予防医学の名医が教えるすごい野菜の話
私は、昨年から、筋トレに精を出しています。
筋トレを始めてから、筋肉を増強するために、自分が摂取する栄養について、興味がわき、効果的な食事に関する本を読むようになりました。
そのような経緯で、出会った一冊が、一石英一郎先生の「予防医学の名医が教えるすごい野菜の話」です。
この本を読めば、いかに野菜が食物として優れているかが、よく分かり、なるべく多く、野菜を食べようと思えます。
今回は、この本を読んで、得た気付きを3つご紹介します。
1 野菜の抗酸化作用
1つ目は、野菜の抗酸化作用です。
私達が日常生活をしていると、活性酸素が発生します。
活性酸素は、私達の体を錆びつかせて、老化させる物質です。
この活性酸素の働きを抑制する、抗酸化成分を野菜はもっているのです。
野菜は、細胞内に活性酸素が発生する原因となる紫外線からのダメージへの対抗手段として、抗酸化成分を保有しています。
そして、人間は、自ら抗酸化成分を作り出すことができないため、野菜を摂取することで、抗酸化成分を体内に取り込み、体の酸化を防止することができるのです。
細胞の老化を防止するためにも、野菜を摂取することが大切なのです。
2 野菜で腸活
2点目は、野菜は、腸活によいことです。
腸内の善玉菌、日和見菌、悪玉菌のバランスが整っているのが、よい腸の状態です。
この腸内の善玉菌を育てるのに、役立つのが、野菜に含まれている食物繊維なのです。
食物繊維が、腸内の善玉菌の栄養素になっているのです。
また、食物繊維は、腸内の有害物質を吸収し、便と一緒に排出してくれるので、腸内をきれいにする作用もあるのです。
野菜を摂取することで、食物繊維による腸内環境の整備ができるのです。
3 野菜のすごい力
3点目は、野菜ごとのすごい力です。
じゃがいもは、デンプン、ビタミンC、食物繊維、カリウム、マグネシウムを豊富に含んでいる万能食です。
玉ねぎは、血をサラサラにして、血流を改善し、血中コレステロールや悪玉コレステロールを低下させ、血糖値上昇を抑制し、動脈硬化を予防する効果があります。
ブロッコリーには、最近注目のNMNが豊富に含まれており、その他にも、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、葉酸、カリウム、鉄等の豊富な栄養素があります。
トマトのリコピンには、抗酸化作用のほかに、生活習慣病やがんの予防、血糖値の改善、動脈硬化の予防、筋肉増強の効果があります。
ホウレンソウに含まれているエクジステロンは、筋肉増強に効果があるようです。
このように、野菜には、人間の健康にとって、重要な栄養素が豊富に含まれていることから、たくさん食べる必要があることが理解できます。
野菜を大好きになれる一冊ですので、栄養に興味がある人にとって、おすすめの一冊です。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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