2022ーこれから10年,活躍できる人の条件
神田昌典先生の「2022ーこれから10年,活躍できる人の条件」
という本を読みましたので,アウトプットをします。
先週,福井で開催された2022全国縦断ツアーに参加してきました。
私は,2016年から毎年参加しているので,
今年で3回目の参加になります。
年初に,神田先生から,最新のビジネスの潮流を学び,
そこに集うやる気に満ちあふれた方々と交流することで,
いつも大きな刺激を受けています。
今年の2022講演で一番印象に残ったのは,
コマーシャルインサイトという言葉です。
これは,顧客に自社以外の選択肢を忘れさせるほど
購買プロセスに決定的影響力ある視点のことをいいます。
私の理解では,批判の声に耳を傾け,自分の鏡に映し出すことで,
気づいた自分の価値や強みをもとに,顧客の異なるニーズに対して,
視点を変えて商品を提供するということです。
さて,毎年新しい気づきをえられる2022講演ですが,
この講演の原点になっているのが,この本です。
歴史は70年周期で回っており,2012年から2022年の間に,
大きな歴史の転換期がくることが予想されるので,
引き継ぐべき価値観と捨てるべき価値観を見極めた上で,
日本人として,個人がどのような選択をしていくのかについて,
わかりやすく記載されています。
私が,この本の中で一番学んだことは,
神田先生が息子に伝えた3つのやるべきことです。
1つ目は,海外留学をし,英語と中国語を学ぶことです。
外国語を集中して学べるのは,20代までであり,
英語と中国語に抵抗をなくしておくために,若いうちに,
海外で生活する経験を積ませることが重要なのだと思います。
2つ目は,ボランティア体験です。
日常が大きく欠落したとき,はじめて自分を見つめ直すことができ,
欠落の中で,自分が世界で埋められるものは何かに気付かされるのです。
私は,最近,災害ボランティアにいけていないのですが,
学生の頃は,災害ボランティアをして,自分は,この世の中に対して,
何ができるのかを自問自答したことを思い出しました。
3つ目は,優秀な人材が集まる場所の空気を吸うことです。
優秀な人材が集まる場所の空気を吸うことで,
自分のセルフイメージを大きく引き上げることができ,
そのセルフイメージが未来の自分を作るのです。
朱に交われば赤くなるというように,私も,
自分よりも優秀な方々と交流していくことで,
自分が成長していったことを実感しています。
今年,私は,2児の父親になったので,
この3つについては,子供が大きくなったら,
伝授していきたいと思います。
そして,私は,この本から,人生の節目を
考えることの大切さを学びました。
人間は,7年ほどの節目で,必要な体験を
積むことを心がけるといいようです。
現在,私は,35歳で,29~35歳の時期は,探求者の時期です。
探求者とは,自分自身の強みを見出したり,
自分の専門分野を深めていく時期です。
私にあてはめてみると,弁護士の扱う分野の中でも,
労働事件を専門として深めてきました。
次の36~42歳の時期は,破壊者の時期です。
探求者の時期に創った自分を壊して,新しく成長していくのです。
今までの自分に固執するのではなく,
改めて自分自身のビジョンを描き直すタイミングなのです。
私は,これから破壊者の時期に突入していきますので,
これまでの自分をどう壊して,新しい自分として成長していくのかを,
模索していきたいと思います。
自己成長したいビジネスマンにとって,
大変学びになる本ですので,紹介させていただきました。
本日もお読みいただきありがとうございます。
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