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弁護士研修ノート

1 コミュニケーションの重要性

 

 

弁護士原知良先生の

「弁護士研修ノート~相談・受任・報酬請求・課題解決プログラム~」を読みました。

 

 

 

 

私は、弁護士1、2年目くらいの時期に、この本と出会い、

弁護士としての基礎を学びました。

 

 

その後、この本の改訂版ができ、初心にかえったつもりになって、

読んだところ、やはり弁護士にとって必要なことについて、再認識できました。

 

 

名著は、折に触れて読み直してみると、

新しい気付きを得られるので、素晴らしいです。

 

 

それでは、今回この本を読んで、私が得た気付きを3つご紹介します。

 

 

1つ目は、クライアントとのコミュニケーションの重要性です。

 

 

弁護士とクライアントとは、非対等であることを常に意識することが大切です。

 

 

弁護士の立場から見ていると、クライアントとは、同じ人として、

対等に思っていても、クライアントの立場から見るとそうではないのです。

 

 

クライアントの立場からみると、自分は、

法理問題でトラブルをかかえて不安を抱いている素人であるのに対して、

弁護士は、法律のプロで偉い人というように、

非対等な関係であると思っているのです。

 

 

このクライアントの立場からみた非対等な関係を理解しておかないと、

クライアントの感情を理解することができず、

クライアントと信頼関係を築くことが難しくなります。

 

 

この非対等な関係を意識して、クライアントに対して、

心配事を何でも話してもらえるような雰囲気作りをすることが大切です。

 

 

 

また、この非対等な関係を意識すれば、

自分がクライアントの立場であったら、

弁護士に何をしてもらいたいかと、クライアントのサイドから、

自分の判断や助言を考えると、クライアントの満足に繋げられます。

 

 

そして、この非対等な関係を意識した上で、

クライアントとのコミュニケーションの質と量を充実させることが大切です。

 

 

コミュニケーションの質とは、法律の素人であるクライアントに、

専門用語を使わずに、いかに分かりやすく伝えるかです。

 

 

一般の人には、法律用語はとてもわかりにくいので、

難しい言葉を使わずに、わかりやすく説明することが弁護士に求められます。

 

 

コミュニケーションの量とは、クライアントとの信頼関係を維持するために、

適時・適量・適切な情報交換と交流をすることです。

 

 

弁護士から事件の進捗状況について報告がない場合、

クライアントは不安になるので、適宜、

報告・連絡・相談することが重要になります。

 

 

さらに、クライアントの気持ちや感情・不安への対応・激励も重要になります。

 

 

2 弁護士報酬

 

 

2つ目は、弁護士報酬です。

 

 

弁護士は、目に見えない法的トラブルの解決というサービスを提供しているので、

なぜ、これだけの弁護士報酬がかかるのかについて、

クライアントに説明することが難しいことがよくあります。

 

 

事件を受任する際に、弁護士費用をいくらに設定するのかについて、

私は、よく悩みます。

 

 

そもそも、クライアントは、どのような時に、

弁護士の提供したサービスに価値を感じるのでしょうか。

 

 

 

1つは、事件解決を通じて、当初期待していた結果が実現できたときです。

 

 

700万円の請求が認められると予想していたところ、

800万円の判決がとれた場合、

プラス100万円の経済的な利益がクライアントにもたらされます。

 

 

もう1つは、結果が予想どおりにいかなかったとしても、

クライアントから、一所懸命に弁護士ががんばってくれたと言ってくれる事件処理ができたときです。

 

 

事件を通じて、人生への気付きや困難に立ち向かううえでのアドバイス、

お金やビジネスに関する考え方、トラブルの解決の仕方など、

弁護士としての人間的接触から得たものに感動・感謝して、

クライアントが付加価値を感じてくれます。

 

 

私は、最近、経済的利益も大切ですが、心理的利益に対しても、

クライアントが、弁護士のサービスに価値を見出しているような気がしています。

 

 

この心理的利益をクライアントに感じてもらうためには、

もらう報酬以上に仕事をするという日々の習慣の積み重ねが大切です。

 

 

もう1センチだけ、クライアントにプラスになる努力を、常に意識することです。

 

 

これをエクストラマイルといいます。

 

 

エクストラマイルを意識すると、自然に謙虚になり、

クライアントに丁寧に接することができます。

 

 

3 交渉のあり方

 

 

3つ目は、交渉のあり方です。

 

 

弁護士の仕事は常に交渉です。

 

 

弁護士は、相手方弁護士、裁判官、

ときにはクライアントとも交渉しています。

 

 

弁護士が行う交渉とは、

「法的権利・義務並びに経済的・心理的・社会的その他の利害を、

交換及び譲歩の手段を用いて、相互に、

いっそう望ましい法的関係を確立するという見地から、

現存する相違を調整するプロセス」をいいます。

 

 

 

そのため、法的権利義務の背後にある

相手方の経済的・心理的・社会的その他の利害を正確に把握するために、

相手方の話しをよく聞くことが大切です。

 

 

交渉相手は、人であるので、その人の価値観、感情、立場を理解して、

話し合いをしていくことが大切です。

 

 

交渉相手の話しをよく聞き、交渉相手の価値観、感情、立場が理解できれば、

合意可能な着地点を見いだせることがあります。

 

 

弁護士にとって大切にすべき価値観や、

迷ったときに立ち返る判断基準が記載されている名著です。

 

 

ぜひ多くの弁護士に読んでもらいたい1冊です。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

殻を破れば生まれ変わるかもしれない

1 決める

 

 

アチーブメント株式会社の主席トレーナーである佐藤英郎先生の

「殻を破れば生まれ変わるかもしれない」という本を読みました。

 

