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ブリーフセラピーの基礎とコーチング

1 問題志向と解決志向

 

 

私は、ラッセルウエルビーイングコーチングカレッジのアドバンスコースで、コーチングの勉強をしております。

 

 

https://claris-russell.com/

 

 

アドバンスコースの3回目で、ブリーフセラピーを学びました。

 

 

ブリーフセラピーとは、わずかな時間で効果がでるセラピーのことで、短期療法といいます。

 

 

ブリーフセラピーの代表例として、SFA(ソリューションフォーカストアプローチ)があります。

 

 

SFAとは、問題ではなく解決に焦点をあてるアプローチのことです。

 

 

今回は、SFAを学んで、私が得た気付きを3つ紹介します。

 

 

1点目は、問題志向と解決志向です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、問題志向とは、クライアントの語る問題に注目し、原因を探そうとする態度のことです。

 

 

問題の原因を探し、その原因を除去することで、問題を解決する考え方です。

 

 

問題志向では、「なんでそうなったんだろう」、「原因やきっかけはなんだろう」、「誰のせいでそうなったのだろう」等の質問をして、原因を探します。

 

 

弁護士は、クライアントの法律問題を解決することが仕事なので、問題志向になることが多いです。

 

 

これに対して、解決志向とは、クライアントが語る問題が解決した状態に目を向ける態度のことです。

 

 

解決志向では、問題の原因やその除去するための方法はさておき、解決した状態や未来に何があるのかに興味を持って聴きます。

 

 

「クライアントが望む解決状態とはどんな状態なのか」、「解決とは、具体的に何がどうなっているのか」等の解決した状態に焦点をあてて、質問します。

 

 

この解決志向の質問をしていると、不思議なことに、問題を解決する方法については、何も聞いていないのに、クライアントは、問題を解決した状態から、問題を解決する方法に気付く可能性があるのです。

 

 

また、クライアントが考えている問題と、解決した状態は異なっています。

 

 

例えば、クライアントの問題が、職場の人間関係で悩んでいるならば、解決は、職場の人間関係で悩まなくなると考えがちですが、解決志向の質問をしていると、職場でいきいきと働いているという解決像に行き着きます。

 

 

この解決志向の質問は、法律相談でも役立つ気がします。

 

 

現在の法律問題で頭がいっぱいのクライアントに対して、解決志向の質問をして、解決した状態を思い描いてもらうことで、現在の法律問題を自分で解決できると理解してもらえる気がします。

 

 

法律相談の際に、解決志向の質問をとりいれてみたいと思います。

 

 

2 スケーリングクエッション

 

 

2点目は、スケーリングクエッションです。

 

 

スケーリングクエッションは、解決志向の質問の1つで、クライアントの状況を点数化するようにたずねる問いです。

 

 

具体的には、「解決している状態が10点で、最悪の状況を1点としたら、今は何点くらいですか?」、「どういうところから、◯点をつけたのですか?」という質問をします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように、自分の現状を点数にすると、何ができていて、何ができていないのかが、自分の頭の中で整理されます。

 

 

できていることについては、自信が持てます。

 

 

できていないことについては、今後どのようにして取り組むべきかが明確になります。

 

 

そして、スケーリングクエッションでは、「今の点数から、もう1点増えた時には、何が起きていますか?」と質問することで、少し問題が解決された状態をイメージさせることができ、クライアントの中に、問題解決のイメージをふくらませることができます。

 

 

このスケーリングですが、自分の目標達成のために、自分自身に質問することで、目標と現状を客観的に把握するのに役立ちそうです。

 

 

3 コーピングクエッション

 

 

3点目は、コーピングクエッションです。

 

 

コーピングクエッションは、解決志向の質問の1つで、問題になんとか対応してきたクライアントの努力や対処法を引き出すための質問です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

具体的には、「この大変な状況の中、よくここまで対応してこられましたね。なかなかできることではありません。むしろ、途中でやめてしまってもおかしくありません。しかし、あなたは、こうやって問題に向き合っておられます。いったい、どうやって、ここまで向き合ってこられたのでしょうか?」と質問します。

 

 

このような質問をすると、クライアントは、過去の努力を振り返り、これまでのプロセスから、問題解決のヒントをみつけるかもしれません。

 

 

そして、これまでのプロセスで努力してきたクライアントを承認して、勇気づけます。

 

 

法律問題に悩んでいたクライアントに対して、これまで自分で対処してきたプロセスを労い、勇気づけることで、法律問題の解決に前向きになってくれるような気がします。

 

 

このように、法律相談の際に、応用できそうなスキルを学ぶことができましたので、実際の法律相談の時に、活用してみます。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ナラティブアプローチの基礎とコーチング

1 影響相対化法

 

 

私は、ラッセルウエルビーイングコーチングカレッジのアドバンスコースで、コーチングの勉強をしております。

 

 

アドバンスコースの2回目で、ナラティブアプローチを学びました。

 

 

ナラティブアプローチとは、物語や語りという手法を活用した、幸福と能力の向上を援助する心理的アプローチです。

 

 

コーチングにおいては、クライアントが持つ固有の物語が肯定的に作用しないときに、新しい物語という観点で、自由な目標や行動への動機づけを支援することにつながります。

 

 

今回は、ナラティブアプローチについて、私が得た気付きを3つご紹介します。

 

 

1点目は、影響相対化法です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

影響相対化法とは、人生に影響を与えている要素を整理し、自分が受けている影響を相対化して、自分のために活かす手段として再構築する手法です。

 

 

まず、自分が影響を受けているであろう、人・出来事・環境・思考などを書き出します。

 

 

次に、その書き出したことについて、ポジティブな影響とネガティブな影響を書き出します。

 

 

最後に、ネガティブな影響を避けるための方法と、ポジティブな影響をより受けるための方法を検討します。

 

 

ここで、私の具体例を紹介します。

 

 

私に最も影響を与えているのは家族です。

 

 

私にとって、家族のポジティブな影響は、大切にしたい存在、守りたい存在、生きがいです。

 

 

なんのために、働いているのかと言われれば、家族のためと即答できます。

 

