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金持ち父さん、貧乏父さん

1 資産の重要性

 

ロバート・キヨサキ氏のベストセラー作品である「金持ち父さん、貧乏父さん」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、最近、お金に関する勉強をしています。

 

 

日本では、教育過程で、お金の勉強をしないので、豊かな人生をおくるためには、お金の勉強をする必要があると考えて、お金に関する本を読むようにしています。

 

 

そのような過程で出会ったのがこの本です。

 

 

世界的な名著と言われるだけあって、豊かな人生を送るためのお金の哲学が、わかりやすく記載されています。

 

 

今回は、私がこの本を読んでえた気付きを3つ紹介します。

 

 

1つ目は、収入を生む資産を持つことの重要性です。

 

 

ロバート・キヨサキ氏は、次のように説きます。

 

 

「資産と負債の違いを知り、資産を買わなければならない」

 

 

「金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む」

 

 

「資産は私のポケットにお金を入れてくれる。負債は私のポケットからお金をとっていく」

 

 

この考えは、とてもシンプルでわかりやすいです。

 

 

例えば、住宅ローンで自宅を購入した場合、毎月、住宅ローンの支払いのために、預金からお金が流出していきます。

 

 

自宅は資産のようにみえますが、時間の経過とともに価値は下落し、住宅ローンを返済するころには、価値があまり残っていないということがあります。

 

 

また、自宅には、自分が住んでいるので、当然ですが、賃料収入はありえません。

 

 

そのため、住宅ローンで自宅を買った場合、資産ではなく、負債になります。

 

 

他方、他人に貸すアパートを住宅ローンで買った場合、毎月の住宅ローンの返済よりも、賃料収入が上回る場合、収入が増えますので、資産になります。

 

 

このような資産があれば、資産から生まれる収入を次の投資に回すことができて、どんどん豊かになれるのです。

 

 

考えてみれば、単純な話ですが、私は、収入を増やすことばかり考えており、資産を増やすという発想ができていませんでした。

 

 

収入が増えれば、生活が豊かになると思っていましたが、収入が増えれば、それにあわせて、生活水準が上がるので、支出が多くなります。

 

 

収入が増えても、支出が増えて、収入と支出が同じ程度であれば、もっと収入を増やさなければならないという焦燥感にかられて、豊かな人生とはいえません。

 

 

収入が増えたならば、収入を生むための資産に投資して、資産を増やして、収入を増やしていくことで、豊かな人生に近づけるのです。

 

 

資産を増やす大切さがわかったので、不動産投資の勉強をしたいと思います。

 

 

2 会社で節税

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つ目は、会社を作って節税することの大切さです。

 

 

私は、役員報酬をいただいていますが、給料明細をみるたびに、所得税と住民税からずいぶん控除されていて、手取りがだいぶ少なくなっているなぁと実感しています。

 

 

このような税金について、ロバート・キヨサキ氏は、次のように説きます。

 

 

「金持ちは中流以下の人間と同じルールではゲームをしない」

 

 

「金持ちと中流以下の人間を分け、金持ちをはるかに有利な地位に立たせているのは、会社という法的な組織が持つ力についての知識だ」

 

 

「会社の所得税率が個人の所得税率よりも低かったのだ」

 

 

「会社の場合、支出の一部は経費として、税を支払う前の収入から差し引くことができた」

 

 

私は、税金のことを詳しくわからないのですが、ざっとネット検索した情報によると、所得税率は所得が高くなるほど、税率が上がるのですが、法人税は、税率がある程度一定のようです。

 

 

そのため、所得が高くなって、税率が法人税よりも高いならば、法人税の税率のほうがおとくになるわけです。

 

 

また、個人は、収入から税金が控除された残りの金銭で生活のやりくりをしますが、会社は、収入を得たら、そこから経費を差し引き、残ったお金に税金が課せられるのです。

 

 

経費として落とせる支出があれば、合法的に、支払う税金を少なくすることができるわけです。

 

 

税金は大切ですが、必要以上に支払うべきではないと思いますので、この会社を利用した節税対策は魅力的です。

 

 

税金の勉強をして、会社の活用方法を考えます。

 

 

3 与える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、与えることの重要性です。

 

 

ロバート・キヨサキ氏は、次のように説きます。

 

 

「本当の金持ちになるためには、もらうだけではなく、与えることもできなければならない」

 

 

「お金を与えることは、巨富を誇る一族の富を維持するための秘訣でもある」

 

 

「ほしいものをまずだれかに与えれば、それが増えて返ってくるということだ」

 

 

「自分がいま持っているものを出し惜しみせず、気前よく人に与えること」

 

 

この与えるものは、なにもお金である必要はありません。

 

 

相手にとって必要な情報だったり、愛情など、目に見えないものでもいいのです。

 

 

まずは、自分から与える。

 

 

与えるとそれが倍になって返ってくる。

 

 

与える際に、つい見返りを考えてしまう自分がいますが、りくつぬきにして、与えてみる。

 

 

後輩に、食事をおごる、自分の知識や体験を教えるなどして、人に与えることを実践していきます。

 

 

お金の哲学について学べる、世界的な名著ですので、お金の勉強をしたい方に、超おすすめの一冊です。

 

 

