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福に憑かれた男

私が所属している青年法律家協会の議長である

名古屋の弁護士の北村栄先生から紹介していただいた

「福に憑かれた男」(著者:喜多川泰)

という本を読みましたので,アウトプットします。

 

 

 

 

町の小さな書店で起こる物語をつうじて,

人が幸せになるにはどうすればいいのかについて

学ぶことができる素晴らしい小説です。

 

 

主人公の秀三は,突然他界した父親が経営していた

長船堂書店を継ぐことになりました。

 

 

最近話題の事業承継をしたのです。

 

 

ところが,長船堂書店の近くに,巨大な書店が

オープンすることになりました。

 

 

 

 

ただでさえ,長船堂書店の売上が少ないのに,

近くに巨大な書店がオープンすれば,

顧客が巨大な書店へ流出することになり,

ますます売上が減少していきます。

 

 

秀三は,意気消沈し,お店の中で売れ残りの本

を読みながら,不安な生活をしていました。

 

 

秀三に,このような苦難を与えているのは,

実は,秀三に憑いた福の神の仕業だったのです。

 

 

福の神が,秀三に対して,苦難を与え,

秀三が苦難を乗り越えることで成長して

幸せになってもらおうとしたのです。

 

 

私が所属している倫理法人会では,「苦難は幸福の門」といいます。

 

 

 

 

幸福になるための狭き門へつうじる苦難が与えられたのです。

 

 

もっとも,福の神の与える苦難が大きすぎたため,

秀三が諦めかけたので,福の神は,秀三にチャンスを与えます。

 

 

そのチャンスとは,

成功したことを心から楽しんで生きている人との出会いです。

 

 

福の神の計らいにより,秀三は,天晴という老人と出会います。

 

 

そして,天晴は,秀三に対して,次のようなアドバイスをしました。

 

 

「来てくれるお客さん一人ひとりに,

その人の人生に興味を持って接してご覧なさい。

その人が誰で,どういうことに興味があって,

どんな仕事をしていて,趣味は何か。

好きなことや嫌いなことは何であるか。

どんなことに悩んでいて,何に苦しんでいるのか。

『この人はこれからの人生をどういう人生にしたいと考えているんだろう』

ってな具合に,どんなに小さなことでもいいから

興味を持って話をしてみるんじゃよ。」

 

 

目の前にいる人に心から興味を持つ

 

 

秀三は,天晴のアドバイスを素直に実践しました。

 

 

長船堂書店へ来た顧客をよく観察し

,タイミングを見計らって話しかけ,顧客の話を聞き,

顧客が必要としている本を提案します。

 

 

顧客は,本屋で店員に話しかけられることに当初は戸惑いますが,

秀三と話しているうちに,秀三の人柄にひかれ,

悩んでいることを打ち明けてくれるようになります。

 

 

そして,秀三は,顧客の悩みを解決するのにふさわしい本を提案し,

顧客は,その本を読み,悩みを解決していきます。

 

 

すると,顧客は,長船堂書店のファンになり,

じょじょに売上が回復していきました。

 

 

差別化戦略がうまくいきだしたのです。

 

 

秀三は,成功し始めましたが,なぜか不安になりました。

 

 

欲しいものを手に入れると,それを失うことが怖くなるからです。

 

 

秀三は,天晴に相談しました。

 

 

天晴は,何かを手に入れれば幸せと考えている人は,

それを持っている他人をみてうらやましいと思っているだけであり,

他人と比較して幸せを感じようとすると

いつまでたっても幸せになれないと言います。

 

 

そして,天晴は,秀三に対して,自分の人生を

何に使おうとしているのかを考えなさいとアドバイスします。

 

 

考えなければならないのは,どうやって自分の欲しいものを

手に入れるのかではなく,どうしてそれを

手に入れなければならないのか,という自分の使命なのです。

 

 

 

秀三は,自分の使命を自覚し,

それを達成するために必要なものだから,

お金を集める努力をしたり,

商売を成功させる必要があると考えるようになりました。

 

 

自分の使命を自覚すれば,不安はなくなり,迷わなくなるのです。

 

 

最後に,福の神が憑くことになる人を紹介します。

 

 

「人知れず他の人のためにいいことをする」

 「他人の成功を心から祝福する」

 「どんな人に対しても愛をもって接する」

 

 

福に憑かれる人になれるように,今後とも精進していきます。

 

 

人が幸せになるためにはどうすればいいのかについて,

福の神からアドバイスをもらいながら,

楽しく学べることができる素晴らしい小説ですので,

紹介させていただきます。

 

 

本日もお読みいただき,ありがとうございます。

精神科医が教える1億稼ぐ人の心理戦術

先日大阪で開催された樺沢紫苑先生の

秋のアウトプット祭りの会場で販売されていた

精神科医が教える1億稼ぐ人の心理戦術

という本を読みましたので,アウトプットします。

 

 

 

 

