレを再会し、筋トレによって、身体が引き締まって、自分に自信が持てるようになりました。

 

 

筋トレの素晴らしさを説く、Testosteroneさんの見解に深く共感し、Testosteroneさんの著書を読むようになりました。

 

 

今回は、「超筋トレが最強のソリューションである」を読んで得た気付きを3つ紹介します。

 

 

1 筋トレによって自尊心が向上する

 

 

1つ目は、男性は筋トレをすると自尊心が向上することです。

 

 

ある研究によれば、男性の筋力の強さと、自尊心の高さには、正の相関関係がみられたようです。

 

 

確かに、筋トレをして、筋肉がついてくると、昨日よりも成長している自分に出会うことかでき、自信がつき、自尊心が高くなることを実感しています。

 

 

私は、日々の労働の法律相談において、ハラスメントの相談をたくさん受けているのですが、ハラスメントによって自尊心を傷つけられている人が多いです。

 

 

ハラスメントによって、傷つけられた自尊心を、筋トレをすることで回復することができます。

 

 

さらに、筋トレをすることで、生物として強そうに見られるので、ハラスメントを受けにくくなります。

 

 

メンタル疾患が増えている現代において、ハラスメント対策としても、筋トレは、とても効果的だと思います。

 

 

2 仕事ができる人は筋トレをしている

 

 

2つ目は、仕事ができる人は筋トレをしていることです。

 

 

マッチョを雇用すべき4つの理由として、次のことが挙げられています。

 

 

①自制心が強く自己管理能力が高い

 

 

②タイムマネジメント能力が高い

 

 

③栄養学に強く健康で丈夫

 

 

④運動が生活の一部のためストレスに強い

 

 

特に、ストレスに強いというのは、このストレス社会を生き抜いていくために、必須の力ともいえます。

 

 

また、忙しい中で筋トレを習慣にするためには、タイムマネジメントが重要になり、遊んでいる暇はなく、自己管理能力が高くなります。

 

 

そして、筋トレをすることで、仕事の土台である健康を維持することができます。

 

 

まさに、筋トレは良いことずくめです。

 

 

Testosteroneさんは、「体力のある奴が集中力切らさず良い仕事するし、体壊さず安定して成長するし、知識も機会もガンガン手に入れてく。人間もしょせん動物。体力の差がモノを言う。体力こそ最強の資本」と主張されています。

 

 

確かに、体力のあるないは、とても大きな差となり、人間としての成長に影響します。

 

 

ビジネスマンは、最強の資本である体力を鍛えるためにも、筋トレをする必要があるのです。

 

 

3 食事誘発性熱産生

 

 

3つ目は、食事誘発性熱産生です。

 

 

人間は、食事から栄養を摂取する際にもカロリーを消費し、カロリー消費する際に、消化吸収自体にエネルギーを使うわけです。

 

 

消化吸収でエネルギーを使い、カロリーを消費することを、食事誘発性熱産生と言います。

 

 

そして、糖質と脂質よりも、タンパク質を摂取すると、食事誘発性熱産生による消費カロリーを高めることができ、カロリーを多く消費することができるのです。

 

 

高タンパク質の食事をすれば、食事誘発性熱産生を高めて、摂取したカロリーの一部をなかったことにできるのです。

 

 

食事誘発性熱産生によって、ダイエット効果がうまれるわけです。

 

 

今後も高タンパク質の食事を心がけていきます。

 

 

筋トレをしている人には、ぜひ読んでもらいたい一冊です。

奇跡の声トレ

 

弁護士という仕事をしていると、人を説得する機会が多く、声のクオリティーが大切になります。

 

 

また、私は、YouTubeで情報発信をしているのですが、聞き取りにくい、滑舌が悪いというコメントをいただいています。

 

 

メラビアンの法則で、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%と言われており、聴覚情報の38%を改善することができれば、人に分かりやすく説明でき、好印象を持ってもらいやすいです。

 

 

そのため、私は、今年の5月から、ボイストレーニング講座を受講し、自分の声を改善しようと努力しています。

 

 

ちょうど、声について勉強していることから、ボイストレーニングに関する書籍を読みました。

 

 

秋竹朋子先生の「一瞬で相手を引き込む 奇跡の声トレ」という書籍を拝読しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この本には、自分の声をよりよくするための、簡単で実践しやすいエクササイズがたくさん記載されており、とても勉強になります。

 

 

今回は、この書籍を読んで私が得た気付きを3つ紹介します。

 

 

1 腹式呼吸の重要性

 

 

1つ目は、腹式呼吸の重要性です。

 

 

声とは、喉にある声帯という筋肉が、肺からの空気によって振動することで生じます。

 

 

そのため、吐く息の量が増えれば、声帯を大きく振動させることができ、クリアで通る声を出すことができるのです。

 

 

腹式呼吸では、横隔膜を下げることで、お腹で多くの空気を出し入れすることができ、吐く息の量を増やすことができます。

 

 

さらに、腹式呼吸は、お腹から多くの空気の出し入れをするので、基礎代謝が活発となり、脂肪を燃焼しやすくなります。

 

