神様とのおしゃべり
1 幸せになる考え方
立花Be塾の課題図書である,
さとうみつろう氏の「神様とのおしゃべり」という本を読みましたので,
アウトプットします。
率直な感想は,非常に深い本であり,
一回読んだだけでは理解できない箇所があるので,
折に触れて読み返す必要のある名著ということです。
自分の心の動きにどう処するか,潜在意識をどう活用するか,
について学んでいる私にとって,新しい視点を与えてくれました。
このような名著を課題図書として紹介してくれた,
立花岳志さんに感謝です。
この本は,不満ばかり述べている平凡的なサラリーマンの主人公が,
幸せになるために,突如現れた神様と対話しながら,
人が生きていく上で大切な考え方を掴んでいくという
物語が記載されています。
この本から,私が大きく心を動かされた考え方を3つ紹介します。
2 「ない」ではなく「ある」を探す
1つ目は,「ない」ではなく「ある」を探すという考え方です。
人間は,どうしても,不足に目がいってしまいます。
例えば,お金がない,忙しくて時間がない,
など自分の不足していることに目がいって,
テレビに映っているお金持ちの優雅な生活をみて,
嫉妬をして,自分は不幸だと思いこんでしまうことがあります。
しかし,自分の周りには,多くの「ある」で満たされています。
健康な身体がある,自分の帰りを待っている家族がいる,
仕事がある,生活できる収入がある,などなど。
自分の周りを見渡せば,既に充足されていることに気づきます。
そのことに気づけば,今ある幸せを実感できます。
まさに,「足るを知る」ということです。
このように,不足に目を向けるのではなく,
充足に目を向けるようになると,潜在意識も充足を信じるようになり,
自分が幸せであることに気づくことができるのです。
3 しめしめ,これはきっと,うまくいく
2つ目は,「しめしめ,これはきっと,うまくいく」という考え方です。
人間は,目の前の現実しか経験できないのに,
別の選択をしておけばよかったと
目の前の現実に不満を言うことがあります。
人間は,同時に2つのことを経験できないので,
別の選択をしたら,人生がうまくいったという保証は何一つないのに,
別の選択をすればよかったと後悔します。
結局,自分が選択した現実が,
いいのか悪いのかについて,
私達は判断できないのです。
だから,自分が何かを選択して,悪い結果になったとしても,
「しめしめ,これはきっと,うまくいく」と考えれば,
後悔しなくてすみます。
目の前の悪い出来事は,自分が計算できていない,
未来の良いことの前兆なのかもしれません。
自分は大いなる何かに導かれていると信じて,
目の前の出来事を悪いと判断せずに,
判断を未来に先送りすればいいのです。
4 イーンダヨ
3つ目は,「イーンダヨ」という考え方です。
潜在意識について勉強していると,
よくネガティブな考え方をしてはいけない,
ネガティブな言葉を使ってはいけないと学びます。
人間である以上,どうしてもネガティブな考え方をしたり,
ネガティブな言葉を言ってしまいます。
しかし,ネガティブなことを考えるのが悪いのではなく,
ネガティブなことを考えたことを,
悪いことだと考えることが悪いのです。
そのため,ネガティブなことを考えたとしても,その後に,
ネガティブなことを考えても,「イーンダヨ」と心のなかで唱えれば
,ネガティブなことがポジティブに変わります。
「イーンダヨ」と心のなかで唱えることで,
すべてのことを引き受ける,
心のしなやかさが養われていく実感がわきます。
以上3つの考え方を紹介しましたが,この本には,
他にも素晴らしい考え方が記載されているので,
ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。
私は,この3つの考え方を,
日々の習慣にしていくために,
実践していきます。
本日もお読みいただきありがとうございます。
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