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科学的に正しい筋トレ最強の教科書

1 筋トレの方程式

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年に入ってから、筋トレにはまっています。

チョコザップに入会し、しばらくすると、チョコザップのマシーンでは物足りなくなり、本格的に筋トレをするために、パーソナルトレーニングを開始しました。

せっかく、筋トレを継続するので、効果的に筋トレを実施するために、筋トレの本を読むようになりました。

そんな時に出会ったのが、「科学的に正しい筋トレ最強の教科書」です。

エビデンスに基づいて、正しい筋トレが解説されていますので、とても勉強になりました。

今回は、この本を読んで、私が得た気付きを3つ紹介します。

1つ目は、筋トレの方程式です。

自分の肉体の見た目をよくするためには、筋肉を大きくする、筋肥大を生じさせる必要があります。

筋肥大を生じさせるためには、総負荷量を高める必要があります。

この総負荷量は、トレーニングの強度(重量)×回数×セット数で高めることができます。

重量を軽くしてトレーニングをしても、回数やセット数が多ければ、重量を重くしたトレーニングと同じ効果が得られるというわけです。

そのため、重量を増やすことにだけ意識をむけるのではなく、回数やセット数にも意識を向ける必要があります。

また、セット間の休憩は、1~2分くらいがちょうどよく、筋トレの運動スピードは8秒以内がちょうどよく、1週間に2回くらいの筋トレがちょうどいいようです。

2 正しい筋トレのフォーム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つ目は、正しいフォームです。

筋トレは正しいフォームで実施しないと、筋肉に効果的に刺激を与えることはできませんし、ケガのリスクがあります。

スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3大筋トレの正しいやり方は、次のとおりです。

スクワットで最も重要なポイントは、一連の動作において、バーベルの重心が、絶えず足部の中心に位置していることです。

足と足の間の幅は、肩幅より広くし、つま先を30度ほど外に向けます。

膝を曲げてバーベルをおろし、バーベルの重心を足部の中心に維持したまま、直線的にバーベルを挙げます。

ベンチプレスでは、バーベルを挙げる時、バーベルが肩関節の真上に位置するようにし、バーベルを降ろすとき、肩関節を60~75度ひらき、肘関節は前腕が床面と垂直になるようにします。

おしりをベンチから挙げないように注意します。

デッドリフトでは、軽くジャンプして自然に開いた足幅をスタンス幅とし、グリップ幅は、肩幅よりも少し広くとります。

体幹の前傾角度は変えずに、膝関節を伸ばして、バーベルをヒザ下まで持ち上げます。

過度に背中を反らないようにし、肩関節、股関節、膝関節が一直線になるようにする。

バーベルを降ろす時は、股関節から曲げ始め、バーベルが膝関節を越えたら、膝関節を曲げておろします。

デッドリフトでは、バーベルを垂直にまっすぐ持ち上げるのがポイントになります。

正しいフォームを身に着けられるように、努力します。

3 効果的な栄養補給

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、効果的な栄養補給です。

筋肥大を生じさせるには、筋トレのほかに、栄養摂取も大切です。

筋トレ後24時間は、筋タンパク質の合成感度が高まるので、筋トレ後のタンパク質接種は、24時間を意識する必要があります。

筋トレ後の24時間の3食でバランスよくタンパク質を接種することが、筋トレの効果の最大化につながるのです。

また、3回の食事だけでは、必要な栄養素を接種するのが難しいため、サプリメントで補う必要があります。

筋トレにおすすめなサプリメントとしては、HMB、クレアチン、ベータアラニン、カフェインが挙げられます。

今後は、栄養についても勉強していきます。

科学的に正しい筋トレを学べる一冊としておすすめです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

民事訴訟 裁判官からの質問に答える技術

1 適切な尋問時間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裁判の期日で、裁判官から質問をされることがよくありますが、裁判官がどのような意図で質問をしているのか迷うことがあります。

弁護士にとって、裁判官からの質問の意図を正確に理解することは、とても大事なことです。

裁判官からの質問の意図を正確に理解するために、役立つ本として、本書がとてもおすすめです。

この本では、裁判の期日で、裁判官からよくなされる質問の類型ごとに、裁判官がどうして、その質問をするのか、その質問にどのように回答するのが効果的なのかが、わかりやすく記載されています。