 

そのため、私にとって、家族は、働く根本原因であります。

 

 

私にとって、家族のネガティブな影響は、自由がなくなるです。

 

 

私には、もっと仕事をがんばりたい、もっと学んで成長したいという、強い欲求があります。

 

 

また、自分の趣味をもっと楽しみたいという欲求もあります。

 

 

しかし、子供が小さいので、家事と子育てをしなければならず、仕事や勉強ばかりしているわけにはいきません。

 

 

自分の趣味よりも、子供と遊ぶことを優先する必要があります。

 

 

そこで、ネガティブな影響を回避して、ポジティブな影響を増やす方法を考えました。

 

 

毎日、仕事、家事、子育てに追われている私は、たまに、子育てをさぼって自由になりたいです。

 

 

きっと、妻もたまには子育てを離れて自由な時間が欲しいはずです。

 

 

そこで、月に1回は、子育てをさぼるために、子供を妻の実家に宿泊させることを思いつきました。

 

 

妻のご両親にとっては、孫と一泊二日で、交流するメリットがありますし、1ヶ月に1回くらいの頻度であれば、それほど負担ではないはずです。

 

 

私の自宅には、ゲームがなく、妻の実家には、ゲームがあるので、子供達にとっても、妻の実家で泊まるのは楽しいのです。

 

 

この1ヶ月に1回、妻の実家に子供を宿泊させることを計画すれば、1ヶ月に1回、自分の自由に過ごせる時間ができるので、毎日の家事と子育てをがんばることができます。

 

 

このように、自分に影響を与えていることについて分析することで、自分のご機嫌をとることができるわけです。

 

 

自分の人生への影響を自分で選択できるのです。

 

 

2 語られていない物語

 

 

2点目は、語られていない物語です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人には必ず、語られていない物語があります。

 

 

その語られていない物語に、案外、その人の本質があったりします。

 

 

その語られていない物語を聴くために、「逆からからってみると、どうなるのでしょう」等と質問することで、クライアントの別の側面がみえてくることがあります。

 

 

私は、コーチングの学びにおいて、話さないほうがいいと思ったことがあります。

 

 

それは、自分にとっての悪しき習慣であり、その悪しき習慣を断ち切りたいと思っていますが、恥ずかしかったり、好感度が下がることを恐れて、話せませんでした。

 

 

でも、コーチングの練習において、勇気をもって、自分の悪しき習慣のことについて、自己開示してみました。

 

 

すると、コーチ役の方から、「そんなに悩むことではないのではないですか」とフィードバックをもらい、新しい視点をもらえました。

 

 

勇気もって、自己開示をすると、相手は、勇気をもって自分に開示してくれたことに喜びを感じてくれて、真剣にサポートしてくれます。

 

 

自己開示をすることで、一気に、相手との親密度が深まります。

 

 

前提として、相手が秘密を守ってくれるという、信頼や安心感が必要になります。

 

 

このように、信頼できる人と場においては、自分が語りたくないことについて、勇気をもって自己開示をしてみることの大切さを学びました。

 

 

3 新しい物語の構築

 

 

3点目は、新しい物語の構築です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今の自分の物語に、しっくりきていない場合には、より善く生きるための物語を構築することで対応できます。

 

 

なぜならば、私達は、自分の意思で、自分の物語を書き換える選択をすることができるからです。

 

 

自分の新しい物語を構築するためには、新しい自分の目標、役割、喜び、環境、メンバーについて、自分に質問を投げかけて、紙に書いてみるのが効果的です。

 

 

私は、仕事や家族の目標を優先していましたが、趣味の目標をおろそかにしていました。

 

 

そこで、自分の趣味について、目標や喜びについて、検討したところ、ずっと後回しにしていた筋トレを思いつきました。

 

 

仕事、家事、子育てが忙しいので、ジムにいくのは難しいのですが、日常生活に筋トレをとりいれる方法を考えました。

 

 

仕事の休憩で、スクワットをしているのですが、腹筋もできないか調べたところ、オフィスチェアを利用して、腹筋ができることがわかりました。

 

 

そのため、オフィスチェアを活用して、腹筋をして、今年の7月までに、腹筋を割れるように実践してみます。

 

 

このように、物語を活用することで、コーチングを効果的に実践できることがわかりました。

 

 

今後は、法律相談で、物語を活用できないか、検討してみます。

 

 

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

認知行動療法とコーチング

1 認知行動療法とは

 

 

現在、ラッセルウェルビーイングコーチングカレッジのアドバンスコースにて、コーチングの勉強をしています。

 

 

先日、このアドバンスコースにおいて、認知行動療法を学びましたので、認知行動療法について紹介します。

 

 

認知行動療法とは、認知と行動に焦点をあて、認知と行動の変容による改善を図る心理療法です。

 

 

人には、認知、行動、感情、身体反応の4つの側面があり、これらは、相互に関連しています。

 

 

この4つのうち、感情や身体反応については、自分の意思でコントロールできません。

 

 

他方、認知と行動については、自分の意思でコントロールできます。

 

 

そこで、この認知と行動を変えることで、よりよい結果を導くのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば、恋人からラインの返信がこないという出来事があった場合、嫌われてしまったという認知をした場合、不安な気持ちになります。

 

 

この出来事に対する認知を、単に恋人が忙しいから、ラインの返信が遅れているだけと再構成すると、不安な気持ちは、安定します。

 

 

このように、出来事に対する、自分の認知や行動を変えることで、よりよい結果に結びつけることができるのです。

 

 

2 私の実践例

 

 

私は、子供が朝起きないという問題を抱えています。

 

 

朝6時ころに子供が起きないと、7時ころの幼稚園バスや小学校に通学するためのバスに間に合わないのです。

 

 

しかし、朝6時に子供を起こしても、なかなか起きず、私は、毎朝、イライラしたり、この朝の時間をもっと有効活用できるのに、なにか損をしているような気がしていました。

 

 

この私の認知ですが、この毎朝の時間を、子供が小さい時にしかできない、家族との大切な時間というように、再構成してみました。

 

 

