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「また,必ず会おう」と誰もが言った。

1 出会いの大切さ

 

 

先日,喜多川泰先生の講演会を聞き,

喜多川先生の作品を読みたいという衝動に駆られて,

以前から積読にしていた,喜多川先生の作品の

『「また,必ず会おう」と誰もが言った。』を読みました。

 

 

 

この作品は,熊本に住む男子高校生が,ふとした嘘がきっかけで,

東京へいくことになり,東京から熊本へ帰る道中に,

様々な背景を持つ大人と出会いながら,

成長していくという物語です。

 

 

人は,人との出会いによって成長し,出会いが,

その人の持つ無限の可能性を開花させてくれることを学べます。

 

 

「偶然に見えるすべての出会いが必然である」

 

 

この物語を読めば,人は必要なタイミングで

必要な人と出会うことがよく分かります。

 

 

自分から出会いを求めて行動することによって,

人生は今まで以上に拓けるので,旅は,

人生をよりよく生きる出会いをもたらしてくれます。

 

 

さて,この物語を読んで,印象に残ったことを,アウトプットします。

 

 

2 他人のメガネをかけない

 

 

まずは,主人公がトラック運転手の柳下さんから,

トラックに置いてあるメガネをかけるように言われて,

他人のメガネをかけてトラックに乗っていると

気持ち悪くなったシーンがあります。

 

 

 

柳下さんは,他人のメガネは他人の視力に合わせて作られているので,

自分がかけていると気持ち悪くなることから,

他人の価値観に左右されることなく,自分の価値観に基づいて,

自分で考えて決断することの大切さを主人公に教えました。

 

 

「何が幸せかなんて,誰がどこかで言うたものとか,

テレビとかの情報を頼りに決めるアホがどこにおる。

そんなん全部他人のメガネじゃ」

 

 

「もっと,ちゃんと自分がやりたいこととか,

自分にとって幸せとは何かを考えろ。

わけもわからず,他の人が幸せやと言うてるものを追い求めたり,

他人が持っているものを手に入れようとするんが人生やないで」

 

 

柳下さんは,他人に同調して生きにくさを感じている

主人公に活を入れました。

 

 

自分を大切にして,他人に流されない

自分の価値観を持つことの重要さを学びました。

 

 

3 子育てでは信頼と待つことが重要

 

 

次に,フェリーの中で出会った医師の和田さんとのやりとりで

印象に残ったことを紹介します。

 

 

子育てに関することです。

 

 

和田さんは,子供を信頼して待つことができれば,

子供は才能を開花させていくことができると,主人公に話します。

 

 

信頼の反対は管理で,待つの反対は結果を求めることです。

 

 

子育てにおいて,子供を管理して,

結果を求めてはうまくいかないのです。

 

 

私は,言うことを聞かない子供をむりやり言うことを聞かせようと

管理していることが多いので,気をつけなければならないと感じました。

 

 

4 使命

 

 

最後に,使命について,印象に残りました。

 

 

三品という老人が主人公に対して,

「使命とは限りある命を,永遠に続く何かに変えたいという願う行為」

と語ります。

 

 

 

自分の命に限りがあると強く感じる経験を通じて,

人は使命を見つけ出すことができるのです。

 

 

自分が好きだと思えることに正直に,真っ正面からぶつかり,

出会った人たちとのご縁を大切にしていく生き方をしていると,

自分の使命につながっていくのです。

 

 

この作品では,主人公を自分に重ね合わせて読んでいくことで,

人生における大切なことをたくさん学べます。

 

 

自分を成長させるためのおすすめの小説です。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

アフィリエイト稼ぐ力をつけるための教科書

1 私がアフィリエイトをしない理由

 

 

立花Be塾の課題図書である

「アフィリエイト稼ぐ力をつけるための教科書」

を読みましたのでアウトプットします。

 

 

 

私は,アフィリエイトをしていません。

 

 

弁護士職務基本規定において,

「弁護士は,品位を損なう広告又は宣伝をしてはならない」

と規定されているため,自分のブログで

アフィリエイトをするのに抵抗があります。

 

 

ブログで書評を記載していますが,ブログの読者に対して,

自分が読んでよかった本をおすすめしているだけです。

 

 

というわけで,課題図書に指定されなければ,

読むことはなかった本なのですが,

この本にはアフィリエイトにとどまらず,

ブログを続けていく上で大切なことがたくさん記載されており,

非常に参考になりました。

 

2 ブログで大切なのはあなたの主観

 

 

まず,ブログの読者が求めているのは,

あなたの主観ということです。

 

 

個人ブログの読者が知りたいのは,

商品やサービスが実際に利用してみるとどうだったのか

という本音の情報なのです。

 

 

商品やサービスの良い点は,提供先が情報発信していることが多く,

すぐに入手できるのですが,第三者的な公平な視点での情報は,

それほどあるわけではないので,希少価値があるのです。

 