今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。

裁判官の良心とはなにか

1 裁判とは人助け

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現役の裁判官が、国を相手に、国家賠償請求の裁判をする。

 

 

そんなニュースに触れた私は、日本にそんな勇気のある裁判官がいるのかと、大変興味を抱きました。

 

 

すると、その裁判官が、「裁判官の良心とはなにか」という本を出版されたので、さっそく読んでみました。

 

 

著者の竹内浩史裁判官は、市民派の弁護士から、弁護士任官制度で、裁判官になられた異色の裁判官です。

 

 

今回は、竹内裁判官の「裁判官の良心とはなにか」という本を読んで、私が得た気付きを3つ、ご紹介させていただきます。

 

 

1つ目は、裁判とは人助けであることです。

 

 

私は、この本を読むまで、裁判官は、原告と被告の主張と立証をたたかわせて、中立的に、事件を処理していると考えていたので、あまり人助けをしているというイメージはありませんでした。

 

 

竹内裁判官は、「本来の権利行使を封じられている方を助けてあげなければならない」と主張されています。

 

 

例えば、交通事故の裁判であれば、被害者の救済をして、人助けをすることにつながります。

 

 

裁判官は、裁判の勝敗を左右しうる権限が与えられているので、勝たせるべき者を勝たせることで、確実に人助けができるのです。

 

 

裁判官は、勝たせる人を勝たせるために、代理人である弁護士に、サジェスチョンを与えてくることがあるので、弁護士は、裁判で勝つためには、裁判官のサジェスチョンを見逃してはならないのです。

 

 

また、勝たせたい人の事案であっても、事実関係でうまく勝たせるのが難しい場合には、和解で救えることもあります。

 

 

なお、紛争解決としては、判決よりも和解の方が望ましいという竹内裁判官の見解に、私も賛同しています。

 

 

良心的な裁判官が提示する和解案は、よく練られており、そのような和解案を受入れた方が、紛争がすぐに解決する上に、当事者の納得感も得られやすいです。

 

 

他方、弁護士は、裁判をしても負けることも多々あり、確実に人助けができるわけではありません。

 

 

そのため、確実に人助けができる裁判官には、とてつもない魅力があるわけです。

 

 

このような、裁判官としての職業的な魅力は、もっと世に知られてほしいものです。

 

 

2 裁判官の良心とは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つ目は、裁判官にはそれぞれ良心があるです。

 

 

竹内裁判官は、ご自身の裁判官の良心として、正直・誠実・勤勉の3つをあげていらっしゃいます。

 

 

正直については、偽証する人を勝たせることをせず、正直者が損をする裁判をしないという心情のようです。

 

 

誠実については、常に自分が得をするように、いいとこどりをするような、二枚舌の人には、警戒すべきという意味でとらえました。

 

 

言っていること、やっていることが一致している、一貫性のある人が信頼されるのが世の常ですね。

 

 

勤勉については、真面目にがんばって働いている人が報われる裁判であるべきという意味のようです。

 

 

なるほど、裁判官にとって、その人それぞれの良心があって、その良心に基づいて、事件処理をしているのがとても興味深いです。

 

 

竹内裁判官は、この3つの良心をもとに、裁判をする関係で、当事者の尋問において、当事者の話を聞くことを重視しているようです。

 

 

当事者の主張と証拠を、争点整理手続で検討した結果、尋問前に、裁判の形勢はある程度固まっているようです。

 

 

それでも、本人の尋問をすれば、本人の人柄がわかり、勝たせるべき人かどうかの確認ができるわけです。

 

 

尋問をすれば、悪い人かどうかはすぐに分かるようです。

 

 

弁護士としては、争点整理手続で、裁判官に有利な心証を形成してもらうことに尽力すべきであり、尋問では、当事者の人柄が、裁判官に悪く伝わらないように工夫する必要があります。

 

 

3 裁判官は人である

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、裁判官は人であることです。

 

 

裁判官は、大量の複雑な事件を処理している、とても優秀な方なので、私は、たまに、別次元にいると錯覚してしまうことがあります。

 

 

そのため、裁判官も人であることを忘れてしまうことがあります。

 

 

当たり前のことですが、裁判官も人であることを忘れてはいけないのです。

 

 

そのため、やたら長い準備書面を提出したり、大量に証拠を提出しても、AIではない裁判官は、当然、嫌がるわけです。

 

 

人の情報処理能力には、限界があるので、裁判官が読みやすい準備書面を作成すべきであるし、証拠も厳選して提出する必要があります。

 

 

竹内裁判官は、少ない証拠で勝負できるのが勝ち筋であり、証拠が多い方が劣勢とおっしゃっています。

 

 

証拠はたくさん出せばよいものではなく、ベストなものを提出することを心がけます。

 

 

裁判官のリアルがわかり、弁護士としては、日々の訴訟活動に役立つことが記載されていますので、弁護士や司法修習生におすすめの一冊です。

 

 

竹内裁判官のような、良心的な裁判官がいることは、日本の司法にとって、希望であると考えます。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

1 地中海食は健康に良い

 

 

医師の津川友介先生の著書「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

健康であるためには、食事、運動、睡眠を整える必要があります。

 

 

そのため、食事、運動、睡眠については、正しい知識を身につける必要があると考えています。

 