すると、子供が早く起きたくなるしかけはなにかないかと考えることができ、子供が、朝6時に起きることができたら、大好きないちごを食べることができると伝えたところ、子供は、朝6時に起きてくれました。

 

 

また、子供は朝6時に起きてくれませんが、なんだかんだ言って、7時ころのバスには間に合っているし、元気に、幼稚園や小学校に通ってくれているので、自分だけがイライラしているのは、おかしいことに気づきました。

 

 

そう考えると、朝6時に子供が起きないことは、たいした問題ではないと認識することができました。

 

 

結果として、自分のイライラの感情は軽減されました。

 

 

このように、自分の当たり前に思っている認知について、自分で反論してみると、自分を縛っていた認知から解放される考え方が導き出されて、楽になることができます。

 

 

また、行動を変える場合には、やっていることを辞めるよりも、代替する行動をみつけることが効果的です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人は、~しないということを達成することができません。

 

 

~したらだめと言うと、~したくなるのが人間なのです。

 

 

そのため、しないことに代替する行動をみつけるのが大切です。

 

 

例えば、私の妻は、休日になかなか起きないので、私は、妻を起こすのが嫌です。

 

 

妻に、朝食を作ってもらいたいので、妻を起こすのですが、妻を起こす代替の行動として、私が朝食を作ることを考えました。

 

 

私は、料理ができないので、レンジでチンするだけで作れる冷凍食品を活用したり、前日に、簡単なサラダを妻に作っておいてもらうように交渉するといった代替行動を思いつきました。

 

 

自分の悪しき習慣を辞めたいときには、悪しき習慣に代替できる別の、なるべく簡単な行動を考えてみることが効果的です。

 

 

対人支援について、認知行動療法はとても効果的ですので、紹介させていただきました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

朝倉千恵子先生からの挑戦状、本気の営業ロープレ180分

1 応酬話法の絶大な威力

 

 

先日、朝倉千恵子先生の「本気の営業ロープレ180分」の研修に参加しました。

 

 

女性の営業で、ダントツトップを極めた、朝倉千恵子先生から、厳しい断り文句を言われたときに、どのようにして切り替えするのかを実践する、すごい研修でした。

 

 

朝倉千恵子先生との真剣勝負は、ただならぬ緊張感にあふれ、たくさんのことを学ぶことができました。

 

 

今回は、本気の営業ロープレ180分に参加して、私が得たことを3つご紹介します。

 

 

1点目は、応酬話法の絶大な威力です。

 

 

応酬話法とは、顧客の不安を払拭し、決断を促すための話法です。

 

 

顧客からの、小さなYESを積み重ねて、契約に結びつけるために、応酬話法を活用します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

応酬話法の具体的な方法とは、クッション言葉で受け止めて、質問で切り返すです。

 

 

例えば、顧客から、「高いよ」と言われた時、「率直なご意見ありがとうございます。◯◯様、高いからこそのメリットを3点、お伝えしてもよろしいでしょうか。」と答えます。

 

 

「高いよ」という顧客の意見に対して、「率直なご意見ありがとうございます。」というクッション言葉で受け止めます。

 

 

クッション言葉で受け止めるので、顧客は、否定された気になりません。

 

 

そして、「◯◯様、高いからこそのメリットを3点、お伝えしてもよろしいでしょうか。」と質問で切り返すことで、顧客から、小さなYESをもらい、契約に近づけるのです。

 

 

この応酬話法には、6つのポイントがあります。

 

 

①質問には、良い質問と悪い質問がある。

 

 

良い質問とは、契約に近づく質問です。

 

 

具体的には、有利で、得で、プラスで、メリットになる肯定的な質問です。

 

 

悪い質問とは、顧客の購買心理が下がる質問です。

 

 

②マイナス言葉は掘り下げない。

 

 

こちらにとってのマイナス言葉を掘り下げていくと、マイナス言葉に焦点があたり、顧客は、購買意欲を失ってしまいます。

 

 

③マイナス言葉は復職しない。

 

 

②と同じように、マイナス言葉を2度言うと、顧客は、マイナス言葉に影響を受けて、購買意欲を失ってしまいます。

 

 

④なぜを問う時には未来のために問う。

 

 

顧客から、「高いよ」と言われた時に、「なぜ高いと思ったのですか」と質問すれば、顧客は、高いと思った理由を探し始めて、購買意欲を失ってしまいます。

 

 

なぜは問わずに、今後の契約につながる未来の質問をするのです。

 

 

⑤最後は必ず質問で終える。

 

 

質問で終わることで、顧客にボールが渡り、顧客が答えようとして、会話のキャッチボールが続いていきます。

 

 

⑥時には視点を変える。

 

 

顧客から、「デザインが気に入らない」と言われたら、「お色目は気に入っていただけましたか」と質問をすれば、色は気に入ったと、小さなYESがもらえるかもしれません。

 

 

このように、巧妙に、視点を変えて、小さなYESを積み上げるのです。

 

 

この応酬話法ですが、営業の現場だけでなく、弁護士の場合ですと、クレーム対応の時に、使える気がします。

 

 

クッション言葉で受け止めて、質問で切り返すという型を、実践で繰り返してみます。

 

 

2 相手に伝わるスキル

 

 

2点目は、相手に伝わるスキルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相手に伝わるスキルとして、次の3つを学びました。

 

 

①言葉のひげをなくす。

 

 

「あの~」、や「えっと~」といった言葉のひげをなくすと、相手に伝わりやすくなります。

 

 

言葉のひげをなくすためには、間を置く、黙ることで対応できます。

 

 

②1文を短くする。

 

 

話し言葉であっても、1文が長いと伝わりにくくなります。

 

 

私は、1文が長くなりがちなので、1文を短くすることを意識していきます。

 

 

③メリハリをつける。

 

 

真剣な顔と笑顔を使い分ける必要があります。

 

 

声のトーン、スピード、強弱、間のとり方などで、メリハリをつけます。

 

 

普段の会話から、①から③を意識して、改善していきます。

 

 

3 弁護士にも営業力が必要

 

 

3点目は、弁護士にも営業力が必要であることです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、弁護士には、営業がそれほど必要ではないと考えていました。

