ロジカルスピーチ講座第5講での気付きを紹介します
1 重要な情報は1分で伝えられる
松尾由紀子先生のロジカルスピーチ講座第5講を受講しました。
第5講では、相手を動かす質問力について学びました。
今回は、ロジカルスピーチ講座第5講を受講して、私が得た気付きを3つご紹介します。
気付きの1点目は、重要な情報は1分で伝えられる、気付きの2点目は、一貫性の法則、気付きの3点目は、質問には力がある、という順番でご紹介します。
気付きの1点目は、重要な情報は1分で伝えられる、です。
第5講では、自分の小さな成功体験を1分で話すという実践をしました。
1分という時間ですが、短く思いますが、意外とたくさんの情報を含めることができます。
もっとも、自分が伝えたいことをダラダラ話したのでは、1分では何も伝わりません。
そこで、話の地図を利用します。
伝えたい結論を先に言い、その後、話す内容を2つ、3つ、ラベリングして、最初に提示します。
ラベリングした2つ、3つの内容を話した後に、最後にもう一度、結論を言います。
このように、話の地図を活用することによって、1分という短い時間で、自分が伝えたいことを相手に伝えることができます。
さらに、1分だと、聞き手も、短い時間だけ聞けばいいので、負担が軽くて、喜ばれます。
1分で話すポイントは、次のとおりです。
①1文を一息で言う(6~7秒)
②15秒に2つの文章を入れる(1分話す場合は8つの文章を考える)
③~は~ですという短文を使い、1文を長くしない。
1分で伝えられるように実践してみます。
2 一貫性の法則
気付きの2点目は、一貫性の法則です。
一貫性の法則とは、人は、口に出した言葉と自分の行動を一致させようとすることです。
ようするに、言った手前やる、ということです。
自分から、アドバイスを与えても、相手は動かない可能性がありますが、相手が自分の口から言ったことについて、相手は動く可能性があるのです。
質問をして、相手に、このままだとどんなことが起こるのかという、ホラーストーリーを語ってもらいます。
その上で、質問をして、相手に、問題を解決したらどうなのるのかという、バラ色の未来を語ってもらいます。
そして、具体的に何をしたらいいのかを語ってもらいます。
すると、相手は、自分が語った具体的な行動を実践しようとします。
相手に口に出してもらうことで、相手を行動に促すことができるのです。
私は、仕事柄、アドバイスすることが多いので、私からクライアントに質問をして、クライアントが答えることで、クライアントの行動が促せるようにしてみたいです。
3 質問には力がある
気付きの3点目は、質問には力がある、です。
第5講では、質問だけの会議という、ワークを行いました。
悩んでいる若手社員に対して、質問だけをして、本当に何が問題なのかを気づいてもらうというワークです。
アドバイスをしてはいけません。
人は、表面にでてきている問題しか言語化できていません。
表面にでてきていない、本当の問題に気づくことができれば、対処法が思いつき、問題を解決できます。
この表面にでてきていない本当の問題を、質問によって表面にださせるのです。
質問をすると、人は自動的に頭で考え出して、答えを見つけ出そうとします。
そのため、質問によって頭が整理されます。
質問だけの会議のワークをやってみると、確かに、頭が整理されて、本当の問題が表面にでてきました。
質問には、アドバイスをする以上に、相手の頭脳を刺激する力があるのだと思いました。
質問の中で、相手の立場だったらどう考えますか、という質問が効果的に思いました。
自分の立場を離れて、相手の立場で思考することで、新しい発見がみつかることがあります。
質問のバリエーションを増やしていこうと思います。
以上、松尾由紀子先生のロジカルスピーチ講座第5講での、気付きを紹介させていただきました。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました
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