ロジカルスピーチ講座第2講での気付きを紹介します

1 リフレーミングを活用する

 

 

松尾由紀子先生のロジカルスピーチ講座第2講を受講しました。

 

 

松尾先生は、アナウンサーを指導するプロのアナウンサーですので、私は、松尾先生から、人に分かりやすく伝える技術を教わっています。

 

 

今回は、ロジカルスピーチ講座第2講を受講して、私が得た気付きを3つご紹介します。

 

 

気付きの1点目は、リフレーミングを活用する、2点目は、相手目線で考える、3点目は、相手にとって良いことを言語化する、という順番でご紹介します。

 

 

1点目は、リフレーミングを活用する、です。

 

 

リフレーミングとは、ある枠組みで捉えられている物事を、枠組みを外して違う枠組みで考えることです。

 

 

この説明では、少し分かりにくいので、具体例として、私の短所をリフレーミングしてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①めんどくさがり→進んで自分からする

 

 

②怒りっぽい→問題点が見える。相手の立場に立っている。

 

 

③冷たい→落ち着いている。常に冷静である。

 

 

④考えがまとまらないと行動できない→大切なことが分かる。別の問題に気付ける。

 

 

このように、リフレーミングをすることで、自分の短所に、別方向から光を当てることで、長所に置き換えることができるのです。

 

 

ちなみに、上記のリフレーミングは、講座の中のペアワークにおいて、ペアの方からいただいたものです。

 

 

自分では気付けなかった、自分の強みを、他人の視点で解釈することで、見つけることができて、嬉しかったです。

 

 

このように、リフレーミングは、相手をポジティブにして、勇気づけることができるのです。

 

 

リフレーミングをやってみて、人の長所と短所は、表裏一体であり、どの部分をどのように解釈するかによって、短所にも長所にもなることがわかりました。

 

 

どうせ解釈するならば、長所になるように物事を捉えたいものです。

 

 

まずは、身近な人のネガティブな一面を、リフレーミングしてみます。

 

 

2 相手目線で考える

 

 

2点目は、相手目線で考える、です。

 

 

そもそも、人は、自分に興味のあることしか聞いてくれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのため、人に話を聞いてもらうためには、相手目線で、相手が何を聞きたいと思っているのかを考える必要があります。

 

 

相手目線になるために、相手の状況を分析するGNP分析が効果的です。

 

 

Goal(相手のなりたいゴール)→望ましい状況

 

 

Now(相手の現状)→ゴールから逆算した現状

 

 

Problem(問題)→そこから生まれる疑問・課題

 

 

この問題(P)に端的に答えるのが、プレゼンの視点になります。

 

 

GNP分析で得られた相手の問題こそが、相手が聞きたいことですので、相手が聞きたいことだけを話し、それ以外のことは捨てればいいのです。

 

 

法律相談の際に、クライアントの悩みをGNPで分析してみます。

 

 

3 相手にとっての良さを考える

 

 

3点目は、相手にとっての良さを考える、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相手にとって、自分が提供する商品やサービスが良いと理解してもらわないと、相手は、話を聞いてくれません。

 

 

ここでは、相手にとっての良さを言語化する、SFV話法が効果的です。

 

 

Scene 相手が製品を利用しているシーン

 

 

Fact 製品の機能や特徴

 

 

Value 相手が得られる価値

 

 

私の弁護士としてのサービスをSFVにあてはめてみます。

 

 

S 労働問題で困っている人

 

 

F 労働問題に関する豊富な専門知識と解決事例を有している徳田弁護士

 

 

V 3つの安心

 

 

①解決までの道筋が見える安心

解決までにどのようなステップで進んでいくのか全体像が分かります。

 

 

②最短最速で解決できる安心

専門家のアドバイスのもと、効率よく、事件解決に進めるので、時間を節約でき、ストレスも軽減されます。

 

 

③解決事例が多い安心

同じような事例で解決実績が豊富なので、有利に交渉や裁判を進めることができます。

 

 

このVを言語化するのが難しいです。

 

 

このVを言語化するためには、次の質問を自分に投げて、考えて、文字にすることが効果的です。

 

 

①相手のことを考え抜く

 

 

・相手は何に困っているのか?

 

 

・相手の抱えている問題は何か?

 

 

・相手のやりたいことは何か?なぜ行動できないのか?

 

 

・どんな不安があるのか?

 

 

②あなたの解決法で得られる未来は?

 

 

・これをやるとどんなバラ色の未来になるか?

 

 

・これをやるとどのくらい楽ちんになるか?(何をやらずにすむか)

 

 

・楽になったら何ができるか?

 

 

・やらなかったらどんなリスクがあるか?

 

 

③相手は、簡単に、すぐ、結果が欲しい

 

 

・相手にとってめんどくさいことは何?

 

 

・相手のためにめんどくさいことをどれだけやれる?何を引き受ける?

 

 

・相手のどの部分の労力を減らせる?

 

 

・相手は何をすればいいだけ?

 

 

Vについては、自分だけではみつけにくいので、他の誰かに上記の質問をしてもらい、思考を重ねないと、でてこないものです。

 

 

常日頃、顧客は何を求めていて、どうなりたいのかを考え、顧客に聞いてみたいと思います。

 

 

顧客リサーチの大切さを実感できました。

 

 

以上、松尾由紀子先生のロジカルスピーチ講座第2講での気付きを紹介させていただきました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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