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一流の人はなぜ風邪をひかないのか?

インフルエンザ警報が発令され,

体調を崩す人が多くなる時期になりました。

 

 

仕事を一生懸命にがんばるビジネスマンとしては,

風邪やインフルエンザで体調を崩しているわけにはいきません。

 

 

 

 

風邪をひくたびに,風邪をひかないためには

どうすればいいのかと考えるのですが,

風邪が治ると,風邪のことを忘れてしまいます。

 

 

そこで,風邪をひかないために,

一度,風邪をひかない方策について勉強してみようと思い,

裴英洙氏の「一流の人はなぜ風邪をひかないのか?

という本を読みましたので,アウトプットします。

 

 

 

 

まず,一流の人は,風邪をひいても重症化させずに

即回復する方法を身につけているのです。

 

 

どんな人でも風邪をひくのですが,

一流の人は,自分の身体の異変に素早く気づき,

生活の全てを風邪モードに切り替えて,

即時対応することで,すぐに風邪の症状を回復させていくのです。

 

 

こうなるためには,風邪の症状が出る前の

ちょっとした違和感である「超初期症状」をとらえたら,

その時点で手をうち,風邪をひきそうでひかない状態で

踏みとどめるのです。

 

 

この「超初期症状」である違和感は,例えば,

いつもより集中力が続かない,

エアコンの温度を変えていないのに寒く感じる,

唇がやたら荒れて,つい舐めてしまう,

朝の目覚めが悪くなる,

などといったものです。

 

 

自分が風邪をひく直前の違和感は,

自分にしかわからないので,

自分が風邪をひく前にどのような行動をしたのかを振り返ることで,

発見することができます。

 

 

風邪をひく前の1週間を振り返り,

①どこで,何をしたのか,

②どんなリスクがあったのか,

③どんな症状があったのか

という風邪ログを検討していくことで,

自分にとっての超初期症状を把握できるのです。

 

 

超初期症状が出てきたら,仕事を無理することなく,

セーブして休むことで,風邪を予防することができるというわけです。

 

 

次に,風邪を予防するためには,

ウイルスがたくさんいるところへいくときにはマスクを着用する,

トイレで用を足したらうがいをする,

1時間に1回の頻度で手を洗う,

鼻で呼吸する,

出張先のホテルで加湿器を借りて室内の湿度を上げる

といいようです。

 

 

 

 

風邪予防として,当たり前のことかもしれませんが,

普段忙しく過ごしていると,意識していないとできないものです。

 

 

うがいをする際には,まず口の中をゆすいで,

その後にガラガラうがいをすれば,

ウイルスがのどの奥に押し込まれないので,効果的です。

 

 

口から呼吸すると,冷たく乾燥した空気が

喉の奥に入って気管を痛める原因になるのですが,

鼻で呼吸するすると,のどに流れていく過程で

加温,加湿されるので風邪予防につながるのです。

 

 

普段から,自分の状態を観察し,

自分にとっての超初期症状を把握しておき,

超初期症状が出てきたら,

無理をすることなく,

なるべく身体を横にして休むことで

風邪をひく前に回復できるわけです。

 

 

自己洞察力を鍛えていくことが

風邪を予防することにつながると言えそうです。

 

 

風邪をひけないビジネスマンにおすすめの

一冊として紹介させていただきます。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

妻のトリセツ4~妻との会話の黄金ルール~

今回の年末年始は,仕事にいかず,自宅で過ごしています。

 

 

妻からは,1歳11ヶ月の子供と遊ぶように厳命されています。

 

 

 

 

子供と遊ぶのは楽しいのですが,自分のことが何もできません。

 

 

子供といると,本を読めませんし,パソコンもできません。

 

 

ただただ時間が過ぎていく。

 

 

自分のことがなにもできず,少し虚しくなることもあります。

 

 

普段,妻が子育てをしている苦労がよくわかりました。

 

 

さて,妻と過ごす時間が長いので,

「妻のトリセツ」に記載されていることを意識しています。

 

 

 

 

まずは,「言ってくれればやったのに」

というセリフを言わないです。

 

 

黒川先生曰く,このセリフは,妻をひどく傷つけるようです。

 

 

女性脳は,大切な対象に意識を集中し,

ちょっとの変化も見逃さず,

相手が何も言わなくても,

何を求めているのか,

どうすれば相手が嬉しいか,

その意図を察して生きています。

 

