北極星~僕たちはどう働くか~
西野亮廣さんの最新刊「北極星~僕たちはどう働くか~」を読みました。

映画えんとつ町のプペル約束の時計台で大活躍中の西野亮廣さんの、現場における実践知の集大成のような本です。
現代のエンタメビジネスの最前線で戦われている西野亮廣さんの思考が分かりやすくまとめられていますので、ビジネスマンにとって、とてもおすすめの1冊です。
今回は、私がこの本を読んで得た気づきを3つ紹介します。
1つ目は、自分を高く売る方法です。
自分を高く売るためには、商品を高く売る方法を知る必要があります。
商品とは、需要と供給のバランスで決まります。
春野菜がたくさん収穫されれば、店頭にたくさん並びますので、値段が下がります。
需要<供給だと値段が下がります。
他方、春野菜が不作であれば、店頭に並ぶ春野菜が少なくなり、値段が上がります。
需要>供給だと値段が上がります。
価格とは、商品の品質よりも、希少性や顧客の欲求の大きさで変わるのです。
顧客の欲求の大きさは、顧客の抱える問題をどれだけ解決したかで決まります。
そのため、自分を高く売るためには、希少性を高めて、顧客の抱える問題を多く解決する必要があります。
弁護士に当てはめるなら、ある分野で弁護士による解決を必要としているニーズがあり、ある分野の法律問題で悩んでいる顧客がたくさんいて、当該分野における専門性や解決実績が多くあれば、高く売れる弁護士になれるわけです。
私の場合、労働者側の労働事件では、パワハラや解雇等の労働問題で悩んでいる方がたくさんいて、北陸地方では、労働問題についての専門性を磨いて、解決実績を多く有して、希少性を高めるようにしています。
まだまだ、私は道半ばですが、自分の希少性である、専門性を磨いて、自分を高く売れるようにしていきたいです。
2つ目は、モチベーションの正体です。
西野亮廣さんは、モチベーションは、「いけるかもしれない」と感じた瞬間に生まれるとおっしゃっています。
気合いや根性ではなく、「いけるかもしれない」という感覚がモチベーションを生むわけです。
では、「いけるかもしれない」という感覚は、どうすれば生まれるのかといいますと、ごく小さな成功を体験することです。
ダメ元でやってみたら、うまくいって、そのままモチベーションを維持できることがあります。
すなわち、小さな行動があって、小さな成功が生まれて、モチベーションが生まれるのです。
モチベーションがあるから、行動するのではないです。
では、小さな成功を生むにはどうすればいいのでしょうか。
それは、成功確率を上げることと、試行錯誤の回数を増やすことだと、西野亮廣さんはおっしゃっています。
成功確率を上げるためには、環境を変える必要があります。
会う人を変え、参加するコミュニティーを変え、情報源を変え、評価される文脈を変えるのです。
そうすると、ガチャを回す回数が増え、試行錯誤の回数が増えて、小さな成功が生まれるのです。
人生には、たくさんのチャンスがあっても、そのガチャを回せることに気付いていないことが多いと言われています。
たくさんのガチャを回すためにも、自分の環境を意図的に変える必要があるのです。
3つ目は、途中経過の質です。
SNSの時代なので、他人の華やかな成功がスマホ画面に表示され、それと比較して、ついつい嫉妬してしまい、落ち込んでしまうこともあります。
西野亮廣さんは、これを、他人の結果が、自分の途中経過を殴ってくる時代と表現しています。
自分は、まだ結果をだしておらず、途中経過であっても、SNSには、他人の成功が山のように溢れていて、成功していない、途中経過の自分を卑下してしまうのです。
他人の結果と比べ、他人の結果に憧れ、他人の結果を追いかけて、自分の途中経過を否定しまう。
このような時代だからこそ、西野亮廣さんは、自分がコントロールできるのは、途中経過の質だけであり、他人の結果と自分の経過を比べるなとエールを送っています。
自分がコントロールできるものを見失うと、これまでがんばってきた途中経過を投げ出してしまい、何も結果を残すことができなくなります。
だからこそ、愚直に途中経過を生きるしかないのです。
他人の成功と否が応でも比較される、SNS時代において、他人の結果と、自分の途中経過を比べないという考え方は、健全な自分を維持するために、とても大切ですね。
誰よりも泥臭く、途中経過を生きている西野亮廣さんのエールは、多くの人に勇気を与えてくれます。
SNS時代に生きる多くの人に読んでもらいたい、おすすめの一冊です。
今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。











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