 

メリットやデメリットを比較して,

メリットが上回るからおすすめできる

という主観的な情報が貴重なのです。

 

 

3 人の悩みを解決する記事を書く

 

 

次に,人の悩みを解決する情報を記載することが重要です。

 

 

人は,インターネットでどのようなことを検索するのかといいますと,

自分の悩みや疑問を解決するための方法や情報です。

 

 

 

自分の悩みや疑問を解決してくれるサイトを見つけて,

そのサイトを読みすすめて,自分の悩みや疑問を

解決できるように思えたら,人は安心できます。

 

 

そのような情報が記載されたブログが重宝されるのです。

 

 

悩みを解決してあげて,未来の自分が少しでも向上するような

期待感を持ってもらえる記事をブログに記載することが大切なのです。

 

 

私の場合ですと,労働弁護士として,

クライアントの労働問題を解決したときの情報や,

労働問題にまきこまれたときの対処法や法的知識が,

労働問題で悩んでいる方々の解決に役立つと,

私のブログの価値が上がるのだと思います。

 

 

そのため,今後とも,労働問題で悩んでいる方々に

役立つ情報をわかりやすく発信していきます。

 

4 ブログは最強の自己実現ツール

 

 

そして,この本の著者の比嘉研仁氏は,

あなたのブログは,あなたの進みたい人生を応援してくれる

自己実現ツールになっていきます」とおっしゃっています。

 

 

ブログを約2年8ヶ月ほど継続してきた私には,

このお言葉の意味がよくわかります。

 

 

私は,労働事件で最高裁で勝訴ののぼりを掲げ,

労働者にとって画期的な最高裁判例を勝ち取ることを

目標にブログを続けてきたところ,ありがたいことに,

労働事件の依頼を受けることが多くなり,また,

労働事件のアウトプットを大量にすることで,

労働事件の専門的知識が向上していきました。

 

 

まさに,私が実現したい目標に一歩ずつ前進していることを

実感できているのです。

 

 

 

ブログが自己実現のための最強のツールというのは,

まさにそのとおりだと思います。

 

 

アフィリエイトに興味が無い方でも,ブログをしている方にとって,

貴重なことが記載されている一冊ですので,おすすめします。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

まんがでわかる妻のトリセツ2~本当にいい夫の条件とは~

1 まんがでわかる妻のトリセツを読んだきっかけ

 

 

先日,黒川伊保子先生の「まんがでわかる妻のトリセツ」について,

ブログに記載しました。

 

 

https://www.kanazawagoudoulaw.com/tokuda_blog/shohyou/202001268999.html

 

 

本日は,私が「まんがでわかる妻のトリセツ」を

読むことになったきっかけについて記載します。

 

 

 

私が「夫のトリセツ」を読み,あまりにも感動し,

この本をぜひ妻にも読んでもらいたいと考えて,

妻に対して,夫のトリセツを読んでほしいと伝えました。

 

 

すると,妻からは,「あなたは妻のトリセツを読んでも

変わっていないから,今は読む気になれない」と言われました。

 

 

・・・この妻の言葉に反論できない自分がいました。

 

 

自分では,妻のトリセツを読んで実践しているつもりてすが,

妻から見たら不十なのです。

 

 

そこで,もう一度,妻のトリセツを読んで

勉強しなおそうと思ったところ,

妻のトリセツのまんが版がでていることを知り,

買ってみたわけです。

 

 

一度読んだ本をまんが版で読むと,予備知識がある上に,

まんがによって視覚で直感的に理解できるので,

より頭にはいってきやすくなります。

 

 

まんがだと,きっと右脳が使われるので,

より記憶に残りやすいのでと思います。

 

 

2 嫁姑問題の対処法

 

 

さて,まんがでわかる妻のトリセツには,

主人公の母が突然,主人公夫婦の自宅を訪ねてきて,

主人公の妻が自宅を出ていくシーンがあります。

 

 

いわゆる嫁姑問題です。

 

 

 

まんがの中で,黒川先生は,女性脳にとって

えこひいきされることは絶対の正義であり,

妻と母の板挟みになって,

どっちつかずの対応では許されないと説いています。

 

 

決して忘れてはいけないのは妻の味方になれるのは夫だけなので,

夫は,絶対に妻の味方をしなければ,嫁姑問題はうまくいかないのです。

 

 

私の妻は,私の実家で私の両親と同居してもらっています。

 

 

そのため,嫁姑問題が頻発しており,

妻にはストレスをかけさせてしまっています。

 

 

年末に高校のバスケ部の同期会の幹事をしたとき,

日程調整のラインをしていたら,女子マネから,

奥さんは夫の実家にいるのは苦痛だから,

奥さんを実家に置いて,

夫一人だけで飲み会に来ないように日程調整をしてね,

という内容の連絡がきました。

 