 

また、腹式呼吸では、呼吸筋というインナーマッスルを使うので、ぽっこり出ていたお腹をへこませる、お腹やせの効果があります。

 

 

すなわち、腹式呼吸は、発声だけでなく、美容にも効果的なのです。

 

 

日常生活で、腹式呼吸で発声する習慣を身につけることが重要になります。

 

 

2 滑舌の改善方法

 

 

2つ目は、滑舌の改善方法です。

 

 

滑舌が悪い原因として、表情筋と舌の筋肉が固くなっていることが挙げられます。

 

 

表情筋が固いと、口を開けづらくなり、声を出しづらくなります。

 

 

表情筋を動かすことで、表情筋がゆるやかになり、滑舌が改善されるのです。

 

 

具体的には、「うーあー」と口を動かすことで、口の周りの筋肉をほぐすことができます。

 

 

また、ニコッと笑い、口角を上げることも、表情筋を動かすことに役立ちます。

 

 

舌の筋肉が固いと、舌を動かしづらくなり、滑舌が悪くなります。

 

 

舌を動かして、舌の筋肉を柔らかくします。

 

 

具体的には、あっかんべーと舌を伸ばしたり、口の中で舌を動かします。

 

 

このように、表情筋や舌を鍛えることで、滑舌を改善することにつながるのです。

 

 

私は、滑舌の改善が課題ですので、表情筋と舌を鍛えるトレーニングを毎日実践しています。

 

 

3 単語の頭で息を吐く

 

 

3つ目は、単語の頭で息を吐くです。

 

 

単語の頭で息を吐くことで、相手の聴覚に届く、聞き取りやすい声になります。

 

 

また、単語の頭で息を吐くことを心がけると、単語の意味が伝わるようになり、文章も流れるように理解してもらえるようになります。

 

 

人と話す時には、単語の頭で息を強く吐くことを意識していきます。

 

 

また、話すときは、あごをすこし引くと、首の周りの筋肉がリラックスして、のどが開き、通る声になり、好印象になります。

 

 

このように、自分の声をよりよい方向に改善する方法として、実践しやすいエクササイズが分かりやすく記載されています。

 

 

ボイストレーニングをしてみたいと考えている人におすすめの一冊です。

40代からの筋トレこそ人生を成功に導く

Testosterone氏の「40代からの筋トレこそ人生を成功に導く」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、10代と20代に筋トレをしていましたが、結婚して以降、筋トレをしていませんでした。

 

 

筋トレをしていないために、自分の体型が崩れていくことに、内心モヤモヤしており、40歳になった昨年から、ようやく筋トレを本格的に再開しました。

 

 

そんな40代になってから筋トレを再開した私にとって、とても興味をひくタイトルであったため、一気に読んでしまいました。

 

 

筋トレが人生にとっていかに大切かについて、これでもかというくらい豊富な事例とともに紹介されています。

 

 

まさに、筋トレライフハック本です。

 

 

今回は、この本を読んで私が得た気付きを3つ紹介します。

 

 

1 人は生物的に強そうな個体に憧れる

 

 

1つ目は、人は生物的に強そうな個体に憧れることです。

 

 

「リーダーシップを得たいなら筋トレ」という箇所に、「人間は単純な生き物で、男女を問わず、引き締まったカッコいい体に憧れを抱くものだ。結局、人が憧れるのは生物的に強そうな個体なのだ。」と記載されています。

 

 

確かに、男性の立場からすれば、ガタイのよい男性をみると、一目置きます。

 

 

この根底には、人は強そうな人間に憧れを抱いていることがありそうです。

 

 

そのため、筋トレをして、体を鍛えていれば、憧れの対象になり、リーダーシップを身につけることができるわけです。

 

 

人は見た目で判断してしまうので、筋肉がある人を目の前にすると、本能的にひれ伏してしまい、相手が優れていると思ってしまうのです。

 

 

筋トレをしていると、相手から一目置かれるのです。

 

 

また、筋トレをして体型がよくなると、顔にも自信がみなぎり、モテるようになります。

 

 

筋トレをしていれば、勝手に相手から、すごいと思ってもらえるので、メリットだらけです。

 

 

さらに、筋肉があると強そうに見られるので、いじめやパワハラの対象になりません。

 

 

筋肉があれば、相手に対して、いざけんかになれば、敗けてしまうと思わせることができ、抑止力が働くのです。

 

 

このように、自分のポジションを高めるためにも、筋トレは効果的です。

 

 

2 挑戦するには体力が必要

 

 

2つ目は、挑戦するには体力が必要ということです。

 

 

人間は、何をするにしても健康でないとフルに力を発揮できません。

 

 

筋トレによって体力が向上すれば、何かに挑戦する時に、その体力が必ず役に立つのです。

 

 

新しいことに挑戦する時には、ストレスがかかりますし、不安になり、体力というエネルギーがないとガス欠になり、動けなくなります。

 

 

エネルギーがなくて、動けないと、チャンスをものにすることはでません。

 