 

そのため,「言ってくれればやったのに」というセリフは,

察することを放棄した言葉であり,

「僕はあなたになんの関心もない」,

「あなたを大切に思っていない」と同義語となるのです。

 

 

私を含め,世の夫は,察することが苦手です。

 

 

とはいえ,「言ってくれればやったのに」ではなく,

「気がつかなくてごめん。僕がやるべきだったね」と言えば,

察することはできなかったけれど,

察したい気持ちはあることを妻に伝えることができて,

妻が傷つくことを回避できるのです。

 

 

次に,心の通信線を開通させるです。

 

 

 

女性は,心の通信線と事実の通信線を使って会話しますが,

男性は,事実の通信線のみで会話するので,

会話がかみあわないことがあります。

 

 

妻に関する事実を肯定するにしても,否定するにしても,

まずは妻の心を肯定することが,妻との会話の黄金ルールなのです。

 

 

女性は,共感のために会話するので,

心を否定されたら,会話が成り立たなくなります。

 

 

妻の心を肯定しておけば,事実は肯定でも否定でも問題なく,

無責任に「そうそう,そうだよな」と言っておけばいいのです。

 

 

妻の気持ちは本当にわからなくてもいいので,

「君の気持ちはわかる」という言葉を使って,

妻に共感するのです。

 

 

妻の心を肯定しておけば,いらぬ地雷をふまずに,

妻に自分の意見をとおすことが容易になるのです。

 

 

妻に対して,具体的にどのような言葉を用いればいいのかまで,

論理的に説明がされていますので,とても納得できます。

 

 

これまでは,妻に対するネガティブトリガーについて,

アウトプットしましたが,次からは,

妻に対するポジティブトリガーについて,

アウトプットしていきたいと思います。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

人生うまくいく人の感情リセット術

樺沢紫苑先生の最新刊「人生うまくいく人の感情リセット術

を読みましたので,アウトプットします。

 

 

 

 

私は,樺沢紫苑先生の熱狂的なファンであります。

 

 

なぜかといいますと,樺沢紫苑先生のご意見は,

脳科学や心理学の裏付けがあり,再現性が高いので,

実践していくと,自分が成長していることを

実感できるようになるからです。

 

 

本書において,樺沢紫苑先生は,この1冊で

世の中の9割の悩みは解決すると言い切っています。

 

 

こう言い切れるのがすごいことです。

 

 

世の中の9割の悩みは,

ネガティブな感情を取り除きたいというものであり,

ネガティブな感情をリセットできれば,

その世の中の9割の悩みは解決するわけです。

 

 

さて,本書を読んで,私が気付いたことを

3点紹介したいと思います。

 

 

まず1点目は,目標をたてるだけで,

幸福物資であるドーパミンという脳内物質が

分泌されるという点です。

 

 

 

ドーパミンを出すには,次のようにすると効果的です。

 

 

①目標を設定する

 ②目標を達成した自分をイメージする

 ③目標を繰り返し確認する

 ④楽しみながら実行する

 ⑤達成するプロセスを変える

 ⑥自分流の工夫をする

 

 

目標を細かく区切って達成していくことで,

自分でイニシアチブをもった自発的な仕事ができるようになります。

 

 

私は,年間の売上目標など長期的な目標はたてていたのですが,

日々の仕事を細かく区切って,小さい目標にして,

それを達成していくことでモチベーションをあげていくという方法

を実践していませんでした。

 

 

今後は,日々の仕事を細かく区切って,

小さな目標を少しづつ達成していくことで

モチベーションをあげていきます。

 

 

2点目は笑顔であいさつすることです。

 

 

 

あいさつは当たり前のようにしていますが,

これにどのような意味があるのかを考えたことはありますか。

 

 

あいさつとは,心理学的には

私はあなたに対して心を開いていますよ

というサインを意味するようです。

 

 

あいさつは人間関係の第一歩ですので,

人と親しくなるためには,

きちんとあいさつをする必要があります。

 

 

さらに,笑顔であいさつするのがポイントです。

 

 

笑顔であいさつすることで,

自分に楽しいという感情が生じますし,

相手に対して好印象を与えられます。

 

 

今後は,あいさつするときには,

笑顔ですることを意識していきます。

 

 

3点目は,3行ポジティブ日記を書くことです。

 

 

一日の終わりに,今日あったよかったことを

3つ3行で文章にするのです。

 