 

 

私は、アチーブメント株式会社の「頂点への道講座」を受講しており、

今年の1月に、ダイナミックアドバイスコースを受講するのですが、

その講座の課題図書として、この本が指定されておりましたので、

年末年始のお休みの期間を利用して、読み終えることができました。

 

 

それでは、私がこの本を読んで得た気付きを3つ、ご紹介させていただきます。

 

 

1点目は、決めることの大切さです。

 

 

佐藤先生は、この著書において、「自分を後戻りできない状況に置くことで、

前に進むことを決めるのです」とおっしゃっています。

 

 

 

私には、決めることを後回しにして、物事を先延ばしにする癖があります。

 

 

今は忙しいから後からにしよう、

めんどうだからもう少したってからにしよう、

などと決めずに、優柔不断にしていることが割りと多い気がします。

 

 

おそらく、決めることによって、自分にかかる負荷が見えてしまい、

不安や恐れを抱いて、決めることを躊躇してしまうのだと思います。

 

 

しかし、この「頂点への道講座」を受講し、

新しいことに挑戦する際には、

誰にでも、不安や恐れが生じるのですが、

その「不安や恐れを小脇に抱えてやる」と決断して、

行動に移すことの大切さを学びました。

 

 

人間は、感情の生き物ですので、不安や恐れを完全に消し去ることはできません。

 

 

そうであれば、不安や恐れと上手に付き合う術を身につけるのが効果的です。

 

 

この「不安と恐れを小脇に抱えてやる」という言葉を口にすると、

不思議と勇気が湧いてきます。

 

 

2023年は、不安と恐れを小脇に抱えて、

決断して、実行する1年にしたいと思います。

 

 

2 腹を立てないと決める

 

 

2つ目は、腹を立てないと決める、です。

 

 

私は、最近、自分の子供が言うことを聞かないことに、

腹を立ててしまい、子供に怒ることがよくあります。

 

 

 

子供がふざけて、トラブルを起こすと、よく子供に怒鳴っています。

 

 

子供に怒鳴っても、子供に恐怖を与えるだけで、子供の成長によくないですし、

何よりも、怒鳴ってしまった自分に対して、嫌悪感を抱いてしまいます。

 

 

このような怒りの感情への対処法として、この本では、

「腹を立てないと決める」ことが紹介されていました。

 

 

腹が立つ出来事があった場合、怒りを表に出さずに、

「今話しをする目的は何か?」と考えるのがよいようです。

 

 

目的を考えると、怒りに任せて感情的になることが

効果的でないことがよく分かり、冷静になれます。

 

 

子育て真っ最中の私は、腹を立てないと決めて、子供と関わっていきます。

 

 

3 自分を見つめ直す時間を持つ

 

 

3つ目は、自分を見つめ直す時間を持つ、です。

 

 

この本の中で、佐藤先生は、1ヶ月に1度、

自分を見つめ直す時間を持つことがよいと紹介されています。

 

 

私は、弁護士の仕事をしながら、妻と協力しながら、家事をして、

子供2人を育てていますので、忙しく過ごしています。

 

 

忙しさにかまけていると、「あれ、このままでいいのかなぁ」

と自分が見えなくなることがあります。

 

 

佐藤先生は、1ヶ月に1度は、今自分が取り組んでいることや、

本当に自分がやりたいことなどを省みる時間を持つことをおすすめしています。

 

 

私が尊敬している弁護士の先生も、数ヶ月に一度ホテルに一人で宿泊して、

自分自身を見つめ直す時間をとっていると教えてくれたことを思い出しました。

 

 

誰にも邪魔されずに、自分だけの時間を持ち、

日常の現場から離れてみることか有益です。

 

 

私は、出張が多いので、出張の移動時間や、宿泊先のホテルにおいて、

一人になったときには、自分を見つめ直す時間に充ててみたいと思います。

 

 

自分の殻を破って、成長を目指す人におすすめの1冊ですので、

ご紹介させていただきました。

 

 

本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございます。

夫婦のトリセツ決定版

1 心理的安全性

 

 

黒川伊保子先生の最新刊「夫婦のトリセツ決定版」を読みました。

 

 

 

私は、妻との関係をよくしたいと思い、

黒川先生の「妻のトリセツ」を熟読し、実践していましたが、

人間は忘れる生き物でして、つい、妻にいらんことを言ってしまい、

けんかになります。

 

 

ちょうど、年末年始になり、妻と共に過ごす時間が長くなるので、

お互いに気持ちよく過ごすためにも、

「妻のトリセツ」の次の一手を知りたいと思い、早速読んでみました。

 

 

やはり、黒川先生の夫婦に関する著書は、素晴らしいです。

 

 

今回も、目からウロコの情報がてんこ盛りで、

日常の夫婦の会話に役立つことばかりが記載されています。

 

 

それでは、「夫婦のトリセツ決定版」を読んで、

私が得た気付きを3点、ご紹介します。

 

 

1つ目は、心理的安全性です。

 

 

この本の第1章の冒頭で、黒川先生は、いい夫婦とは、

心理的安全性が確保されている夫婦であると、断言されています。

 

 

心理的安全性とは、「思いついたことを言っても、

受け入れてもらえるという安心感のこと」をいいます。

 

 

そして、コミュニケーションにおける心理的安全性について、

次のように記載されています。

 

 

「自分の言ったことばが、おおむね、意図通りに相手に届く。

相手からは、共感・ねぎらい・賞賛・感謝のいずれかが、必ず返ってくる。

たとえ、提案が通らなくても、発言した気持ちをわかってくれ、

発言したという行為そのものは、ねぎらってくれることが約束されている」

 

 

 