 

毎日、バリバリ元気に活躍するためには、体力は必須の能力なのです。

 

 

そんな体力を向上させるためには、筋トレが重要なのです。

 

 

健康こそが最も大切な資産なのです。

 

 

健康のために、筋トレはとても効果的です。

 

 

3 スランプは必ずやってくる

 

 

3つ目は、スランプは必ずやってくることです。

 

 

スランプは、必ず立ちはだかるので、最初から計画に入れておくくらいがちょうどいいのです。

 

 

スランプになっても、それを楽しめることを、事前の危機管理の段階で組み入れておくのです。

 

 

そして、スランプに陥っても、ブレイクスルーの一歩手前であると理解して、淡々と努力を継続することが効果的です。

 

 

このスランプに陥った時に、筋トレでスランプに陥った時のことを思い出すのです。

 

 

私も、筋トレをしていて、思うように、重量を伸ばすことができない時期があります。

 

 

それでも、淡々と筋トレを継続していたことで、気がついたら、重量を伸ばすことができました。

 

 

スランプを乗り越える方法は、継続しか無いのです。

 

 

私は、売上が思うように伸びず、スランプに陥っている時期なので、筋トレでスランプを乗り越えた体験をもとに、仕事でのスランプを乗り越えていきます。

 

 

筋トレは、スランプを乗り越える術を教えてくれるのです。

 

 

スランプは、着実に前に進んでいる証拠と捉えて、ブレイクスルーを信じて努力をするのです。

 

 

この本を読めば、筋トレが無性にしたくなるので、筋トレをしている人におすすめの一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

こころの処方箋

私の司法研修所時代の民事裁判教官の野田教官が、最終講義の際に、知る人ぞ知る名著として紹介されていた、河合隼雄先生の著書「こころの処方箋」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本のタイトルのとおり、毎日あくせくがんばっている現代人がこの本を読むと、心がほっとする不思議な感覚になる、まさに、処方箋のような本です。

 

 

人生で迷った時に読むと、壁を乗り越えられるヒントをえられる本です。

 

 

今回は、この本を読んで、私が得た気付きを紹介します。

 

 

1 ふたつよいことさてないものよ

 

 

1つ目は、ふたつよいことさてないものよ、です。

 

 

これは、ひとつよいことがあると、ひとつ悪いことがあるとも考えられるということです。

 

 

世の中は不思議なもので、人にとって、よいことずくめにならないように仕組まれているものです。

 

 

禍福は糾える縄の如しという言葉のように、よいことがあれば悪いこともある。

 

 

この言葉を逆に考えれば、何か悪いことや嫌なことがあれば、それに見合うだけのよいことが存在していることがあるということなのです。

 

 

そのため、何か悪いことがあっても、絶望せずに、次は良いことがあると前向きに希望を持っていればよいのです。

 

 

また、人は、悪いことがあることを前もって分かっていれば、相当にしのぎやすくなると、河合隼雄先生はおっしゃっています。

 

 

良いことがあると、次に悪いことがあるかもしれないと事前にわかっていれば、受けるショックを軽減させることができるかもしれません。

 

 

この言葉と出会って、良いことがあっても、悪いことがあっても、そんなものだと心をニュートラルにできて、穏やかに過ごすことができるようになりました。

 

 

2 ものごとは努力によって解決しない

 

 

2つ目は、ものごとは努力によって解決しない、です。

 

 

人は、努力するときっとよい結果になると期待してしまいますが、努力しても必ず結果がでるとは限りません。

 

 

私は、司法試験の勉強をしていて、努力しても結果がでないことは、よく分かりました。

 

 

努力すれば報われるという前提で生きていていた場合、努力が報われなかった時に、深く絶望してしまいます。

 

 

河合隼雄先生は、努力によって、ものごとは解決するという考えのために、自分を必要以上に苦しめているので、ものごとは努力によって解決しないと思っていれば、必要以上に自分を苦しめることはなくなるとおっしゃっています。

 

 

このような考え方でいれば、努力しても結果がでなかったとしても、心が穏やかになり、楽に生きられると思います。

 

 

とはいえ、努力は否定されるものではなく、尊いものだと考えます。

 

 

河合隼雄先生は、「努力によってものごとは解決しない、とよくわかっているだけど、私には努力くらいしかすることがないので、やらせていただいている」とおっしゃるとおり、努力して、うまくいったらいいなぁという感じでいるのが、心にとってよいのかもしれません。

 

 

努力が実らなくて、嫌になりそうなときに、思い出したい言葉です。

 

 

3 家族関係の仕事は大事業である

 

 

3つ目は、家族関係の仕事は大事業である、ことです。

 

 

社会人になると、つい、仕事を優先してしまい、家族関係のことを疎かにしてしまいがちです。

 

 

ここには、職業や社会的なことに関する仕事は大変だが、家族のことなどは簡単にできるはずであるという思い込みがあります。

 

 

河合隼雄先生は、家族のことは大変な仕事で、ひょっとすると、職業や社会的な仕事を上回るほどの大事業ではないかとおっしゃっています。

 