 

この本には、実験などの科学的なデータをもとに、どのような食事をするのが健康によいのかが、とてもわかりやすく記載されているのでおすすめです。

 

 

今回は、この本を読んで、私が得た気づきを3つご紹介します。

 

 

1つ目は、地中海食は健康に良いです。

 

 

地中海食とは、具体的には、オリーブオイル、ナッツ、魚、野菜、果物等です。

 

 

地中海食は、科学的なデータによると、脳卒中、心筋梗塞を減らすようです。

 

 

最近、私は、サラダや納豆にオリーブオイルをかけて、オリーブオイルをなるべく摂取するようにしています。

 

 

仕事をしていて、小腹がすいてきたときには、ナッツを間食にしています。

 

 

ランチで定食を注文する時、なるべく、肉よりも魚を食べるようにしています。

 

 

このように、日々の食事の中で、体によい食べ物を摂取するように工夫しています。

 

 

2 白い炭水化物より茶色い炭水化物が健康に良い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つ目は、白い炭水化物より茶色い炭水化物を食べるです。

 

 

白米などの白い炭水化物は、血糖値を上げ、脳卒中や心筋梗塞等の動脈硬化による病気が起こるリスクを高める可能性があるようです。

 

 

他方で、玄米のように、精製されていない茶色い炭水化物は、食物繊維や栄養成分を豊富に含み、肥満や動脈硬化のリスクを下げると言われています。

 

 

また、茶色い炭水化物は、便秘を予防する働きや、大腸の憩室炎を予防する効果があります。

 

 

私の自宅では、白米しか食べておらず、白米を玄米にする必要があります。

 

 

もっとも、子供が白米が好きなので、玄米になかなか置き換えることができません。

 

 

白米と玄米とを分けて、コメを炊くのも面倒なので、玄米をどうやって摂取するのがよいか悩んでおります。

 

 

自宅で、玄米を摂取する仕組みを考えます。

 

 

3 豚肉・牛肉・加工肉より鶏肉が健康に良い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、豚肉、牛肉、加工肉よりも鶏肉を摂取するです。

 

 

豚肉、牛肉、ソーセージやハムといった加工肉は、大腸がんのリスクが高くなり、脳卒中や死亡率の上昇につながるようです。

 

 

そのため、豚肉、牛肉、加工肉の量を減らして、代わりに、鶏肉や魚を摂取するのがよいのです。

 

 

豚肉、牛肉、加工肉が大好きな私にとって、このデータはショックでした。

 

 

とはいえ、健康のために、豚肉、牛肉、加工肉を食べる回数を減らして、鶏肉や魚を食べるようにしていきます。

 

 

シンプルに健康に良い食事を学べるおすすめの一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

いま君に伝えたいお金の話

1 値段について考える習慣を持つ

 

 

投資家である村上世彰氏の著書「いま君に伝えたいお金の話」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学生にも分かるように、お金の本質がよく理解できる文章になっており、大変読みやすい一冊です。

 

 

お金のことを最初に学ぶのに最良の一冊です。

 

 

今回は、この本を読んで、私がえた気づきを3つ紹介します。

 

 

1つは、物の値段について考える習慣を持つことの大切さです。

 

 

人は、値段が高いものには何か高い価値があるかのように錯覚してしまいます。

 

 

しかし、値段が高いという理由だけで、本当に自分にとって価値があるわけではないのです。

 

 

本当は、自分にとって価値があるわけではないのに、あえて高価な物を買うのは、無駄使いになってしまいます。

 

 

この無駄使いを避けるために、どうしてその物には、この値段がついたのかを、普段から考えることが大切なのです。

 

 

例えば、市場にいって、どうしてこの魚は300円なのに、この魚は500円なのだろう、200円の差は何なのかを、自分の頭で考えることです。

 

 

漁獲量、船を動かすための資源高、気候の影響等、様々な要素を考慮して、自分なりの仮説をたてるのです。

 

 

これから、買い物をする際には、なぜこの値段なのかを、自分なりに考える習慣をみにつけます。

 

 

2 お金を自分の幸せのために使う

 

 

2つ目は、幸せのためにお金を使うです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分のお金には限りがありますので、自分の幸せのために、お金をいかに多く回す必要があります。

 

 

そのためには、無駄使いを減らすべきです。

 

 

どんなに安かったとしても、自分にとって価値が値段にあっていない、または、目的を達成させてくれない場合には、無駄使いになるのです。

 

 

無駄使いを避けるためには、お金を支払う際に、何時間分の労働と交換されているのかを考えるのがよいです。

 

 

購入する商品から、得られる価値が自分の何時間分の労働と同等なのかを考えれば、自制心が働きます。

 

 

また、自分にとって何が幸せかという物差しがあれば、無駄使いを避けられます。

 

 

この商品を購入することで、自分は、値段の分だけ幸せになるのかを自問自答するのです。

 

 

自分が幸せになると考えれば購入し、そうでなければ、購入しない。

 

 

商品の値段と自分の幸せのバランスがとれているかを意識していきます。

 

 

3 期待値

 

 

3つ目は、投資の際に、期待値を考えるです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

期待値とは、儲かる確率のことです。

 

 