 

3行ポジティブ日記には,次のメリットがあります。

 

 

①ポジティブ思考が強化される

 ②自己洞察力,内省力が高まる

 ③表現による癒やしの効果で,ストレスが発散される

 ④楽しい,幸せを発見する能力が高まる

 ⑤人生が楽しく,毎日が幸せになる

 

 

毎日3行日記を書くだけで,

これだけの効果があるのですから,驚きです。

 

 

忙しい時には,すぐ寝てしまい,

日記を書くことを忘れることがあるのですが,

これだけの効果があるので,

3行日記を忘れずに習慣にしていきます。

 

 

以上,3つの気付きを紹介しましたが,

他にも多くの気付きを得られる素晴らしい本ですので,

ぜひ一読することをすすめます。

 

 

本当に,人生の9割の悩みが解決してしまう名著です。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

妻のトリセツ3~男には見えない嫁姑問題の原因とは?~

年末年始を夫か妻の実家で過ごす家族は多いと思います。

 

 

 

 

実家の両親と離れて暮らしていれば,

両親は孫の顔を見て,とても喜んでくれます。

 

 

夫としては,自分の両親になるべくたくさん

孫の顔を見せてあげたいと思います。

 

 

しかし,この実家への帰省で,憂鬱な気分になる家族がいます。

 

 

それは,妻です。

 

 

夫は,妻の実家に行くことに何も感じないのですが,

妻は,夫の実家に行くことに憂鬱を感じるのです。

 

 

その原因は,いわゆる嫁姑問題です。

 

 

男にはよく分からない嫁姑問題について,

黒川伊保子先生は,「妻のトリセツ」において,

次のように解説しています。

 

 

 

 

「女性脳は,半径3メートル以内を舐めつくすように感じて,

無意識のうちに支配している。

その空間を自分の思い通りに制御できないと,

「見落としていることがある」感覚に陥り,

不安と不快感が募り,ストレスがたまる。

嫁姑が互いにイラつくのは,

この「制御領域」がぶるかり合うケース。

できる主婦は,台所やリビングをミリ単位で認知し,

無意識のうちに完全制御している。

このため,自分の置いたものを動かされたり,

動線をさえぎられることに大きなストレスを感じるのである。」

 

 

ようするに,嫁が夫の実家に来ることで,

姑が支配している結界に,嫁が入り込んでくるので,

互いの結界が衝突して,嫁と姑は互いに

ストレスを感じてしまうようです。

 

 

男には,この結界が見えません。

 

 

男には見えないところで,嫁と姑の結界が衝突して,

バトルが繰り広げられているわけです。

 

 

 

 

男には見えないところで繰り広げられているバトルであるため,

男としては,対処が難しいものです。

 

 

とはいえ,黒川先生は,夫には,

この結界を緩めることができると説いています。

 

 

まず,夫は,妻が夫の実家に帰るときに,

暗い顔をするのはしかたがないことであると受け入れることです。

 

 

嫁は,自分らしく振る舞うと姑にイラッとされ,

遠巻きにすると気の利かない嫁と思われてしまうので,

姑との距離感をとるのが難しく,

非常にストレスを感じてしまうのです。

 

 

夫が無邪気に嫁と姑の間に入ると,

結界が緩み,嫁は楽になるようです。

 

 

例えば,姑のいる台所に先に夫が入ってから,

妻を台所に呼べば,さりげなく,

嫁を姑の結界に入れられることができるようです。

 

 

そして,夫にとっては気の休まる自分の実家であっても,

妻にとっては,職場以上に気を張る場所であると心得て,

妻を優しくねぎらうことが重要のようです。

 

 

さて,私は,現在,私の実家において,

妻に,私の両親と同居してもらっています。

 

 

いつでも,子供を両親に預かってもらえるという

メリットがある反面,常に嫁姑問題にさいなまされるという

デメリットがあります。

 

 

私の両親との同居がどれほど妻にストレスを与えていたのかが,

この本を読んでよくわかりました。

 

 

私の両親と同居してくれている妻の神対応に日々感謝し,

妻を毎日ねぎらっていかなければならないことを学びました。

 

 

嫁姑問題が分からないビジネスマンに

ぜひ読んでもらいたい一冊です。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

妻のトリセツ2~とにかく共感~

私事ですが,昨日,中学校の同窓会に参加してきました。

 

 

 

 