2009年2月に発売された本で,

樺沢紫苑先生が作家としてブレイクする前の作品ですが,

最近の樺沢紫苑先生の作品と同じくらいに質が高く,

なるほどと思う箇所がたくさんありましたので,紹介していきます。

 

 

まずは,初対面の人と会ったときに,

自分のことを覚えてもらうノウハウです。

 

 

1つ目のノウハウは,名刺交換した後,

1週間以内にお礼のメールをすることです。

 

 

 

 

人間の脳は,海馬という部分に記憶を仮保存しますが,

記憶されてから1~2週間の間にもう一度引き出されなければ,

側頭葉で長期保存されず,忘れてしまうようにできています。

 

 

そこで,初対面の人に自分を覚えてもらうために,

名刺交換した後に,1週間以内にお礼のメールを送れば,

自分のことを思い出してもらい,相手に,

自分の名前,顔,印象を記憶してもらえるのです。

 

 

私は,名刺交換した後に,1週間以内に,

こちらからフェイスブックの友達申請をして,

メッセンジャーで数回やりとりをして,

相手に自分のことを覚えてもらいます。

 

 

2つ目のノウハウは,初対面の人との共通点を発見して,

その部分を取り上げて,話題にして強調するということです。

 

 

人は自分と考え方が似ていたり,

同じ趣味を持っていたりという類似点や共通点

を持っているとより好意を抱きやすい傾向があります。

 

 

出身地が同じであったり,同じ学校を卒業していること

がわかるだけで,急に親近感がわくのは,このためです。

 

 

そこで,初対面の人とは,自分との共通点を探して,

それを取り上げて強調することで,相手との距離が縮まり,

相手に覚えてもらうことができます。

 

 

次に,クレーマー対応の極意です。

 

 

クレーマーに対しては,ふつうにいつもどおりに対応すればいいのです

 

 

 

クレーマーの対応に反応して,怒り,戸惑い,萎縮,嫌悪

といった感情反応をせずに,冷静に,平常心で,

いつもどおりの丁寧な態度,言葉遣いで対応することが重要なのです。

 

 

クレーマーの怒りに対して,自分も怒りで対応したのでは,

クレーマーの怒りがエスカレートして,問題が複雑になっていきます。

 

 

他者の特定の感情表出を知覚することによって,

自分も同じ感情を経験する現象を「情動伝染」といいます。

 

 

昨日,私が1歳7ヶ月の子供にご飯を食べさせていたら,

私の母が,私のご飯の食べさせ方がへたくそだと言ってきたので,

私は,怒って,「じゃあ,あんたが食べさせたら」と言ったところ,

私の母は,無責任やと怒ってきました。

 

 

怒りの感情は伝染するのです。

 

 

私は,怒りをぐっとこらえて,

「じゃあ,食べさせ方を変えてみるわ」と言えば,

不毛なけんかに発展しなかったのにと反省しました。

 

 

クレーマーに対しては,相手の感情に反応せずに,

「私はカウンセラーだ」と思いながら,

相手の不満を聞いてあげれば,相手はクールダウンしていくのです。

 

 

最後に,時間に付加価値をつけるという時間術です。

 

 

この時間にはどんな付加価値をつけることができるだろうか

と常に意識するのです。

 

 

テレビを見るにしても,講演会やブログのネタにならないか

と考えながら見ると,新しい発見ができます。

 

 

時間に付加価値をつけるくせができると,

遊びながら,つねにいろいろなことを学べて,

観察力が鋭くなり,新しい発見につながるのです

 

 

私は,車の移動時間を有効活用できないかを考え,

音声データを聞きながら勉強する方法を知り,

それを実践して,車の移動時間に勉強をしています。

 

 

外食の際には,接客やメニューなどを観察して,

顧客はどうしてこの店を選ぶのかを考えることで,

マーケティングの勉強をしてみようと思います。

 

 

人間関係の構築や普段の仕事に活用できる心理学を,

わかりやすく学べる一冊ですので,紹介させていただきました。

天才!~成功する人々の法則~

マルコム・グラッドウェル氏の

天才!~成功する人々の法則~」(勝間和代訳)

を読みましたので,アウトプットします。

 

 

 

 

樺沢紫苑先生も,藤原和博先生も,この本に記載されている

1万時間の法則」について紹介しており,

以前から気になっていたので読んでみました。

 

 

この本は,人はどうすれば成功するのかを,

過去の成功者の外部要因を徹底的に分析して,

天才は,本人の才能だけではなく,

才能を開花させるに至った経緯がもっとも重要である

と結論づけています。

 

 

まず,注目の「1万時間の法則」とは,どんな才能や技量も

,一万時間練習を続ければ本物になるというものです。

 

 

 

 

「世界レベルの技術に達するにはどんな分野でも,

一万時間の練習が必要だということだ」

 

 

「専門的な技能を極めるために必要なすべてのことを

脳が取り込むためには,それだけの時間が必要だというように思える」

 

 

もって生まれた才能よりも,圧倒的なたくさんの努力が重要なのです。

 

 

ビートルズは,ブレイクする前に,

ハンブルクのクラブで約1200回のライブを行い,

1万時間の演奏をして,演奏がうまくなっています。

 