確かに、自分の言ったことが相手に伝わり、

相手から、必ず承認されれば、人間関係はよくなります。

 

 

夫婦でも、親子でも、職場でも、

この心理的安全性が確保されることを意識すれば、

人間関係は円滑になり、無用な争いごとはなくなるのでしょう。

 

 

しかし、この心理的安全性ですが、夫婦では、もともと、

確保しにくいという特徴があります。

 

 

すなわち、人類の進化の過程で、男性は、獲物を狩るための脳に、

女性は、子供を産み育てるための脳に、それぞれ、設定された関係で、

夫婦のコミュニケーションは、すれ違いが多く、

互いに言っていることが伝わらず、心理的安全性が確保されにくいのです。

 

 

そのため、夫婦の脳の仕組みや、コミュニケーションについて学ばないと、

ただただ、夫婦の人間関係は、悪化の一途をたどることになります。

 

 

相手を愛するがゆえに、相手の言動が理解できず、

相手に絶望してしまう悲劇が起きてしまうのです。

 

 

とはいえ、この本に記載されているスキルを用いることで、

この悲劇を回避することができるのです。

 

 

2 共感の基本形

 

 

ということで、2点目は、共感の基本形です。

 

 

「妻のトリセツ」では、妻の話に共感することの大切さが記載されています。

 

 

「夫婦のトリセツ決定版」では、妻の話に共感する、

具体的なノウハウが記載されています。

 

 

 

共感の基本は、相手の話が、ポジティブであったときには、

「いいね」、「よかったね」で受け、相手の話が、ネガティブであったときには、

相手の使った形容詞(例えば、辛いや苦しい)を反復する、という簡単なものです。

 

 

相手の話に、にわかに共感できないときには、「そうか」、「そうなんだ」、

「そういうこともあるんだね」と「そ」で始まるうなずき語を返します。

 

 

相手の話に共感できる場合には、「わかる」をいいます。

 

 

「それは、辛いよね、わかる」という感じです。

 

 

相手を慰めたいときには、「大丈夫?」をいいます。

 

 

「それは辛いよね。大丈夫?」という感じです。

 

 

相手が失敗したときには、「私も○○すればよかったね」、

「私も、気づいてあげればよかった」といいます。

 

 

夫婦ですと、忘れ物をしたり、家事をミスしたりすることが日常茶飯事ですが、

失敗の原因をチクチク伝えても、相手はカチンとくるだけで、

状況が悪化するだけですので、このように、対処するのが効果的です。

 

 

そして、この共感は、かたちだけでもいいようです。

 

 

女性に対しては、かたちだけでも共感すれば、

反射的にストレスが解消できるようなのです。

 

 

このように、具体的な、「共感」のスキルを学んだので、

早速、妻との会話で意識して使ってみたところ、会話がスムーズになりました。

 

 

世の男性に、この「共感」のスキルを、ぜひ学んでもらいたいです。

 

 

3 食の話題に敏感になる

 

 

3点目は、こと食に関してノーアイデアでいるのは危ないということです。

 

 

私の家では、妻が食事を作り、私が後片付けをします。

 

 

 

私は、料理ができないので、料理を作ってくれる妻にとても感謝しています。

 

 

もっとも、料理について、妻から、「何食べたい?」と聞かれるのですが、

本音は、「なんでもいい」なので、「なんでもいいよ」と回答すると、

妻の機嫌が悪くなります。

 

 

そう、男たるもの、食にノーアイデアでいるのは、危ないのです。

 

 

妻から、「何食べたい?」と問われたら、

即座に、「オムライス」などと回答できるのが理想です。

 

 

そのため、普段から何を食べたいかについて、意識しておくことが大切ですね。

 

 

例えば、妻から、「麻婆豆腐でいい?」と聞かれたら、

「いいね」、「そうだね」で受けます。

 

 

受け入れないときは、その後に別提案をします。

 

 

「いいね、麻婆豆腐。でも、今日は餃子がいい」という感じです。

 

 

このように、相手の意見を、いったん、「いいね」で受け入れてから、

私は、~がいいと否定すると、相手は、気持ちよく動いてくれます。

 

 

まさに、人間フェイスブックみたいに、妻に「いいね」と伝えるのが、

夫婦円満の秘訣なのかもしれません。

 

 

料理を作ってくれる妻のために、食について、もっと意識を高く持ちます。

 

 

男女の脳の違いを知れば、異性に対して、優しくなれます。

 

 

男女の脳の違いを知らないと、男女のトラブルは耐えません。

 

 

ぜひ、多くの夫婦に読んでもらいたい一冊です。

 

 

一家に一冊は必需品になりそうな名著です。

 

 

本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございます。

40代から手に入れる最高の生き方

1 理屈だけではなく気持ちを汲み取る

 

 

私は、今年の12月20日で39歳になりました。

 

 

来年は40歳になります。

 

 

先輩からは、40歳になると急に体力が衰える等、

色々とネガティブなことを聞いていたので、

何か対策を考えて置くべきだなぁと漠然と考えていました。

 

 

すると、鴨頭嘉人先生のボイシーを聞いていると、いれぶんさんの、

「40代から手に入れる最高の生き方」という本の紹介がされており、

私自身40歳になる前でもあり、気になったので読んでみました。

 

 

 

この本には、20代や30代を真剣にがんばってきた人は、

40代はとても楽しいという、明るい未来が描かれていたので、

とても勇気をもらいました。

 

 

それでは、私がこの本を読んで得た気付きを3つご紹介します。

 

 

1つ目は、理屈だけでなく気持ちを汲み取る、です。

 

 

私は、弁護士という職業ですので、

ついつい論理や理屈で人を説得しようとしてしまいます。

 