35歳の年齢のため,結婚していれば,

子育て真っ只中の世代です。

 

 

そのためか,参加者のうち,

男性が3分の2,女性が3分の1

という人数構成でした。

 

 

社会人になってから知り合った知人の奥様が,

私の中学校の同級生でして,その奥様が参加していたので,

共通の話題である旦那様のことについて話しました。

 

 

すると,同級生の奥様は,旦那は,飲み会が多くて,

家にいないことが多いので,子育てが大変である,と話していました。

 

 

我が家と全く同じ問題が,他

の家庭でも勃発しているのだなぁと,

しみじみ思いました。

 

 

ビジネスマンにとって,家庭のマネジメントが

重要であると再認識したので,

やはり「妻のトリセツ」の本の内容を,

多くのビジネスマンに知ってもらいと思い,

しばらくの間,この本のアウトプットをしていきます。

 

 

 

 

お付き合いいただければ,幸いです。

 

 

さて,昨日もブログで紹介しましたが,

妊娠,出産,授乳の時期は,子供を危険から守るために,

怖い,辛い,ひどいといった危険に伴う体験記憶が蓄積されるため,

ネガティブトリガーが多く形成されてしまいます。

 

 

妊娠,出産,授乳の時期の女性は,

栄養不足で,睡眠不足で,自分で自分をコントロールできない,

まさに「満身創痍」の状態なのです。

 

 

 

 

そのような,満身創痍の状態で,夫から無神経な言動があると,

ネガティブトリガーとして記憶されて,何かあると,

妻は過去を蒸し返して攻撃してくるのです。

 

 

妻が2人目を妊娠中の私の家庭は,夫である私にとって,

ネガティブトリガーが形成されやすい危険な時期にあるのです。

 

 

黒川先生は,妻が妊娠,出産,授乳の時期には,

「おっぱいをあげている間はしょうがない」と割り切って,

男風をふかさずに,妻の女友達のように

接するべきであると説いています。

 

 

女友達のように接するということは,

妻の話にとにかく共感するということです。

 

 

 

 

実際には共感できなくても,

共感するふりをするだけでもいいのです。

 

 

妻から,話をふられたら,問題解決を話すのではなく,

「うん,うん,わかる,わかる」と言って,

とにかく共感すればいいのです。

 

 

「オチのない,ささやかな体験談」をプレゼントし,

相手からそれがあったときは,しっかりと共感して,

相手のストレスを解いてあげるのが,

女友達として接するということなのです。

 

 

妻からなじられたときには,言い訳をせずに,

「君に心細い思いをさせてしまって,本当にごめん」

と真摯に謝るべきなのです。

 

 

次に,妻との話し合いをまとめるには,

次のようなビジネスのプレゼンのメソッドを使うといいと,

黒川先生は説いています。

 

 

①双方の提案に対して,互いにメリットとデメリットを挙げる。

 ②実際に調べて検証する。

 ③デメリットを回避する消極的なメリットではなく,

互いのゲイン(手に入れられるもの)を示す。

 ④以上を踏まえて,結論を出す。

 

 

妻の提案について,いきなり,否定形を使うのではなく,

妻が嬉しくなるようなゲインを伝えると,

夫の要望が妻にとおりやすくなるのです。

 

 

これをするとこんなにいいことがあるんだよ,

と伝えるのがいいということですね。

 

 

飲み会などが多く,妻からよく文句を言われている私ですが,

妻の話にはとにかく共感して,

妻にネガティブトリガーを作らせないように心がけていきます。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

妻のトリセツ~プロの夫業を目指す!~

「女の機嫌の直し方」,「夫婦脳」の著者である

黒川伊保子先生の新刊「妻のトリセツ

が発売されたことが,新聞の広告に掲載されていたので,

黒川先生のファンである私は,早速購入しました。

 

 

しかし,年末で仕事が忙しく,

書斎の本棚に積読状態になっていました。

 

 

すると,いつの間にか妻が「妻のトリセツ」をちら見したらしく,

書斎の机の上に,「早く読むといいよ」

というメッセージと共に本が置いてありました。

 

 

 

 

妻曰く,「女性目線で書かれていて,すごく共感できる。

私がしてほしいことが書いてあるので,早く読んでね。」とのこと。

 

 

前置きが長くなりましたが,年末の休みになり,

ようやく読書の時間が確保できたため,

「妻のトリセツ」を読み,大変有益な情報を入手しましたので,

順次アウトプットしていきます。

 