弁護士であれば、一読するのがおすすめです。

今回は、この本を読んで、私が得た気付きを3つご紹介します。

まず、1つ目は、尋問時間です。

裁判官からすると、尋問を聞いてみると、これほど尋問時間が必要なのかと疑問に思うことが多いようです。

主尋問では、争いのある事実について、本人が体験したことを語らせれば足りるはずで、前後の争いのない関連事実も含めた経緯を延々と語らせる必要はないわけです。

陳述書に、証人や当事者の言い分が記載されているので、尋問は、争点にしぼって行うのが効果的なのです。

争点に関して重要な点に主尋問をしぼれば、主尋問が30分もかかることはないようです。

むしろ、反対尋問で崩れたところを補強するための再主尋問に多くの時間を割り当てた方が効果的なのです。

主尋問の時間を短くして、再主尋問の時間を長くするという方法は、これまで考えたことがなかったので、目からウロコでした。

確かに、反対尋問で崩れたところをフォローすることに、時間をつかったほうが、裁判官の心証によい影響を与えられる可能性が高まりそうです。

今後は、主尋問よりも再主尋問に時間をかけたいと思います。

2 裁判官の心証形成

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つ目は、裁判官の心証形成です。

心証とは、争点となっている事実に関する裁判官の内心的判断のことです。

裁判官は、訴訟の進捗にあわせて、証拠を確認し、その証明力に評価を加え、また弁論の全趣旨を斟酌しながら判断を作り上げます。

この裁判官の心証が、自分にとって有利であれば、裁判に勝てますが、自分にとって不利であれば、裁判で負けます。

弁護士にとって、裁判官の心証というのは、とても重要なものであり、常に気を配っています。

裁判官から不利な心証が開示されたとしても、それが暫定的な心証であるならば、逆転を目指して、主張と立証の追加を検討します。

この際に、裁判官に対して、不利な心証に至った理由を確認した方が、より効果的な主張と立証ができます。

裁判官に対して、不利な心証に至った理由を確認する質問としては、「◯◯の証拠を重視しているのでしょうか」、「〇〇の事実は認められないと考えているのでしょうか」といったものが効果的です。

また、「和解の可能性を検討するにあたってもう少し詳しい理由を知りたいのです」と尋ねると、裁判官が詳しく心証を形成した過程を教えてくれるかもしれません。

裁判官から、心証の形成の過程を引き出すために、効果的な質問をすることを心がけたいです。

3 和解における質問

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、和解における裁判官からの質問への対応です。

一般的に、裁判官は、和解は判決よりもベターと考えているようです。

その理由は、①和解は、判決と異なり、柔軟な解決が可能となること、②紛争が早期に解決する、③任意の履行が期待できることがあるからです。

ですので、弁護士としても、常に和解の可能性を模索します。

和解の際に、裁判官から、譲れない点について質問されることがあります。

これは、①心証から大幅に乖離した和解案を提示することが困難であること、②当事者がこだわっている点の調整が不可能な場合に和解案を提示するのは無益であるからです。

裁判官から、譲れない点を聞かれたら、率直に、当事者が考えている譲れない点を伝えればよいと思います。

また、裁判官から大まかな金額の提示があった場合、裁判官は、提示の金額周辺が妥当な解決と考えており、判決でも、同水準の金額になることが予想されます。

裁判官は、心証から大幅に乖離した金額を提示することはできませんので、金額の調整には限界があるため、和解の最初の段階では、大まかな金額について、さぐりをいれてくるのです。

弁護士としては、裁判官の心証に近い金額と、その理屈を考えることが、和解成立に向けて大切なことだと思います。

弁護士が、訴訟活動をするうえで、大切なことが記載された一冊なので、とてもおすすめです。

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

科学的に正しい人生を変える筋トレ

1 筋トレで自信がつく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベストボディ・ジャパンの会長の谷口智一氏の著書「10万人が注目!科学的に正しい人生を変える筋トレ」を読みました。

 

私は、結婚する前は、ジムへ通い、筋トレをしていましたが、結婚後は、仕事、家事、育児で忙しく、ジムを辞め、しばらく筋トレが遠のいていました。

 

でも、心のどこかで、筋トレをしたいという潜在意識がありました。

 

そうしたところ、近所にチョコザップがオープンし、これなら、仕事やプライベートを両立させながら、筋トレができると考えて、チョコザップで筋トレを開始しました。

 

筋トレを再開すると、筋トレをいかに効果的にするかを考えるようになり、筋トレについて勉強していく中で、この本と出会いました。

 

この本のすごいところは、筋トレがいかに、健康と仕事に効果的なのかが、科学的なエビデンスに基づいて、分かりやすく記載されているところです。

 

この本を読み、ますます筋トレに精進しようと思いました。

 

それでは、この本を読んで、私が得た気付きを3つ紹介させていただきます。

 

1つ目は、筋トレで自信がつくことです。

 

正しい筋トレを行えば、着実に筋肉がつき、体に確実な変化をもたらします。

 

筋トレをすることで、自分で自分の肉体を変えたという成功体験があることで、自信がつきます。

 

この自信というものが、人生をよりよくするために、とても大事です。

 

自信があれば、困難なことに挑戦できます。

 

挑戦することで、自分を成長させることができます。

 

成長を続けることで、成功できます。

 

筋トレで筋肉をつけることで、自信がつき信用力が上がり、仕事がうまくいき、経済力があがるのです。

 

自信をつけるには、小さな成功体験を積み重ねるのが近道です。

 

その点、筋トレは、正しく行えば、成果が目に見えてくるので、小さな成功体験を積み重ねるのに、極めて効果的です。

 

筋トレをして、筋肉をつける成功体験をえて、自信をつけていきます。

 

2 筋トレで健康になる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2点目は、筋トレで健康になれることです。

 

筋トレをすると、成長ホルモンが分泌されます。

 

成長ホルモンが分泌されると、脂肪の代謝を促し、脂肪を燃焼してくれます。

 

また、成長ホルモンには、血糖値を正常に保つ働きや、血圧を下げる効果もあります。

 

筋肉を動かすと、血液中の糖が筋肉に取り込まれるので、血糖値が下がるのです。

 

そして、幸福ホルモンのセロトニンは、リズム運動で分泌されるところ、筋トレは、リズム運動なので、筋トレをこるすことで、セロトニンが分泌されます。

 