 

家族は、距離が近いがゆえに、わかってくれるはずという前提でいると、全然理解されておらず、揉め事が起きます。

 

 

夫婦関係が悪化すると、仕事に集中できず、悪影響です。

 

 

親子関係がうまくいかないと、子供が問題を起こして、これもまた仕事に集中できず、悪影響です。

 

 

ようするに、家族関係が整っていないと、仕事に極めて悪影響が及ぶのです。

 

 

そうなると、仕事以上に家族関係を整えることに、力を注ぐことも大切です。

 

 

河合隼雄先生は、まず、家族関係のことが大事業であるという覚悟があれば、姿勢が違ってくるし、正面から取り組んで事に当たるとき、人間のエネルギーが不思議に新しく開発されるとおっしゃっています。

 

 

家族関係は、仕事以上に大事業であるという覚悟をもって、家族と仲良くしていきます。

 

 

このように、心が疲れた時に、この本を読むと、ふっと心が楽になる、処方箋のような本です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

裁判官!当職もっと本音が知りたいのです

岡口元裁判官と弁護士の中村真先生の共著「裁判官!当職そこが知りたかったのです」の続編である、「裁判官!当職もっと本音が知りたいのです」を拝読しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前作に引き続き、裁判官の思考がよく分かり、民事訴訟において、裁判官を説得するためには、どのようなことが効果的なのかが、本当によくわかる、名著です。

 

 

この本のサブタイトルにあるとおり、この本を読めば、民事訴訟の説得力が上がるのは間違いないです。

 

 

このような素晴らしい本を出版していただいた、著者の先生方に本当に感謝しております。

 

 

それでは、私が、この本を読んで気付いたことを3つ紹介します。

 

 

1 裁判官の2つのタイプ

 

 

1点目は、裁判官には2つのタイプがいることです。

 

 

1つ目のタイプは、相対的真実主義の裁判官です。

 

 

この裁判官は、民事訴訟は、相対的真実であると割り切っているため、立証は、立証責任を負っている当事者がすべきものであって、裁判官は、補充尋問や釈明を極力控え、立証責任で切ってしまう判断をします。

 

 

相対的真実主義の裁判官に対しては、訴状には、請求原因の要件事実があればいいだけで、そこに若干の肉付けをしたものを書けばよいことになります。

 

 

すなわち、要件事実を中心に準備書面を記載し、余計なことを書かずに、ロジックを簡潔に示すのが効果的になります。

 

 

相対的真実主義の裁判官に対して、準備書面でいっぱい書くことは逆効果になりそうです。

 

 

2つ目のタイプは、実体的真実主義の裁判官です。

 

 

この裁判官は、民事訴訟においても、刑事訴訟と同じように、実体的真実を探したがります。

 

 

実体的真実主義の裁判官は、立証責任で切ってしまうような判決はすべきではなく、ときには思い切った事実認定も必要であると考え、請求原因事実の不存在が認められるという判断ができるまで審理を続けたがります。

 

 

この裁判官は、準備書面にいろいろなことをたくさん書いても全部読んでくれます。

 

 

問題は、自分があたった裁判官が、どちらのタイプの裁判官なのかという見極めですが、これは、審理を継続していく中で見極めるしかなさそうです。

 

 

裁判官の一挙手一投足を注意深く観察して、裁判官のタイプを見極めつつ、効果的な主張と立証をしていく必要があります。

 

 

2 証拠説明書を活用する

 

 

2つ目は、証拠説明書の活用です。

 

 

正直、私は、証拠説明書をそこまで重要視しておらず、準備書面を書いた後に、証拠説明書の立証趣旨の箇所に、準備書面で記載した証拠に関連するところを引用するくらいでした。

 

 

しかし、忙しい裁判官は、証拠を隅々まで見てくれるとは限らないものの、証拠説明書はきちんと読むようなので、証拠説明書の立証趣旨に必要なことを書いておけば、裁判官の判断に影響を与えられる可能性があります。

 

 

すなわち、証拠説明書で、裁判官に対して、その証拠の価値を刷り込ませるのです。

 

 

前の著書で、このあたりのことを把握していたのですが、忙しいとついつい証拠説明書をおろそかにしがちなので、改めて、証拠説明書をしっかり活用しようと思いました。

 

 

また、裁判官は、証拠を見てくれないリスクがあるものの、主張書面は必ず読んでくれるので、大事なことは、全部主張書面に書いておくべきなのです。

 

 

証拠をだしておけば、裁判官は、きちんと見てくれるという考えは手放したほうがよさそうです。

 

 

裁判官に読んでもらいたいことについては、主張書面と証拠説明書に記載すべきなのです。

 

 

3 尋問と和解

 

 

3つ目は、尋問と和解についての考え方です。

 

 

私の経験上、和解は、主張が出尽くして尋問前に行うパターンと、尋問後に行うパターンの2つがあると考えます。

 

 

尋問前の和解の場合、裁判官は、確定的な心証はとれておらず、なんとなくこっちかなという暫定的な心証で和解を進めているようです。

 