 

ビル・ゲイツは,中学校時代に,無料でプログラミングを学ぶ

機会を与えられて,1万時間以上,プログラミング

に没頭していたようです。

 

 

技術が必要なものについての最低限の練習量は1万時間であり,

1万時間とは,おおむね10年ほどの期間となります。

 

 

そして,1万時間以上もの長時間にわたって

トレーニングを積むことができる機会を与えられることは,

とても素晴らしい「好機」を与えられていることなのです。

 

 

 

 

たとえ才能があったとしても,親が貧しいために,

単純労働をしなければならず,専門的な知識や技術を

1万時間学ぶ機会が与えられなければ,成功できないのです。

 

 

私は,法科大学院に通っていた3年間に,

1日約12時間勉強していたので,

12時間×363日×3年=13,140時間

勉強していたことになり,1万時間を超えています。

 

 

だから,司法試験に合格したのだと思います。

 

 

勉強時間だけで合格が決まるのではないですが,

司法試験に合格するためには,やはり1万時間以上の

勉強が必要なのだと思います。

 

 

そして,私は,大学卒業後に就職せずに,

法科大学院進学をサポートしてくれた

親が私に好機を与えてくれていたことに気づきました。

 

 

法科大学院で1万時間以上勉強できるという好機がなかったなら,

私は弁護士になっていなかったでしょう。

 

 

私は,現時点で,弁護士になって7年9ヶ月ですので,

10年までもう少しです。

 

 

10年経てば,弁護士としての能力が

飛躍的に向上するのではないかと考えております。

 

 

特別な好機が与えられて,熱心に取り組むことで

そのチャンスをものにし,その並外れた努力が社会に

認められて成功していくのです。

 

 

また,この本には,成功している人は特別な機会を与えられる

可能性がもっとも高く,さらに成功するというマタイ効果など,

子供の教育を考える上で示唆に富むことが記載されています。

 

 

親は,子供に対して,偶然を含めた好機をいかに与える

ことができるのかが,子供の成功にとって大切なのだと感じました。

 

 

成功を単なる才能や努力だけでなく,

外部要因からわかりやすく分析している,

大変興味深い本ですので,紹介させていただきました。

 

 

本日もお読みいただき,ありがとうございます。

一流になる勉強法

8月31日に,私が所属しているKCG(金沢コンサルタントグループ)

という団体で,「弁護士が語る社会人のための勉強法

という演題で講演させていただくことになり,

ここ最近,勉強法に関する本を読んできました。

 

 

本日は,最近読んだ「一流になる勉強法

という本を紹介させていただきます。

 

 

 

 

著者は,株式会社サンリの代表取締役社長で,

メンタルトレーナー,目標達成ナビゲーターである西田一見氏です。

 

 

西田氏は,私が学んだSBT(スーパーブレイントレーニング)を,

多くの方々へ教えているメンタルトレーナーです。

 

 

SBTは,脳の使い方を理解し,目標達成に向けて,

脳を活性化させていくトレーニングです。

 

 

人間の脳は,脳幹,大脳辺縁系,大脳新皮質の三層構造になっていて,

脳幹と大脳辺縁系は,IRA

(Instinct Reflex Area)

と呼ばれ,本能反射領域,動物的な古い脳のことです。

 

 

 

 

このIRAによって,人間の感情が左右され,

理屈脳といわれる大脳新皮質に影響を与えて,

無意識に人間の行動が決まっていくのです。

 

 

そこで,このIRAにプラスの記憶をいれておけば,

大脳新皮質にプラスの情報が伝達されて,

自動的にプラスの行動が生じるのです。

 

 

逆に,IRAにマイナスの記憶が蓄積されると,

なにをしても,脳の記憶データによって,

無理だ,できないという反応になってしまうのです。

 

 

このIRAにプラスの記憶をいれるために,

イメージトレーニングが重要になります。

 

 

普段から自分はできるというイメージを脳に植え付けておくのです。

 

 

具体的なプラスのイメージが脳に記憶されていれば,

脳は,そのイメージを実現しようとして,行動を促します。

 

 

脳は,目標達成したイメージを実現するために,

逆算して,今すべきことに楽しく集中することができるのです。

 

 

 

 

 

このイメージトレーニングにおいては,

脳を快にするために,プラスの出力をします。

 

 

言葉・動作・表情をプラスにすると,それが,

脳に入力されて,脳がプラス状態になり,

モチベーションがあがり,集中できます。

 

 

プラスの出力をするには,いやだな,

だるいなと思った瞬間に条件反射で前向きな返事をします。

 

 

具体的には,考えはじめる前に0.2秒で「はい」と言います。

 

 

「はい」というプラスの返事をすると,脳はプラスになります。

 

 

また,マイナスの感情になったら,頭ではなく,

体に信号を送ることで,マイナスからプラスに切り替えます。

 

 

例えば,マイナス感情がよぎりそうになったら,

ガッツポーズをして,脳のスイッチを切り替えたりするのです。

 