セロトニンが分泌されることで、不安が軽減され、メンタルが安定します。

 

その他にも、筋トレをすることで、リンパの流れがよくなる、消化器系のトラブル防止、疲労回復等、健康によいこと尽くしなのです。

 

健康のために、筋トレは必須であることがよくわかります。

 

健康はビジネスの基本ですので、週2回20分の筋トレを継続します。

 

3 筋肉によるノンバーバルコミュニケーション

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3点目は、筋肉はノンバーバルコミュニケーションになることです。

 

ノンバーバルコミュニケーションとは、言語以外による意思疎通です。

 

人のコミュニケーションでは、言葉以外の見た目や仕草、表情といったノンバーバルな情報で、たくさんのことが相手に伝わります。

 

まさに、目は口ほどにものを言うです。

 

筋トレをして、鍛えていると、相手に対して、「自己コントロールができていること」、「安心感」、「たくましさ」、「男性としての魅力がある」ことが、相手に伝わるのです。

 

ようするに、筋肉を鍛えることで、相手に対して、自分のポジティブな要素を全面的に伝えることができるのです。

 

相手によい印象を与えることができれば、よりよい関係を築くことが容易になります。

 

筋肉によって、相手にノンバーバルで、よい印象を与えられるのは、素晴らしいメリットです。

 

このように、筋トレには、よいこと尽くしなので、今後も筋トレに励んでいきます。

 

筋トレを科学的に勉強したい方に、おすすめの一冊です。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

自分を動かす

1 イメージの力の活用

 

思うように目標を達成できない。

 

成功するためにはどうすればいいのだろうか。

 

そのように悩んでいる方に、おすすめの1冊があります。

 

それは、マクスウェル・マルツ氏の「自分を動かす」という本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分自身を成功に導くために、どうすればよいのかが記載された名著です。

 

私は、この本を、尊敬している名古屋の弁護士北村栄先生にご紹介していただき、ようやく読破することができました。

 

今回は、この本を読んで得た私の気付きを3つご紹介します。

 

1つは、イメージの力を活用することです。

 

この本には、次のような、成功の仕組みが紹介されています。

 

まず、絶対に達成できる目標を設定します。

 

次に、それを段階的に小さな目標に分けていきます。

 

そして、その小さな目標を1つずつ達成していきます。

 

その都度、目標を達成して、満足感を体験し、最終目標を達成している自分自身をイメージします。

 

この目標達成の過程で、問題に対する必要な回答やひらめきを引き出す働きと、自動的に目標へ行動を向けさせる誘導装置の働きが作動します。

 

このことを成功のターボ機構といいます。

 

この成功のターボ機構を作動させるために、効果的なのが、イメージの力なのです。

 

将来、目標達成している自分自身をイメージすることで、成功のターボ機構が作動するのです。

 

具体的には、1日20分、誰にも邪魔されない時間を創って、リラックスした状態で、成功して満足した自分をイメージするのです。

 

自分が達成したいと願う目標を達成して、満足している自分をイメージするのです。

 

これを3週間実行するのです。

 

イメージをすることで、潜在意識に、目標を達成している姿が刻まれて、結果的に、潜在意識の作用で、目標を達成することにつながるのだと考えました。

 

まずは、目標を達成している自分をイメージしていきます。

 

2 リラックスの効用

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つ目は、リラックスの効用です。

 

自分に問題が発生した場合、その問題を放りだして、リラックスすることで、自分でも気付いていない緊張感を休息させ、創造の仕組みを発見できることにつながるのです。

 

このリラックスをするためには、意識的に、今に反応する習慣が大切になります。

 

あらゆる注意を今に向けることで、明日を思い煩うことがなくなる習慣が身につきます。

 

なにかにイライラしているのは、今この場でできないことを無意識に行おうと試みることから生じるのです。

 

意識を今に向けることで、過去の後悔や未来への不安を軽減できるのです。

 

また、自分の心の中に、静かな部屋を創って、そこに入る方法が紹介されていました。

 

おそらく、日常生活の中で、心を整える訓練をすることだと思います。

 

日常生活の中で、リラックスを取り入れていきます。

 

3 解釈の力

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、解釈の力です。

 

私達は、日常発生する出来事をどのように解釈するかで、人生の質が変わります。

 

この本には、次のことが記載されています。

 

「私達が不幸と呼んでいるもののほとんどは、受け取り方次第でどうにでもなることです。」

 

「事実に対する考え方次第で、それは災いになることもあるし、転じて福となることもあるのです。」

 

不幸に思えることも、自分の解釈次第で、幸せな出来事に変えることができるのです。

 

自分にとって嫌なことが起きた場合には、「これから何を学べというのか」とプラスに解釈できるトレーニングをしていきます。

 

また、この本には、幸せの習慣として、次のことが紹介されています。

 

①今日一日、陽気に振る舞おう。

 

②他人には好意的に接しよう。

 

③他人の失敗や過ちには寛大になろう。

 

④そうありたいと思っている人になったつもりで行動しよう。

 

⑤自分の意見で事実を悲観的に歪めないようにしよう。

 

⑥今日一日、少なくても3回は笑うようにしよう。

 

⑦何が起きようと、冷静に対処するようにしよう。

 