 

しかし、人間は、論理や理屈よりも、感情で動くことが多いです。

 

 

論理や理屈でわかっていても、感情面で納得しなければ、

行動変容は生まれません。

 

 

この本では、気持ちや感情の方をメインで考えることが勧められています。

 

 

ちょうど、私には思い当たる節がありました。

 

 

クライアントが今感じているであろう感情、すなわち、

悔しい、許せない、辛いといった感情を汲み取ることで、

クライアントととの間で信頼関係を構築でき、

説得が上手くいったときがありました。

 

 

 

逆に、クライアントに対して、論理や理屈だけを伝えても、

なかなか納得してもらえなかったときがありました。

 

 

今振り返ってみると、クライアントの感情のことを

全く考えていなかったと反省しました。

 

 

この本を読み、改めて、人と接するときには、理屈だけではなく、

必ず、気持ちを汲み取る必要があると学びました。

 

 

2 休みに仕事をしない

 

 

2つ目は、休みは仕事しないです。

 

 

多くの人にとっては、当たり前かもしれませんが、

私にとっては、とても耳の痛いことでした。

 

 

なぜならば、私は、今でも、休みに仕事をしているからです。

 

 

言い訳になるかもしれませんが、平日は、電話がしょっちゅう鳴ったり、

法律相談がはいったりで、文書を作成する際に、なかなか集中できません。

 

 

休日であれば、電話がならず、法律相談の予定もほとんどないので、

文書を作成するために、集中できます。

 

 

そのため、私は、土日が休みなのですが、

土日のどちらかに働き、主に、文書の作成をしています。

 

 

 

しかし、できる弁護士は、土日はしっかりと休んでいます。

 

 

この本には、「残業や休日の仕事で埋め合わせれば良いという思考。

これだけは持ってはいけません。あまりに危険です」と記載されています。

 

 

本来は、就業時間中にできるように試行錯誤すべきなのです。

 

 

就業時間中に仕事が終わるように工夫することで、

労働生産性を向上させることができるのです。

 

 

私は、土日のどちらかに働くスタイルが身についてしまっているので、

まずは、平日の就業時間で仕事が終わるように、

仕事を細分化することを検討します。

 

 

例えば、文書を休日に一気に仕上げるのではなく、平日の就業時間中に、

まとまった時間を確保して、細分化したパートを作成して、

段階を追って文書を完成させることを実践してみます。

 

 

休みに仕事をするのは逃げの姿勢であるという、

いれぶんさんのご指摘を胸に、今一度、

仕事のやり方を工夫していきたいと思います。

 

 

3 会いたい人に会いに行く

 

 

3つ目は、会いたい人に会いに行くです。

 

 

この本では、自分が憧れる人に会いに行くことの大切さが記載されています。

 

 

 

素晴らしい功績を残している人の思考や動作を目の当たりにすることで、

「あ、こういう考え方や行動をすることで、こうなれるんだ」

と肌感覚で理解できて、自分の世界が広がるのです。

 

 

そして、今まで会ったことのなかった領域の人から見た自分がわかり、

自覚できていなかった自分の持ち味を知ることができるのです。

 

 

私は、憧れの人に会いに行くタイプですが、

そのメリットを上記のように言語化できていなかったので、

この本を読み、会いたい人に会いに行く、真の効用が腑に落ちました。

 

 

今の自分は、今まで出会った人の平均値で出来ているので、

自分よりもすごい人と出会った数が多ければ、

出会った人の平均値が高くなって、自分が知らず知らずのうちに、

磨かれている気がします。

 

 

臆することなく、自分よりもすごい人に積極的に会いに行くべきと

実感できました。

 

 

まさに、出会い運こそ人生運ですね。

 

 

私と同じように、アラフォーのビジネスマンに、

ぜひ読んでいただきたい1冊ですので、ご紹介しました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

君は誰と生きるか

1 身近な人を大切にする

 

 

私は、毎日、Voicyという音声メディアを聞いています。

 

 

私が毎日聞いているVoicyのパーソナリティの一人が朝倉千恵子先生です。

 

 

朝倉千恵子先生が、Voicyで、

永松茂久先生の最新刊「君は誰と生きるか」という本を絶賛されていましたので、

早速読みました。

 

 

 

永松茂久先生の本を初めて読んだのですが、読み終わった時に、

心が熱くなり、一気に永松茂久先生のファンになりました。

 

 

この本は、永松茂久先生が、師匠との対談をしながら、

人生で大切なことに気付いていくプロセスが、

ストーリーとして描かれているので、

とても読みやすく、内容が頭に入りやすいです。

 

 

それでは、この本を読んで、私が気付いたことを3つ紹介させていただきます。

 

 

1つ目は、自分の身近な人を大切にすることです。

 

 

この本では、若き日の永松茂久先生が、

人脈を広げるために、様々な場所に出かけて、

新しい出会いを求めていたのですが、師匠との対談の中で、

人脈は狭いほうがよく、自分の身近な人を大切にすることを学びます。

 

 

自分の半径3メートルにいる人を大切にするのです。

 

 

永松茂久先生の師匠は、次のように語りかけます。

 

 

「まずは今、目の前にいる人がどうやったら喜んでくれるのか、

笑顔になってくれるのか、を地道に積み重ねていくほうが、

結果的にうまくいくための近道になるんだよ」

 

 

私も一時期、人脈を広げようとして、

いろいろな異業種交流会に参加していましたが、

結果として、名刺交換をしただけで終わり、

何か仕事につながったことはほとんどありません。

 

 

この本を読めば、人脈を無理に広げる必要はなく、

自分の身近な人を大切にすることのほうが、

よほど大事であることが、よくわかります。

 

