挑戦する勇気が未来を拓く~喜多川泰先生の講演会に参加して~
1 喜多川泰先生の講演会に参加してきました
私が個人的に応援している石川県の企業に
会宝産業株式会社があります。
自動車リサイクル事業を中核にして,
地球環境を守るために循環型社会を実現していくための
経営をしている素晴らしい会社です。
なによりも,会社で働く社員を宝として
大切にしている経営姿勢に感銘を受けています。
その会宝産業株式会社の感謝の集いにご招待させていただき,
喜多川泰先生の講演会を聞いてきました。
私のメンターである,名古屋の弁護士北村栄先生から,
喜多川先生の著書「福に憑かれた男」をご紹介していただき,
この本を読んだことがきっかけで,喜多川先生のファンになりました。
そして,遂に喜多川先生のお話を生で聞ける貴重な機会を
会宝産業株式会社が与えてくれて,本当に嬉しかったです。
2 一歩を踏み出す大切さ
喜多川先生は,一歩を踏み出すことの大切さについて,語りました。
人は,あれこれ考えて,自分にとっての最善を見つけようとしますが,
考えてもそれが見つからず,行動に移せなくなります。
これを思考の臨界点と呼びます。
この思考の臨界点を乗り越えるには,どうすればいいのか。
それは,行動することです。
勇気を出して,一歩を踏み出すことです。
行動して,不都合がでてくれば,その都度修正すればいいのです。
喜多川先生は,行動は必ず想像を超えた未来をもたらす
と力説していました。
行動するための勇気をくれるのは,学びです。
学ぶことで,人生を決める言葉と巡り会うことができます。
自分の人生の柱となるような言葉と巡り会うためには,
読書が最も効果的です。
読書をすれば,本の中に書かれている言葉からエネルギーをもらえます。
このエネルギーで自分を動かすことができるのです。
本からエネルギーをもらい,そのエネルギーで行動していくことで,
人生を豊かにしていくことができるのです。
読書は,人生を豊かにする習慣なので,
仕事が忙しい中でも,本を少しずつ読んでいこうと思いました。
3 行動をほめる
喜多川先生は,学習塾を経営しており,
人を育てる上で大切なことを語りました。
それは,結果をほめるのではなく,行動をほめるです。
結果をほめると,人は正解を求めようして,
周りの空気をうかがってしまい,行動できなくなります。
行動をほめると,たとえ失敗したとしても,
失敗から学べるようになり,挑戦する勇気を与えることにつながるのです。
子育て中の私としては,子供の行動を
ほめるようにしようと心に刻みました。
4 刻石流水
そして,喜多川先生は,刻石流水という四字熟語を紹介されました。
この四字熟語の意味は,人からもらった恩を石に刻み,
自分がかけた恩を水に流しなさいというものです。
人は,普通に生きていると,この四字熟語の逆をしてしまいます。
人からもらった恩をすぐに忘れて,
自分がかけた恩をいつまでも覚えているものです。
自分のことを振り返ると,恥ずかしながら,
この四字熟語と逆のことをしてしまうことがあります。
刻石流水の言葉を意識すれば,
他人に恩着せがましくすることがなくなり,
他人の反応に一喜一憂しなくなって,
他人に対する感謝の思いが自然に湧き上がってくるようになります。
自分は天から恵まれていると気づき,
幸せを実感できると思います。
素晴らしい四字熟語を教えていただきました。
ますます,喜多川先生のファンになりましたので,
喜多川先生の本を読んだら,ブログで紹介していきます。
本日もお読みいただきありがとうございます。
私も喜多川さんのファンです。喜多川泰さんの名著「運転者 未来を変える過去からの使者」の読書会を企画しました!
https://1book.biz/book-club/20221119.html