まず、人を喜ばせてみよう

1 人を喜ばせる大切さ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読書のすすめというすごい本屋の経営者である、清水克衛先生の著書、「まず、人を喜ばせてみよう」という本を読みました。

 

先日、東京出張の際に、読書のすすめのお店へ行き、清水先生と直接お会いすることができました。

 

普段の生活では、きっと出会えなかった本を紹介していただき、視野が広がりました。

 

清水先生の優しさに触れることができて、とても嬉しかったです。

 

今回は、この本を読んで、私が気づいたことを3つご紹介させていただきます。

 

1点目は、本のタイトルのとおり、人を喜ばせることの大切さです。

 

人を喜ばせると、その人の喜んだ姿を見て、自分が嬉しくなって、喜びます。

 

結果として、自分の喜びが増えるので、心が豊かになります。

 

心が豊かになると、人には輝きが生まれます。

 

この輝きが人を惹きつけるオーラになり、魅力的な人間になるのです。

 

すなわち、人を喜ばせることをしていると、自分が魅力的になって、成長することにつながるのです。

 

では、人を喜ばせるにはどうすればいいのでしょうか。

 

最も簡単に、人を喜ばせる方法は、毎日笑顔でニコニコしていることです。

 

自分が明るい笑顔で、相手と接していると、相手も嬉しくなって、笑顔になります。

 

自分に辛いことや悲しいことがあったとしても、笑顔を作る。

 

心とは逆のことをしていると、心は体につられてくるので、辛い時に、笑顔でいると、辛いことが軽減していくのです。

 

また、元気で明るい大きな声で話すことも、人を喜ばせることにつながります。

 

明るくて元気な態度で接していると、相手を元気にすることにつながります。

 

人を喜ばせることを意識して、笑顔で、元気で明るい声で、人と接していきます。

 

2 頼まれごとを断らない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2点目は、頼まれごとは絶対に断らないことです。

 

清水先生は、「頼まれごとっていうのは、自分のこうしたい、ああしたいっていう小さなこだわりの外からやってくるものです。だからそれは、神さまの声のようなものだと考えることです。」と説いています。

 

頼まれごとがあると、今の自分にできるかしらと考えてしまい、引き受けることをためらってしまいます。

 

でも、頼まれごとを断っていたら、自分の殻を破ることができず、成長できないことにつながります。

 

清水先生は、「今までやったことがないような頼まれごとをされたらチャンス。絶対に断っちゃいけません」と説いています。

 

今の自分にできるかしらと考えてしまう頼まれごとこそ、自分を成長させるための、神様から与えられた成長のチャンスと捉えて、引き受けると、道が開けそうです。

 

頼まれごとは、試されごとと捉えて、特に、今までやったことがない頼まれごとをされた時には、びびらずに、引き受けていきます。

 

3 自分得するためだけに本を読まない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3点目は、自分が得するためだけに本を読まないことです。

 

清水先生は、「おすすめなのが、自分の成功のために本を読むってことを卒業して、人に教えてあげるために本を読むって方法なんです」と説いています。

 

つい、私は、自分の成長のために、読書をしていたのですが、読書をして得た知識を、他の人にシェアすることで、自分が読書から得た知識がより深くなります。

 

結果として、読書の内容をシェアすることで、相手の知識が増えて、双方にメリットが生まれます。

 

すなわち、アウトプットを前提とした読書をするのが効果的なのです。

 

私は、読書で学んだことを、人にシェアしていこうと思います。

 

人を喜ばせることの大切さを学べるおすすめの一冊です。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

紹客紹福の法則

1 顧客との人間関係の構築を大切にする

 

私が尊敬している、名古屋の弁護士北村栄先生からご紹介いただいた、小阪裕司先生の著書「紹客紹福の法則」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近では、どうやったら売上が短期的に伸びるのかということにフォーカスがあたっていますが、この本では、売上を伸ばすための本質的なことが記載されています。

 