 

このラインを見て,年末年始だけ夫の実家に行くのが苦痛なのに,

私の実家で同居してもらっている妻には,

相当なストレスをかけさせているので,妻の味方になって,

妻のストレスを軽減させなければならないと思いました。

 

 

妻の味方になって,妻をねぎらうことが大切ですね。

 

 

3 本当にいい夫の条件

 

 

まんがでわかる妻のトリセツの終わりに,

「本当にいい夫の条件」が記載されています。

 

 

 

黒川先生曰く,本当にいい夫とは,

正しくマニュアルを実行する完璧な夫ではなく,

むしろときにはやらかして,妻に怒られる夫なのです。

 

 

 

まんまと夫がやらかしてくれると,女性脳は,

気持ちよくストレスを放電できるからです。

 

 

そう考えると,妻から言われたことをうまくできず,

たまに妻から怒られる私は,黒川先生の言ういい夫なのだと思い,

なんだか自信が湧いてきました。

 

 

完璧である必要はなく,互いに理解して,

少しずつでもよき方向に変わっていくことが大切なのです。

 

 

ぜひ,多くの夫に読んでいただき,

夫婦関係をよくしていってもらいたいと思い,

紹介させていただきました。

 

 

私の妻が「夫のトリセツ」を読んでくれるのはいつになるのやら・・・

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

まんがでわかる妻のトリセツ~育休をとった夫になぜ妻は絶望するのか~

1 妻の半数が夫の育休を望んでいないわけとは?

 

 

弁護士ドットコムニュースに,子育て中の私にとって,

大変興味深いニュースがありました。

 

 

https://www.bengo4.com/c_5/n_10688/

 

 

妻の半数が夫の育休を望んでいない。

 

 

 夫が育休を取得しても,育休中の夫の態度にイライラする。

 

 

 

民間のアンケート結果の自由記載欄には,

次のような,妻からの厳しい意見があったようです。

 

 

「育休をとっても家でだらだら。結局家のことは私がやった」

 

 

「指示待ちではなく主体的に動いてくれれば満足度が上がったと思う」

 

 

ようするに,夫が育休を取得しても,家でぼーっとしていて,

妻からの指示がないと動いてくれない夫が多く,妻はイライラして,

それなら夫は育休を取らないで,

稼いでくれたほうがいいと考えているのでしょう。

 

 

2 夫は家庭ではぼーっとしていたい

 

 

ただ,この夫の家でぼーっとしている,

妻からの指示がないと何もしないというのは,

黒川伊保子先生の「夫のトリセツ」を読めば,

よく理解でき,気が利く夫に変える方法を学ぶことができます。

 

 

 

 

男は,進化の過程で,問題解決と沈黙で生存可能性かあがるように,

脳がチューニングされたようで,安寧な沈黙でぼーっとしているときに

ストレスが発散されるようです。

 

 

確かに,最近の私は,出張中の電車で車窓を眺めていたり,

宿泊先のビジネスホテルで読書しながらぼーっとしているときが

至福の瞬間になっています。

 

 

夫は,外で働く場所が戦場であり,家庭は安寧の場所なので,

家庭ではできるかぎりぼーっとしていたいのです。

 

 

3 家庭は戦場?

 

 

しかし,小さい子供のいる妻にとって,家庭こそが戦場です。

 

 

イレギュラーなことばかりして,かつ,

何を喋っているのかもわからない子供と一日中いるのは,

相当なストレスです。

 

 

そのため,子育て中の妻は,ピリピリしていま

(子供を育てていくために必要なことなのです)。

 

 

そんな家庭という戦場において,育休中の夫が家庭で,

ただぼーっとしていたのでは,妻のロケットランチャーに

被弾して生き残ることはできません。

 

 

では,夫は,妻からのロケットランチャーに

被弾しないためにどうすればいいのか。

 

 

その答えが「まんがでわかる妻のトリセツ」に書いてありました。

 

 

 

このまんがの登場人物である井口章が,妻に対して,

少しぐらい家で自由にさせくれと言ったところ,

妻が出ていってしまい,友人である早川雅樹に,

居酒屋において家を出ていった妻の愚痴を話しました。

 

 

すると,早川雅樹は,井口章に次の言葉を言って諌めます。

 

 

なにが家ではぼけーっとしたいだ。

気を抜いたヤツから死んでいくそんな戦場に俺たちはいるんだ。

家こそが戦場なんだ

 

 

 

そう,子育て中の妻がいる家庭では,

ぼーっと生きてんじゃねぇよ」というわけです

(チコちゃんならぬ妻ちゃんに叱られてしまいます)。

 

4 妻をねぎらう

 

 

夫は,妻が子育て中は,家庭は会社と同じく戦場であると心得て,

妻に共感し,妻をねぎらい,妻の言動を察するしかないのです。

 

 