 

 

しかし、朝倉千恵子先生から、弁護士の高井伸夫先生は、たくさんの人の紹介をしていて、縁を広げていらっしゃったことを、教えていただきました。

 

 

弁護士は、人と人をつなぐ側面のある仕事なので、そういう面では、営業力が必要になります。

 

 

そして、人にギブする精神が大切であると教えていただきました。

 

 

ダントツトップの人は出し惜しみをしないので、ダントツトップの人から学んで、盗む必要があります。

 

 

弁護士として、営業力を鍛えて、人のご縁をつなげる人物になります。

 

 

朝倉千恵子先生のお言葉は、どれも心に深く染み入ります。

 

 

応酬話法というすごいスキルを教えていただきましたので、日々の業務で実践していきます。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ロジカルスピーチ講座第6講での気付きを紹介します

1 話の地図を作って話す

 

 

松尾由紀子先生のロジカルスピーチ講座第6講を受講し、無事に、ロジカルスピーチ講座の全日程を修了することができました。

 

 

今回は、ロジカルスピーチ講座の全てのプログラムを受講して、私が習得できたことを3つご紹介します。

 

 

1つ目は、話の地図を作って話す、2つ目は、自分の感情を素直に伝える、3つ目は、話のボール占有率8対2を守る、という順番でご紹介します。

 

 

1つ目は、話の地図を作って話すです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年12月1日金曜日に、私が所属している、青年法律家協会の冬のミーティングが開催されました。

 

 

このミーティングにおいて、私は、「若手弁護士のための稼ぐ力と情報発信」というテーマで講演しました。

 

 

若手弁護士が稼ぐために、情報発信が効果的であることを、私の体験談をもとに、50分ほど講演しました。

 

 

この講演を、話の地図を作って実施したところ、受講した弁護士から、わかりやすかったと好評でした。

 

 

話の地図の作り方は、①話を大きく分ける、②情報の塊にラベルを付ける、③数字を伝える、④伝える順番を考える、というステップをふみます。

 

 

今回の私の講演では、話す内容を、①稼ぐためのマインドセット、②稼ぐための戦略、③稼ぐための戦術という、3つに分けて、ラベルを付けて、抽象から具体へ移行する順番で話しました。

 

 

このように、講演内容を、いくつかの塊に分けることによって、聴衆の頭の中が整理されて、頭に入りやすくなるのだと思います。

 

 

そして、講演では、「情報発信のメリットは3つあります」というように、これから話す内容を数字で伝えた後に、本題を話しました。

 

 

すると、聞き手の頭の中に、3つの引き出しができて、その引き出しに情報をいれることができるので、頭の中で、情報を整理しやすくなるのだと思います。

 

 

話すことにうるさい弁護士から、わかりやすかったと好評をいただき、話の地図の威力を実感できました。

 

 

2 自分の感情を素直に伝える

 

 

2つ目は、自分の感情を素直に伝える、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、論理的に話をするのは得意ですが、自分の感情を伝えるのは得意ではありませんでした。

 

 

人を説得するためには、論理と感情の2つが必要になります。

 

 

そのため、私は、自分の感情を伝えることに課題を感じていました。

 

 

とはいえ、そこまで親しくない人に対して、自分の感情をそのまま伝えるのは抵抗がありました。

 

 

そこで、この講座を受講中、まずは身近な存在である妻に対して、自分の感情を伝える実践をしました。

 

 

仕事でうまくいかないことがあった時に、私は、妻に対して、「今精神的にしんどいから、優しくして」と自分の感情をそのまま伝えました。

 

 

すると、妻は、私の感情を受け止めてくれたのか、私に対して、優しく接してくれました。

 

 

身近な人に、少しずつ、自分の感情を伝えると、受け入れてもらえることがわかりました。

 

 

今後も、自分の感情を伝えることに、挑戦していきます。

 

 

3 話のボール占有率8対2を守る

 

 

3つ目は、話のボール占有率8対2を守る、です。

 

 

人と会話をする際に、相手に8割話してもらい、自分が話すのは2割にすると、相手は、話を聞いてもらえたと実感できて、信頼してくれるのです。

 

 

私は、法律相談の際に、この8対2を意識しています。

 

 

すなわち、相談者が8割話し、私が2割アドバイスする。

 

 

自分の感情を一旦横に置いて、相手の話を丸ごと受け止めてみます。

 

 

先日、離婚の法律相談の時に、この話のボール占有率8対2を意識して、相談者のお話をよく聞きました。

 

 

すると、相談者は、別の弁護士に法律相談した時には、理解してもらえなかったのに、私の法律相談では、とてもすっきりしましたと言ってくれました。

 

 

このように、話のボール占有率8対2を意識して、相手の話を聞くことで、相手の信頼を勝ち取ることができることを実感しました。

 

 

以上、ロジカルスピーチ講座の全てのプログラムを受講して、私が習得できたことを紹介させていただきました。

 

 

人にわかりやく話せるようになりたい方には、とてもおすすめの講座です。

 

 

これからも、ロジカルスピーチ講座で学んだことの実践を継続していきます。

夢と金が9割

1 お金の価値は変わる

 

 

鴨頭嘉人先生の「夢と金が9割」という本を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とてもわかりやすい文章で、コンパクトに書かれているので、短時間で、お金というものの本質を学ぶことができます。

 

 

今回は、「夢と金が9割」の本を読んで、私が得た気付きを3つ紹介します。

 

 

私の気付き3つは、①お金の価値は変わる、②お金は移動したときだけ、人を幸せにする、③振り子の法則です。

 

 

気付きの1点目は、①お金の価値は変わる、です。

 

 

例えば、小学1年生と大学1年生が、お年玉として1,000円もらった場合、小学1年生は、喜びますが、大学1年生は、喜ばないと思います。

 

 

小学1年生は、自分でお金を稼げないですし、自分自身で買う物の金額は、低額なものが多いので、1,000円をもらっても嬉しいです。

 

 

他方、大学1年生は、アルバイトをして自分でお金を稼ぐことができますし、自分自身で買う物の金額は、高額になっているので、お年玉が1,000円だとがっかりします。

 