 

私たちの脳は,能力を眠らせています。

 

 

この眠らせている能力を活性化させて,

勉強に活かすことで,イメージどおりの人生を実現していくのです。

 

 

 

 

脳を活用した勉強法を学びたい方におすすめの一冊です。

アウトプット大全

精神科医の樺沢紫苑先生の最新作

学びを結果に変えるアウトプット大全

を読みましたので,アウトプットします。

 

 

 

 

樺沢紫苑先生は,毎日You Tube,メルマガ,

ブログ,Facebookを更新し続ける,

まさにアウトプットの神のような存在です。

 

 

そんなアウトプットの神である樺沢紫苑先生が,

これまでの人生で習得されたアウトプットの全てを,

惜しげもなく公開している素晴らしい一冊です。

 

 

そもそも,なぜアウトプットする必要があるのでしょうか。

 

 

それは,アウトプットしないと,

インプットは記憶に残らないため,

自己成長できないからです。

 

 

人間は,インプットした情報を2週間で3回以上

アウトプットしないと長期間記憶することができないのです。

 

 

人間の脳にインプットされた情報は,

海馬というところに仮保存されますが,

その情報が何度か使われると,

脳はその情報を重要な情報と判断して

側頭葉で長期間記憶します。

 

 

 

 

私の経験上,アウトプットした情報は記憶に残っていますが,

アウトプットしなかった情報は,ことごとく忘れてしまいます。

 

 

アウトプットすることで情報が記憶に残り,

知識として定着し,自己成長していくのです。

 

 

アウトプットすることで,自己成長が加速し,

圧倒的な結果が出て,人生が楽しくなります。

 

 

この本では,話す,書く,行動するの3分野で合計80

ものアウトプットのノウハウが紹介されていますが,

その中から私が気づきを得た3つを紹介させていただきます。

 

 

まずは,「質問する」です。

 

 

自分自身に質問をすることで,脳は活性化し,

必要な情報を集めてくれます。

 

 

脳に対して,事前に単語登録をしておくと,

世の中にある膨大な情報の洪水の中から,

単語登録した情報を選択的に拾ってくれるのです。

 

 

これを,「選択的注意」といいます。

 

 

この選択的注意を発動させるための事前の

単語登録が「質問する」ということです。

 

 

本を読む前に,自分はこの本から何を学びたいのかを質問して,

紙に書いてから本を読むと,脳は,本の中から

質問に対する回答をみつけてくれるのです。

 

 

また,セミナーを聞く際にも,質問を考えながら

セミナーを聞くことで,セミナーに集中できまし,理解も深まります。

 

 

そして,セミナー終了後の質問タイムで,

講師が話したそうなこと,話したりなかったこと,

講師の話のテーマを深めることを質問をすれば,

講師も周囲の参加者も喜び,みんなから感謝されます。

 

 

次に,「ぼーっとする」です。

 

 

特になんの作業もしていないぼーっとした状態のとき,

脳内では,「デフォルトモード・ネットワーク」が活発に稼働しています。

 

 

デフォルトモード・ネットワークとは,

脳のスタンバイ状態のことで,脳内で,

自分のこれからをよりよいものにしていくための

準備を整えているのです。

 

 

あえてぼーっとすることで脳が活性化して,

ひらめきである「アハ!体験」が生まれるのです。

 

 

私は,いつもあくせくしながら仕事をしていることが多いので,

今後は意識してぼーっとして,脳を活性化していこうと思います。

 

 

最後は,「始める」です。

 

 

セミナーの資料を作成しなければならないのに,

作業量が膨大なため,おっくうになって,

なかなか作業に着手できないことがあります。

 

 

そんなときは,「まず作業を始める」ことです。

 

 

作業を始めてみると,だんだん気分が盛り上がってきて

やる気がでてきます。

 

 

脳には「側坐核」という部位があり,

この側坐核の神経細胞が活動すると,

海馬と側頭前野に信号を送り,やる気がでて,

脳の調子が上がってくるのです。

 

 

側坐核の神経細胞は,5分作業することで活動を始めます。

 

 

5分やってみればやる気スイッチが入るのです。

 

 

そして,最初から100点を目指して作業を始めるのではなく,

まずは30点を目指して作業を完成させて,

その後に訂正を加えて100点に近づけていきます。

 

 

そうすることで,作業が終わったという達成感と安心感がえられて,

訂正の過程でよりよいものが完成していくのです。

 

 

脳の仕組みを知ることで,自分が成長するためのスキルが学べます。

 

 

 

今後,私は,①インプットする際に自分自身に質問をし,

②意識してぼーっとする時間を作り,

③まずは30点を目指して5分作業を始めて,

自己成長していきます。

 

 

自己成長して,よりよい人生を歩みたいことを願う方にとって

必読の書だと思いましたので,紹介させていただきました。

本を読む人だけが手にするもの

 

 

教育改革実践家である藤原和博先生

本を読む人だけが手にするもの

という本を読みましたので,アウトプットします。

 

 

 

 

なぜ本を読むといいのか?