妻が育休3年目になり,仕事が忙しい私には,

これができていませんでした。

 

 

毎日,弁護士というハードな仕事をしているので,妻が育休中は,

家庭では少し休ませてほしいとあまい考えをしていました。

 

 

仕事と異なり,子育ては24時間365日のことなので,

断然仕事よりもハードてす。

 

 

私のように子育てよりも仕事の方が楽だと考える夫は多いはず。

 

 

そんな子育てをがんばっている妻に対して,夫はどうすべきか。

 

 

まんがの中の黒川先生は,井口章に次のようにアドバイスします。

 

 

まずはねぎらうべきだった。

ごくふつうの日々がずっと続く幸せ。

その幸せにきがついて感謝すべきだった。

それだけで妻の苦労はかなり報われます

 

 

そう,妻をねぎらうことが大事なのです。

 

 

「まんがでわかる妻のトリセツ」でねぎらいの大切さを学んだので,

私は妻をねぎらいます。

 

 

話は戻り,心ある夫であれば,妻から言ってくれればやるので,

妻は,夫にしてほしいことがあれば,具体的に言えばいいのです。

 

 

そうすれば,育休中になにもしない夫が使える夫になるかも。

 

 

本当は,育休に入る前の夫に対して,

妻のトリセツのような研修があれば

夫に育休を取得してほしいと望む妻が増えるような気がします。

 

 

なお,育休の法律のことが知りたい方は

こちらにまとめてありますので,ご参照ください。

 

 

https://www.kanazawagoudoulaw.com/tokuda_blog/202001218979.html

 

 

https://www.kanazawagoudoulaw.com/tokuda_blog/202001228985.html

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

夫のトリセツ3~ひどい夫を優しい夫に変える方法~

1 夫に不満をぶちまけても意味がない

 

 

昨日に引き続き,「夫のトリセツ」のアウトプットをします。

 

 

 

第3章は「ひどい夫を優しい夫に変える方法」というタイトルでして,

夫に対する効果的なアプローチが数多く記載されています。

 

 

その中で,「夫に,自分の不満をぶちまけるな

というフレーズにとても共感できました。

 

 

妻が夫に大事な相談をすると,たいていブレーキがかかります。

 

 

 

夫は,重大な問題が発生しない限り,現状維持を好むものなので,

あれやこれやと言って,妻のやりたいことに反対してくる傾向にあります。

 

 

かくいう私も,現状維持を好む夫のひとりであります。

 

 

だから,妻が何かをしようとして不安がある場合,

夫に不安を解消してもらおうとしても無駄であり,

むしろ,不安が増幅されます。

 

 

妻は,自分の不安を自分で乗り越えるしかなく,

自分で覚悟を決めたなら,夫に言わずにやってしまったほうが,

うまくいくようです。

 

 

黒川先生は,一時期,自分をシングルマザーで,

夫を,なぜか子育てに協力してくれる友人,

だと思って暮らしていたところ,主体的になれたようです。

 

 

悲しいかな,夫は,妻の不安を解消するどころか増幅させてしまうので,

夫に相談することはあまり効果的ではないようです。

 

 

2 弱みを見せる

 

 

次に,弱みを見せて,頼りあうことが大切です。

 

 

黒川先生曰く,「自分がいなくても生きていける存在を,

人は愛し抜くことはできない」からのようです。

 

 

そのため,夫は,妻に弱みをみせればいいのです。

 

 

振り返ってみると,私は,妻に対して,

仕事が大変なこととかを妻に話しておらず,

自分の弱みをみせていなかった気がします。

 

 

愛は,してくれることよりも,してあげることで強まる」ようです。

 

 

そうであれば,完璧な夫になる必要はなく,

妻がいないとなにもできない夫の方が(できない程度にもよりますが),

妻は夫にしてあげることが増えて,夫を愛おしく思えるのでしょう。

 

 

がんばりすぎずに,してもらうのも,なかなかいい戦略ですね。

 

 

3 結婚の正体とは

 

 

そして,黒川先生は,結婚の正体として,次のように記載しています。

 

 

 

夫を,恋の延長線上に置かず,家族のアイテムとして捉える。

恋の輝きを,家族の絆に換えていく。

やがて,家族というものに感じるかけがえのなさが,

夫への愛に転じるようになる。甘くもなければ,キラキラもしていない。

ただ,しみじみとするもの。それが結婚の正体なのだろう

 

 

脳の仕組みが異なる夫婦というものは,本当にやっかいで,

衝突することが頻繁にありますが,

やがてはこのような境地にたどり着けるようになるのでしょう。

 

 

この本で,黒川先生ご自身が,結婚十数年目にして,

離婚の危機が訪れたと告白しています。

 

 

この記載は私にとっては衝撃でした。

 

 

男女の脳を研究している黒川先生ですら,

夫婦関係で上手く行かずに悩んでいた時期があったのです。

 

