一生折れない自信がつく話し方
1 聞き上手になる
私は、アチーブメント株式会社の頂点への道講座を受講しています。
この頂点への道講座の中に、プレゼンテーション能力を磨くための、
ピークパフォーマンスコースがあり、その課題図書として、
青木仁志先生の「一生折れない自信がつく話し方」が指定されましたので、
拝読しました。
ビジネスマンが話し方を学ぶ上において、身につけるべき知識と技術が、
ふんだんに盛り込まれている良書です。
今回は、この本の中から、私が得た気づきを3つ紹介します。
まず1点目は、話し方を上達させるためには、
聞き上手になる必要があることです。
聞き上手になるためのコツとして、この本では、
話しの内容よりも話し手にフォーカスことが紹介されています。
話している内容によっては、自分に興味がない話材であれば、
なかなか、熱心に聞くことはできません。
そこで、話している内容ではなく、話し手に焦点をあてることで、
話の内容に関係なく、会話そのものを楽しめることになります。
そのため、話し手に興味を抱く必要があります。
話し手に興味を抱くためには、
「積極的に相手を思いやる気持ち」をもって聞くことが大切です。
もう少し解像度をあげると、この人を喜ばせたい、
この人の役に立ちたいという思いをもって、話しを聞けば、
話し手に焦点をあてた聞き方ができるのです。
このような在り方を自然にできるようになると、聞く力が向上します。
相手を喜ばせたい、役に立ちたいと、日常生活で意識していきます。
2 自分がコントロールできることに集中する
2点目は、自分にコントロールできることに集中するです。
他人をコントロールすることはできません。
自分がコントロールできるのは自分自身です。
至極当たり前のことですが、人は、つい、他人をコントロールしようとして、
人間関係がうまくいかなくなることがあります。
他人をコントロールしようとすると、できないことに、
フラストレーションがたまり、物事を肯定的に解釈しにくくなります。
自分がコントロールすることに集中すると、
他人の態度や言葉に左右されなくなり、
常に肯定的な解釈をすることができます。
自分がコントロールできることに集中すれば、目の前にある結果は、
自分の行動と選択によってできたものと認めることができます。
そうなると、全てのことは、自分に責任があると理解できて、主体的になります。
他人はコントロールできない、
自分がコントロールできることに集中することを意識して、
日常生活をおくっていきます。
3 プレゼンテーションは人生の縮図
3点目は、プレゼンテーションは人生の縮図です。
プレゼンテーションとは、その人の毎日の生き方そのものです。
自分が伝えたいテーマを実践して生きていれば、
自分の言葉に力が宿り、相手に伝わります。
私がこれまで聞いてきたプレゼンテーションで、
心に響いたものは、スピーカーが話していることを実践しているという、
実体験に基づくものです。
自分が体験して身につけたものしか伝わらないともいえます。
自分が体験していない、誰かから聞いた話しでは、
説得力に欠け、伝わらないのです。
自分が伝えたいこと、伝えるべきこと、伝えられることが一致して、
説得力のあるスピーチになるのです。
日々の体験を知識や技術に変えて、
説得力あるスピーチができるようになりたいです。
プレゼンテーションの根本的な考え方が学べる良書ですので、
プレゼンテーションの勉強をしたい方におすすめの一冊です。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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