 

このように、お金の価値は、持つ人によって、価値が変わるのです。

 

 

小学1年生は、1,000円のお年玉の価値を高いと感じているので、自分で、欲しい物を買うのに使えば、豊かさを感じることができます。

 

 

また、小学1年生が、1,000円のお年玉を使えば、お年玉をくれた人に対する感謝の思いが大きくなります。

 

 

そう考えると、子供のお年玉を貯金するよりも、使わせたほうがよいと思いました。

 

 

お年玉を貯金しても、物価が上がれば、価値は下がるので、自分でお金を使う体験をさせた方が、価値は上がると考えます。

 

 

子供には、貯金よりも、お金を使う大切さを教えたいです。

 

2 お金は移動したときだけ、人を幸せにする

 

 

気付きの2点目は、②お金は移動したときだけ、人を幸せにする、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お金は使わなければ、何もうみだしませんが、お金を使うことで、受け取った人が喜び、豊かになります。

 

 

お店から商品を買えば、お店の売上があがり、お店は、従業員に給料を支払い、取引先に支払いができ、様々なところに、お金が移動していきます。

 

 

こう考えると、お金を自分のところに留めておいても意味はなく、お金を使って、循環させる必要があります。

 

 

そして、お金を循環させれば、お金が増えることがあります。

 

 

株式や投資信託に投資をして、企業の価値があがれば、株式や投資信託の価値があがって、自分のお金が増えることになります。

 

 

お金は、使えば、巡り巡って、自分のところにまた戻ってくると考えれば、お金は使えばなくなるという、枯渇感を抱かなくてよくなります。

 

 

お金を使えばなくなるという考え方では、お金を使うことにブレーキがかかり、お金の流れが止まってしまいます。

 

 

そのため、お金を使うことで、誰かを幸せにしている、お金は必ず戻ってくると、マインドセットすることが大事だと思いました。

 

 

3 振り子の法則

 

 

気付きの3点目は、③振り子の法則です。

 

 

振り子は、小さく振れば、小さく返ってくる。

 

 

大きく振れば、大きく返ってくる。

 

 

振り子と同じように、大きいお金を支払えるようになると、大きいお金を受け取ることができるようになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、自分で高額を支払ってみる。

 

 

自分の体験に投資をする。

 

 

他人から見たら浪費にしかみえなくても、たまに贅沢を許可して、高級なサービスを体験する。

 

 

支払った経験があると、今度は受け取れるようになる。

 

 

支払った分、自分に受け取っていいという許可ができるのです。

 

 

そして、高額なお金を受け取れるようになると、高い価値を生み出すように、自然と人間はなるのです。

 

 

では、何にお金を支払うべきか。

 

 

それは、自己投資と応援消費です。

 

 

自分の価値を高める体験や学びに、自己投資する。

 

 

クラウドファンディングで、他の人の可能性に投資する。

 

 

人が輝くことに、お金を使うと豊かになれるのです。

 

 

今後も、自己投資と応援消費にお金を使います。

 

 

お金の根本原則を学べる良書ですので、紹介させていただきました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ロジカルスピーチ講座第5講での気付きを紹介します

1 重要な情報は1分で伝えられる

 

 

松尾由紀子先生のロジカルスピーチ講座第5講を受講しました。

 

 

第5講では、相手を動かす質問力について学びました。

 

 

今回は、ロジカルスピーチ講座第5講を受講して、私が得た気付きを3つご紹介します。

 

 

気付きの1点目は、重要な情報は1分で伝えられる、気付きの2点目は、一貫性の法則、気付きの3点目は、質問には力がある、という順番でご紹介します。

 

 

気付きの1点目は、重要な情報は1分で伝えられる、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第5講では、自分の小さな成功体験を1分で話すという実践をしました。

 

 

1分という時間ですが、短く思いますが、意外とたくさんの情報を含めることができます。

 

 

もっとも、自分が伝えたいことをダラダラ話したのでは、1分では何も伝わりません。

 

 

そこで、話の地図を利用します。

 

 

伝えたい結論を先に言い、その後、話す内容を2つ、3つ、ラベリングして、最初に提示します。

 

 

ラベリングした2つ、3つの内容を話した後に、最後にもう一度、結論を言います。

 

 

このように、話の地図を活用することによって、1分という短い時間で、自分が伝えたいことを相手に伝えることができます。

 

 

さらに、1分だと、聞き手も、短い時間だけ聞けばいいので、負担が軽くて、喜ばれます。

 

 

1分で話すポイントは、次のとおりです。

 

 

①1文を一息で言う(6~7秒)

 

 

②15秒に2つの文章を入れる(1分話す場合は8つの文章を考える)

 

 

③~は~ですという短文を使い、1文を長くしない。

 

 

1分で伝えられるように実践してみます。

 

 

2 一貫性の法則

 

 

気付きの2点目は、一貫性の法則です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一貫性の法則とは、人は、口に出した言葉と自分の行動を一致させようとすることです。

 

 

ようするに、言った手前やる、ということです。

 

 

自分から、アドバイスを与えても、相手は動かない可能性がありますが、相手が自分の口から言ったことについて、相手は動く可能性があるのです。

 

 

質問をして、相手に、このままだとどんなことが起こるのかという、ホラーストーリーを語ってもらいます。

 

 

その上で、質問をして、相手に、問題を解決したらどうなのるのかという、バラ色の未来を語ってもらいます。

 

 

そして、具体的に何をしたらいいのかを語ってもらいます。

 

 

すると、相手は、自分が語った具体的な行動を実践しようとします。

 

 

相手に口に出してもらうことで、相手を行動に促すことができるのです。

 

 

私は、仕事柄、アドバイスすることが多いので、私からクライアントに質問をして、クライアントが答えることで、クライアントの行動が促せるようにしてみたいです。

 

 

3 質問には力がある

 

 

気付きの3点目は、質問には力がある、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第5講では、質問だけの会議という、ワークを行いました。

 

 

悩んでいる若手社員に対して、質問だけをして、本当に何が問題なのかを気づいてもらうというワークです。

 