期待値の基本は、1で、1を上回ることきには、期待値が高くなり、1を下回るときには、期待値が低くなるのです。

 

 

この期待値は、株式投資をする際に、投資をするか否かを検討する材料になるところ、期待値を考えるためには、GDP、人口、為替、平均的な所得、会社の業績、従業員数などの数字をもとにします。

 

 

ようするに、普段から、物事を数字で捉える訓練をしていないといけないのです。

 

 

そして、ある程度の数字を頭にいれておかないと、数字で考えることができません。

 

 

物事を数字で考えるくせを身に着けておく必要性を再確認できました。

 

 

子供にお金のことを学んでもらうのにおすすめの一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

貯金はこれでつくれます

1 貯金はメンタル

 

 

節約オタクのふゆこさんの著書「貯金はこれでつくれます」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、自分の支出にむとんちゃくでして、収入が増えれば、それにあわせて支出を増やすタイプです。

 

 

その結果、収入が増えても、その分余計な支出が増えて、お金が貯まりません。

 

 

手元のキャッシュが減少すると、どんどん不安にかられます。

 

 

かといって根がめんどくさがり屋なので、支出を減らすことに着手せず、ダラダラと無駄な支出を続けていました。

 

 

こんな自分を変えたいと思い手に取ったのが、この本です。

 

 

今回は、この本を読んで、私が得た気づきを3つ紹介します。

 

 

1つ目は、貯金はメンタルが重要であることです。

 

 

人が浪費をしてしまう原因は、ストレスが原因です。

 

 

ストレスが原因で、仕事を頑張ったからご褒美でと自分を正当化させて、つい浪費をしてしまいます。

 

 

貯金への最良の方法は、ストレスを軽減することなのです。

 

 

貯金をするためには、まず自分のストレス原因を把握し、そのストレスをどのように緩和していくのかを理解することが必要です。

 

 

また、浪費を防止する方法として、お金を使う際に、「その買い物は、本当に私を幸せにするのか?」、「もっと幸せになれるお金の使い方があるのではないか?」と立ち止まって考えることも効果的です。

 

 

人が幸せに感じるお金の使い方に、①経験を買う、②ご褒美にする、③時間を買う、④先に支払って後で消費する、⑤他人に投資する、があります。

 

 

自分が浪費と感じることよりも、①から⑤のように、自分が幸せを感じられることにお金を使うようにしたいです。

 

 

2 家計簿をつける

 

 

2つ目は、家計簿をつけるです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家計簿を制する者は、節約を制するようです。

 

 

自分がいつも何にいくらくらい使っているのかを把握できない限り、自分が本当にほしいものやことにお金を使うことができません。

 

 

確かに、家計簿で記録しない限り、何にいくらお金を使ったのか、理解できず、知らないうちに、お金はなくなってしまいます。

 

 

でも、この家計簿がめんどくさくて続かないのです。

 

 

私は、過去に家計簿アプリで記録していたのですが、続きませんでした。

 

 

この本を読み、家計簿に記録する大切さを理解できましたので、家計簿アプリへの記録を再開したいと思います。

 

 

3日坊主で終わることが多いのですが、3日で途切れたら、4日目から再開すればよく、とにかく、現金が動いたら、その場ですぐに記録する習慣を身に着けたいと思います。

 

 

3 サブスクを見直す

 

 

3つ目は、サブスクを見直すです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サブスクは、全然使っていないのに、ずるずるとお金を垂れ流しにしてしまうので、危険です。

 

 

さらに、一度、契約したら、解約するのが億劫になり、お金が溶けていくのです。

 

 

私も、全然利用していないのに、解約の手続きを調べるのがめんどうで、少額なので、そのまま放置しているサブスクがいくつかあります。

 

 

しかし、この本を読んで、節約の大切さを理解できたので、めんどくさいという思いを克服して、不要なサブスクの整理に着手します。

 

 

この本を読めば、人よりお金を使わないことは誰でも絶対にできると理解でき、貯金ができるようになると思います。

 

 

お金の支出を抑えたい方におすすめの一冊です。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

勝間式金持ちになる読書法

1 翻訳書を読む

 

 

勝間和代先生の「勝間式金持ちになる読書法」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読書を通じて、お金持ちになるなんて、素敵という、助平心で読み進めたのですが、人生を戦略的に生き抜く、合理的な方法が、わかりやすく記載された良書です。

 

 

今回は、この本を読んで、私が気付いたことを3つ紹介します。

 

 

1つ目は、翻訳書を読むことです。

 

 

翻訳書は、原典を日本語に翻訳する際に、若干違和感や読みにくさを感じる文章になっていることがあり、私は、翻訳書よりも、純粋な日本語の本を好む傾向にありました。

 

 

しかし、勝間先生は、翻訳書を読むことを勧めております。

 

 

翻訳書は、海外でヒットしている本から厳選されて、日本語に翻訳して出版されています。

 

 

すなわち、海外で売れていること、日本語に翻訳するコストを支払っても、日本で売れる見込みがあると出版社が判断したことから、翻訳書は、ある程度価値が保証されているのです。

 

 

なるほど、本の流通過程を理解すれば、翻訳書の方が、良書である可能性が高いことが理解できます。

 

 