 

そう考えると,夫婦は皆,大なり小なり,問題を抱えながら,

悪戦苦闘しながら,何回かの離婚の危機を乗り越えて,

この結婚の正体を知る境地へたどり着くのでしょう。

 

 

自分だけじゃない,夫婦はみんな悩んでいるのです。

 

 

そのことに気づかせてくれて,かつ,

配偶者に対する効果的なアプローチがたくさん記載されている,

夫と妻のトリセツシリーズは,

全ての夫婦にとってのバイブルになると確信しています。

 

 

夫婦問題で悩んだら読んでみてください。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

夫のトリセツ2~使えない夫を気の利く夫に変える方法~

1 1月14日のブログの修正

 

 

1月14日のブログで,仕事始めの日に

妻とけんかをしたことを記載したところ,

妻から次の点について修正を求められました。

 

 

①けんかのときに,私が「子育てが苦痛だ」

と言ったことが記載されていない。

 

 

②妻が私の実家で同居していて,

嫁姑問題があるなか,妻ががんばっていること。

 

 

①については,次の日に仕事があるのに,

子供の夜泣きで睡眠が妨げられるのがしんどい

という意味でつい言ってしまいました。

 

 

 

①については,ネガティブトリガーとして,

今後ことあるごとに妻から蒸し返されると

覚悟しなければならないと考えています。

 

 

さて,本日も,黒川伊保子先生の

「夫のトリセツ」のアウトプットをします。

 

 

 

第2章のタイトルは「使えない夫を気の利く夫に変える方法

というもので,妻が夫に対して,どのようにアプローチすれば

効果的なのかについて,具体的なノウハウが記載されています。

 

 

「夫のトリセツ」という本のタイトルなのですが,実は,

妻に対する効果的なアプローチもたくさん記載されていますので,

それを紹介します。

 

 

2 会話の呼び水

 

 

まずは,「家族の会話は呼び水」です。

 

 

私の妻は,突然,とりとめのないことを聞いてきます。

 

 

私にとって興味のないニュースの内容だったり,

妻の趣味のことであったり,といったことを,

いきなり話し出します。

 

 

これに対して私は,「で?,何が言いたいの?」や

「だから?」と返答することが多く,会話が進展しません。

 

 

男性は問題解決のために会話するので,

とりとめのない会話が苦手なことが多く,

私のような反応をする夫は多いと思います。

 

 

共感を目的に会話する妻に対して,この私の対応はだめで,

夫は,心がけて,用事のない会話をすることが効果的なのです。

 

 

夫にとってどうでもいいことを妻から言われた場合,

それは,会話の呼び水なのです。

 

 

 

この会話の呼び水に,うまくのって,

同じようにとりとめのない会話をすれば,妻は,

今日あったことをあれこれ話して,

すっきりするかもしれないのです。

 

 

そうであれば,夫にとってどうでもいいことを妻から言われたら,

「きたきた,これは会話の呼び水だ」と心がけて,

どうでもいい会話にそのままのっかればいいのです。

 

 

3 妻の愚痴は子供の危機管理のため

 

 

次に,妻の愚痴は子供のための危機管理のためにされていることです。

 

 

妻は子供を危険から守るために,ネガティブな体験をしゃべり,

今後の人生で同じ目にあわないように,脳の中で情報を再構築しています。

 

 

また,女性はおしゃべりと共感で生存可能性が高まるので,

おしゃべりをするほどストレスが解消されるのです。

 

 

仕事から帰ってきて疲れている夫にとって,

子育て中の妻から愚痴を延々と聞かされるのは正直辛いのですが,

ここがふんばりどころで,

「妻は,子供のために危機回避能力を高めているのだなぁ,よしよし」

と思って,愚痴につきあえばいいのです。

 

 

妻の愚痴が,子供のための危機回避能力の向上に役立つ

と割り切れば,耐えられるような気がします。

 

 

脳のことがわかると,相手に対して寛大になれるので,

やはり,知ることは重要ですね。

 

 

長くなりましたので,続きはまた明日以降に記載します。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

夫のトリセツ

1 妻とけんかをしました

 

 

恥ずかしい話ですが,仕事始めの日に妻とひどいけんかをしました。

 

 

 

以前ブログでも紹介しましたが,私は,妻との間で,

19時30分までに仕事を終えれば,

次の日ブログを更新してもいいという約束をしました。

 

 

仕事始めの日ですが,長い休み明けということもあり,

仕事がたまっており,体が慣れていないせいもあったのか,

19時36分に仕事が終わりました。

 

 

仕事が終わってから家に帰ると,妻から

「6分遅いよね」と言われました。

 

 

この言葉に,私は,仕事でがんばってきた夫に対して

ねぎらいはないのかと,カチンときてしまい,

「そんな言い方はないだろう」と言ってしまい,

けんかになりました。

 