⑧変えようのない悲観的な事実は、忘れるようにしよう。

 

よりよい人生を生きていくために、大切なことが記載されている名著でした。

 

今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

運命の法則

1 フロー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天外伺朗先生の著書「運命の法則~幸運の女神と付き合うための15章」を拝読しました。

 

私が尊敬している、名古屋の弁護士北村栄先生にすすめていただいた1冊です。

 

私達の目には見えないけれども、必ず存在している宇宙の法則についてわかりやすく解説されている一冊です。

 

世の中の出来事を、全て論理やりくつで説明したがる人には理解できないかもしれませんが、運や直観といったものを大切にしている人には、なるほどと理解できることが記載されています。

 

今回は、この本を読んで、私が気付いたことを3つ、ご紹介します。

 

1つ目は、フローという概念です。

 

フローとは、なにかに没頭している状態のことです。

 

人間は、なにかに夢中になって、没頭していると、すごい集中力を発揮します。

 

自分の内側からこみ上げてくる喜びや楽しさの赴くままに、作業に取り組みますので、高いパフォーマンスを発揮することができるのです。

 

身近な例でいえば、ゲームに夢中になって取り組んでいる人は、ゲームをしている時間に、フローに入っていると思います。

 

このフローの状態に入って、仕事に取り組めば、高い集中力が発揮され、望む結果を手に入れることができそうですが、仕事に対して、心から喜びや楽しみを感じる機会は少なく、仕事中に、そう簡単にフロー状態に入れません。

 

そこで、深いフローに入らなくても、日常生活で生じるマイクロフローを大切にしてみるのが有益です。

 

ぼーっとして雑念が出るにまかせている時や、本を読む、散歩をするといった何気ない行為の中に、きわめて浅いフロー状態が存在しているのです。

 

こういったマイクロフローは、一見、時間の浪費に見えるものの、自発的、創造的、積極的な感情を維持することにつながっているのです。

 

天外先生は、フロー若しくはマイクロフローを大切にすることが、スムーズな人生の秘訣と説いています。

 

私は、毎日、あくせく動いていますので、ぼーっとしている、マイクロフローの状態を意識的に取り入れてみたいと思います。

 

2 シャドー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2点目は、シャドーという概念です。

 

人には、表の顔と裏の顔があります。

 

人は、自我の発達のプロセスで、外部環境に適合するために、自分が理性的に作り上げた部分人格であるペルソナという仮面を使い分けています。

 

他方、自分にとって好ましくない自己の側面や、自覚以前に何らかの理由によって抑圧された側面は、無意識レベルに抑圧され、表面の意識レベルにのぼってこなくなります。

 

この抑圧された部分人格をシャドーといいます。

 

シャドーからは、さまざまな衝動が突き上げてくるものの、自動的に抑圧されてしまい、意識レベルには上がってこないのですが、他人の衝動と勘違いしてしまいます。

 

このシャドーが他人に投影されると、その他人が敵に見えてしまい、戦いを挑むことになります。

 

なんとなく、自分が嫉妬してしまう人や批判してしまう人には、自分のシャドーが投影されている気がします。

 

自分の嫌なところが、他人を通して、見えてくるわけです。

 

他人に対して、嫌な感情を持った場合、自分の中で抑圧されている人格が、他人に投影されているのだと考えると、その他人に対する嫌な感情が緩和されることがあります。

 

他人に対して、嫌な感情を持った時に、シャドーが投影されていないかを、自問自答してみます。

 

3 トータルつき量一定の法則

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、トータルつき量一定の法則です。

 

これは、ついているときと、ついていないときは公平に訪れることです。

 

人生を平らにならしたら、運がよかった時と運が悪かった時は同じ数だけ発生しているということです。

 

良いことがあれば、悪いこともある。

 

こう考えると、運が悪い時にどうするかです。

 

運が悪い状態にあることを淡々と受入れ、忍んで手堅い対応をする。

 

すると、やがてつきが自分のところに回ってくるのです。

 

ひどい仕打ちをうけても、運命に貸しができたと思えば、後から借りとして返ってくるのです。

 

こう考えると、ついている時に、有頂天にならず、ついていない時に、落ち込まなくてすみます。

 

不運なことが起きても、運命の流れからはずれたことを教えてくれるシグナルだと受け止めて、次にくる幸運の前兆と解釈すれば、心が穏やかに生活できます。

 

ついているやついていないに一喜一憂せずに、運命の流れに身を任せていきます。

 

目に見えない宇宙の法則を理解するのに、最適の一冊ですので、ご紹介させていただきました。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

まず、人を喜ばせてみよう

1 人を喜ばせる大切さ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読書のすすめというすごい本屋の経営者である、清水克衛先生の著書、「まず、人を喜ばせてみよう」という本を読みました。

 

先日、東京出張の際に、読書のすすめのお店へ行き、清水先生と直接お会いすることができました。

 

普段の生活では、きっと出会えなかった本を紹介していただき、視野が広がりました。

 

清水先生の優しさに触れることができて、とても嬉しかったです。

 

今回は、この本を読んで、私が気づいたことを3つご紹介させていただきます。

 

1点目は、本のタイトルのとおり、人を喜ばせることの大切さです。

 

人を喜ばせると、その人の喜んだ姿を見て、自分が嬉しくなって、喜びます。

 