 

 

子供から,このような質問がされたときに,

子供にわかりやすく説明できる親は少ないのではないでしょうか。

 

 

藤原先生は,膨大な読書の体験をもとに,この質問に対して,

ご自身の明確なご意見を提示しており,それが大変納得できます。

 

 

まず,わかりやすいところからいくと,

本を読むか読まないかで,報酬の優劣が決まるということです。

 

 

 

 

飲食店などのアルバイトの1時間あたりの報酬は約800~1000円,

会社員や公務員の1時間あたりの報酬は約2000~5000円です。

 

 

1時間あたりの報酬が1万円を超えるとエキスパートになります。

 

 

医師,弁護士,コンサルタントなどの専門家です。

 

 

人気の弁護士であれば,1時間あたりの報酬は約3万円,

マッキンゼーのシニアコンサルタントであれば,

1時間あたりの報酬は約8万円になります。

 

 

エキスパートは,ほぼ読書をしています。

 

 

なぜなら,知識はつねに入れ替わっていくものなので,

最新の情報を持っている人しか顧客の期待に

応えることができないからです。

 

 

さらに,さまざまな仕事のなかで,時間あたりに稼ぐ

効率が最も高いのは講演であり,一流の作家やジャーナリストは,

1時間あたりの講演の報酬は約100万円になります。

 

 

さまざまな分野で一流と呼ばれる人は,

話すだけで1時間あたり100万円を稼ぐのですが,

その根底にあるのは,聴衆を満足させるだけの知識であり,

その知識を獲得するために,例外なく本を読んでいるのです。

 

 

1時間あたりに生み出す付加価値を

あげるためには読書が欠かせないのです。

 

 

次に,本を読むことで,作者の脳のかけらを

自分の脳につなげることができるようになります。

 

 

 

 

一人の人生で,自分が見て経験できることには限界があります。

 

 

そこで,他人が獲得した脳のかけらを自分の脳に

たくさんくっつけることができれば,

自分の脳を拡張することができます。

 

 

自分とはまったく異なる他人の脳のかけらをくっつけることで,

自分の持っている脳では受容できなかったものが

受容できるようになります。

 

 

そうすることで,世界をみるための視点や知恵

を獲得することができ,読者は,世界の見方を広げて,

多面的かつ複眼的に思考できるようになります。

 

 

また,たくさんの著者の脳のかけらを自分の脳につなげば,

さまざまな脳の人と交流が可能になり,

他者と世界観を共有して,味方を増やすことができます。

 

 

味方を増やすことで,夢を実現するときに他者から

信頼や共感を得られて,信任を受けられます。

 

 

このように,読書をすることで,著者の脳のかけらを

自分の脳にくっつけることができ,知識が増加して,

自分の中にあった既存の知識や体験と化学反応を起こして,

新しい知恵がうまれてくるのです。

 

 

他人の脳のかけらを自分の脳にくっつけて,

脳を拡張させていくためには,

さまざまな分野の本を数多く読む,

乱読が適しているのです。

 

 

そして,読書をすることで,

クリティカルシンキングを磨くことができます。

 

 

 

クリティカルシンキングとは,自分の頭で考えて,

主体的な意見を持つという態度で,

本質を洞察する能力や複眼思考と呼ばれています。

 

 

物事を短絡的なパターン認識でとらえるのではなく,

多面的にとらえるのです。

 

 

マスコミの報道を一面的に捉えるのではなく,

何か裏の事情があるのではないか,

反対の立場から考えるとどうなるのか,

などと多面的に捉えることで,

自分の考えのあつみを増していくのです。

 

 

物事を多面的に捉えるためには,

できるだけ多くの考え方に触れて,

自分なりの意見を持つことが重要になるので,

クリティカルシンキングを養うためにも読書が役に立つのです。

 

 

読書をすることのメリットが大変わかりやすく説明されており,

読書をするモチベーションが一気にあがる名著ですので,

紹介させていただきました。

世界一わかりやすい差別化ブログ起業術

学歴ゼロ,資格ゼロ,職歴ゼロから年間4億円の

売上をあげている,Webマーケティングコンサルタント,

プロデューサーである仙道達也氏の

世界一わかりやすい差別化ブログ起業術

を読みましたので,アウトプットします。

 

 

 

 

 

ブログを毎日更新しているので,

ブログについて勉強しようと思い,

この本を読んでみました。

 

 

仙道氏が提唱する差別化ブログとは,

ライバルと争わなくても,自然とお客様に選ばれるブログで,

ファンが生まれて,申し込みが自然と発生するというものです。

 

 

差別化ブログを作るには,3C分析を行います。

 

 

3Cとは,

①顧客ニーズとウォンツ,

②自分の強み,

③ライバルの強みと弱み

のことです。

 

 

3Cの中の②自分の強みをみつけるには,

自分がこれまでに経験してきたことや,

実際に体験してきたことなどを全て洗い出す必要があります。

 

 

自分のことを一番理解できていないのは意外と自分自身なのです。

 