 

それから3日ほど,妻の機嫌がすこぶる悪く,

家に帰るのが苦痛になりました。

 

 

このけんかは話し合いで決着がついたのですが,

またいつなんどき,どのようなきっかけで,

妻の機嫌が悪くなるかわかりませんので,

これはなんとかしなければならないと思い,

一冊の本を読みました。

 

 

それが,黒川伊保子先生の「夫のトリセツ」です。

 

 

 

2 妻が出産後に夫に厳しくなる理由

 

 

この本の第一章のタイトルが

神は,夫婦を別れさせようとしている」というものです。

 

 

黒川先生の見解によりますと,夫と妻は,

脳の仕組みが異なることから,衝突が起きるのです。

 

 

そして,その衝突は,子供ができてから頻発するようです。

 

 

妻は,子供を無事に育て上げるために,

搾取すべき相手からは徹底して搾取するようです。

 

 

子を持つ妻は,夫の労力,意識,時間,お金のすべてを

すみやかに提供してほしいという本能に駆られるようで,

子供には徹底して優しいが,夫には厳しくなります。

 

 

これは子供を無事に育て上げるための女性脳の本能なので,

いかんともしがたいことなのでしょう。

 

 

私の妻も,子供ができてから,理不尽な言動が多くなり,

私に厳しくなったのは,この女性脳の本能の作用によるもの

なのだとよく理解できました。

 

 

 

3 女性の浮気の原因は?

 

 

もう一つ,女性脳には罠があります。

 

 

それは,子供が大きくなると,女性脳は,

「次の生殖相手」を探すようになることです。

 

 

生物は繁殖するために,できるだけ免疫力の高い相手をつかまえて,

できるだけたくさんの遺伝子を残す必要があるので,

女性脳は,子育てが一段落すると,

「もっと免疫力の高い男を探そうよ,この目の前の男はだめだよ」

とささやきだすようです。

 

 

その結果,女性は,「悪いのはこの人。私じゃない」と思い込んで,

浮気に至るようです。

 

 

私は弁護士として,浮気の事件をよく担当するのですが,

女性の浮気が,この脳の罠から生じているという見解に,

非常になっとくできました。

 

 

4 男は問題解決をしたがる

 

 

一方,男性は,問題解決に脳を使います。

 

 

そして,守ってあげたい相手に対して,問題解決を急ぐので,

妻の話に共感するよりも,問題解決のために,

「君もここが悪いから直しなさい」と言ってしまうのです。

 

 

男性は,問題解決を急ぐので,プロセス解析をしないため,

危機回避能力が女性に比べて低いので,

同じ危険に,懲りずに身を晒してしまいます。

 

 

私は,「妻のトリセツ」を読んだのに,

あいかわらず妻の地雷を踏んでいるのは,

この危機回避能力が家庭の中では,

あまり機能していないからなのだと,なっとくできました。

 

 

問題解決をしたい夫と,共感を求める妻とでは,

発想や見方が全く異なるので,衝突は避けられません。

 

 

この大前提を互いに理解して,相手へのアプローチを変えない限り,

結婚生活は地獄になります。

 

 

逆に言えば,このことを理解して,実践すれば,

家庭が天国に変わる可能性もあるのです。

 

 

結婚式で,神の前で,永遠の愛を誓うのは,男女の脳の違いから,

結婚を維持することがそれだけ難しいからなのでしょうね。

 

 

長くなりましたので,続きは明日以降に記載します。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

革命のファンファーレ~現代のお金と広告~

1 口コミが重要

 

 

立花B塾の課題図書である,西野亮廣氏の

革命のファンファーレ~現代のお金と広告~

を読みましたので,アウトプットします。

 

 

 

インターネットの普及により,

様々な物やサービスの内容や価格がガラス張りになった現代において,

どのように広告をすれば,売れるのか。

 

 

西野氏は,現代の宣伝力は,信用力であり,

口コミが最強であると主張しています。

 

 

利害関係のある方ですと嘘が入り込み,信用がありませんが,

利害関係の無い方がすすめるものには,信用があり,

その信用ある口コミを信頼して,人は買うのです。

 

 

そうなると,いかに口コミを発生させるかがポイントになります。

 

 

その一つは,当然ですが,売る商品やサービスの

クオリティーが高いことです。

 

 

インターネットの時代には,実力が可視化されるので,

良いものは良いと正当に評価されますので,

実力を高める必要があります。

 

 

2 他人の力を使う

 

 

もう一つが,他人の力を使うための仕掛けです。

 

 

自分独りでは1日24時間の制約があり,

能力にも限りがあるので,他人の時間と能力を使えば,

広告がどんどん拡大していくのです。

 

 

 

とはいえ,まだまだ,他人は,

インターネットで簡単に口コミをしてくれるわけではないので,

口コミを自然発生させるための仕掛けを作ることが重要になります。

 