 

 

家族や会社のメンバーといった身近な人を喜ばせることができずに、

その向こうにいる人達を喜ばせることはできません。

 

 

しかし、どういうわけか、人は、身近な場所より遠くのほうに魅力を感じて、

外にばかり出会いを求めてしまいます。

 

 

それでも、「人生のチャンスの扉の鍵は、

今、あなたの目の前にいる人が握っている」のです。

 

 

自分の身近な人との命の時間を大切にすることは、

成功のために、一見遠回りのように見えて、実は、最も近道なのです。

 

 

この本を読み、改めて、家族や職場のメンバーといった身近な人を大切にして、

身近な人を喜ばせる生き方をしていこうと決意しました。

 

 

2 目の前のことに対して自力を出す

 

 

2つ目は、目の前のことに対して自力を出すです。

 

 

すなわち、成功のビジョンに向けて目の前のことに全力を尽くすことです。

 

 

私は、時折、今自分がしていることが本当にあっているのか、

不安になることがあります。

 

 

自分の選んだことがあっているのか、

別のやり方の方がいいのではないかと、不安になります。

 

 

 

しかし、この本を読み、自分が信じた道を進むことに対する

不安や恐れがなくなりました。

 

 

「そんな他人の話しを聞いてうらやましがる前に、自分の道があるんだよ。

だから自分の道を歩きな。自分の道を生きていけば、いつか必ず頂上にたどり着く」

 

 

人はみな、生きる道が違うので、他の成功者の話しは、

自分にとって本当に役立つかはわかりません。

 

 

「自分の道に誇りを持って、一歩一歩進んでいけばいい。

どんなに高そうに見える山だって一歩一歩進んでいけば、必ず頂上に行き着く。

そしてね、頂上付近っていうのは狭いから、

そこにいる別の分野で自分の道を突き詰めてきた人たちと出会いやすくなるんだよ」

 

 

他人を羨む前に、自分のできることをする。

 

 

自分を高めて、全力を尽くしていけば、その分野の第一人者になり、

別の分野の第一人者と出会うことができます。

 

 

この本を読み、自分がやるべきことをしっかりとして、

自分の道を歩けばいいと分かり、

これまで自分がしてきたことは間違いではなかったと確信でき、

自信がもてました。

 

 

やはり、私は、労働弁護士としての道を歩み、

目の前の1つ1つの事件に、誠実に取り組んでいきます。

 

 

3 与える人

 

 

3つ目は、与える人になることです。

 

 

与える人になることが幸せになる一番の近道です。

 

 

 

与える人の具体的な行為は、次の3つです。

 

 

1つ目は、笑顔でいること。

 

 

 2つ目は、相手の話しに興味を持って耳を傾けて聞くこと。

 

 

 3つ目は、思いやりを持って相手に温かい声をかけること。

 

 

これこそが、人間関係の究極の基本なのです。

 

 

私は、現在、コミュニケーションの勉強をしているのですが、

まさに、この3つが、コミュニケーションの中核であると実感できています。

 

 

笑顔でうなずいて話しを聞きながら、温かい言葉をかける。

 

 

これは、意識していないとなかなかできません。

 

 

いつどこでも与えられるグレートプレゼンターとして生きていくことの大切さを、

この本を通じて学びました。

 

 

人生で本当に大切なことは何かを学べる、素晴らしい本です。

 

 

多くの人に読んでもらいたい一冊ですので、紹介させていただきました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

言語化の魔力

1 不安を鎮める

 

 

樺沢紫苑先生の最新刊、「言語化の魔力~言葉にすれば悩みは消える~」

という本を読みました。

 

 

 

この本を読めば、現代社会のたいていの悩みは解決できると実感できる、

すごい本です。

 

 

私は、弁護士として、毎日、様々な相談者の法的なお悩みを聞いているので、

この本に書いてあることにが、よくわかります。

 

 

それでは、私がこの本を読んで得た、気付きを3つご紹介します。

 

 

1つ目は、言葉にすることによって不安を鎮められる、ということです。

 

 

人は、コントロールできているという感覚があれば、

ストレスは減り、気分は楽になります。

 

 

このコントロール感を持つために、言葉を活用します。

 

 

例えば、仕事が終わらず、「わー、どうしよう」とパニックになっている時に、

「なんとかなるさ」とつぶやくと、不安は減少し、

集中力が高くなり、最終的に、なんとかなってしまいます。

 

 

なぜこのようなことが起きるのかといいますと、

「なんとかなるさ」とつぶやくことによって、

脳の扁桃体の興奮が沈静化されて、不安が減弱するからなのです。

 

 

 

さらに、「なんとかなるさ」と何度もつぶやけば、

プラシーボ効果という暗示の力も加わり、

さらに落ち着いた気持ちになるのです。

 

 

また、難しい出来事が起きたとしても、

「できる」と声に出して言ってみることも効果的です。

 

 

「できる」と声に出した上で、できたときの自分をイメージすると、

ワクワクした気分になり、ドーパミンが脳内に分泌されて、

仕事の効率がアップします。

 

 

さらに、「できる」よりも「できた」という過去形にしたほうが、

さらに効果があるようです。

 

 

「できた」と言った瞬間に、できた自分が条件反射的にイメージされ、

ドーパミンがより出やすくなるからなのです。

 

 

このように、困難な問題に直面したときには、

「なんとかなる」、「できる」、「できた」と言葉に出すことで、

自分の脳を整えることができるのです。

 

 

2 それはそれとして

 

 

2つ目は、「それはそれとして」という言葉です。

 

 

弁護士として、法律相談をしていると、

多くの相談者は、過去の出来事にとらわれていることに気付きます。

 