 

黒川先生は,妻に嫌な思いをさせる発言と行動を

事前に理解しておき,「ネガティブトリガー」を作らない戦略を,

夫はとるべきであると提唱しています。

 

 

女性は,感情に伴う記憶を長期にわたって保存し,

それをみずみずしく取り出すことが得意な脳の持ち主です。

 

 

そのため,女性は,感情が動くと,

過去の関連記憶を瞬時に取り出すことができるため,

夫の不快な言動に対して,過去の関連記憶を総動員して,

夫の過去の過ちを蒸し返して攻撃してくるのです。

 

 

 

 

女性が過去の体験記憶を引き出すきっかけになるのが

「感情の色合い」というトリガー(引き金)です。

 

 

ネガティブトリガー(怖い,辛い,ひどいなどの嫌な思い)と,

ポジティブトリガー(嬉しい,美味しい,かわいいなどのいい思い)

があります。

 

 

女性脳は,自分の身を守らないと子供を無事に育てられないので,

危険を回避するために,ネガティブトリガーの方が

発動されやすいのです。

 

 

特に,妊娠,出産,授乳のとき,

夫の無神経や発言や言動は,

一生残るネガティブトリガーとして,

傷となり,繰り返し持ち出されて,

攻撃されてしまうのです。

 

 

黒川先生は,「男にとって結婚の継続とは,

女性の母性ゆえの攻撃から,いかに身を守るかの戦略に尽きる。

ぼんやりしていたら,生き残れない。」と断言しています。

 

 

現在,私の妻は,2人目の子供を妊娠中で,

理不尽な攻撃が多いと実感していただけに,

家の中ではぼんやりせずに,

いかに妻からの攻撃を減らすように意識して

行動することが重要なのかがよく理解できました。

 

 

そして,黒川先生は,男は「プロの夫業に徹しなさい

と提言しています。

 

 

「夫」という役割をどうこなすかはビジネス戦略であり,

男にとって人生最大のプロジェクトなのです。

 

 

プロの夫になるためには,

ネガティブトリガーを減らして,

ポジティブトリガーを増やせばいいのです。

 

 

 

 

妻の脳の特性を理解し,夫業とは,

それに対処するビジネスだと理解すれば,

妻から理不尽なことを言われても,

感情的にならず,冷静に対処できる気がします。

 

 

おそらく,黒川先生が,ご自身の結婚生活の中で

旦那様に対して感じていた様々な感情や体験が

ベースとなっているからか,非常に説得力があります。

 

 

さらに,脳科学の視点をとりいれて,

既婚者のビジネスマンが論理的に理解できるようになっています。

 

 

結婚している男性なら,必ずぶち当たる妻の理不尽な対応。

 

 

これに上手く対処する方法が論理的にわかりやすく

解説された名著ですので,今後,この本の内容を

少しずつ紹介していきたいと思います。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

神様からのギフト

世界NO.2コーチ谷口貴彦先生の

神様からのギフト~ザ・コーチ2~

を読みましたので,アウトプットします。

 

 

 

 

この本は,主人公がコーチングを受けて,

自分を受け入れ,人間関係を改善させ,

自己成長しながら,会社のプロジェクトを

成功に導く物語です。

 

 

コーチングとは,パフォーマンス向上のために,

対話によって対象者を勇気づけ,気づきを引き出し,

自発的行動を促すコミュニケーションスキルです。

 

 

 

 

人が潜在能力を開放して成長していくためには,

ライフバランスピラミッドを整える必要があります。

 

 

ライフバランスピラミッドとは,

自分が自分自身と関わる内部要因のバランスです。

 

 

ライフバランスピラミッドは,

自己受容,自己信頼,自己尊重に分かれます。

 

 

自己受容とは,あるがままに自分の

すべてを受け入れることです。

 

 

だめな自分,いい自分,とにかく全ての

自分自身を受け入れるのです。

 

 

自分が自分に,「あなたはあなたのままでいい,それが一番」,

「ほかの誰でもなく,あなたがあなたでいることが一番素晴らしい」

と言ってくれたら,いつも心の中は安全で,安心していられるからです。

 

 

自分に寛容であれば,他人に対しても

寛容になれるので,自己受容は他者受容に比例するのです。

 

 

 

 