そして、私のように、翻訳書に対する違和感や読みにくさを感じる場合、単純に、慣れるのが大切なのです。

 

 

慣れるためには、一定量の翻訳書を読めばよいのです。

 

 

これまでは、避けていた翻訳書を読むことにチャレンジして、より良い情報を手に入れて、情報強者になります。

 

 

2 目的をもって読書をする

 

 

2つ目は、目的をもって読書することです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、なんとなく面白そうだから、なんとなく自分の役に立ちそうだから、という曖昧な考えで、読書をしていました。

 

 

しかし、このような曖昧な思考では、その本から得られる情報は限定されてしまいますし、その本を隅々まで読まないといけなくなり、効率が悪いです。

 

 

本を読む目的が明確になっていれば、目的にあった情報をめがけて本を読めばいいので、本を全部読む必要はなく、効率的です。

 

 

また、目的が明確になっていれば、読書をする際に集中しやすくなると考えます。

 

 

目的が明確になれば、人間の脳は、その情報を収集しようと、活発に動き出するので、情報収集が楽になるのです。

 

 

この人間の脳の仕組みを活用した方が効率がいいので、これからは、本を読む前に、読書をする目的を定めます。

 

 

3 読書と実践はワンセット

 

 

3つ目は、読書と実践はワンセットであることです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読書をしただけで、「あぁ面白かった」で終わってしまうと、何も変わらず、成長はできません。

 

 

読書をして、その本に記載されている何かを実践して初めて、自分に変化が起き、成長につながるのです。

 

 

勝間先生は、「読書家であるにもかかわらず、それをなかなか収入アップにつなげることができないという人は、手に入れた情報に基づいて、何らかの行動を起こしたりする習慣がないケースが多いのです」とおっしゃっています。

 

 

私は、読書だけして終わってしまうことがあったので、この言葉がぐさりと心に突き刺さりました。

 

 

読書で得た情報を、実生活において、使わないと、その読書に充てた時間がもったいないのです。

 

 

読書と実践はワンセットであることを肝に銘じて、これからも読書をしていきます。

 

 

読書を通じて、情報強者になって、お金持ちになるノウハウが満載の良書ですので、紹介させていただきました。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

投資家みたいに生きろ

1 自覚的にお金を使う

 

 

藤野英人先生の「投資家みたいに生きろ」の本を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藤野英人先生は、ひふみ投資信託を運用しているファンドマネージャーです。

 

 

私は、ひふみ投資信託へ投資して、利益を得ていますので、ひふみ投資信託の実力を実感している者の一人です。

 

 

凄腕の投資家が、人生をよりよく生きるための思考や習慣について、わかりやすく、まとめてくれたのが、この本です。

 

 

今回は、私がこの本を読んで得た気付きを3つ紹介します。

 

 

1つ目は、お金の支払いについて自覚的になることです。

 

 

藤野英人先生は、投資とは、エネルギーを投入して、未来からお返しをいただく行為と定義しています。

 

 

このエネルギーとは、主体性(やりたいこと)×時間(平等に与えられたもの)×お金(過去・未来の缶詰)×決断(成功体験の積み重ね)×運(謙虚な気持ち)と定義されています。

 

 

この本では、上記の5つの要素について、詳細に解説されておりますところ、私は、お金の使い方に自覚的になる箇所が深く刺さりました。

 

 

私は、アマゾンでレコメンドされる本をなんとなく購入したり、子供が駄々をこねるのがめんどくさいから、子供の言うままに購入してしまうことがあります。

 

 

また、スーパーの買い物の時には、ついつい余計な物も購入してしまいます。

 

 

このように、私は、何にお金を使うかについて、あまり自覚がないのです。

 

 

当然、何にお金を使うかについて、自覚がないと、無駄使いが多発して、お金が貯まりません。

 

 

これを改善するためには、日頃から意識的にお金を使う必要があります。

 

 

藤野英人先生は、「あなたが何を考えて、どんな気持ちでお金を使ったか」が重要なのですと説いています。

 

 

このお金を使う時の気持ちですが、応援という要素にフォーカスをあててみるとよいのです。

 

 

応援とは、例えば、いつも素敵な笑顔をくれる店員さんを応援したいから、そのお店にいくですとか、災害にあって困っている地域の商品を購入する等です。

 

 

自分の消費が誰かの応援になっているのかを考えていく中で、お金を使うことに意識が及びます。

 

 

すなわち、お金を使うことに自覚的になり、無駄な消費を防止することに繋がり、お金が貯まりやすくなるのだと思います。

 

 

お金を使う時には、誰かの消費になっているのかを自問自答してみます。

 

 

2 これって投資?それとも浪費?