 

しかし、他人と過去は変えられません。

 

 

変えられるのは、自分と未来だけです。

 

 

変えられない過去にフォーカスするのではなく、

変えられる未来のために、今、自分ができることにフォーカスすることで、

悩みは解消できるのです。

 

 

過去の嫌な出来事を思い出した時には、

「それはそれとして」とつぶやくのが効果的です。

 

 

「それはそれとして」という言葉は、

問題の次元を切り替える力があります。

 

 

 

そして、「それはそれとして」という言葉は、

相手の考えや感情を否定も肯定もしません。

 

 

「それはそれとして」という言葉は、

様々な場面で、自分の感情や思考を切り替える際に、活用できます。

 

 

「それはそれとして」という言葉は、

相手を否定せずに、相手を受容しながら、

話しをより高次元へと引き上げることができるので、

法律相談の際に活用できます。

 

 

「それはそれとして、今できることは?」と自分に投げかけて、

過去の呪縛を解き放ち、今にチューニングします。

 

 

3 ぼーっとすることは大切です

 

 

3つ目は、もっとぼーっとするです。

 

 

この本の中には、悩みを解消するためにやめることの一つに、

スマホの見過ぎが挙げられています。

 

 

私も、しょっちゅう、スマホをチェックして、

何かメッセージが届いていないか確認しています。

 

 

しかし、普段から、仕事でパソコンの画面ばかりみているのに、

プライベートや休憩時間にもスマホをみていたのでは、

脳と目を酷使しすぎていて、脳疲労を生じさせます。

 

 

脳疲労を解消するために、積極的にぼーっとすることが大切になります。

 

 

 

ぼーっとしている時に、脳内では、

デフォルトモード・ネットワークが活発に稼働します。

 

 

デフォルトモード・ネットワークとは、脳のスタンバイの状態で、

これから自分の身に起こり得ることをシュミレーションしたり、

過去の記憶を整理・統合したり、置かれている状況を分析します。

 

 

色々なイメージや記憶を想起しながら、

脳内で自分のこれからをより良いものにしていくための準備をしてくれるのです。

 

 

ようするに、ぼーっとすることで、ひらめきがうまれるのです。

 

 

そのため、なるべくスマホを使用する頻度を下げて、

意識的にぼーっとする頻度を上げると、

アイディアが生まれやすくなるのです。

 

 

ついつい、スマホで情報を入手しようとしてしまいますが、

これからは、ぼーっとする時間を積極的に確保していきます。

 

 

現代人の悩みを解消するための、

様々なノウハウがふんだんに記載されていますので、

多くの人に読んでもらいたい一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

コミュニケーション大全

1 優しさ不足に気づく

 

 

私の憧れの存在である、鴨頭嘉人先生の最新刊

「コミュニケーション大全」を読みました。

 

 

 

この本のコンセプトの1つに、「優しさ不足に気づく」というものがあります。

 

 

この本を読むと、「あぁ、自分は、優しさが足りていなかったなぁ」

と痛感することができ、そこから、普段のコミュニケーションを改善するために、

優しい人になるために、努力していこうと、前向きになれます。

 

 

優しい人になることで、コミュニケーションを改善できるのです。

 

 

優しい人になるために、私が気づいたことを3点、紹介させていただきます。

 

 

2 相手の表情を見る

 

 

まず1点目は、相手の表情を見ながらコミュニケーションをするです。

 

 

優しいコミュニケーションの本質には、丁寧さがあります。

 

 

そして、丁寧とは、相手の立場に立つということです。

 

 

 

相手の立場に立つとは、言葉足らずではなく、

相手が欲しい情報を、言語化して、伝えることです。

 

 

言葉足らずですと、相手に余計なストレスを与えることになって、

優しいコミュニケーションになりません。

 

 

自分が言葉足らずになっていないかを理解するためには、

相手の出すサインに敏感になる必要があります。

 

 

この相手の出すサインで、重要なのが、相手の表情です。

 

 

人は、表情に、本当の気持ちが表れます。

 

 

相手が、自分の言葉をよくわかっていなさそうであれば、

わかっているのかを確認したり、言葉を変えて説明し直す必要があります。

 

 

また、相手の表情をよく見ていないと、

無意識に会話の主導権を相手から奪う、

会話のハイジャックをしてしまいます。

 

 

相手の表情から、もっと話したそうだなという情報を受け取ることができれば、

相手の話を最後まで聞き、会話のハイジャックをすることを回避することができます。

 

 

相手の表情から、様々な情報を受け取ることで、

情報不足に陥らずに、優しいコミュニケーションができるのです。

 

 

3 された質問は相手にも返す

 

 

2点目は、された質問は相手にも返すです。

 

 

 

人から質問をされたとき、相手もそのことについて話したい確率は高いのです。

 

 

人は、自分に興味のことを聞きたいので、

質問されたことを、そのまま相手に返すと、

相手が興味を持っていることを話してくれる確率は、高くなるわけです。

 

 

特に、初対面で会話をするときには、お互いに情報が少ないので、

何について話をしたらいいのか迷うときがあります。

 

 

そのような時、相手がしてくれた質問を、

相手にそのまま返すことで、相手が話したかった話題がみつかり、

会話が盛り上がる可能性がでてきます。

 

 

これからは、質問されたら、回答して終わるのではなく、

その次に、受けた質問を、そのまま、相手に返してみたいと思います。

 

 

相手の聞いて欲しいことを意識することで、

優しいコミュニケーションに近づけます。

 

 

4 言葉のプレゼントは何度でも

 

 

3点目は、言葉のプレゼントは何度でもです。

 

 

