学び効率が最大化するインプット大全3~情報収集と人から学ぶ方法~
樺沢紫苑先生の「学び効率が最大化するインプット大全」
を読み進めて気づいたことをアウトプットします。
情報と知識のバランスを整えることの重要性が記載されています。
情報とは,データを整理して意味づけたものであり,
時間が経過すれば劣化します。
知識とは,情報をまとめて体系化したもの,
情報を分析,解釈して得られるものであり,
時間が経過してもそれほど劣化しません。
ネットや新聞から得られるものは主に情報であり,
本や人から得られるものは主に知識です。
樺沢紫苑先生は,情報対知識の比率を
3対7以下にすべきとおっしゃっています。
私は,これまで,時間をかけて新聞を細かく読んでいたのですが,
新聞に記載されているのは情報であり,
自分に必要な記事だけ読んで,他は流し読みをして,
新聞を読む時間を削減しました。
そうすることで,情報収集の時間を削減できました。
情報爆発の時代,どうしても情報を集めることに時間をとられてしまい,
肝心な知識を習得する時間が削られてしまうので,
意識して,知識を習得する時間を増やす必要があります。
情報収集の時間を短縮するための具体的なノウハウとして,
グーグルアラートやRSSリーダーを利用することで,
自分にとって必要な情報だけを自動で受け取れるようになります。
自分に必要な情報を自動で受け取り,
その情報をPDFで保存しておけば,
ブログのネタを探すのに重宝します。
本に記載されているノウハウを素直に実践してみると,
やはり役立ちます。
自分にとって必要なければ,やめればいいだけですので,
本に記載されているノウハウをとりあえず,
実践してみるのは重要だと思います。
次に,樺沢紫苑先生は,人と会うことの重要性について解説しています。
人と出会い,関係性を築き,いろいろなことを教えてもらい,
また自分も教えて,お互いに気づきを得ながら,
共に自己成長していくのが,究極のインプットです。
人と1回会うだけでは意味がなく,関係性を深めるためには,
これはと思う人と何度も会うようにすべきです。
また,人と交流する際には,受け取るのではなく,
自分から相手に対して,情報や知識を与えることを
意識する必要があります。
自分が相手に与えなければ,相手から与えられませんし,
与えることができる人は,他者貢献の精神をもった人と
つながることができるのです。
そして,できれば1対1で会うのがいいです。
グループで会うと,どうしても,
自分が話したいことや聞きたいこととずれてしまうので,
人間関係を深めるためには,1対1で会うのが大切です。
1対1で会い,相手から教えてもらったことを,
次に会うときまでに実践し,感謝を伝えると,
その相手と親密になることができます。
情報収集や人から学ぶときに大切なことが
体系的にまとめられている貴重な本です。
時間をおいて読み返すと新たな発見がみつかりそうな本です。
多くの方々に読んでもらいたい1冊です。
本日もお読みいただきありがとうございます。