 

 

2つ目は、「これって投資?それとも浪費?」と自問自答することです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生を主体的に生き、習慣を代えていくために、藤野英人先生は、全ての行為の前に、「これって投資?それとも浪費?」と自問自答することを勧められています。

 

 

この自問自答をすることで、コスト意識が高まります。

 

 

先ほどの「お金の使い方に自覚的になる」ことに通じることですが、自分の行為が、人生の投資につながるか、浪費につながるかを、常に意識することで、自分の時間とお金を無駄にしなくてよくなるのです。

 

 

例えば、私の場合、休憩時間に、ついつい、SNSの投稿をダラダラと見てしまいますが、外に出て、太陽の光を浴びてストレッチをしたり、短時間のスクワットをすれば、リフレッシュの効果は変わります。

 

 

もっとも、SNSも、自分にとって必要な情報を入手するですとか、友人と交流するために、意識的に使用するなら、よいわけであって、無目的にダラダラ利用するのがよくないのです。

 

 

このように、「これって投資?それとも浪費?」と自問自答することで、自分の時間とお金を効果的に使うことが出来るのです。

 

 

私は、毎日、「これって投資?それとも浪費?」と自問自答を続けていきます。

 

 

3 流行に敏感になる

 

 

3つ目は、流行に敏感になるです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、どちらかというと、流行にのっからない、古い体質です。

 

 

しかし、それでは、世の中の変化に対応できないリスクがあります。

 

 

例えば、チャットGPTのような革新的な技術を、インターネット検索の方が使い慣れているからという理由で、使っていないと、AIが日常的に使用する世の中になってしまえば、確実に取り残されてしまいます。

 

 

そのため、流行しているものは、なるべく早く自分で試してみるのがよいです。

 

 

私は、流行に乗り遅れがちなので、流行しているものを、とりあえず、早い段階で使ってみることを意識していきます。

 

 

街を歩いていても、何が流行っているのだろうとアンテナを立てて、変化をキャッチしていきます。

 

 

このように、人生をよりよく生きるためのヒントがたくさん記載されている名著ですので、多くの方に読んでいただきたい一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

運の本質

1 運を良くするための6つ習慣

 

 

開運アドバイザーの崔燎平先生の最新刊「運の本質」を拝読しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

崔燎平先生が、たくさんの人を占い、みつけた、運をよくするために大切なことについて、とてもわかりやく解説されています。

 

 

運がいいというのは、生きていくうえで、大切なことなので、たくさんの人に読んでもらいたい一冊です。

 

 

今回は、「運の本質」を読んで、私が気付いたことを3つ紹介します。

 

 

1点目は、運がよくなる6つの習慣です。

 

 

習慣を変えることで、考え方や行動が変化し、出会い運が向上します。

 

 

この出会い運こそ、人生運なのです。

 

 

出会い運を向上させるために、習慣を変えるのですが、崔燎平先生は、次の6つの習慣をおすすめしています。

 

 

①明るい色の服を着る

 

 

②夜はお風呂につかり、朝は窓を開ける

 

 

③運動をする

 

 

④あいさつをする

 

 

⑤トイレ掃除をする

 

 

⑥お墓参りをする

 

 

この6つの習慣のうち、トイレ掃除については、多くの成功者が推奨しています。

 

 

もっとも、トイレ掃除をすると、どうして運がよくなるのか、なかなか納得のいく説明は少ないです。

 

 

この本では、トイレにやってくる神様は、大量の幸福を持っているので、その神様を味方につけられる人間は絶対に成功すると、説明されています。

 

 

トイレの神様を信じる信じないは、人それぞれですが、トイレの神様がいるという、少しの信仰心をもって、トイレ掃除をしていると運がよくなりそうな気がします。

 

 

また、崔燎平先生は、トイレ掃除の実践をしている過程で、常に心にはスッと一筋の芯が通っている気持ちになったようです。

 

 

おそらく、毎日の実践を継続していく中で、自分の心の変化があったのでしょう。

 

 

私も、ブログを毎日投稿していたときに、似たような感覚を持ちました。

 

 

私は、毎日、トイレ掃除の実践をしていますが、まだ崔燎平先生のような気持ちにはなっていないので、まだまだ修行が足りないとして、これからも継続していきます。

 

 

トイレ掃除を継続していると、見えないところをきれいにする大切さがわかってきました。

 

 

2 愛の意味

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2点目は、愛の意味です。

 

 

結婚している男女に、配偶者を愛していますか?と質問すると、人によって回答は異なると思います(笑)。

 

 

しかし、自分の子供を愛していますか?と質問すると、ほとんどの人が「はい」と回答するはずです。

 

 

夫婦は、しょせん他人です。

 

 

だから、うまくいかなければ、離婚をして、縁をきることができます。

 

 

しかし、親子は、他人ではないので、縁をきることはできません。

 

 

そして、通常の親であれば、自分の子供を愛しています。

 

 

それでは、愛とは何か。

 

 

愛とは、自分が傷ついても、相手に代償を求めないことです。

 

 

親は、自分の子供が助かるのであれば、自分の命を差し出すことがあります。

 

 

私も親になってわかったのですが、子供に対しては、自分が傷ついて、子供に代償は求めず、子供に幸せになってほしいと願っています。

 

 

自分が親になって、自分も親から、このようにして育ててもらったのだと実感しています。

 

 

自分が傷ついても、相手に代償を求めないことを、子供以外にできるかというと、なかなか難しいです。

 

 

配偶者に対しては、ついつい、代償を求めてしまいがちです(笑)。

 

 

代償を求めてしまうと、自分が期待した代償がもらえない時に、不満となり、相手との関係がうまくいかなくなります。

 

 

だから、夫婦関係は難しいのかもしれません。

 

 

愛を知り学ぶのが、結婚なのだから、結婚生活は難しいながらも、自分が成長できる修行なのだと実感しています。

 