 

他方、尋問後の和解の場合、判決が前提となっているため、判決と和解内容が食い違わないようになるため、裁判官からの和解の提案内容と判決はほぼ同じになるわけです。

 

 

すなわち、和解を蹴って、判決がでたら、判決と和解内容が全然違う内容になっているというのは、裁判官は、避けるように考えているのです。

 

 

また、私は、尋問で心証はそこまで変わらないという印象を持っていましたが、裁判官は、尋問で心証が随分変わるようです。

 

 

尋問の中で、いろいろな情報が裁判官の中に入るので、尋問によって、裁判官の事件に対するイメージが変わることがあるようです。

 

 

なお、尋問の前に、陳述書を提出するのですが、まずは、陳述書で心証をとり、尋問は、その陳述書でとった心証が正しいかどうかを検証する時間のようです。

 

 

そのため、陳述書の内容が重要になります。

 

 

尋問に頼らずに、陳述書で完全に心証をとれるようにするために、動機等にも配慮しながら、陳述書をよいものにすることを心がける必要があります。

 

 

私は、陳述書にそれほど重きを置いていませんでしたので、陳述書を作成する際には、裁判官の心証をとれるように工夫していきます。

 

 

このように、普段の弁護活動では、見落としがちな点についても、丁寧に裁判官の思考方法から、改善点をみつけることができますので、ぜひ多くの弁護士に読んでもらいたい一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

弁護士業務の視点が変わる!実践ケースでわかる依頼者との対話42例

私が所属している、「コーチング×弁護士の可能性を考える会」を立ち上げた4名の弁護士による共著である、「弁護士業務の視点が変わる!実践ケースでわかる依頼者との対話42例」を拝読しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弁護士が法律相談を実践している最中に必ずぶつかるであろう、依頼者との葛藤場面ごとに、コーチングの資格を持つ弁護士の視点から、よりよい法律相談に改善するためのアドバイスが書かれている、今までにない、弁護士向けの書籍です。

今回は、私がこの書籍を読んで得た気づきを3つ紹介させていただきます。

 

1 依頼者からの受任が難しい時の対処法

1つ目は、依頼者からの受任が難しい時の対処法です。

弁護士は、万能ではなく、あくまで法律問題に対する解説策しか提示できません。

法律では解決できない問題について、相談に来られる方が一定数いらっしゃいます。

さらに、相談者が法律問題で困っていても、証拠がないために、解決できないことも多々あります。

そのため、法律相談の対応をしても、事件を受任することを断ることがけっこうあります。

そのような場面で、弁護士が、相談者に対して、どのように声掛けをするのが効果的なのかについて、よく悩みます。

このように、事件の受任をするのがふさわしくない法律相談を受けた場合に、弁護士は、相談者に対して、相談者自身が行ってきた努力の過程を尋ねた上で、それを承認することが効果的です。

具体的には、「そのような状況で、今までどうやって対処してこられたのですか」と質問し、「よく、そうやって、お一人で、この問題にここまで対処してこられましたね」と承認します。

その上で、「いわゆる法的な解決は難しく、弁護士が入ることでお力になれるところは、残念ながら無いように思います」とはっきり伝え、「私自身、お力になれず心苦しいです」と弁護士自身の心情を開示します。

相談者の感情を受け止めて、時には、弁護士の感情を相談者に伝えることで、人間的な交流が生まれ、ちょっとした緊張関係が和らぐ効果が生まれるのです。

相談者に対して、事件の依頼を断るので、相談者に対して、不快な思いをさせることになるのですが、この相談者に生じる不快な思いを少しでも軽減させるために、弁護士の心情を開示していきます。

 

2 負けてもいいからと言われた時の対処法

2つ目は、負けてもいいからと言われた時の対処法です。

私が専門としている労働問題の分野ですと、なかなか勝てない事件があります。

例えば、雇止めの事件は、契約の通算期間が短く、契約の更新回数が少ないと、雇止めを無効にするのは難しいです。

このように、相談者が裁判をしても勝てない法律相談を受けた際に、相談者が、負けてもいいので、裁判の代理人を引き受けてくださいとお願いされることかあります。

私は、弁護士に依頼する以上は、弁護士費用以上の経済的利益が依頼者にもたらされるべきであると考えているため、弁護士に依頼しても損をするような事件を原則として受任しないポリシーで、法律相談を担当しています。

とはいえ、弁護士に依頼すると損をするとはいえ、目の前の相談者の状況からして、力になれないことに対して、申し訳ない思いになることがあります。

このような場合、弁護士があくまでも相談者の利益を考えていることを伝えるのが効果的です。

具体的には、「私も◯◯さんに損をしていただきたくないので、ご依頼をお引き受けるのが難しいです」と伝えます。

「損をします」という表現よりは、「損をしていただきたくない」という表現の方が、弁護士が相談者の不利益を心配していることが伝わりやすくなるのです。

少しの表現の工夫で、相談者が受ける印象が変わるわけです。

相談者の利益を考えていることを伝えていきます。

 