 

弁護士をしていると,自分では普通だと思っていたことが,

クライアントからしてみるとすごいことだった

という経験がよくあります。

 

 

自分を客観的にみるというのはとてもむずかしいのです。

 

 

強みは,自分の主観で決めるのではなく,

顧客から見た時に強みとなるのかを検討する必要があります。

 

 

 

 

自分が気付いていない強みに気付くために,

自分の棚卸しをする際には,次の6つの注意点があります。

 

 

①できるだけ客観的に表現する

②できるだけ具体的に表現する

③できるものは数字化する

④どんなにくだらないと思っていることでも書き出す

⑤できるだけ複数を書き出す

⑥自分で良し悪しを判断せずに書き出す

 

 

3C分析をした次に,USPを完成させて,

ベストポジションを確保します。

 

 

USPとは,

ユニーク(ライバルにない独自性),

セリング(売りポイント),

プロポジション(提案,約束すること)

の略称で,「あなただけの独自の売り」のことです。

 

 

USPを完成させるには,次の3つ視点が重要になります。

 

 

①ライバルが真似できない売りがある

②ライバルが真似したくない売りがある

③ライバルがまだ主張していない新しさがある

 

 

強烈なUSPがあると,市場において,

自社の製品やサービスの位置付けを競合他社と差別化できて,

相対的に優位な立場を構築することができるようになります。

 

 

そして,ブログでは,読者との信頼関係

を作るためのライティングが重要になります。

 

 

 

 

ブログで読者に伝えたいメッセージが

届きやすい流れを作るために,次の

文章構成テンプレートが役に立ちます。

 

 

①問題点の提示

②解決策,結論

③理由(体験談,具体例,ストーリー)

④解決策,結論

 

 

また,次のことを意識することで,

ライバルは書けないけど読者が欲しがっている

文章を書けるようになります。

 

 

「発信する情報に出し惜しみをすることなく,有料並みの記事を書く」

「その情報がライバルよりも一歩先に進んでいて,しかも具体的である」

「ありがちな主張から対極のポジションをとる」

 

 

なぜブログが重要なのか,

どのようなブログにすればいいのか,

どのようにして文章を書けばいいのか

といった,ブログに関する様々な疑問に対して,

詳細かつ具体的に回答してくれる素敵な本です。

 

 

ブログをしている人に一読してもらいたい

本として紹介させていただきました。

仕事の思想

田坂広志先生の「仕事の思想~なぜ我々は働くのか~」

という本を読みましたので,アウトプットします。

 

 

なぜ我々は働くのか」という問を考えながら,

こころに抱くべき仕事の思想を探求していくという名著です。

 

 

仕事の思想を考えるときに最初に突き当たる問があります。

 

 

仕事の報酬とは何か

 

 

まずは,「仕事の報酬は給料」という世界です。

 

 

稼いだ給料で自分の好きな人生を送るというものです。

 

 

次に,仕事に一生懸命取り組んでいくと,

すこしずつ仕事のスキルやノウハウが身について,

仕事の能力が磨かれていきます。

 

 

自分のプロフェッショナルとしての能力が

確実に高まっていくことに対して,

実感と満足感を持つことができるのです。

 

 

この段階が「仕事の報酬は能力である」という世界です。

 

 

仕事のスキルやノウハウを磨いていくと,

自分がやりたかった,やりがいのある仕事に取り組めるようになります。

 

 

この段階が「仕事の報酬は仕事である」という世界です。

 

 

最後は,「仕事の報酬は成長である」という世界です。

 

 

 

我々は,仕事をとおして,ひとりの人間として

成長することができ,その成長を実感して

喜びを味わうことができます。

 

 

人間として成長すると,

こころの世界が見えるようになってくる」のです。

 

 

こころの世界が見えるとは,顧客や職場の仲間の気持ち

がわかるようになり,「うまく働くこと」ができるようになります。

 

 

我々は,「仕事の報酬は成長である」ことを

見誤らないようにしないといけません。

 

 

では,人が成長するにはどのような方法があるのでしょうか。

 

 

一つは,夢を語り,目標を定めることです。

 

 

 

 

夢を本気で語ることで,人間は成長していくために

力を振り絞ることができます。

 

 

また,人間は,目の前に明確な目標があるから,

それに向かって力を振り絞ることができて,力が伸びていくのです。

 

 

そして,夢や目標を人前で堂々と語ることで,

おのずとその発言に対して責任を負い,

自分自身を追いつめて成長することにつながるのです。

 

 

もう一つ成長する方法があります。

 

 

それは,顧客を鏡として見ることです。

 

 

顧客は我々の成長の鏡なのです。

 

 

 

 

文句や不満を言ってくる厳しい顧客は,

その文句や不満を通じて,私たちの未熟な姿や

誤ったこころの姿勢を鏡のように映し出してくれる,

優しい顧客なのです。

 

 

本当に怖いのは,黙って去る顧客です。

 

 

