コミュニケーション大全
1 優しさ不足に気づく
私の憧れの存在である、鴨頭嘉人先生の最新刊
「コミュニケーション大全」を読みました。
この本のコンセプトの1つに、「優しさ不足に気づく」というものがあります。
この本を読むと、「あぁ、自分は、優しさが足りていなかったなぁ」
と痛感することができ、そこから、普段のコミュニケーションを改善するために、
優しい人になるために、努力していこうと、前向きになれます。
優しい人になることで、コミュニケーションを改善できるのです。
優しい人になるために、私が気づいたことを3点、紹介させていただきます。
2 相手の表情を見る
まず1点目は、相手の表情を見ながらコミュニケーションをするです。
優しいコミュニケーションの本質には、丁寧さがあります。
そして、丁寧とは、相手の立場に立つということです。
相手の立場に立つとは、言葉足らずではなく、
相手が欲しい情報を、言語化して、伝えることです。
言葉足らずですと、相手に余計なストレスを与えることになって、
優しいコミュニケーションになりません。
自分が言葉足らずになっていないかを理解するためには、
相手の出すサインに敏感になる必要があります。
この相手の出すサインで、重要なのが、相手の表情です。
人は、表情に、本当の気持ちが表れます。
相手が、自分の言葉をよくわかっていなさそうであれば、
わかっているのかを確認したり、言葉を変えて説明し直す必要があります。
また、相手の表情をよく見ていないと、
無意識に会話の主導権を相手から奪う、
会話のハイジャックをしてしまいます。
相手の表情から、もっと話したそうだなという情報を受け取ることができれば、
相手の話を最後まで聞き、会話のハイジャックをすることを回避することができます。
相手の表情から、様々な情報を受け取ることで、
情報不足に陥らずに、優しいコミュニケーションができるのです。
3 された質問は相手にも返す
2点目は、された質問は相手にも返すです。
人から質問をされたとき、相手もそのことについて話したい確率は高いのです。
人は、自分に興味のことを聞きたいので、
質問されたことを、そのまま相手に返すと、
相手が興味を持っていることを話してくれる確率は、高くなるわけです。
特に、初対面で会話をするときには、お互いに情報が少ないので、
何について話をしたらいいのか迷うときがあります。
そのような時、相手がしてくれた質問を、
相手にそのまま返すことで、相手が話したかった話題がみつかり、
会話が盛り上がる可能性がでてきます。
これからは、質問されたら、回答して終わるのではなく、
その次に、受けた質問を、そのまま、相手に返してみたいと思います。
相手の聞いて欲しいことを意識することで、
優しいコミュニケーションに近づけます。
4 言葉のプレゼントは何度でも
3点目は、言葉のプレゼントは何度でもです。
人が、言葉を受け取った際の喜びには、賞味期限があるようです。
言葉のプレゼントには、賞味期限があるので、
定期的に言葉のプレゼントを贈る必要があります。
特に、近い人に対する、言葉のプレゼントについては、
より賞味期限が短いようですので、毎日、意識的に、
言葉のプレゼントを贈る必要があります。
例えば、夫は、妻に対して、「綺麗だよ」や「愛している」
といった言葉のプレゼントを、毎日贈るのがいいわけです。
私は、妻に対して、「愛している」などの言葉のプレゼントを、
ある程度の頻度で贈っていましたが、これからは、意識して、
毎日、言葉のプレゼントを贈ってみます。
言葉のプレゼントは、何度、いただいても、嬉しいものですので、
意識して、言葉のプレゼントを贈る頻度をあげていきたいです。
このように、優しい人になるための具体的な技術が
わかりやすく解説されていますので、
コミュニケーションを改善したい方にとって、おすすめの1冊です。
「優しくないことに気づけたら、もう成長」
優しさ不足に気づいて、優しいコミュニケーションができる人が
増えてほしいので、多くの人に、読んでもらいたい1冊です。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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