脂質起動
糖尿病の専門医の山田悟先生の著書「脂質起動」を読みました。

山田先生の「糖質疲労」という本を読み、糖質を控えて、脂質をたっぷりとる食事方法の大切さがわかり、実践しています。
なんとなくですが、以前よりも疲労感が軽減されている気がします。
最近、脂質をたくさん摂取するようになり、脂質について学びたいと思い、この本を読みました。
脂質起動をすることで、健康になることが、とても分かりやすく解説されている本です。
今回は、この本を読んで得た気付きを3つご紹介します。
1 脂肪をエネルギーにする
1つ目は、脂肪をエネルギーにすることです。
脂肪を摂取すると、体に脂肪が不着して、太るのではないかと考えてしまいます。
しかし、この考えは誤りであり、脂肪を摂取すると、体の脂肪が減るのです。
人は、糖質と脂質をエネルギー源にしているところ、糖質を多く摂取すると、糖質をエネルギー源にしますが、脂質を多く摂取すると、脂質をエネルギー源にしだすのです。
すなわち、脂質を摂取することで、脂肪を代謝して、疲れにくく、太りにくい体になれるのです。
脂肪をとることが、脂肪を減らすことになるのが、驚きです。
脂質をとると、①食べ過ぎを自然に防ぐ、②体の余分な脂肪を減らす手助けをする、③代謝をあげるというメリットを享受することができるのです。
食事は、糖質を控えめに、脂質をたっぷりとるのがよいのです。
2 脂質は脳によい
2つ目は、脂質は脳によいことです。
脳の大部分は、脂質で構成されており、脂質たっぷりの食生活は、脳にとってメリットがあります。
脂質をとることで、肝臓が自動的に脂質の一部をブドウ糖に変えて、脳に届けてくれます。
また、脂質の一部をブドウ糖に変える際に、エネルギーを使用するので、代謝を上げながら脳に十分なエネルギーを届けることにつながるのです。
そして、糖質がなくなると、脳は、脂質からケトン体をエネルギー源にします。
このケトン体が、脳細胞の健康状態を改善すると言われています。
脳を健康に保つためにも、脂質をたっぷりとるのがよいのです。
3 脂のとり方
3つ目は、食事における脂のとり方です。
私は、最近、MCTオイルを毎食摂取するようにしています。
MCTオイルは、ココナッツやパームフルーツといったヤシ科の植物に含まれている中鎖脂肪酸を主成分とするものです。
中鎖脂肪酸は、胃で消化されるので、素早く体内に吸収されてエネルギー源になりやすいのです。
また、中鎖脂肪酸は、ケトン体の原料になりやすいです。
MCTオイルは、無味無臭で、どの料理にも合わせやすく、脂質の摂取に重宝しています。
私は、MCTオイルを、味噌汁やスープ、コーヒーにいれています。
なお、私は、コーヒーをブラックで飲んでいましたが、この本を読んでから、クリームを入れて、脂質をとるようにしました。
そして、この本では、アボガドが脂質起動の食材としてよいと紹介されています。
アボガドは、糖質が少なく、脂質の含有量が多く、世界一栄養価の高い生食の果物なのです。
アボガドを積極的に食べていきます。
脂質をたくさん食べて健康になる方法が分かりやすく記載されている、おすすめの一冊です。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。











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