黙って,こちらの仕事の能力がないと判断して

去っていくので,顧客が気持ちのなかに抱いている

不満やクレームが見えないからです。

 

 

この黙って去る顧客に対して,こころを澄ませて,

注意深くみると,かならずその文句や不満を

無言のメッセージ」として発しているので

これに気づく力量をもつ必要があります。

 

 

無言のメッセージを聞くためにも,

細やかな気配りや繊細な感受性,

さらには鋭い直観力や深い洞察力など,

人間としての高度な能力が求められます。

 

 

仕事の報酬は成長である」ことを理解し,

夢を語り,目標を設定し,

顧客を鏡とすることで,

私たちは成長していくことができます。

 

 

仕事について深く考え,多くの気づきを

与えてくれる名著として紹介させていただきます。

2000人の崖っぷち経営者を再生させた社長の鬼原則

私が365日ブログを更新するきっかけ

を与えてくれたのが,板坂裕治郎師匠です。

 

 

(板坂裕治郎師匠)

 

私は,板坂師匠のブログセミナーに参加し,

365日ブログを書いたら,圧倒的な自信がついて,人生変わるでぇ。」という,板坂師匠のメッセージにひかれて,

ブログを毎日更新するようになりました。

 

 

その板坂師匠が,これまでの中小零細弱小家業の社長を

再生させてきた経験をもとに,ご自身の思考法や,

具体的な経営のノウハウをふんだんに盛り込んだ本

を初めて出版されました。

 

 

その本が,

2000人の崖っぷち経営者を再生させた社長の鬼原則」です。

 

 

 

 

板坂師匠は,社長の4大疾病である

「怠慢」,「傲慢」,「自堕落」,「無知」

を克服するために,社長が学ぶべき経営の具体的なノウハウ,

お金との付き合い方などを,この本で分かりやすく解説しています。

 

 

なぜ分かりやすいのかといいますと,

板坂師匠の過去のすさまじい失敗体験が赤裸々に語られたうえで,

板坂師匠が過去の失敗体験から学んだ教訓を,

自分自身の言葉で(人情味のある広島弁で)熱く語られているので,

圧倒的に共感できて,自分のこととして納得できるからなのです。

 

 

板坂師匠は,過去にヤミ金などから1億円の借金をして,

倒産寸前までに追い込まれたにもかかわらず,

見事復活し,今も借金返済を継続しながら,

多くの中小零細弱小家業の社長の

コンサルタントとしてご活躍されています。

 

 

この強烈な失敗体験があるからこそ,

同じ境遇にある中小零細弱小家業の社長の苦難がよく分かり,

ご自身が体得した経営のノウハウを,

圧倒的な自信に裏付けられた自分のメッセージで表現できるので,

相手に共感されて伝わるのです。

 

 

さて,この本を読んで,私が得た気づきをアウトプットします。

 

 

まずは,人との出会いを増やすことの重要さです。

 

 

人生には何回か大きなチャンスが巡ってきますが,

そのチャンスの種は必ず出会った誰かが持ってきてくれます。

 

 

チャンスの種はいつも新たに出会った人が運んできます。

 

 

そのチャンスの種をつかんで,

次につなげられるかは自分の力量によりますが,

チャンスを与えてくれるのは必ず他の人なのです。

 

 

チャンスの種をつかむためには,

多くの人と出会った方が,確率があがります。

 

 

そのため,多くの人と出会うことが重要になります。

 

 

 

 

人は成長するから,付き合う人も,

自分を取り巻く環境も変わっていくのです。

 

 

自分のことを振り返ると,私は大学3年生のときに,

インターンシップで法律事務所で職場体験したことが,

弁護士になるきっかけを与えてくれました。

 

 

自分からインターンシップに応募して,

インターンシップ先の先生に出会わなければ,

今の自分はなかったのです。

 

 

今は,子育て中で時間的な制約がありますが,

タイムマネジメントをしっかりして,新しい出会いを創造していきます。

 

 

次に,経営は「想い」と「経済力」の両輪でうまくいくことです。

 

 

金儲けだけでは,会社の経営はうまくいきません。

 

 

社長が経営者としての自分の熱い想いを

見える化して公表していれば,社員や取引先に共感が生まれて,

経済力のトラブルが生じても協力者が現れて,

社長の覚悟が決まり,社長自身が変化して,苦難を克服できるのです。

 

 

板坂師匠は,

熱い想い→見える化→公表→共感→協力者→覚悟→変化

を「人生が変わる7つのステップ」と表現しています。

 

 

私は,自分が弁護士になろうと決意したときの熱い想いを,

今一度振り返り,自分の強みを掘り下げて,

見える化して公表していきます。

 

 

そして,知識を体験とミックスさせて智恵に変えることです。

 

 

知識をインプットして,頭の中で考えているだけでは,

時間だけが過ぎていき,機会を失うことがあります。

 

 

知識を借り物ではなく,確固たる自分のものにしていくためには,

自らの言葉としてアウトプットしていかなければなりません。

 

 

アウトプットした知識だけが,

自分の耳に帰ってきて頭の中の本棚にきれいに整理されます。

 