 

西野氏は,ご自身の絵本「えんとつ町のプペル」の販売の際に,

読者がインスタグラムにアップするための導線を設計し,

絵本の個展を開催する権利を売り,

そのためのクラウドファンディングが自然発生するなど,

他人の力を借りる広告の実践例を,

公表してくれているので,参考になります。

 

 

今後,弁護士の世界でも,口コミによる広告が重要になってくる

と思いますので,西野氏の具体的な実践例が,とても参考になります。

 

 

3 行動すること

 

 

そして,西野氏は,行動することの重要性を説いています。

 

 

自分の脳に仕入れた情報を編集して,

アイディアを創造するので,

アイディアの待ち合わせ場所になる人間が強いです。

 

 

アイディアの待ち合わせ場所になるためには,

とにかく行動することです。

 

 

行動することで他人の脳と多く接続でき,

自分の中に体験が蓄積されるので,情報が増え,

より多くの情報を編集して,

知識や知恵に昇華できるのだと思います。

 

 

西野氏は,華やかにみえる活躍の裏で,

圧倒的な努力を尽くしているからこそ,

あれだけ売れているのがよく分かります。

 

 

自分の信用を高めることの重要性を学べる名著ですので,

一読をおすすめします。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

神様とのおしゃべり

1 幸せになる考え方

 

 

立花Be塾の課題図書である,

さとうみつろう氏の「神様とのおしゃべり」という本を読みましたので,

アウトプットします。

 

 

 

率直な感想は,非常に深い本であり,

一回読んだだけでは理解できない箇所があるので,

折に触れて読み返す必要のある名著ということです。

 

 

自分の心の動きにどう処するか,潜在意識をどう活用するか,

について学んでいる私にとって,新しい視点を与えてくれました。

 

 

このような名著を課題図書として紹介してくれた,

立花岳志さんに感謝です。

 

 

この本は,不満ばかり述べている平凡的なサラリーマンの主人公が,

幸せになるために,突如現れた神様と対話しながら,

人が生きていく上で大切な考え方を掴んでいくという

物語が記載されています。

 

 

この本から,私が大きく心を動かされた考え方を3つ紹介します。

 

 

2 「ない」ではなく「ある」を探す

 

 

1つ目は,「ない」ではなく「ある」を探すという考え方です。

 

 

人間は,どうしても,不足に目がいってしまいます。

 

 

例えば,お金がない,忙しくて時間がない,

など自分の不足していることに目がいって,

テレビに映っているお金持ちの優雅な生活をみて,

嫉妬をして,自分は不幸だと思いこんでしまうことがあります。

 

 

しかし,自分の周りには,多くの「ある」で満たされています。

 

 

健康な身体がある,自分の帰りを待っている家族がいる,

仕事がある,生活できる収入がある,などなど。

 

 

自分の周りを見渡せば,既に充足されていることに気づきます。

 

 

そのことに気づけば,今ある幸せを実感できます。

 

 

 

まさに,「足るを知る」ということです。

 

 

このように,不足に目を向けるのではなく,

充足に目を向けるようになると,潜在意識も充足を信じるようになり,

自分が幸せであることに気づくことができるのです。

 

 

3 しめしめ,これはきっと,うまくいく

 

 

2つ目は,「しめしめ,これはきっと,うまくいく」という考え方です。

 

 

人間は,目の前の現実しか経験できないのに,

別の選択をしておけばよかったと

目の前の現実に不満を言うことがあります。

 

 

人間は,同時に2つのことを経験できないので,

別の選択をしたら,人生がうまくいったという保証は何一つないのに,

別の選択をすればよかったと後悔します。

 

 

結局,自分が選択した現実が,

いいのか悪いのかについて,

私達は判断できないのです。

 

 

だから,自分が何かを選択して,悪い結果になったとしても,

「しめしめ,これはきっと,うまくいく」と考えれば,

後悔しなくてすみます。

 

 

目の前の悪い出来事は,自分が計算できていない,

未来の良いことの前兆なのかもしれません。

 

 

 

自分は大いなる何かに導かれていると信じて,

目の前の出来事を悪いと判断せずに,

判断を未来に先送りすればいいのです。

 

 

4 イーンダヨ

 

 

3つ目は,「イーンダヨ」という考え方です。

 

 

潜在意識について勉強していると,

よくネガティブな考え方をしてはいけない,

ネガティブな言葉を使ってはいけないと学びます。

 

 

人間である以上,どうしてもネガティブな考え方をしたり,

ネガティブな言葉を言ってしまいます。

 

 

しかし,ネガティブなことを考えるのが悪いのではなく,

ネガティブなことを考えたことを,

悪いことだと考えることが悪いのです。

 

 

そのため,ネガティブなことを考えたとしても,その後に,

ネガティブなことを考えても,「イーンダヨ」と心のなかで唱えれば

,ネガティブなことがポジティブに変わります。

 