 

家族に対して、「愛している」と口に出して伝えていきます。

 

 

3 先祖供養の重要性

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3点目は、先祖供養の重要性です。

 

 

運が良い人は、お墓参りや先祖供養をしており、ご先祖様が応援団になってくれているから、運が強いようです。

 

 

ツイてるとは、ご先祖様がそばに付いているということなのです。

 

 

このご先祖様の応援がなくなるのは、遺産分割で揉めたときです。

 

 

遺産分割で揉めると、ご先祖様が悲しみ、力を貸してくれなくなるのです。

 

 

他方、ご先祖様からみて、自分が今やっていることを喜ぶような、徳を積むと、ご先祖様が応援してくれて、運がよくなるのです。

 

 

仏壇、お墓、神棚でお参りをして、ご先祖様に思いを馳せ、日常生活では、ご先祖様が喜ぶような、徳積みの行動をしていきます。

 

 

このように、運を良くするための具体的な行動や、その根拠を、わかりやく学べる名著です。

 

 

運を良くしたい方に、おすすめの一冊なので、紹介させていただきました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

面白いほど成功するツキの大原則

1 人にどう思われたいか

 

 

西田文郎先生の「面白いほど成功するツキの大原則」という本を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西田文郎先生は、スーパーブレイントレーニングの開発者で、能力開発の魔術師と呼ばれています。

 

 

この本では、西田文郎先生が、人にとって大切なツキや運について、わかりやすく解説されています。

 

 

運やツキをよくするためには、人の脳にある扁桃核を快にすることがポイントです。

 

 

扁桃核が快になれば、脳というコンピューターの成功のソフトが起動して、ツキや運が味方するというメカニズムなのです。

 

 

今回は、私がこの本を読んで得た気付きを3つ紹介します。

 

 

1点目は、人にどう思われるかが大事ということです。

 

 

ツキや運をつかもうとしたら、他人にどう思われるかが重要になるのです。

 

 

すなわち、実際に優秀であるよりも、他人から優秀な人と思われる方が重要なのです。

 

 

なぜならば、ツキや運は、他人が運んできてくれるものなので、他人から優秀な人と思われていないと、運やツキを運んでくれる素晴らしい人と出会えないからなのです。

 

 

そうであるならば、自分をどのように見せたいのかという、自分のイメージをデザインすることが大切です。

 

 

あの人は、この仕事のスペシャリストだという評判を得るようにするのです。

 

 

そして、人は、他人からの評判に適応するようになるのです。

 

 

この仕組みを活用することで、自分がなりたい評判どおりの自分になれるのです。

 

 

そのため、自分は、どのように他人から評価してもらいたいかを逆算して、自分のイメージをデザインしていくとよいのです。

 

 

2 ウソでもいいから感謝する

 

 

2つ目は、ウソでもいいから感謝するです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感謝をすることで、脳の扁桃核は100%快になるようです。

 

 

だから、ウソでもいいので、感謝をしてしまえばいいのです。

 

 

今日一日に感謝。

 

 

この人生に感謝。

 

 

生きていることに感謝。

 

 

親に感謝。

 

 

妻に感謝。

 

 

今の仕事に感謝。

 

 

感謝をすると、不思議なことに、感謝をしている対象が素晴らしいものにみえてきます。

 

 

特に、妻に感謝をしていると、妻の扁桃核が快になり、夫婦関係が円満になります。

 

 

夫婦関係を円満に維持継続するための鍵は、配偶者の脳にある扁桃核を快にするための工夫をすることにあるのです。

 

 

ウソの感謝であっても、何回も感謝をしていれば、それが本当になるのです。

 

 

とにかく、身近な人に、感謝を伝え続けます。

 

 

3 目標を持てる子供に育てる

 

 

3点目は、子育てで一番大切なことは、目標を持てる子供にすることです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供が人生の目標をしっかり持てるようになれば、挑戦するマインドになり、どんな努力や我慢も喜んで耐えてしまいます。

 

 

そのため、頑張って勉強する子供ではなく、ワクワクしながら勉強する子供に育てるのです。

 

 

子供にとって、勉強が快になれば、ほっておいても勉強するのです。

 

 

勉強しない子供には、「勉強しなさい」ではなく、「これから勉強というゲームを楽しもう」と考えなさいと指導するのが効果的です。

 

 

楽しもうと声がけすることで、勉強を苦痛ではなく、楽しいものに思わせてしまうのです。

 

 

子供に夢や願望を持たせて、徹底的にほめて、期待することで、ツキのある子供に育てることができるのです。

 

 

どうすれば、自分のツキや運がよくなるのかについて、論理的にわかりやすく学べる名著です。

 

 

人生をよりよくするために、一度は読んでおいておきたい一冊です。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

法律家の依頼者対応

1 泣き寝入りですかと言われたら

 

 

私が尊敬している弁護士である、京野哲也先生の最新刊「法律家の依頼者対応」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京野先生は、司法研修所の元民事弁護教官でして、若手弁護士向けの、分かりやすい実務書を多数執筆されており、私は、実務で悩んだ時には、京野先生の本を読み、対応策を検討しています。

 

 