人が、言葉を受け取った際の喜びには、賞味期限があるようです。

 

 

言葉のプレゼントには、賞味期限があるので、

定期的に言葉のプレゼントを贈る必要があります。

 

 

特に、近い人に対する、言葉のプレゼントについては、

より賞味期限が短いようですので、毎日、意識的に、

言葉のプレゼントを贈る必要があります。

 

 

例えば、夫は、妻に対して、「綺麗だよ」や「愛している」

といった言葉のプレゼントを、毎日贈るのがいいわけです。

 

 

私は、妻に対して、「愛している」などの言葉のプレゼントを、

ある程度の頻度で贈っていましたが、これからは、意識して、

毎日、言葉のプレゼントを贈ってみます。

 

 

言葉のプレゼントは、何度、いただいても、嬉しいものですので、

意識して、言葉のプレゼントを贈る頻度をあげていきたいです。

 

 

このように、優しい人になるための具体的な技術が

わかりやすく解説されていますので、

コミュニケーションを改善したい方にとって、おすすめの1冊です。

 

 

「優しくないことに気づけたら、もう成長」

 

 

優しさ不足に気づいて、優しいコミュニケーションができる人が

増えてほしいので、多くの人に、読んでもらいたい1冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

人材育成の超プロが書いた気づく人気づかぬ人

1 当たり前のことを大切に実践する

 

 

アチーブメント株式会社の主席トレーナーである佐藤英郎先生の著書

「人材育成の超プロが書いた気づく人気づかぬ人」を読みました。

 

 

 

人生をよりよい方向にすすめていくための、

ヒントがたくさん記載されている本です。

 

 

この本を読んで、私が得た気づきを紹介させていただきます。

 

 

まず1点目は、「具体的な気づきと実践の積み重ねこそが、

結果的に大きく自分を変えていく原動力になる」ということです。

 

 

気づきがなければ、人は、思考があいまいなままとなり、行動に移せません。

 

 

気づきがあれば、思考が明確になり、行動が変わります。

 

 

実践、行動、実践、行動を繰り返していくことで、

習慣が形成され、成長できます。

 

 

そして、気づきとは、「当たり前のことを当たり前にしっかりとやることです」。

 

 

具体的には、仕事を一生懸命にする、掃除をする、

あいさつをする、約束を守る、履物をそろえる、

感謝する、早寝早起きをする、などです。

 

 

この中で、履物をそろえるとは、心が整い、

仕事でも家庭でも行うことが整い、着実に成果につながるようです。

 

 

「脱ぐときにそろえておくと、履くときに心が乱れない」

 

 

 

履物をそろえる実践をしていきます。

 

 

このような当たり前のことであっても、人は弱い生き物ですから、

ついつい怠ってしまい、意外とできないものです。

 

 

当たり前のことを徹底的に継続していくことで、真の成果に結びつくのです。

 

2 家庭を大切にする

 

 

次に2点目は、「家庭を犠牲にしたビジネスに成功はない」です。

 

 

「家庭とは、自分の人生で価値あるものを生み出し、そして育むところ」

 

 

「家庭とは、一度失ったらそれに替わるものがない、真にかけがえのないもの」

 

 

家庭が安定していれば、仕事はなんとかなりますが、

家庭が不安定では、当然、仕事もうまくいきません。

 

 

自分のことを支えてくれる家族の存在は、当たり前すぎて、

普段意識することはないのですが、改まって考えてみると、

当たり前ではなく、日々、感謝を伝えて、

大切にしなければならない存在なのだと気付かされました。

 

 

自分の仕事を支えてくれているのは、

大切な家族の存在であることを再認識して、

日々、家族に対して、感謝を伝えていきます。

 

3 リーダーシップとは人に対するよい影響力

 

 

そして、3点目は、リーダーシップとは、

人に対するよい影響力」ということです。

 

 

 

リーダーシップという言葉は、抽象的で、

多義的な解釈がいかようにもでき、

私は、この言葉をよく理解できていませんでした。

 

 

佐藤英郎先生の、この定義を知り、

ようやくリーダーシップの本質がわかりました。

 

 

立場に関係なく、人によい影響力を及ぼせば、

リーダーシップを発揮したことになるのです。

 

 

ある人のよい影響力で、別の人の思考や行動がかわれば、

リーダーシップを発揮したことになるわけです。

 

 

今後は、人によい影響力を与えられるリーダーシップを発揮できるように、

日々の行動を顧みて、改善していきたいと思います。

 

 

当たり前の大切さを再認識させてもらえる名著ですので、

紹介させていただきました。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

一歩前に踏み出せる勇気の書

1 努力よりも正しい選択を優先する

 

 

私は、アチーブメント株式会社の「頂点への道講座」を受講し、

成功について学びを深めています。

 

 

アチーブメントの学びを継続している中で、

課題図書として指定されました、

青木仁志先生の「一歩前に踏み出せる勇気の書」を読みましたので、

私の気づきを紹介させていただきます。

 

 

 

1点目の気づきは、「努力よりも正しい選択を優先する」です。

 

 

私は、努力すればなんとかなると思いこんでいた人間でして、

成果がでないときには、努力が足りないと考えていました。

 

 

しかし、努力をしても、間違った方向に向かっていたならば、

当然ですが、成果はでず、徒労に終わってしまいます。

 

 

そこで、正しい選択を優先するわけです。

 

 

正しい選択とは、

今していることが目的・目標の達成にもっとも役立つということ」です。

 

 

自分の目的・目標を明確にした上で、その目的・目標を達成するために、

効果的な行動は何かを考えれば、努力の方向性を誤ることはないわけです。

 

 

 

