夫婦の愛が一生冷めない5つのレッスン
1 アチーブメントの学び
私は、アチーブメント株式会社の「頂点への道」講座を受講し、
目標達成の技術や、人間関係の改善について勉強しています。
このアチーブメントの学びでは、
最も身近な存在である家族との人間関係を、
よりよくするための原理原則を知ることができます。
アチーブメントの講座の中で、紹介された1冊を読み、
多くの気付きを得られたので紹介します。
その1冊とは、アチーブメントの主席トレーナーである、
佐藤英郎先生の「夫婦の愛が一生冷めない5つのレッスン」という本です。
この本から、得られた気付きを3つ紹介します。
2 正しさを押し付けない
1つ目の気付きは、うまくいっていない夫婦はたいてい、
「私は正しい。あなたが変わるべき」
という考え方にとらわれていることです。
自分の正しさを押し通しても、夫婦関係はうまくいきません。
私も、妻とけんかをする時、概ね、私の見解が世間一般的に正しいのですが、
その正しさを押し付けようとすると、かえって、妻は、反発し、
けんかは泥沼にはまっていき、大変なことになります。
さらにやっかいなことに、私は、弁護士なので、
論理では負けないため、余計にたちが悪いようです。
妻を論破してみても、いいことがあった、ためしはありません。
夫婦関係は、勝負ではないのです。
夫婦でよい関係を築くこと、
幸せな生活を送ることを目的に、
自分ばかりが我慢しているのではなく、
夫婦関係をよりよくするためには、
何ができるのかを常に考えて、
行動していくことが大切です。
自分の性癖として、正しさを押し通そうとするので、
この点をしなやかに修正していきたいです。
3 欲求充足の邪魔をしない
2つ目の気付きは、相手の欲求充足の邪魔をしないです。
人間には、5つの欲求があります。
5つの欲求とは、
生存の欲求、
愛と所属の欲求、
力の欲求、
自由の欲求、
楽しみの欲求です。
そして、人それぞれ、どの欲求が強いのかが、異なっているのです。
例えば、私は、仕事が大好きなので、力の欲求が強いのですが、
妻は、家族とゆっくり過ごしたいので、愛と所属の欲求が強いと考えられます。
私は、仕事をバリバリがんばりたいのですが、
妻は、夫に家にいてもらいたいので、二人の欲求が衝突するのです。
この欲求の衝突が、夫婦関係の不和の原因になります。
ここで大切なことは、相手の欲求充足の邪魔をせずに、
相手の欲求を満たしてあげられているかに気を配ることです。
例えば、私は、休日のときに、妻が何をしたいのかを聞き、
それを実現できるようにしています。
妻が友人と食事にいきたいのであれば、
私が子供の面倒をみるといったかたちで、
相手の欲求充足を手助けします。
まだまだ至らない点だらけですが、
相手の欲求は何で、どうやったら、
それを満たしてあげることができるのかを探求していくことで、
夫婦関係はよい方向にすすむと考えます。
4 最善の行動の選択
3つ目は、常に人は、最善の行動を選択していることです。
自分にとっては、どうしてそのような行動をするのか疑問に思えても、
とうの相手方にとっては、最善の行動をしているのです。
ポイントは、自分の価値基準ではなく、相手方にも価値基準があって、
その価値基準に基づいて、最善の行動をしていると、理解することです。
この理解があれば、相手方にも、それなりの理由があるから、
このような行動をしているかがわかり、折り合いがとれます。
妻が不平不満を言うのには、それなりの言い分が必ずあるわけで、
その言い分をしっかり聞くことで、夫婦関係を改善できます。
「人は常に最善の行動をしている」と思考することで、
自分が選択する行動が変わってくるのです。
夫婦関係で迷った時に、どう考えて、
どう行動すればいいのかがわかる1冊ですので、ご紹介しました。
夫婦関係で困ったときに、読んでいただきたい1冊です。
本日も最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
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