「法律家の依頼者対応」の本は、弁護士として、日々、依頼者とのコミュニケーションをとっている中で、よくある悩ましいシチュエーションごとに、どのように対応するのが効果的なのかが、とてもわかりやすく解説されています。

 

 

この本のすごいところは、依頼者とのコミュニケーションの場面で、「通常の対応例」と「工夫例」の2つのバリエーションを対比しながら、依頼者とのコミュニケーションのどこをどのように改善していけばよいのかが、一目でわかるところです。

 

 

それでは、私が、この本を読んで気づいたことを3つご紹介します。

 

 

1つ目は、依頼者から、「泣き寝入りですか」と言われた時のコミュニケーションです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弁護士をしていると、相談者から、「泣き寝入りですか」と質問されることが多々あります。

 

 

相談の内容によっては、証拠がなくて、請求が認めれなかったり、トラブルの相手にお金がなくて、相手からお金を回収するのが難しかったり、請求できる金額が少なくて、弁護士に依頼すると損をしてしまう等、弁護士に依頼しても、問題解決につながらないことは、よくあります。

 

 

このような時、弁護士から、依頼を受けられない事情を説明した後に、相談者から、「泣き寝入りですか」と質問された場合、弁護士としては、どのように回答すべきか悩みます。

 

 

このような場面について、この本では、まず、「悩ましい問題ですね」、「私もあなたの立場になったら、同じような気持ちになりますよ」と受け止めることが記載されています。

 

 

その上で、相談者の視点を未来に向かわせるために、「これから少しでもマイナスを減らしたり、あるいはプラスに持っていく選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。」という質問をします。

 

 

相談者が「泣き寝入りですか」と質問してくるケースにおいて、相談者と議論しても、問題解決できず、むしろ、相談者により辛い思いをさせてしまうリスクがあるので、避けるべきです。

 

 

それよりも、まずは、相談者の言い分を受け止めます。

 

 

そして、相談者は、現在の問題点で思考や視野が狭くなっていますので、未来に視点を移行させることで、一緒に問題解決の糸口を考える姿勢をみせるのが効果的なのです。

 

 

法律相談では、例え、事件の依頼を受けなかったとしても、相談者の未来が少しでも明るくなるような手助けをしたいものです。

 

 

2 依頼者が隠していた事実が発覚したとき

 

 

2点目は、依頼者が隠していた事実が発覚した時のコミュニケーションです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

依頼者が当初話していたことが、後から間違っていたということは、弁護士の実務ではよくあります。

 

 

人の記憶は変遷しますので、後から間違っていたなんてことはよくあるわけです。

 

 

でも、私は、ついつい、「あの時、こう言っていたではないですか。今さら、間違っていたと言われても困ります」と言って、依頼者を責めてしまいがちです。

 

 

これでは、依頼者が、正直に話しに話しにくくなるので、私は、自身の対応を反省しております。

 

 

このような場面では、正直に話してくれた依頼者に対して、感謝を示した上で、「どのようなところが本当のことを言いづらくしていたのでしょうか。今後の勉強のためにも、教えていただけないでしょうか。」と弁護士の聞き方の問題について、フィードバックをもらうように質問してみます。

 

 

このようなコミュニケーションにすることで、依頼者を責めることが避けられ、普段聞けないことを聞いて、弁護士のコミュニケーションの改善に役立てることができるので、一石二鳥になります。

 

 

依頼者を責めても、弁護士には何の得にもなりませんので、正直に話してくれた、依頼者に労いの言葉をかけた上で、今後の最善策を検討するのが、効果的ですね。

 

 

3 依頼をお断りするとき

 

 

3点目は、依頼をお断りする場合でのコミュニケーションです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この本には、依頼をお断りする場合として、次の7つが記載されています。

 

 

①裁判所において立証できない見通し

 

 

②法的な対応が困難

 

 

③相談者が依頼者に依頼するメリットがない

 

 

④その意向に沿うならば処理方針について意見が一致しない

 

 

⑤多忙で担当できない

 

 

⑥その把握できた問題について弁護士の能力・経験が不足する

 

 

⑦利益相反のおそれ

 

 

私の場合、①~④で、依頼をお断りすることがあります。

 

 

①~④の場合において、依頼をお断りするときに、弁護士のポリシーを伝えると、相談者に、断られたのはしかたがないと思ってもらいやすくなります。

 

 

確かに、私のポリシーですと言われたら、相手は、何も言えなくなりますし、言い方としても、それほどきつくありません。

 

 

私の場合、「私は、弁護士に依頼しても、依頼者が損をするような場合には、依頼を受けないポリシーなのです」と伝えるのが効果的だと考えました。

 

 

また、「弁護士も人それぞれですから、他の弁護士の意見を聞いてみてはいかがでしょうか」と質問するのも効果的です。

 

 

相談者に別の弁護士への法律相談という選択肢を提供することで、法律相談を終えたほうが、幾分か、相談者の不満は軽減されると思います。

 

 

今は、インターネットで、弁護士を簡単に見つけることができるので、「他の弁護士の意見を聞いてみてはいかがでしょうか。」という質問は、使いやすいと思います。

 

 

弁護士が法律相談で悩む場面について、効果的な対応方法がわかりやすく記載されているので、若手から中堅の弁護士にとてもおすすめの一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。