結果として、自分の喜びが増えるので、心が豊かになります。

 

心が豊かになると、人には輝きが生まれます。

 

この輝きが人を惹きつけるオーラになり、魅力的な人間になるのです。

 

すなわち、人を喜ばせることをしていると、自分が魅力的になって、成長することにつながるのです。

 

では、人を喜ばせるにはどうすればいいのでしょうか。

 

最も簡単に、人を喜ばせる方法は、毎日笑顔でニコニコしていることです。

 

自分が明るい笑顔で、相手と接していると、相手も嬉しくなって、笑顔になります。

 

自分に辛いことや悲しいことがあったとしても、笑顔を作る。

 

心とは逆のことをしていると、心は体につられてくるので、辛い時に、笑顔でいると、辛いことが軽減していくのです。

 

また、元気で明るい大きな声で話すことも、人を喜ばせることにつながります。

 

明るくて元気な態度で接していると、相手を元気にすることにつながります。

 

人を喜ばせることを意識して、笑顔で、元気で明るい声で、人と接していきます。

 

2 頼まれごとを断らない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2点目は、頼まれごとは絶対に断らないことです。

 

清水先生は、「頼まれごとっていうのは、自分のこうしたい、ああしたいっていう小さなこだわりの外からやってくるものです。だからそれは、神さまの声のようなものだと考えることです。」と説いています。

 

頼まれごとがあると、今の自分にできるかしらと考えてしまい、引き受けることをためらってしまいます。

 

でも、頼まれごとを断っていたら、自分の殻を破ることができず、成長できないことにつながります。

 

清水先生は、「今までやったことがないような頼まれごとをされたらチャンス。絶対に断っちゃいけません」と説いています。

 

今の自分にできるかしらと考えてしまう頼まれごとこそ、自分を成長させるための、神様から与えられた成長のチャンスと捉えて、引き受けると、道が開けそうです。

 

頼まれごとは、試されごとと捉えて、特に、今までやったことがない頼まれごとをされた時には、びびらずに、引き受けていきます。

 

3 自分得するためだけに本を読まない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3点目は、自分が得するためだけに本を読まないことです。

 

清水先生は、「おすすめなのが、自分の成功のために本を読むってことを卒業して、人に教えてあげるために本を読むって方法なんです」と説いています。

 

つい、私は、自分の成長のために、読書をしていたのですが、読書をして得た知識を、他の人にシェアすることで、自分が読書から得た知識がより深くなります。

 

結果として、読書の内容をシェアすることで、相手の知識が増えて、双方にメリットが生まれます。

 

すなわち、アウトプットを前提とした読書をするのが効果的なのです。

 

私は、読書で学んだことを、人にシェアしていこうと思います。

 

人を喜ばせることの大切さを学べるおすすめの一冊です。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

紹客紹福の法則

1 顧客との人間関係の構築を大切にする

 

私が尊敬している、名古屋の弁護士北村栄先生からご紹介いただいた、小阪裕司先生の著書「紹客紹福の法則」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近では、どうやったら売上が短期的に伸びるのかということにフォーカスがあたっていますが、この本では、売上を伸ばすための本質的なことが記載されています。

 

まさに、商売の大切な原理原則が記載されているのです。

 

今回は、この本を読んで、私が気づいたことを3点、ご紹介させていただきます。

 

1点目は、顧客との人間関係の構築を大切にすることです。

 

売上を上げるためには、①新規顧客の数を増やす、②単価を上げる、③既存顧客にリピートしてもらう、といったことが挙げられます。

 

そして、ついつい目先のことばかり考えてしまい、①新規顧客の数を増やすことばかりを考えてしまいます。

 

しかし、この本では、③既存顧客との人間関係を大切にすることが説かれています。

 

既存顧客との人間関係を育むことで、既存顧客が口コミや紹介を増やしてくれる、最強の営業マンとなり、売上が伸びるのです。

 

既存顧客との人間関係を育むための具体的な方法は、顧客名簿と、ニュースレターです。

 

顧客名簿を作成することで、顧客にはたらきかけることができる、ニュースレターを送付することができます。

 

ニュースレターには、個人的な出来事や所感を語り、親しみをもってもらいます。

 

ニュースレターを送付することで、顧客とのつながりを絶やさないようにするのです。

 

この活動は地道で、なかなか売上にすぐに結びつかないのですが、ニュースレターを定期的に送付することで、信頼関係が積み重なり、ある時、売上につながるのです。

 

顧客とのコミュニケーションで大切なのは、接触回数なので、定期的にニュースレターを送付するのは、顧客との信頼関係を構築するのに効果的なのです。

 

弁護士は、こういったニュースレターを送付することはほとんどないので、売上を伸ばすための方策として、私も、ニュースレターを送付することを検討してみます。

 

2 顧客に説明することの大切さ

 

2点目は、顧客に対して、説明することの大切さです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この本では、さんまの値段についての面白いエピソードが記載されていました。

 

さんま一匹130円と、さんま一匹150円の二匹のさんまが売られていた場合、顧客に与えられている情報は値段だけなので、130円のさんまを買います。

 

しかし、この値段の差はなんなのかについて、情報が顧客に伝われば、顧客の行動は変化します。

 