 

「イーンダヨ」と心のなかで唱えることで,

すべてのことを引き受ける,

心のしなやかさが養われていく実感がわきます。

 

 

以上3つの考え方を紹介しましたが,この本には,

他にも素晴らしい考え方が記載されているので,

ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。

 

 

私は,この3つの考え方を,

日々の習慣にしていくために,

実践していきます。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

運気を磨く~心を浄化する三つの技法~

1 田坂先生との出会い

 

 

今年の7月に田坂広志先生が主催している

田坂塾の塾長特別講話に参加して,

初めて田坂先生のお話をなまで聞くことができました。

 

 

澄んだ瞳で聴衆の一人ひとりとアイコンタクトをとり,

ご自身の体験からつかまれた叡智を,

一言一言魂を込めて語られる姿に感銘を受けました。

 

 

田坂先生のお話を聞いて,もっと田坂先生から学びたいと思い,

田坂先生の著書をより多く読むようになりました。

 

 

この7月の特別講話の演題が運気に関するものでした。

 

 

そして,田坂先生の最新の著書が

運気を磨く~心を浄化する三つの技法~」でして,

7月の特別講話を復習するために,

読みましたので,アウトプットします。

 

 

 

2 ポジティブな想念とネガティブな想念の関係

 

 

よく,運がよくなるためには,潜在意識をポジティブにするために,

ポジティブな言葉を書いて,繰り返し見る,

ポジティブなイメージを心に焼き付けることが

書物で推奨されています。

 

 

私も,潜在意識について勉強し,

ポジティブな言葉を紙に書いて眺めたり,

イメージトレーニングをしていましたが,

思うように結果がでず,もやもやしていました。

 

 

このもやもやのなぞが,この本に書かれていたのです。

 

 

私達の心の世界には,ポジティブな想念とネガティブな想念が

同時に発生してしまうからなのです。

 

 

表面意識の世界で,仕事の目標を必ず達成できると

ポジティブな想念を引き出すと,無意識の世界では,

本当に達成できるのか,というネガティブな想念が

同時に生まれてしまうのです。

 

 

 

このネガティブな想念が無意識の世界にたまると,

私達は本来持っている力を十分に発揮できず,

運気が逃げていくのです。

 

 

そのため,表面意識でいくらポジティブな想念を抱いても,

無意識にネガティブな想念が生まれてしまうので,

私はうまくいかなかったのです。

 

 

なるほど~と思いました。

 

 

では,心の中にある無意識のネガティブな想念を浄化するには,

どうすればいいのでしょうか。

 

 

3 自然の浄化力

 

 

田坂先生は,自然の中に身を浸すことをあげています。

 

 

 

独り静かに自然と正対し,身を委ねるのです。

 

 

私は,1週間に1回,ランニングをすることを心がけており,

住宅街よりも,森の中や川の近くといった

自然の中をランニングするようにしています。

 

 

自然の中をランニングすると,不思議と心が静まり,

癒やされていくことを実感できます。

 

 

また,仕事の途中,道を歩いているときでも,

街路樹や道端の草花といった自然にも目を留めるようにしています。

 

 

すると,不思議なことに,すっと心が整います。

 

 

自然には,人の心癒やす力があることを実感できるようになりました。

 

 

4 言葉の力

 

 

次に,田坂先生は,ネガティブな日常言葉を使わないことをあげています。

 

 

ネガティブな日常言葉には,主語が抜け落ちるという性質があります。

 

 

例えば,「あの人はだめな人だ」と言うと,

主語である,「あの人」が抜け落ちるので,

「だめな人だ」という述語が残り,

それが自分に戻ってくるのです。

 

 

ネガティブな日常言葉を用いると,自分の無意識の世界に,

ネガティブな想念が蓄積されて,運気が逃げていくのです。

 

 

ようするに,自分の発する言葉が自分の心の状態を変えてしまうのです。

 

 

普段何気なく,人を批判してしまうことがあるのですが,

その批判はすべて自分に返ってくるのです。

 

 

ネガティブな日常言葉を使わないように意識していきます。

 

 

5 心の中で和解する

 

 

そして,心の中で和解するという技法があります。

 

 

 

自分が嫌だと思っている人がいたら,自分の心の中で,

「~さん,ありがとうございます」と語りかけるのです。

 

 

これは,自分の心の中でやるだけでよく,

相手に対して何もする必要がありません。

 

 

実際に,私は,妻とけんかしたときに,自分の心の中だけで,

妻に対して,「ありがとうございます」と語りかけると,

自分の心が落ち着き,妻の言い分を聞き入れることができて,

けんかの後の仲直りが早くできるようになりました。

 

 

自分の心の処し方が,田坂先生の実体験と多くの格言をもとに,

わかりやく記載されていますので,おすすめの一冊です。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。