自分を動かす
1 イメージの力の活用
思うように目標を達成できない。
成功するためにはどうすればいいのだろうか。
そのように悩んでいる方に、おすすめの1冊があります。
それは、マクスウェル・マルツ氏の「自分を動かす」という本です。
自分自身を成功に導くために、どうすればよいのかが記載された名著です。
私は、この本を、尊敬している名古屋の弁護士北村栄先生にご紹介していただき、ようやく読破することができました。
今回は、この本を読んで得た私の気付きを3つご紹介します。
1つは、イメージの力を活用することです。
この本には、次のような、成功の仕組みが紹介されています。
まず、絶対に達成できる目標を設定します。
次に、それを段階的に小さな目標に分けていきます。
そして、その小さな目標を1つずつ達成していきます。
その都度、目標を達成して、満足感を体験し、最終目標を達成している自分自身をイメージします。
この目標達成の過程で、問題に対する必要な回答やひらめきを引き出す働きと、自動的に目標へ行動を向けさせる誘導装置の働きが作動します。
このことを成功のターボ機構といいます。
この成功のターボ機構を作動させるために、効果的なのが、イメージの力なのです。
将来、目標達成している自分自身をイメージすることで、成功のターボ機構が作動するのです。
具体的には、1日20分、誰にも邪魔されない時間を創って、リラックスした状態で、成功して満足した自分をイメージするのです。
自分が達成したいと願う目標を達成して、満足している自分をイメージするのです。
これを3週間実行するのです。
イメージをすることで、潜在意識に、目標を達成している姿が刻まれて、結果的に、潜在意識の作用で、目標を達成することにつながるのだと考えました。
まずは、目標を達成している自分をイメージしていきます。
2 リラックスの効用
2つ目は、リラックスの効用です。
自分に問題が発生した場合、その問題を放りだして、リラックスすることで、自分でも気付いていない緊張感を休息させ、創造の仕組みを発見できることにつながるのです。
このリラックスをするためには、意識的に、今に反応する習慣が大切になります。
あらゆる注意を今に向けることで、明日を思い煩うことがなくなる習慣が身につきます。
なにかにイライラしているのは、今この場でできないことを無意識に行おうと試みることから生じるのです。
意識を今に向けることで、過去の後悔や未来への不安を軽減できるのです。
また、自分の心の中に、静かな部屋を創って、そこに入る方法が紹介されていました。
おそらく、日常生活の中で、心を整える訓練をすることだと思います。
日常生活の中で、リラックスを取り入れていきます。
3 解釈の力
3つ目は、解釈の力です。
私達は、日常発生する出来事をどのように解釈するかで、人生の質が変わります。
この本には、次のことが記載されています。
「私達が不幸と呼んでいるもののほとんどは、受け取り方次第でどうにでもなることです。」
「事実に対する考え方次第で、それは災いになることもあるし、転じて福となることもあるのです。」
不幸に思えることも、自分の解釈次第で、幸せな出来事に変えることができるのです。
自分にとって嫌なことが起きた場合には、「これから何を学べというのか」とプラスに解釈できるトレーニングをしていきます。
また、この本には、幸せの習慣として、次のことが紹介されています。
①今日一日、陽気に振る舞おう。
②他人には好意的に接しよう。
③他人の失敗や過ちには寛大になろう。
④そうありたいと思っている人になったつもりで行動しよう。
⑤自分の意見で事実を悲観的に歪めないようにしよう。
⑥今日一日、少なくても3回は笑うようにしよう。
⑦何が起きようと、冷静に対処するようにしよう。
⑧変えようのない悲観的な事実は、忘れるようにしよう。
よりよい人生を生きていくために、大切なことが記載されている名著でした。
今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
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