次に,自己信頼とは,自分で自分を高く評価して,

叶えたいことや成し得たいことは自分でできると,

自分に任せる気持ちです。

 

 

まだまだ無限の可能性や能力があると,自分を信じる力です。

 

 

自分も知らない残り95%の才能と能力が

目を覚ますのを待っていると思うことが重要になるのです。

 

 

そして,自己尊重は,自分を大切にすべきものとして扱う力で,

自尊心を高く保つために,自分や外部に対して行動する力です。

 

 

いつも自分自身を尊び,いたわり,

身の回りを整え,心身を清潔に保つことで,

自分を取り扱う基準を高く保ち,

それを周りに見せて伝えるのです。

 

 

自分自身の基盤やバランスを整えることで,

エネルギーをチャージすることでき,

ゴールに向かって動き出せるのです。

 

 

私は,忙しい毎日の中で,自分と向き合う時間が

とれていないことがあるので,がんばっている

自分を受け入れて,自分を大切にして,

他者に対して,良い影響を与えていきます。

 

 

そして,この本には,成功する20のポイント

が記載されていましたので,紹介します。

 

 

 

 

1 ありのままの自分を受け入れる

 

2 ありのままの自分でいていいと,自分を許す

 

3 他の誰かになろうとするのをやめる

 

4 結果ではなく,原因に焦点を当てる

 

5 選択に迷ったら,勇気のいる方を選ぶ

 

6 完璧であろうとするのをやめる

 

7 他者を批判する時間を,自分を観察する時間にあてる

 

8 ないものをねだるより,すでにあるものを強化する

 

9 自分はすでに成功していると認め,さらに高みを望む

 

10 毎日,すべての出来事や当たり前のことに感謝する

 

11 やらない後悔より,やった失敗から学ぶ

 

12 自分の口から出る言葉を良い方に操る

 

13 いつも目的に沿って行動の選択をする

 

14 相手にしてほしいことは,自分から先にする

 

15 悩みが訪れたら,自分はそれを解決できる人間に成長したと思う

 

16 分かち合えば余り,奪い合えば足りないと知る

 

17 目に見えないものを大切にする

 

18 新しいものを手にするために,今持っているものを手放す

 

19 過去や未来に囚われず,今に集中する

 

20 自分自身を笑い飛ばす

 

 

人間が成功して,自己成長していくために,

大切なことがあますことなく記載されていると感じたので,

そのまま紹介させていただきました。

 

 

私は,自分自身と成功する20のポイントを

実行できているか日々対話しながら,

今後とも自己成長を続けていきます。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

質問7つの力

11月14日水曜日19時からITビジネスプラザ武蔵において,

石川コーチング勉強会で講師をすることになりました。

 

https://www.facebook.com/coachingishikawa/

 

 

コーチングでは,聞くことでクライアントと信頼関係を構築した上で,

質問することで,クライアントの問題点やリソースを確認していき,

目標達成の援助をします。

 

 

 

 

「聞く」と「質問する」が重要になります。

 

 

弁護士は,法律相談で,クライアントに質問して,

法的な問題点や,クライアントにとって有利となる事実,

不利な事実を確認します。

 

 

また,証人尋問では,主尋問で,

証人からクライアントにとって有利な事実を引き出し,

反対尋問で,証人の証言が信用できない事情などを引き出します。

 

 

弁護士は,日常的に質問をしているので,

今回の勉強会では,質問をテーマに講演させていただきます。

 

 

そこで,質問について勉強するために,

ドロシー・リーズ氏の「質問7つの力」を読みましたので,

アウトプットします。

 

 

 

質問の7つの力とは以下のとおりです。

 

 

①質問は答えを引き出す。

②質問は思考力をきたえる。

③質問は貴重な情報を引き寄せる。

④質問は状況をコントロールする。

⑤質問は人の心をひらく。

⑥質問は聞き上手につながる。

⑦質問は人をその気にさせる。

 

 

この中から得られた気づきを紹介します。

 

 

まず,私は,クライアントからクレームがあると,

感情的に反発してしまうことがありました。

 

 

この本を読み,クライアントからのクレームに対して,

質問することで,クライアントの怒りや反発を

コントロールできることに気づきました。

 

 

 

質問をすることで,相手の敵意を和らげ,

その敵意の原因を探り,妥当な解決先を提案することができるのです。

 

 

