樺澤紫苑先生の最新作「行動最適化大全」の本を読みました。

この本は、冒頭の110ページに、
この本の要点をイラストでわかりやすく解説し、
後半の部分で詳細な説明が記載されているので、
イラストでイメージをつかんでから文書を読み進めることで、
理解が深まる仕組みになっています。
冒頭の110ページを全部イラストにしているビジネス書は、
私にとって初めてでしたので、
新しいことにチャレンジしていく樺澤先生の姿勢に感銘を受けました。
この本の中には、毎日の様々な場面で、
行動をどのように変えれば、人生がよりよくなのるかが、
わかりやすく記載されておりまして、この中から、
私が得られた気づきを紹介させていただきます。
まず1点目は、朝、目覚めたときに、
布団の中で実施する健康チェックとその日のスケジュールをイメージすることです。
私は、目覚ましが鳴ってもすぐに布団からでることができず、
あと10分と思いながら、目覚ましをとめて、ずるずると寝てしまいます。
この本によりますと、15分起床時間を延ばしても、
疲労回復効果は全くないようです。
二度寝すると疲労回復効果があると勝手に解釈して、
二度寝した自分を正当化していましたが、
二度寝を改善して、すぐに起床するのがよいのです。
とはいえ、すぐに布団からでるのは大変なので、
布団にはいったまま、目だけは開けたままにして、
自分の体に意識を向けて、疲れはとれているかといった健康チェックをします。
また、一日の予定を思い出して、仕事で何をするのか、
仕事が終わってから何を楽しむのかを脳内でリハーサルをします。
このようなことをしているうちに、自然に覚醒するのです。
これを起床瞑想といいます。
この本を読んでから、起床瞑想を実践していますが、
ついつい二度寝してしまう日も多いのが現実です。

朝目覚めたら、すぐに起床瞑想に移行して、二度寝せずに、
サッと起きて、爽やかに一日をスタートできるように実践していきます。
2点目は、休憩時間にスマホを見ないです。
私は、仕事の合間に意識して休憩時間をとるようにしていますが、
その休憩時間に、ついついスマホを見て、
何かメッセージが届いていないかチェックしてしまいます。
しかし、普段の仕事で、パソコンを使って、目と脳を酷使しているのに、
休憩時間にも、スマホを見ていては、目と脳を休めることはできません。
なんとなく惰性でスマホを見てしまいますが、
スマホを見ても目と脳は休んでいないので、
外に出て少し散歩するや、ストレッチをするなどして、
目と脳を休める休憩時間の使い方に切り替える必要があると考えました。
休憩時間についついスマホを見てしまう習慣を変えていきます。

3つ目はポジティブな会話を増やすことです。
例えば、仕事から帰ってきて、妻から、色々愚痴を言われたとします。
愚痴なので、ネガティブな言葉が多く含まれています。
ネガティブな言葉を浴びていると、
潜在意識にネガティブな想念が蓄積されて、
ネガティブな発想になってしまいます。
これを避けるために、会話の相手にネガティブな言葉が多いときには、
自分からポジティブな言葉を多く話して、
ネガティブな言葉を中和すればいいのです。
これからは、ネガティブな話を聞いても、
ポジティブな言葉を多く使って、
会話におけるポジティブな言葉の割合が増えるようにしたいです。
コミュニケーションについては、他にも、
Iメッセージという「私はこうしてくれるとうれしい」という思いをのせると、
相手は動いてくれる確率が増すので、Iメッセージを意識的に使用したいです。
多くの人にとって、人生をよりよく生きるためのヒントが盛りだくさんなので、
紹介させていただきました。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。