一流の人はなぜ風邪をひかないのか?
インフルエンザ警報が発令され,
体調を崩す人が多くなる時期になりました。
仕事を一生懸命にがんばるビジネスマンとしては,
風邪やインフルエンザで体調を崩しているわけにはいきません。
風邪をひくたびに,風邪をひかないためには
どうすればいいのかと考えるのですが,
風邪が治ると,風邪のことを忘れてしまいます。
そこで,風邪をひかないために,
一度,風邪をひかない方策について勉強してみようと思い,
裴英洙氏の「一流の人はなぜ風邪をひかないのか?」
という本を読みましたので,アウトプットします。
まず,一流の人は,風邪をひいても重症化させずに
即回復する方法を身につけているのです。
どんな人でも風邪をひくのですが,
一流の人は,自分の身体の異変に素早く気づき,
生活の全てを風邪モードに切り替えて,
即時対応することで,すぐに風邪の症状を回復させていくのです。
こうなるためには,風邪の症状が出る前の
ちょっとした違和感である「超初期症状」をとらえたら,
その時点で手をうち,風邪をひきそうでひかない状態で
踏みとどめるのです。
この「超初期症状」である違和感は,例えば,
いつもより集中力が続かない,
エアコンの温度を変えていないのに寒く感じる,
唇がやたら荒れて,つい舐めてしまう,
朝の目覚めが悪くなる,
などといったものです。
自分が風邪をひく直前の違和感は,
自分にしかわからないので,
自分が風邪をひく前にどのような行動をしたのかを振り返ることで,
発見することができます。
風邪をひく前の1週間を振り返り,
①どこで,何をしたのか,
②どんなリスクがあったのか,
③どんな症状があったのか
という風邪ログを検討していくことで,
自分にとっての超初期症状を把握できるのです。
超初期症状が出てきたら,仕事を無理することなく,
セーブして休むことで,風邪を予防することができるというわけです。
次に,風邪を予防するためには,
ウイルスがたくさんいるところへいくときにはマスクを着用する,
トイレで用を足したらうがいをする,
1時間に1回の頻度で手を洗う,
鼻で呼吸する,
出張先のホテルで加湿器を借りて室内の湿度を上げる
といいようです。
風邪予防として,当たり前のことかもしれませんが,
普段忙しく過ごしていると,意識していないとできないものです。
うがいをする際には,まず口の中をゆすいで,
その後にガラガラうがいをすれば,
ウイルスがのどの奥に押し込まれないので,効果的です。
口から呼吸すると,冷たく乾燥した空気が
喉の奥に入って気管を痛める原因になるのですが,
鼻で呼吸するすると,のどに流れていく過程で
加温,加湿されるので風邪予防につながるのです。
普段から,自分の状態を観察し,
自分にとっての超初期症状を把握しておき,
超初期症状が出てきたら,
無理をすることなく,
なるべく身体を横にして休むことで
風邪をひく前に回復できるわけです。
自己洞察力を鍛えていくことが
風邪を予防することにつながると言えそうです。
風邪をひけないビジネスマンにおすすめの
一冊として紹介させていただきます。
本日もお読みいただきありがとうございます。