弁護士になって41年目を迎えましたが、初心に立ち返って依頼者の方々のニーズにお応えしようと考えています。
現在まで、民事、刑事、家事、会社法、行政訴訟、医療過誤等々ほとんどあらゆる分野を手がけてきましたが、今後もそのスタイルを維持するつもりです。
私にとって弁護士生活の転機になったのは、1991年にアメリカの著名な憲法訴訟弁護士であるアーサー・キノイ教授の「試練に立つ権利」を日本評論社か ら翻訳出版した時です。それ以来、毎年訪米し,アメリカの進歩的弁護士と交流を行ってきました。2004年から金沢大学法科大学院で法曹倫理(弁護士倫 理)などの講義を受け持つようになったことも、弁護士としての仕事にはプラスになっていると思います。さらに、2007年から東京(第2)、大阪、仙台、 大分各弁護士会や日弁連人権大会などで、9.11事件後のアメリカ政府による人権侵害と戦争政策などについて、講演活動を行っています。これからも,視野 を少しでも拡げ積極性を失わずにいきたいと考えています。