すなわち、150円のさんまは、背が厚く、脂のりがよいので、価格が高いという情報が顧客に届けば、150円のさんまを購入する顧客は増えるはずです。

 

すなわち、売り手の情報発信が不足しているので、顧客が買うべき理由がわからず、顧客は、安い方を買ってしまうのです。

 

このさんまの背が厚い方が、脂のりがよいという情報は、魚屋にとって当たり前かもしれませんが、消費者にとっては、全く知らない情報です。

 

こういった専門的な情報を、顧客に対して、発信していけば、顧客は、買うべき理由を理解して、購入してくれるのです。

 

顧客に対して、買うべき理由を情報発信すれば、価格以外の理由で顧客は買うので、価格競争に巻き込まれずに、客単価が増えます。

 

顧客に対して、買うべき理由を情報発信していきます。

 

3 効果的なプレゼント

 

3点目は、効果的なプレゼントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人にプレゼントを贈ろうとする場合、なにが最適なのかについて、あれこれ悩むものです。

 

この本では、人が一番もらってうれしいものは、けっして高価なものではなく、自分のことを気遣い、大事に思ってくれている気持ちなのだと記載されています。

 

確かに、自分のことを考えてくれているなぁと実感できるプレゼントは、もらって、とても嬉しいです。

 

大事に思ってくれている気持ちを伝えるためには、一見何でもないものを贈りつつ、なぜ私があなたにこのなんでもないものを贈りたいのかという気持ちを伝えるのが重要なのです。

 

この本では、洋菓子店が花の種のプレゼントを、花言葉を書いたレターと一緒に送付していることが記載されていました。

 

あなたになぜこれを差し上げたいかという気持ちが、花言葉を通じて伝わるのです。

 

プレゼントを贈る時には、相手に対して、自分の気持ちが伝わることを意識していきます。

 

商売の原理原則が学べる名著ですので、紹介させていただきました。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

5%の人

1 心の成長

 

私が尊敬している、名古屋の弁護士北村栄先生からおすすめしていただいた、「5%の人」(著者:清水克衛氏)という本を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5%の人というタイトルが興味深いです。

 

5%の人というのは、95%の大衆の常識に左右されない、自分の信念を貫き通す人のことです。

 

人は、95%の大衆の意見に左右されて、自分はこんなものだと自分の可能性に蓋をしてしまって、成果をだせないことがあります。

 

5%の人は、苦難が押し寄せてきても、自分が成長するための機会だと捉えて、チャンスに変えていきます。

 

大衆の意見に左右されずに、強い信念を持ち、成長していく5%の人になるためのヒントが書かれている名著です。

 

今回は、この本を読んで、私が気づいたことを3つ紹介します。

 

1つ目は、心の成長です。

 

5%の人になるためには、心を成長させなければなりません。

 

人は、経験や体験を通じて、心を下→中→上という順番で成長させていきます。

 

そういった経験や体験は、その人にとって必要なときに、必要なタイミングで現れます。

 

まさに、神様からの心の昇進試験のようなもので、問題の出題範囲や難易度も含めて、その人に必要かつ解ける問題しか出ないのです。

 

確かに、弁護士になってから、数々の経験や体験をしてきましたが、その時々で、自分にとって必要な試験がだされていたように思います。

 

胃が痛くなるような難しい交渉事件を担当していた時、とても辛かったのですが、弁護士としての成長を実感していました。

 

また、依頼者との関係がうまくいかず、事件を降りた後に、似たような事件を担当することになり、解けない宿題は追いかけてくることを実感しました。

 

この試験や宿題をクリアしないと、次に進めないと理解し、なんとか次の事件を解決しました。

 

振り返ってみると、このような心の試験が出てきた時に、全て自分の責任と捉えて対処した時には、うまくいきましたが、他人の責任にしていた時には、うまくいかなかっと感じています。

 

起きた出来事を自分の責任として捉えることで、心を成長させることができるのです。

 

何が起きても自分の責任であると捉える修行を積み重ねていきます。

 

2 人を喜ばせる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つ目は、人を喜ばせるです。

 

5%の人は、見返りを期待せずに、人を喜ばせる行動をします。

 

このように、他人を喜ばせる力、すなわち、他喜力を備えた人が成功するのです。

 

とはいえ、なかなか、最初から、見返りを期待せずに、人を喜ばせるという領域に達するのは難しいです。

 

人間ですから、見返りを期待するぐらいはよく、まずは人を喜ばせてみる。

 

見返りがなくてもがっかりせず、人を喜ばせようと努力を続けるのです。

 

この人を喜ばせようとする過程で、意識するといいのが、家族意識をもつことです。

 

家族ではない、友人や仲間に対して、身内のように家族意識をもって接するのです。

 

落ち込んでいる人がいたら、声をかけて、話を聞き、時には励ましてみる。

 

他人の関心に対して、関心を持てば、どのように接すればいいのかが、みえてきます。

 

毎日、誰かを喜ばせる生き方を実践していきます。

 

3 本で読んだ知識を行動につなげる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、本で読んだ知識を行動につなげることです。

 

本は心の栄養です。

 

知識だけでは、頭が太り、心が痩せていきます。

 

本を読んで知識を得たら、行動に移して、知識を消化します。

 

知識を消化すれば、心が空腹感を感じて、また本を読みたくなるのです。

 

行動という消化活動が大切なのです。

 