3 無理筋または不利な主張を要望された場合の対処法

3つ目は、無理筋または不利な主張を要望された場合の対処法です。

例えば、パワハラをしてくる上司が不倫をしていることを、パワハラの損害賠償請求の裁判で主張してほしいと言われた場合、上司が相談者に対して、パワハラをしたことと、その上司が不倫をしていることは、全く関係がありません。

そのように、関係ない不倫のことを主張しても、全く無意味ですし、最悪の場合、その上司から、名誉毀損で損害賠償請求されるリスクさえあります。

このような場合、すぐに相談者を否定してしまうと、相談者との関係が悪化してしまいますので、最初に一旦受け止め、「パワハラをしている上司が不倫していたとなると、悔しいとか色々な感情が湧いてきますよね」と感情を言語化します。

そのうえで、不倫の主張が、相談者にとって不利になることを伝えて、相談者が大事であるからこそ、その主張はできないと伝えます。

さらに、「少なくとも、現時点では、いったん置いておくのが得策だと思います」と伝えて、別の話題に相談者の視点を変えるのが効果的です。

このように、弁護士が直面する葛藤場面について、効果的な対話のやり取りが具体的に解説されているので、とても参考になります。

法律相談のスキルを向上させたい弁護士におすすめの一冊です。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

予防医学の名医が教えるすごい野菜の話

私は、昨年から、筋トレに精を出しています。

筋トレを始めてから、筋肉を増強するために、自分が摂取する栄養について、興味がわき、効果的な食事に関する本を読むようになりました。
そのような経緯で、出会った一冊が、一石英一郎先生の「予防医学の名医が教えるすごい野菜の話」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この本を読めば、いかに野菜が食物として優れているかが、よく分かり、なるべく多く、野菜を食べようと思えます。

今回は、この本を読んで、得た気付きを3つご紹介します。

1 野菜の抗酸化作用

1つ目は、野菜の抗酸化作用です。

私達が日常生活をしていると、活性酸素が発生します。

活性酸素は、私達の体を錆びつかせて、老化させる物質です。

この活性酸素の働きを抑制する、抗酸化成分を野菜はもっているのです。

野菜は、細胞内に活性酸素が発生する原因となる紫外線からのダメージへの対抗手段として、抗酸化成分を保有しています。

そして、人間は、自ら抗酸化成分を作り出すことができないため、野菜を摂取することで、抗酸化成分を体内に取り込み、体の酸化を防止することができるのです。

細胞の老化を防止するためにも、野菜を摂取することが大切なのです。

2 野菜で腸活

2点目は、野菜は、腸活によいことです。

腸内の善玉菌、日和見菌、悪玉菌のバランスが整っているのが、よい腸の状態です。

この腸内の善玉菌を育てるのに、役立つのが、野菜に含まれている食物繊維なのです。

食物繊維が、腸内の善玉菌の栄養素になっているのです。

また、食物繊維は、腸内の有害物質を吸収し、便と一緒に排出してくれるので、腸内をきれいにする作用もあるのです。

野菜を摂取することで、食物繊維による腸内環境の整備ができるのです。

3 野菜のすごい力

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3点目は、野菜ごとのすごい力です。

じゃがいもは、デンプン、ビタミンC、食物繊維、カリウム、マグネシウムを豊富に含んでいる万能食です。

玉ねぎは、血をサラサラにして、血流を改善し、血中コレステロールや悪玉コレステロールを低下させ、血糖値上昇を抑制し、動脈硬化を予防する効果があります。

ブロッコリーには、最近注目のNMNが豊富に含まれており、その他にも、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、葉酸、カリウム、鉄等の豊富な栄養素があります。

トマトのリコピンには、抗酸化作用のほかに、生活習慣病やがんの予防、血糖値の改善、動脈硬化の予防、筋肉増強の効果があります。

ホウレンソウに含まれているエクジステロンは、筋肉増強に効果があるようです。

このように、野菜には、人間の健康にとって、重要な栄養素が豊富に含まれていることから、たくさん食べる必要があることが理解できます。

野菜を大好きになれる一冊ですので、栄養に興味がある人にとって、おすすめの一冊です。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

幸せになりたかったら、腸を整えなさい

1 腸をよくするための食事


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

40歳を過ぎてから、自分の健康に気を遣うようになり、健康に関する本をよく読んでいます。

健康に関する本を読んでいると、腸の大切さがわかってきました。

腸について、勉強する必要があると思い、脳腸セラピストの桜華純子先生が執筆された「幸せになりたかったら、腸を整えなさい」という本を読みました。

人間が生きていくうえで、腸が果たす大切な役割や、腸をメンテナンスする具体的なノウハウが、たくさん記載されており、おすすめの一冊です。

今回は、この本を読んで気づいたことを3つご紹介します。

1つ目は、腸の状態をよくするための食事です。

腸の状態をよくするためには、大腸に住み着いている腸内細菌のバランスを整えることが大切です。

腸内細菌は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つがあり、このバランスを、2対1対7をするのが理想です。