 

アドバイスをしてはいけません。

 

 

人は、表面にでてきている問題しか言語化できていません。

 

 

表面にでてきていない、本当の問題に気づくことができれば、対処法が思いつき、問題を解決できます。

 

 

この表面にでてきていない本当の問題を、質問によって表面にださせるのです。

 

 

質問をすると、人は自動的に頭で考え出して、答えを見つけ出そうとします。

 

 

そのため、質問によって頭が整理されます。

 

 

質問だけの会議のワークをやってみると、確かに、頭が整理されて、本当の問題が表面にでてきました。

 

 

質問には、アドバイスをする以上に、相手の頭脳を刺激する力があるのだと思いました。

 

 

質問の中で、相手の立場だったらどう考えますか、という質問が効果的に思いました。

 

 

自分の立場を離れて、相手の立場で思考することで、新しい発見がみつかることがあります。

 

 

質問のバリエーションを増やしていこうと思います。

 

 

以上、松尾由紀子先生のロジカルスピーチ講座第5講での、気付きを紹介させていただきました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました

ロジカルスピーチ講座第4講での気付きを紹介します

1 相手を動かす質問10のポイント

 

 

松尾由紀子先生のロジカルスピーチ講座第4講を受講しました。

 

 

第4講では、言いにくいことを伝えるスキルである、交流分析について学びました。

 

 

今回は、ロジカルスピーチ講座第4講を受講して、私が得た気付きを3つご紹介します。

 

 

気付きの1点目は、相手を動かす質問10のポイント、気付きの2点目は、相手のニーズを育てるSPIN話法、気付きの3点目は、相手の特徴に合わせたコミュニケーションをする、という順番でご紹介します。

 

 

気付きの1点目は、相手を動かす質問10のポイントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①この人に話したいと思ってもらえる身だしなみや表情をしているか?

 

 

②選んでもらう質問から始めたか?

 

 

③具体的に何を指すのか聴けたか?

 

 

④このままだとどうなるか聴けたか?

 

 

⑤これができたらどんなバラ色の未来になるか聴けたか?

 

 

⑥相手に8割話してもらえたか?

 

 

⑦相手の情報をまとめて「つまりこういうことですね?」と確認できたか?

 

 

⑧反応しながら聴けたか?

 

 

⑨顔向け、へそ向け、心向けで聴けたか?

 

 

⑩答えがすぐに出なくても、相手が話し始めるまで待つことができたか?

 

 

この10のポイントは、第3講で学んだ、聴くと質問するという、コミュニケーションの根幹部分をまとめたものです。

 

 

この10のポイントを全部できるかというと、今の私には難しいです。

 

 

まずは、ビジネスやプライベートのコミュニケーションで、1つずつ、実践してみます。

 

 

私は、妻とのコミュニケーションを改善したいと考えています。

 

 

妻との会話の際には、⑨顔向け、へそ向け、心向けで聴けたか?、を意識して、妻に対して、体を正対してみます。

 

 

2 相手のニーズを育てるSPIN話法

 

 

気付きの2点目は、相手のニーズを育てるSPIN話法です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これも第3講の復習になりますが、次の4つの順番で質問をすることで、相手のニーズを育てることができます。

 

 

①現状質問:提案したい商材に関係ある現状について考えてもらう

 

 

②問題質問:事前に調べておき、~で困っていませんかと質問する

 

 

③示唆質問:このままだとどんなことが起こるのか、解決の重要性を認識してもらう(ホラーストーリーを言葉にしてもらう)

 

 

ここでは、相手の抱える問題が与える影響や結果といった、ネガティブ面をクローズアップします。

 

 

④解決質問:どうやったら問題が解決できるかを言語化してもらう(バラ色の未来の言語化・ポジティブ変換)

 

 

ここでは、相手から提案された解決策の価値や効用を聞きます。

 

 

この4つの順番をふむことで、相手は、自身の問題と解決策を自分の言葉で語るので、行動変容につながりやすいのです。

 

 

SPIN話法のポイントは、相手が解決しないといけないと自覚するまでは、聞き手は、情報を集めることに徹するのです。

 

 

質問をして聴くことで、会話のボール占有率2対8を実践します。

 

 

そして、この4つの順番をふむことで、相手の中にニーズが育ち、その後に、商品を勧めれば、購入につながるのです。

 

 

私は、普段の生活で、①と②の質問をよくしますが、③と④の質問をすることがないので、③と④の質問を実践してみます。

 

 

3 相手の特徴に合わせたコミュニケーションをする

 

 

気付きの3点目は、相手の特徴に合わせたコミュニケーションをする、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相手の特徴に合わせたコミュニケーションをすることで、効果的に、相手に伝えることができます。

 

 

そのためには、相手の特徴を理解することが必要になります。

 

 

相手の特徴を理解するのに役立つのが交流分析です。

 

 

交流分析では、人の特徴を5つに分類し、その5つの特徴を持つ人に対して、効果的なコミュニケーションの方法を学ぶことができます。

 

 

5つの特徴とは次のとおりです。

 

 

①CP(批判的な親)

特徴:ルールを守る、責任感・義務感が強い・自分の価値観を絶対視する、中途半端を嫌う

対応:主体性を尊重する、明示する、事前準備を入念にする、素直な態度で対応する、理想を示す

 

 

②NP(養育的な親)

特徴:相手に共感し同情する、世話好き、相手を甘やかす、面倒見がよい

対応:情に訴える、気持ちと言葉をしっかりと受け止める、関心があることを示す、感謝の気持ちを示す、人間性を認める言葉をかける

 

 

③A(成人)

特徴:合理的である、理論的に考える、フィーリングを求められると苦手、正確さ、計画性を重んじる

対応:定量的に伝える、事実やデータをもとに説明する、論理的に伝える、正確性・計画性を具体的に説明する

 

 

④FC(自由な子供)

特徴:天真爛漫である、好奇心・直観力が強い、注目されることが好き、精密さ・データを求められると苦手

対応:明るい見通しを示す、周囲の評価・期待を示す、承認し、反応を示す、自由度・創造性を示す、注目されていることを示す

 