本を読んで、自分に役立つことを実践してみたり、本から学んだことを、人に教えることが消化活動につながります。

 

特に、本を読んで、この人に役立つと思ったならば、その人に本の内容を教えれば、喜んでもらえますし、自分の理解も深まります。

 

人生で大切なことを教えてもらえる名著ですので、紹介させていただきました。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

金持ち父さん、貧乏父さん

1 資産の重要性

 

ロバート・キヨサキ氏のベストセラー作品である「金持ち父さん、貧乏父さん」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、最近、お金に関する勉強をしています。

 

 

日本では、教育過程で、お金の勉強をしないので、豊かな人生をおくるためには、お金の勉強をする必要があると考えて、お金に関する本を読むようにしています。

 

 

そのような過程で出会ったのがこの本です。

 

 

世界的な名著と言われるだけあって、豊かな人生を送るためのお金の哲学が、わかりやすく記載されています。

 

 

今回は、私がこの本を読んでえた気付きを3つ紹介します。

 

 

1つ目は、収入を生む資産を持つことの重要性です。

 

 

ロバート・キヨサキ氏は、次のように説きます。

 

 

「資産と負債の違いを知り、資産を買わなければならない」

 

 

「金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む」

 

 

「資産は私のポケットにお金を入れてくれる。負債は私のポケットからお金をとっていく」

 

 

この考えは、とてもシンプルでわかりやすいです。

 

 

例えば、住宅ローンで自宅を購入した場合、毎月、住宅ローンの支払いのために、預金からお金が流出していきます。

 

 

自宅は資産のようにみえますが、時間の経過とともに価値は下落し、住宅ローンを返済するころには、価値があまり残っていないということがあります。

 

 

また、自宅には、自分が住んでいるので、当然ですが、賃料収入はありえません。

 

 

そのため、住宅ローンで自宅を買った場合、資産ではなく、負債になります。

 

 

他方、他人に貸すアパートを住宅ローンで買った場合、毎月の住宅ローンの返済よりも、賃料収入が上回る場合、収入が増えますので、資産になります。

 

 

このような資産があれば、資産から生まれる収入を次の投資に回すことができて、どんどん豊かになれるのです。

 

 

考えてみれば、単純な話ですが、私は、収入を増やすことばかり考えており、資産を増やすという発想ができていませんでした。

 

 

収入が増えれば、生活が豊かになると思っていましたが、収入が増えれば、それにあわせて、生活水準が上がるので、支出が多くなります。

 

 

収入が増えても、支出が増えて、収入と支出が同じ程度であれば、もっと収入を増やさなければならないという焦燥感にかられて、豊かな人生とはいえません。

 

 

収入が増えたならば、収入を生むための資産に投資して、資産を増やして、収入を増やしていくことで、豊かな人生に近づけるのです。

 

 

資産を増やす大切さがわかったので、不動産投資の勉強をしたいと思います。

 

 

2 会社で節税

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つ目は、会社を作って節税することの大切さです。

 

 

私は、役員報酬をいただいていますが、給料明細をみるたびに、所得税と住民税からずいぶん控除されていて、手取りがだいぶ少なくなっているなぁと実感しています。

 

 

このような税金について、ロバート・キヨサキ氏は、次のように説きます。

 

 

「金持ちは中流以下の人間と同じルールではゲームをしない」

 

 

「金持ちと中流以下の人間を分け、金持ちをはるかに有利な地位に立たせているのは、会社という法的な組織が持つ力についての知識だ」

 

 

「会社の所得税率が個人の所得税率よりも低かったのだ」

 

 

「会社の場合、支出の一部は経費として、税を支払う前の収入から差し引くことができた」

 

 

私は、税金のことを詳しくわからないのですが、ざっとネット検索した情報によると、所得税率は所得が高くなるほど、税率が上がるのですが、法人税は、税率がある程度一定のようです。

 

 

そのため、所得が高くなって、税率が法人税よりも高いならば、法人税の税率のほうがおとくになるわけです。

 

 

また、個人は、収入から税金が控除された残りの金銭で生活のやりくりをしますが、会社は、収入を得たら、そこから経費を差し引き、残ったお金に税金が課せられるのです。

 

 

経費として落とせる支出があれば、合法的に、支払う税金を少なくすることができるわけです。

 

 

税金は大切ですが、必要以上に支払うべきではないと思いますので、この会社を利用した節税対策は魅力的です。

 

 

税金の勉強をして、会社の活用方法を考えます。

 

 

3 与える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、与えることの重要性です。

 

 

ロバート・キヨサキ氏は、次のように説きます。

 

 

「本当の金持ちになるためには、もらうだけではなく、与えることもできなければならない」

 

 

「お金を与えることは、巨富を誇る一族の富を維持するための秘訣でもある」

 

 

「ほしいものをまずだれかに与えれば、それが増えて返ってくるということだ」

 

 

「自分がいま持っているものを出し惜しみせず、気前よく人に与えること」

 

 

この与えるものは、なにもお金である必要はありません。

 

 

相手にとって必要な情報だったり、愛情など、目に見えないものでもいいのです。

 

 

まずは、自分から与える。

 

 

与えるとそれが倍になって返ってくる。

 

 

与える際に、つい見返りを考えてしまう自分がいますが、りくつぬきにして、与えてみる。

 