このバランスを整えるためには、悪玉菌が善玉菌よりも増えないようにします。

具体的には、善玉菌が喜ぶ食材を積極的にとり、悪玉菌が喜ぶ食材を控えるのです。

善玉菌が喜ぶ食材は、発酵食品、食物繊維、オリゴ糖、オメガ3脂肪酸です。

発酵食品の中でも、味噌がおすすめです。

味噌汁に、野菜、きのこ類、海藻といった具材をいれることで、食物繊維やオリゴ糖も吸収できます。

食事の最初に味噌汁を飲むことで、胃が温まり、消化活動が活発になり、腸の負担が減ります。

また、血糖値の上昇を防ぐことができます。

食事の際に、まずは味噌汁から飲むことを実践します。

2 深呼吸

2つ目は、深呼吸です。

深呼吸をすることで、酸素が体の隅々まで行き渡り、血流がよくなります。

また、リラックスして、自律神経が整います。

深呼吸をすることは、横隔膜のトレーニングにもなります。

具体例な深呼吸のやり方は、次のとおりです。

①体の中になる空気を全て出し切る意識で息を吐き切る。

②空っぽになった体にたっぷり酸素を取り込むように、ゆっくり鼻から吸い込む。

③2秒息を止めてから、8~10秒かけてゆっくりと息を吐く。これを3~4回繰り返す。

この深呼吸をトイレに行くたびに行うのがよいようです。

仕事の休憩の際には、深呼吸を実践します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3 日常生活におけるリラックス行動

3つ目は、日常生活におけるリラックス行動です。

仕事の休憩時には、深呼吸以外にも、次のようなリラックス行動があります。

耳とそのまわりには、内臓や自律神経を整えるツボが集中しているので、耳全体をもむことで全身のマッサージになります。

耳をもむことで、血流がよくなり、肩こりや目の疲れの軽減につながります。

手や足をぶらぶらさせることで、手首や足首のこりをとることができ、リラックスできます。

仕事の休憩時に、立ったまま、足や手首をぶらぶらさせることで、リラックスできるのです。

また、手を洗うついでに、手のひらのマッサージをすることも効果的です。

手のひらには、各器官につながる反射区があるので、親指の腹を使って、手のひら全体をもむことで、血行がよくなります。

このように、日常生活でちょっとした習慣を取り入れるだけで、腸が整うことが学べるおすすめの一冊です。

腸のことを勉強する際に、おすすめです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

男のヘルスマネジメント大全

1 デジタル機器の使い過ぎによる疾患

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、2024年に40歳になり、なんとなくですが、30代よりも、無理がきかなくなってきました。

朝起きた時に疲労感が残っていたり、牛肉が食べにくくなったり、食事の量が減ったりなど、30代に比べて、40代になって、体の状態が変わったように感じます。

40代になり、自分の健康について、気を使い、毎日ベストコンディションを維持して、仕事の効率を上げるために、健康に関する本をよく読むようになりました。

健康に関する本を読んでいる中で、出会ったのが、医師である石川雅俊先生の著書「男のヘルスマネジメント大全」という本です。

男が年齢を重ねるにつれて、かかりやすくなる疾患と、その予防方法がわかりやすく記載されている、おすすめの一冊です。

今回は、この本を読んで、私がえた気付きを3つご紹介します。

1つ目は、デジタル機器の使いすぎによる、現代型の疾患です。

スマホの使い過ぎによる、眼精疲労やドライアイの症状が生じる、スマホ症候群という疾患があります。

集中してスマホの画面を見続けると、まばたきの回数が減少してしまい、慢性的なドライアイになってしまうのです。

スマホ症候群によるドライアイを防ぐには、加湿器で湿度を保つ、意識してまばたきを行う、画面に目を近づけ過ぎないことが効果的です。

また、スマホ以外にも、パソコンなどのデジタル機器の使い過ぎによる、背中・首・方のコリ、頭痛といった症状が発生するデジタル機器症候群があります。

デジタル機器症候群を予防するためには、適度な小休止をとることが効果的です。

パソコンの連続作業は、1時間を超えないようにして、10~15分の休止時間を確保するのです。

休憩時には、ストレッチや体操などの軽い運動をする、短時間でも目をつぶり、目の潤い保持と疲労回復につとめるのが効果的です。

そして、デジタル認知症という疾患もあります。

デジタル機器を使用して過剰な情報を脳にインプットしているために、脳疲労が起こり、記憶力をはじめとする脳機能が低下している状態です。

人の身体機能は、使わないと衰えます。

スマホに自分の脳の代わりをさせていると、脳の記憶の機能が衰えるのです。

この疾患を予防するためには、自分の脳の活用が効果的です。

自分の脳を使って記憶する、考えることをすることで、脳の機能を維持することができるのです。

私は、最近、記憶力が低下したと実感しているので、子供と百人一首をして、記憶力の維持に努めています。

2 NMN

2つ目は、NMNです。

最近、老化を防止し、若返りが実現するサプリメントとして、注目を集めています。

サーチュイン遺伝子という、寿命が伸びるための遺伝子を活性化させるために、NADという補酵素が必用になります。

NADを増やして、サーチュイン遺伝子を活性化すると、加齢現象に対して改善効果が得られたようです。

そして、NADを増やすために開発されたのが、摂取すると体内でNADに変換されるNMNなのです。

NMNは、食べ物にごく微量しか含まれていないので、サプリメントで摂取するのが効果的です。

NMNのサプリメントを調査して、摂取してみたいと思います。

3 テストステロンを増加させる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、テストステロンを増加させる日常の習慣です。