 

⑤AC(順応する子供)

特徴:ノーと言えない、依存心が強い、安定を好む、協調性・妥協性に富む

対応:指示的な対応を取る、周囲の人の対応を知らせる、安全であることを示す、ソフトな伝え方をする、親身になって共感する

 

 

自分が苦手だと思っている人の特徴を把握して、その人の特徴に対する効果的な対応をすることで、コミュニケーションが円滑になるのです。

 

 

例えば、私は、妻とのコミュニケーションをよりよくしたいと考えています。

 

 

私の妻は、NPとACの特徴があります。

 

 

そこで、私は、妻に対して、①妻の話しに興味をもって聴く、②ある程度、こちらで決めてあげてから、提案する、③いつも助かっていると伝える、というアプローチをすれば、会話が上手くいく可能性がでてきます。

 

 

相手の特徴を知って、それに効果的な対応をすることで、自分の話しが相手に伝わりやすくなるのです。

 

 

以上、松尾由紀子先生のロジカルスピーチ講座第4講での気付きを紹介させていただきました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ロジカルスピーチ講座第3講での気付きを紹介します

1 聞き方を変えるだけで話し手の気持ちは変わる

 

 

松尾由紀子先生のロジカルスピーチ講座第3講を受講しました。

 

 

第3講では、相手のニーズを育て上げる質問力について学びました。

 

 

今回は、ロジカルスピーチ講座第3講を受講して、私が得た気付きを3つご紹介します。

 

 

気付きの1点目は、聞き方を変えるだけで話し手の気持ちは変わる、2点目は、相手のニーズを引き出す質問、3点目は、話のボール占有率、という順番でご紹介します。

 

 

気付きの1点目は、聞き方を変えるだけで話し手の気持ちは変わる、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講義の中で、ネガティブ傾聴という、ペアワークをしました。

 

 

ネガティブ傾聴とは、以下のように、聞き手の聞き方が、時間を経過するごとに、ネガティブに変化します。

 

 

①最高の傾聴→②聞き手が声をださない→③聞き手が首を動かさない→④聞き手が目線を合わさない→⑤聞き手がスマホを見出してニヤニヤする

 

 

話し手は、聞き手が①から⑤のように変化する中、ずっと話し続けます。

 

 

そして、どの時点で、心が折れたかを認識します。

 

 

私は、③の相づちがなくなったあたりから、もう心が折れて、話しているのが辛くなりました。

 

 

他の受講生は、④や⑤で心が折れた方もいらっしゃいました。

 

 

このペアワークで私が気付いたことは、会話は、聞き手がコントロールしているということです。

 

 

聞き手の反応次第で、話し手は、気持ちよく話したり、逆に嫌な気持ちになって、話すのを辞めてしまうのです。

 

 

そう、自分の聴く態度によって、話し手をコントロールできてしまうのです。

 

 

そうであるならば、相手との関係を良好にするためには、相手に気持ちよく話してもらうのがよく、相手に気持ちよく話してもらう聞き方をすればいいのです。

 

 

相手が気持ちよく話してくれれば、自分に与えられる情報が増え、よりよい提案ができます。

 

 

逆に、この人と話したくないと思ったならば、相手が話したくなくなる聞き方をすればいいのです。

 

 

会話は聞き手がコントロールできるという大原則を知り、いつでも話してもらえる自分であるための、聞き方を実践していきます。

 

 

普段、妻の話を聞いていないので、妻の話を傾聴する実践をします。

 

 

2 相手のニーズを引き出す質問

 

 

気付きの2点目は、相手のニーズを引き出す質問です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前述した、聴くができる前提で、相手に効果的な質問ができれば、相手は、より気持ちよく話をしてくれます。

 

 

その結果、相手との関係が良好になります。

 

 

質問をする際には、ビジネスシーンなどで、何か目的があるのであれば、目的から逆算した質問をすることが効果的です。

 

 

まず、相手の現状を質問して、相手に現状を考えてもらいます。

 

 

次に、現状の問題点を質問します。

 

 

~で困っていませんか?という質問です。

 

 

相手が問題点を回答した後に、このまま問題点が解決しないままだと、どのようなことが起こるのかを質問します。

 

 

これをホラーストーリーといいます。

 

 

そして、解決したら、どんなバラ色の未来が待っているのかを質問します。

 

 

相手がバラ色の未来を回答して、そのために役立つ商品があれば、ここで、商品の提案をして、解決策を提示するのです。

 

 

このように、商品の提案というゴールを設定してから、ゴールに導くために、質問を設計すると効果的です。

 

 

また、次の3つの質問は、相手の考えを掘り下げるために、効果的です。

 

 

①そもそも

 

 

②例えば

 

 

③つまり

 

 

曖昧な質問をすると、曖昧な回答しか返ってこないので、②の「例えば?」、「具体的には?」と質問し、③「つまり、こういうことですか?」と確認します。

 

 

自分が意図している答えが返ってこなかったならば、質問が不適切だったので、質問を変更します。

 

 

質問のバリエーションを増やして、相手に気持ちよく話してもらうように、上記の3つの質問を意識して使ってみます。

 

 

3 話のボール占有率

 

 

気付きの3つ目は、話のボール占有率です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話のボール占有率は、8対2が理想です。

 

 

すなわち、話し手が8割話し、聞き手が2割質問や確認をするのが、よい塩梅ということです。

 

 

人は話したい生き物なので、この話のボール占有率を意識していないと、ついつい、自分が多く話してしまいがちです。

 

 

この話のボール占有率を守るために、効果的な方法として、自分の感情を横に置くというものがあります。

 

 

自分の感情が出てくると、つい自分の意見を言ってしまいます。

 

 

そこで、自分の感情に蓋をして、相手の話を丸ごと受け止めるのです。

 

 

私は、この自分の感情を横に置くことができていません。

 

 

特に、妻との会話の時に、これができていません。

 

 

先日、妻から、仕事を辞めて、キッチンカーをやりたいと言われました。

 

 

私は、妻に今の仕事を続けて欲しいと考えているので、すぐに、無理だと言ってしまいました。

 