例えば,商品についてのクレームがあった場合,

「これのどこがお気に召さないのか説明してもらえますか?」

と質問すれば,相手は,怒鳴るのをやめて,

頭を使って,理性的な答えをするようになります。

 

 

なぜこうなるかというと,質問は相手に答えを強制させて,

思考を促し,感情的な会話を理性的な会話に変える力があるからなのです。

 

 

今後は,クライアントからクレームがあっても,

感情的に反発するのではなく,適切な質問をして,

感情的な会話から理性的な会話にチェンジしていきます。

 

 

次に,私は,知り合いのいない懇親会に出席したとき,

初めて会う人と何を話そうかと悩んでしまい,気後れしていました。

 

 

 

多くの人が,知らない人ばかりのところには

いきたくないと感じていると思います。

 

 

知り合いのいない懇親会ほど,質問を活用すれば,

知らない人とすぐに仲良くなれます。

 

 

人は自分について話すのが好きなので,

相手に「どのようなお仕事をされているのですか?」,

「どちらからいらしたのですか?」などと質問すれば,

相手はすぐにうちとけて話してくれます。

 

 

質問をすることで,自分に興味を持ってくれる人

という印象を相手に与えることができます。

 

 

そうすれば,相手も自分に興味を持ってくれます。

 

 

人は,自分の興味のあること,

自分の専門分野について聞かれると嬉しくなるのです。

 

 

そして,質問することで,相手が自分は興味深く価値のある人物

だと感じてもらえれば,相手は自分の心を開いてくれます。

 

 

今後,私は,知り合いのいない懇親会にいった場合,

知らない人に対して,興味ある質問をして,うちとけていきます。

 

 

自分の人生が質問によって導かれることがわかる本ですので,

紹介させていただきました。

 

 

本日もお読みいただき,ありがとうございます。

自分を最高値で売る方法

小林正弥氏の「自分を最高値で売る方法

という本を読みましたので,アウトプットします。

 

 

 

 

この本を知ったのは,精神科医の樺沢紫苑先生

のメルマガで紹介されていたからです。

 

 

自分の売上をあげるにはどうすればいいのかについて,

悩んでいたところ,樺沢先生のメルマガで

紹介されていたので,読んでみました。

 

 

自分を最高値で売る方法とは,まずは自分の本業で結果を出して,

うまくいった方法を人に教えるというサイクルを回すことです。

 

 

本業で結果を出し,そこで培った職業的な知恵を体系化して,

他の顧客に教えることで第2の収益とするのです。

 

 

これによってダブルインカムを得ることができます。

 

 

事業を教育化することで第2の収入が得られるのです。

 

 

 

 

そう考えると,各地でセミナーや有料講座が

たくさん開催されているのは,教育化ビジネスが

収益の柱になっているからなのだと,よく理解できました。

 

 

人に教えることを前提に学ぶことで,

自分という商品をアップデートしていけるので,

次のことにチャレンジして結果を出すことができます。

 

 

そうすると,自分という商品に賞味期限はなくなり,

顧客に価値を提供し続けることができます。

 

 

そして,事業の教育化において重要なのが「カスタマーサクセス」です。

 

 

自分を最高値で売る人が販売しているのは,顧客の成功なのです。

 

 

 

顧客の成功こそが最高値で売れる商品なのです。

 

 

自分にお金を支払ってくれるのは,顧客だけです。

 

 

では,顧客は何にお金を支払っているのでしょうか。

 

 

顧客は,自分の成功のためにお金を支払うのです。

 

 

法人客であれば,継続的な利益の実現であり,

個人客であれば,長期的な幸せの実現です。

 

 

このカスタマーサクセスという結果にコミットすることで

最高値で売ることができます。

 

 

この結果にコミットするために,重要なポイントがあります。

 

 

それは,顧客もカスタマーサクセスにコミットしてもらうことです。

 

 

顧客がカスタマーサクセスにコミットしなければ,

顧客が行動することはなくなり,結果がでなくなるからです。

 

 

顧客自身に決断させる,顧客自身がやりますと言わないと,

結果はでないのです。

 

 

当たり前のことですが,人に言われないと気づかないものです。

 

 

顧客にコミットしてもらうという視点は,

法律相談の時に活用できそうです。

 

 

そして,教育化ビジネスを長期間継続できれば,

高単価×長期間=高収益が実現できます。

 

 

顧客に長期間,お金を支払ってもらうためには,

顧客への深い愛情」が不可欠になります。

 