テストステロンは、男性ホルモンで、骨格や筋肉の形成、ストレス処理、血管を若く保つ等、男にとって、大切なホルモンです。

テストステロンを増やすセルフケアをすることで、男は健康を維持することができるのです。

テストステロンを増やすために、重要な習慣は、運動です。

有酸素運動と筋トレの両方を行うのが効果的です。

筋トレは、大腿などの筋肉量の多い部分を重点的に行うのがよいです。

食事については、コレステロール、亜鉛、ビタミンDが不足しないように注意が必要です。

男が生涯現役でいるために、必要な知識がたくさん記載されている名著なので、おすすめの一冊です。

今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

成功哲学

1 燃えるような願望

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、アチーブメント株式会社の頂点への道講座を受講しておりまして、ナポレオン・ヒルの名著「成功哲学」が必読書となっております。

この成功哲学の本を読み、成功するためには、自己暗示や潜在意識といった、不思議な力が必要であると理解しました。

このことは、これまで、私が自己啓発の文献を読み、理解していたことと一致していました。

むしろ、この本が原典なのです。

今回は、成功哲学を読んで、私が学んだことを3つ紹介させていただきます。

1つ目は、燃えるような願望を持つことです。

成功の出発点は、自分が何が何でも達成したいという、燃えるような願望を持つことです。

人は、この願望に突き動かされて、行動するのです。

願望が行動の原動力となるのです。

成功哲学には、富への願望を、実現させるための6つの行動として、以下のことが記載されています。

①望みの金額を正確に頭に刻む。

②望みの金銭を得た見返りを何にするのか、正確に決める。

③望みの金銭を手に入れる時期を明確に決める。

④自分の願望を達成するための明確な計画を立て、その準備の状態がどうであっても、すぐにその計画を行動に移す。

⑤手に入れるつもりの金額について明解で簡潔な宣言を書き出す。

⑥書き出した文章を大きな声で読む。毎日2回、1回は寝る前、もう1回は朝、目が覚めた時。読みながら、その金銭をすでに手にしている自分自身の姿を、見て感じそして信じよう。

この6つの行動をしているうちに、願望が信念に練り硬められ、自分の頭脳が、願望を実現するための情報をキャッチしやすくなり、想像力が働き、的確な行動にうつせるようになるのだと思います。

私は、アチーブメントで学んでいるおかげで、自分の願望が明確になってきているので、簡潔な宣言文を作成して、寝る前と起きた時に、読むことを習慣にします。

 

2 自己暗示の大切さ

2つ目は、自己暗示の大切さです。

自己暗示とは、五感を通して人の意識に働きかける示唆や自発的な刺激の全てです。

自己暗示をすることによって、自分の潜在意識に働きかけをすることができます。

人は、潜在意識によって動かされているため、この潜在意識に働きかける、自己暗示の力を利用することは、とても大切なことなのです。

先ほど記載した、自分の願望を宣言文にして、毎日読むことですが、自分の言葉に思いや感情がこもっていなければ、全く意味がないのです。

潜在意識は、思いや情感と十分に混じり合った思考をもとにして、はじめて覚醒して行動するからなのです。

既に望んでいるお金を手にしている自分を想像していると、第六感が働き、具体的な行動がわかるようです。

潜在意識にはたらきかけて、影響を与えられる仕組みとして、自己暗示を活用していきます。

 

3 潜在意識の活用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、潜在意識を活用することです。

潜在意識から無限の知性の力が引き出されて、願望をそれに見合う物理的なものに、最も効率的な手段を駆使しながら、転換するのです。

この潜在意識は、自動的に機能してしまうので、意識していないと、恐怖や貧困などのマイナスの情報が潜在意識に蓄積され、マイナスの方向に行動がうつってしまいます。

そのため、前向きな願望の衝動によって、潜在意識にプラスの影響を与える必要があるのです。

潜在意識は、気分や感情と混じり合った思考の影響を受けるので、前向きの感情を、自己暗示によって、思考の衝動の中に注入するのです。

願望を信念に練りかため、自己暗示の力をつかって、自分の潜在意識をプラスにもっていくのが、成功するために大切なのだと理解しました。

もしかしたら、成功の本質は、意外とシンプルなのかもしれません。

でも、人間は、怠惰なので、自己暗示を習慣にできず、うまくいかないのだと思います。

忍耐力を鍛えて、自己暗示を習慣にします。

潜在意識について、ここまで本質的のことが記載された文献はなく、あらゆる自己啓発書の原典といえる名著です。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。