 

ここで、私の感情(そんなことやめとけ、ろくなことにならない)を横に置いて、妻のキッチンカーの話しにまず興味を持つ必要がありました。

 

 

その上で、「キッチンカーで具体的に何をしたいの?」、「そもそも、どうしてキッチンカーをしたいの?」と質問をして、妻の願望を明確にした方がよかったと反省しました。

 

 

妻の話に興味を持って聴く、自分の感情を横に置くことを実践してみます。

 

 

妻との会話の際に、ボール占有率を妻8、私2にできるように、修行を続けてみます。

 

 

以上、松尾由紀子先生のロジカルスピーチ講座第3講での気付きを紹介させていただきました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ロジカルスピーチ講座第2講での気付きを紹介します

1 リフレーミングを活用する

 

 

松尾由紀子先生のロジカルスピーチ講座第2講を受講しました。

 

 

松尾先生は、アナウンサーを指導するプロのアナウンサーですので、私は、松尾先生から、人に分かりやすく伝える技術を教わっています。

 

 

今回は、ロジカルスピーチ講座第2講を受講して、私が得た気付きを3つご紹介します。

 

 

気付きの1点目は、リフレーミングを活用する、2点目は、相手目線で考える、3点目は、相手にとって良いことを言語化する、という順番でご紹介します。

 

 

1点目は、リフレーミングを活用する、です。

 

 

リフレーミングとは、ある枠組みで捉えられている物事を、枠組みを外して違う枠組みで考えることです。

 

 

この説明では、少し分かりにくいので、具体例として、私の短所をリフレーミングしてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①めんどくさがり→進んで自分からする

 

 

②怒りっぽい→問題点が見える。相手の立場に立っている。

 

 

③冷たい→落ち着いている。常に冷静である。

 

 

④考えがまとまらないと行動できない→大切なことが分かる。別の問題に気付ける。

 

 

このように、リフレーミングをすることで、自分の短所に、別方向から光を当てることで、長所に置き換えることができるのです。

 

 

ちなみに、上記のリフレーミングは、講座の中のペアワークにおいて、ペアの方からいただいたものです。

 

 

自分では気付けなかった、自分の強みを、他人の視点で解釈することで、見つけることができて、嬉しかったです。

 

 

このように、リフレーミングは、相手をポジティブにして、勇気づけることができるのです。

 

 

リフレーミングをやってみて、人の長所と短所は、表裏一体であり、どの部分をどのように解釈するかによって、短所にも長所にもなることがわかりました。

 

 

どうせ解釈するならば、長所になるように物事を捉えたいものです。

 

 

まずは、身近な人のネガティブな一面を、リフレーミングしてみます。

 

 

2 相手目線で考える

 

 

2点目は、相手目線で考える、です。

 

 

そもそも、人は、自分に興味のあることしか聞いてくれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのため、人に話を聞いてもらうためには、相手目線で、相手が何を聞きたいと思っているのかを考える必要があります。

 

 

相手目線になるために、相手の状況を分析するGNP分析が効果的です。

 

 

Goal(相手のなりたいゴール)→望ましい状況

 

 

Now(相手の現状)→ゴールから逆算した現状

 

 

Problem(問題)→そこから生まれる疑問・課題

 

 

この問題(P)に端的に答えるのが、プレゼンの視点になります。

 

 

GNP分析で得られた相手の問題こそが、相手が聞きたいことですので、相手が聞きたいことだけを話し、それ以外のことは捨てればいいのです。

 

 

法律相談の際に、クライアントの悩みをGNPで分析してみます。

 

 

3 相手にとっての良さを考える

 

 

3点目は、相手にとっての良さを考える、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相手にとって、自分が提供する商品やサービスが良いと理解してもらわないと、相手は、話を聞いてくれません。

 

 

ここでは、相手にとっての良さを言語化する、SFV話法が効果的です。

 

 

Scene 相手が製品を利用しているシーン

 

 

Fact 製品の機能や特徴

 

 

Value 相手が得られる価値

 

 

私の弁護士としてのサービスをSFVにあてはめてみます。

 

 

S 労働問題で困っている人

 

 

F 労働問題に関する豊富な専門知識と解決事例を有している徳田弁護士

 

 

V 3つの安心

 

 

①解決までの道筋が見える安心

解決までにどのようなステップで進んでいくのか全体像が分かります。

 

 

②最短最速で解決できる安心

専門家のアドバイスのもと、効率よく、事件解決に進めるので、時間を節約でき、ストレスも軽減されます。

 

 

③解決事例が多い安心

同じような事例で解決実績が豊富なので、有利に交渉や裁判を進めることができます。

 

 

このVを言語化するのが難しいです。

 

 

このVを言語化するためには、次の質問を自分に投げて、考えて、文字にすることが効果的です。

 

 

①相手のことを考え抜く

 

 

・相手は何に困っているのか?

 

 

・相手の抱えている問題は何か?

 

 

・相手のやりたいことは何か?なぜ行動できないのか?

 

 

・どんな不安があるのか?

 

 

②あなたの解決法で得られる未来は?

 

 

・これをやるとどんなバラ色の未来になるか?

 

 

・これをやるとどのくらい楽ちんになるか?(何をやらずにすむか)

 

 

・楽になったら何ができるか?

 

 

・やらなかったらどんなリスクがあるか?

 

 

③相手は、簡単に、すぐ、結果が欲しい

 

 

・相手にとってめんどくさいことは何?

 

 

・相手のためにめんどくさいことをどれだけやれる?何を引き受ける?

 

 

・相手のどの部分の労力を減らせる?

 

 

・相手は何をすればいいだけ?

 

 

Vについては、自分だけではみつけにくいので、他の誰かに上記の質問をしてもらい、思考を重ねないと、でてこないものです。

 

 

常日頃、顧客は何を求めていて、どうなりたいのかを考え、顧客に聞いてみたいと思います。

 

 

顧客リサーチの大切さを実感できました。

 

 

以上、松尾由紀子先生のロジカルスピーチ講座第2講での気付きを紹介させていただきました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。