 

愛情とは関係を絶やさないことです。

 

 

愛情があるから,よいサービスとなり,

顧客満足が実現して,サービスが継続していくのです。

 

 

弁護士の場合ですと,顧問契約を維持するために,

顧客への深い愛情という観点が重要になります。

 

 

カスタマーサクセスを追求して,

自分の仕事を教育化していくという視点は,

なるほどと納得できるものでした。

 

 

私も,自分の仕事をどのように教育化できるのかを探求してみます。

 

 

売上をあげるにはどうすればいいのか悩んだときに,

解決策やヒントを多く与えてくれる良書ですので,

紹介させていただきました。

 

 

本日もお読みいただき,ありがとうございます。

35歳の教科書~今から始める戦略的人生計画~

9月21日,iPhoneの最新機種が発売されました。

 

 

iPhoneのユーザーとして思うことがあります。

 

 

 

 

毎年,新機種が発売されるけど,いったいどこが変わったのだろう?

 

 

カメラの性能がよくなった,

画面がきれいになった,

デザインがかっこよくなったなど,

きっといろいろ変わっているのでしょうが,

何かが劇的に変わったようには思えないのです。

 

 

毎年,新機種が発売されていくと,やはり飽きてきます。

 

 

高度成長期には,テレビ,洗濯機,冷蔵庫といった

モノによって人は幸せになれました。

 

 

便利な家電製品があふれている今の世の中は,

人はモノで幸せになれないのだと思います。

 

 

万人が求めるモノがなくなり,人それぞれ求めるモノが異なっています。

 

 

みんな一緒の正解主義の成長社会から,

それぞれ一人一人の修正主義の成熟社会へ移行しているのです。

 

 

今の成熟社会の生き方について,多くの著書を発表している

藤原和博先生の「35歳の教科書~今から始める戦略的人生計画~

を読みましたので,アウトプットします。

 

 

 

 

私は,現在34歳で,今年の12月20日で35歳になるので,

今を迷う私にピッタリのタイトルでした。

 

 

孔子は論語で次のように語っています。

 

 

 

(孔子)

 

 

子曰く、吾 十有五にして学に志す。

三十にして立つ。

四十にして惑わず。

五十にして天命を知る。

六十にして耳順う。

七十にして心の欲する所に従いて矩を踰えず。

 

 

40代になると惑わなくなるのですが,30代は迷うのです。

 

 

藤原先生は,10代は集中力とバランス力,

20代は1000本ノックで仕事に夢中になる,

30代は五里霧中で迷っていい時期とおっしゃいます。

 

 

20代のがんばりで一定のスキルをみにつけて,

これからどうするかをしっかり考えるのが30代です。

 

 

30代で決めた方向性が40代,50代と続いていきます。

 

 

藤原先生は,30代で大切なことは,

「自分の技術とは何なのか」について自身と向き合って話してみることと,

会社以外に打ち込めることをみつけることだとおっしゃっています。

 

 

会社以外でも役に立つスキルに磨き上がられているのか,

仕事で培ったスキルと自分の趣味や地域活動をかけあわせることで,

新しいことができないかを考えることが重要となります。

 

 

私は,まさに30にして迷うという状況にいます。

 

 

弁護士として一定のスキルを身に着けてきましたが,

今後,どのような方向性へ進んでいこうか,模索している毎日です。

 

 

40代に向けて,30代のうちにこれからどうするかを

しっかり考えていきます。

 

 

また,成熟社会では,演じる力が重要であることに気づきました。

 

 

夫婦は「なる」ものではなく「する」ものという視点です。

 

 

夫婦であっても,それぞれ育ってきた環境が

異なっているので,しょせんは他人です。

 

 

他人であるがゆえに,子育てなどで葛藤が生じます。

 

 

ここでポイントになるのは,

自分の理想的な生き方を追求しながら,

相手の生き方も尊重して,

両者が納得のいくツボを探し続けるという

ベクトル合わせをすることです。

 

 

結婚相手が他人であるという認識があれば,

互いに褒め合うことができるのです。

 

 

結婚相手を他人と認識するために,

夫や父親を演じる演技力が重要になるのです。

 

 

よき夫,よき父親を演じて,自分の枠を広げていきます。

 

 

30代の方々に読んでいただきたい本ですので,

紹介させていただきました。

 

 

本日もお読みいただき,ありがとうございます。