 

後輩に、食事をおごる、自分の知識や体験を教えるなどして、人に与えることを実践していきます。

 

 

お金の哲学について学べる、世界的な名著ですので、お金の勉強をしたい方に、超おすすめの一冊です。

 

 

今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。

裁判官の良心とはなにか

1 裁判とは人助け

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現役の裁判官が、国を相手に、国家賠償請求の裁判をする。

 

 

そんなニュースに触れた私は、日本にそんな勇気のある裁判官がいるのかと、大変興味を抱きました。

 

 

すると、その裁判官が、「裁判官の良心とはなにか」という本を出版されたので、さっそく読んでみました。

 

 

著者の竹内浩史裁判官は、市民派の弁護士から、弁護士任官制度で、裁判官になられた異色の裁判官です。

 

 

今回は、竹内裁判官の「裁判官の良心とはなにか」という本を読んで、私が得た気付きを3つ、ご紹介させていただきます。

 

 

1つ目は、裁判とは人助けであることです。

 

 

私は、この本を読むまで、裁判官は、原告と被告の主張と立証をたたかわせて、中立的に、事件を処理していると考えていたので、あまり人助けをしているというイメージはありませんでした。

 

 

竹内裁判官は、「本来の権利行使を封じられている方を助けてあげなければならない」と主張されています。

 

 

例えば、交通事故の裁判であれば、被害者の救済をして、人助けをすることにつながります。

 

 

裁判官は、裁判の勝敗を左右しうる権限が与えられているので、勝たせるべき者を勝たせることで、確実に人助けができるのです。

 

 

裁判官は、勝たせる人を勝たせるために、代理人である弁護士に、サジェスチョンを与えてくることがあるので、弁護士は、裁判で勝つためには、裁判官のサジェスチョンを見逃してはならないのです。

 

 

また、勝たせたい人の事案であっても、事実関係でうまく勝たせるのが難しい場合には、和解で救えることもあります。

 

 

なお、紛争解決としては、判決よりも和解の方が望ましいという竹内裁判官の見解に、私も賛同しています。

 

 

良心的な裁判官が提示する和解案は、よく練られており、そのような和解案を受入れた方が、紛争がすぐに解決する上に、当事者の納得感も得られやすいです。

 

 

他方、弁護士は、裁判をしても負けることも多々あり、確実に人助けができるわけではありません。

 

 

そのため、確実に人助けができる裁判官には、とてつもない魅力があるわけです。

 

 

このような、裁判官としての職業的な魅力は、もっと世に知られてほしいものです。

 

 

2 裁判官の良心とは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つ目は、裁判官にはそれぞれ良心があるです。

 

 

竹内裁判官は、ご自身の裁判官の良心として、正直・誠実・勤勉の3つをあげていらっしゃいます。

 

 

正直については、偽証する人を勝たせることをせず、正直者が損をする裁判をしないという心情のようです。

 

 

誠実については、常に自分が得をするように、いいとこどりをするような、二枚舌の人には、警戒すべきという意味でとらえました。

 

 

言っていること、やっていることが一致している、一貫性のある人が信頼されるのが世の常ですね。

 

 

勤勉については、真面目にがんばって働いている人が報われる裁判であるべきという意味のようです。

 

 

なるほど、裁判官にとって、その人それぞれの良心があって、その良心に基づいて、事件処理をしているのがとても興味深いです。

 

 

竹内裁判官は、この3つの良心をもとに、裁判をする関係で、当事者の尋問において、当事者の話を聞くことを重視しているようです。

 

 

当事者の主張と証拠を、争点整理手続で検討した結果、尋問前に、裁判の形勢はある程度固まっているようです。

 

 

それでも、本人の尋問をすれば、本人の人柄がわかり、勝たせるべき人かどうかの確認ができるわけです。

 

 

尋問をすれば、悪い人かどうかはすぐに分かるようです。

 

 

弁護士としては、争点整理手続で、裁判官に有利な心証を形成してもらうことに尽力すべきであり、尋問では、当事者の人柄が、裁判官に悪く伝わらないように工夫する必要があります。

 

 

3 裁判官は人である

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、裁判官は人であることです。

 

 

裁判官は、大量の複雑な事件を処理している、とても優秀な方なので、私は、たまに、別次元にいると錯覚してしまうことがあります。

 

 

そのため、裁判官も人であることを忘れてしまうことがあります。

 

 

当たり前のことですが、裁判官も人であることを忘れてはいけないのです。

 

 

そのため、やたら長い準備書面を提出したり、大量に証拠を提出しても、AIではない裁判官は、当然、嫌がるわけです。

 

 

人の情報処理能力には、限界があるので、裁判官が読みやすい準備書面を作成すべきであるし、証拠も厳選して提出する必要があります。

 

 

竹内裁判官は、少ない証拠で勝負できるのが勝ち筋であり、証拠が多い方が劣勢とおっしゃっています。

 

 

証拠はたくさん出せばよいものではなく、ベストなものを提出することを心がけます。

 

 

裁判官のリアルがわかり、弁護士としては、日々の訴訟活動に役立つことが記載されていますので、弁護士や司法修習生におすすめの一冊です。

 

 

竹内裁判官のような、良心的な裁判官がいることは、日本の司法にとって、希望であると考えます。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。