 

この作業を繰り返すから知識が自分の血となり肉となります。

 

 

失敗を恐れずに,行動しながら考えて,失敗から学べばいいのです。

 

 

まずは,動くことです。

 

 

私は,インプットが多い傾向にありますので,

ブログなどをつうじてアウトプットの比率をあげていきます。

 

 

人生をどう生きるかという根本的なところまで考えさせられる名著です。

 

 

中小零細弱小家業の社長の必読の一冊として紹介させていただきます。

いい緊張は能力を2倍にする

精神科医の樺沢紫苑先生の最新刊

「いい緊張は能力を2倍にする」を読みましたので,

気づきをアウトプットします。

 

 

 

 

この本には,緊張をコントロールし,緊張を味方につけて,

最高のパフォーマンスを発揮できるようになるためのノウハウが

脳科学と心理学に裏付けられた知見をもとに,

分かりやすく説明されています。

 

 

私は,仕事柄,人前で話すことに慣れていて,

そんなに緊張する方ではないのですが,

樺沢先生の著書を何冊も読んでいると,

重要な部分を何回も復習することができて,知識が定着します。

 

 

また,最近,SBT(スーパーブレイントレーニング)や

NLP(ニューロンランゲージプログラム)

で脳の仕組みを学んだので,

そこで得た知識と樺沢先生の著書

に記載されている内容が合致して,

さらなる学びになりました。

 

 

さて,「適正緊張」という,

最も高いパフォーマンスができる状態になるには,

①副交感神経を優位にする,

②セロトニンを活性化する,

③ノルアドレナリンをコントロールする,

という3つことを実践すればいいのです。

 

 

 

これらの中から,私の気づきを

3つ紹介させていただきます。

 

 

まずは,深呼吸と笑顔です。

 

 

深呼吸をすることで,副交感神経を

優位にすることができます。

 

 

ここで重要なのは,正しい深呼吸を

いつでもできるように,普段から正しい

深呼吸の練習をしておくことです。

 

 

正しい深呼吸の方法とは,次のとおりです。

 

 

1 全て息を吐ききる

2 細く長く吐く

3 腹式呼吸(横隔膜を上下させる)

4 呼気は吸気の2倍以上の時間で

5 10秒以上かけて吐く

 

 

 

この正しい深呼吸を普段の生活で練習して習慣化します。

 

 

特に,負荷がかかったり,

ストレスが強い状況で深呼吸の練習をすると,

より実践的な深呼吸を身につけることができるのです。

 

 

私は,次に妻とケンカをした際に,

正しい深呼吸をして,怒りの感情をコントロールして,

ストレスを最小限にとどめていきます。

 

 

笑顔になれば,副交感神経が優位になり,

またセロトニンが活性化するので,

普段から笑顔になるトレーニングが必要です。

 

 

樺沢先生は,ひげ剃りをしているときに

鏡を見ながら笑顔トレーニングをしているようです。

 

 

私は,ひげが濃い方で,ひげ剃りをする時間が長いので,

ひげ剃りの時間を利用して,早速,

鏡を見ながら笑顔のトレーニングを始めました。

 

 

弁護士は,接客の機会が多いので,

クライアントに笑顔で接すれば,

法律問題で悩んでいるクライアントが

少しでも安心すると考えます。

 

 

次に,ポジティブな言葉をつぶやくと,

緊張しすぎを緩和することができます。

 

 

ポジティブな言葉を口に出して発することで,

よいことが起こることをアファメーションといいます。

 

 

私は,フォトリーディングという読書法を学んだときにはじめて,

アファメーションを知りましたが,

アファメーションを唱えることで,

自然とリラックスできたり,やる気がでたりします。

 

 

これを脳科学的に分析すると,

アファメーションによって自分に言い聞かせたことで,

脳の中の脳幹毛様体賦活系(RAS)という部位が活性化し,

目標達成の情報が集まり,

それが過去の知識や体験と結びついて,

実際に発した言葉が実現するのです。

 

 

日頃から,ポジティブな言葉を発することを習慣化すれば,

自分の状態や感情を自分でコントロールできるようになれるのです。

 

 

「私は,ワクワクしている」

「私は,~までに~という目標を達成している」

というポジティブな言葉をつぶやくことを習慣にしていきます。

 

 

最後に,プレゼンをする際には,聴衆に感謝するということです。

 

 

聴衆は,貴重な時間を割いて,

自分の話をわざわざ聞きに来ていただいているので,

そのことに感謝すれば,その方々のために,

一生懸命にプレゼンをして,何かを持ち帰ってもらおう

という気持ちになり,我欲が消えて,

謙虚な気持ちでプレゼンを実施できます。

 

 

私は,次からプレゼンをする際に,

聞きに来ていただいた方々に対して,

感謝の言葉を伝えてから,プレゼンを実施します。

 

 

日々の生活で実践し,習慣化すれば,

圧倒的な自己成長ができるノウハウが満載の本ですので,

一読をおすすめします。