目的・目標を達成するために効果的か否かという、判断基準があれば、

判断に迷いがなくなり、意思決定のスピードが向上します。

 

 

また、人から誘いを受けても、

目的・目標を達成するために効果的でないと判断すれば、

断ることが容易になります。

 

 

日々の生活で、正しい選択を優先していきます。

 

 

2 自分の役割を明確にする

 

 

2点目の気づきは、

役割を明確にすればするほど、ストレスから解放される」ということです。

 

 

その理由は、「周囲と自分との関係性がはっきりするので、

なすべきことと任せられること、

コントロールできることとできないことの境界線が明確になる」からなのです。

 

 

役割というのは、私であれば、父親であり、弁護士であるということです。

 

 

具体的には、弁護士にしかできない、弁護活動などに集中して、

弁護士以外の人でもできる仕事は、事務局職員に任せるということです。

 

 

自分にしかできない仕事に集中することで、

より高い価値を提供できることにつながるのだと考えます。

 

 

また、自分がコントロールできることに集中できるので、

コントロールできないことのストレスから解放されるわけです。

 

 

 

自分の役割を見つめ直してみます。

 

 

3 運を強くする黄金律

 

 

3つ目の気づきは、運を強くする黄金律は、

人を大事にする。人との絆を大切にする。約束を守る。相手に対して礼を尽くす。」ということです。

 

 

運は、人が運んできてくれるものなので、

周りの人を大切にすることで運がついてくるのです。

 

 

そして、「付き合う人を大事にして、成功している人と接する機会を増やせば、

さらに色々なチャンスが舞い込んできます」。

 

 

付き合う人については、よくよく考えてみることが大切ですね。

 

 

「何事においても、自分がしてほしいと望むことを周りの人たちにもしてあげなさい。

そうすれば巡り巡って、自分のところに戻ってくる」

 

 

 

当たり前のことを愚直に行うことが、運がよくなる近道なのだと考えます。

 

 

やる気と自信を身に着けたいときに、

おすすめの一冊ですので、紹介させていただきました。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

15000人のエリートを指導してわかった装いの影響力

1 末廣徳司さんの紹介

 

 

私のブログ仲間である、経営者専門のスーツ仕立て屋の末廣徳司さんの

初めての著書「15000人のエリートを指導してわかった装いの影響力」を読みました。

 

 

 

末廣さんとお会いした時の第一印象は、

とにかくおしゃれな大人の男性で、

同性から見ても、かっこいいと、素直に憧れました。

 

 

また、末廣さんの語る言葉には説得力が有り、人柄も穏やかで、

話しやすく、服のことで悩んだら、末廣さんに聞くのが一番です。

 

 

私は、弁護士という仕事柄、自分自身が商品なので、

人に信頼される見た目を装う必要があるため、

末廣さんに、相談して、スーツを仕立ててもらいました。

 

 

ファッションの知識に疎い私に対して、末廣さんは、

将来どのような自分になりたいのか、

顧客からどのようにみられたいのか等、的確に質問していただき、

私がなりたい理想の姿を明確にした上で、

素敵なスーツを仕立ててくれました。

 

 

 

末廣さんが仕立ててくれたスーツを着て仕事をすると、

身が引き締まり、自信をもって、仕事にとりくめます。

 

 

そのような、スーツの専門家である末廣さんが、ビジネスマン向けに、

どのような装いをすれば、人によい印象を与えられるのかについて、

わかりやすくまとめた本を出版されましたので、紹介させていただきます。

 

 

2 ビジネスファッションは相手のためにする

 

 

まず、ビジネスファッションは、自分のためにするものではなく、

相手のためにするものであることです。

 

 

自分が着る服によって、相手に対して、

自分は信頼できる人物であることを語らせるわけです。

 

 

人は、見た目が9割と言うように、外見で信頼されないことには、

中身がいくら素晴らしくても、相手にされません。

 

 

自分の中身の価値を正確に伝えるために、

外見である見た目を整える必要があります。

 

 

そして、外見の見た目が整えば、

自分の所作や言葉遣いもよくなります。

 

 

今は、商品やサービスの品質がどれもよくなっていて、

どれを買っても、あまり変わりはありません。

 

 

そのため、何を買うかよりも、誰から買うかが重要になっています。

 

 

誰から買うかの第一関門が、外見の身だしなみなのです。

 

 

 

自分が信頼できる人物であることを表現するためにも、

身だしなみはとても大切なのです。

 

 

3 体型を維持することの大切さ

 

 

次に、服も大事なのですが、自分の体型維持も大事なのです。

 

 

同じ体型を維持していると他人から覚えてもらいやすくなります。

 

 

痩せたり、太ったりすると、別人のようになる人もいて、

覚えにくいことがあります。

 

 

また、同じ体型を維持していると、人に安心感を与えられます。

 

 

写真を見て想像していた人と、実際に会ったら全然違っていた場合、

不信感を抱いてしまいます。

 

 

要するに、体型を維持していると、

人に覚えてもらいやすいメリットがあるのです。

 

 

 

そして、見栄えのよいサイズの服は、

体型の変化をいち早く知らせてくれます。

 

 

食べすぎて、お腹がでてくると、服を着るのがきつくなり、

不快になるので、食べる量を調整するようになります。

 

 

実際に、私も食べすぎて、お腹がでてくると、

末廣さんに仕立ててもらったスーツを着るのがきつくなるので、

食べすぎて、太らないように、食べる量を調整しています。

 

 

素敵なスーツを着続けるために、体型を維持すると、

健康にもなり、一石二鳥ですね。

 

 

ビジネスマンが、ビジネスファッションを勉強するときに、

最初に読むべき本として、最適な一冊ですので、紹介させていただきました。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。