まさに、商売の大切な原理原則が記載されているのです。

 

今回は、この本を読んで、私が気づいたことを3点、ご紹介させていただきます。

 

1点目は、顧客との人間関係の構築を大切にすることです。

 

売上を上げるためには、①新規顧客の数を増やす、②単価を上げる、③既存顧客にリピートしてもらう、といったことが挙げられます。

 

そして、ついつい目先のことばかり考えてしまい、①新規顧客の数を増やすことばかりを考えてしまいます。

 

しかし、この本では、③既存顧客との人間関係を大切にすることが説かれています。

 

既存顧客との人間関係を育むことで、既存顧客が口コミや紹介を増やしてくれる、最強の営業マンとなり、売上が伸びるのです。

 

既存顧客との人間関係を育むための具体的な方法は、顧客名簿と、ニュースレターです。

 

顧客名簿を作成することで、顧客にはたらきかけることができる、ニュースレターを送付することができます。

 

ニュースレターには、個人的な出来事や所感を語り、親しみをもってもらいます。

 

ニュースレターを送付することで、顧客とのつながりを絶やさないようにするのです。

 

この活動は地道で、なかなか売上にすぐに結びつかないのですが、ニュースレターを定期的に送付することで、信頼関係が積み重なり、ある時、売上につながるのです。

 

顧客とのコミュニケーションで大切なのは、接触回数なので、定期的にニュースレターを送付するのは、顧客との信頼関係を構築するのに効果的なのです。

 

弁護士は、こういったニュースレターを送付することはほとんどないので、売上を伸ばすための方策として、私も、ニュースレターを送付することを検討してみます。

 

2 顧客に説明することの大切さ

 

2点目は、顧客に対して、説明することの大切さです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この本では、さんまの値段についての面白いエピソードが記載されていました。

 

さんま一匹130円と、さんま一匹150円の二匹のさんまが売られていた場合、顧客に与えられている情報は値段だけなので、130円のさんまを買います。

 

しかし、この値段の差はなんなのかについて、情報が顧客に伝われば、顧客の行動は変化します。

 

すなわち、150円のさんまは、背が厚く、脂のりがよいので、価格が高いという情報が顧客に届けば、150円のさんまを購入する顧客は増えるはずです。

 

すなわち、売り手の情報発信が不足しているので、顧客が買うべき理由がわからず、顧客は、安い方を買ってしまうのです。

 

このさんまの背が厚い方が、脂のりがよいという情報は、魚屋にとって当たり前かもしれませんが、消費者にとっては、全く知らない情報です。

 

こういった専門的な情報を、顧客に対して、発信していけば、顧客は、買うべき理由を理解して、購入してくれるのです。

 

顧客に対して、買うべき理由を情報発信すれば、価格以外の理由で顧客は買うので、価格競争に巻き込まれずに、客単価が増えます。

 

顧客に対して、買うべき理由を情報発信していきます。

 

3 効果的なプレゼント

 

3点目は、効果的なプレゼントです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人にプレゼントを贈ろうとする場合、なにが最適なのかについて、あれこれ悩むものです。

 

この本では、人が一番もらってうれしいものは、けっして高価なものではなく、自分のことを気遣い、大事に思ってくれている気持ちなのだと記載されています。

 

確かに、自分のことを考えてくれているなぁと実感できるプレゼントは、もらって、とても嬉しいです。

 

大事に思ってくれている気持ちを伝えるためには、一見何でもないものを贈りつつ、なぜ私があなたにこのなんでもないものを贈りたいのかという気持ちを伝えるのが重要なのです。

 

この本では、洋菓子店が花の種のプレゼントを、花言葉を書いたレターと一緒に送付していることが記載されていました。

 

あなたになぜこれを差し上げたいかという気持ちが、花言葉を通じて伝わるのです。

 

プレゼントを贈る時には、相手に対して、自分の気持ちが伝わることを意識していきます。

 

商売の原理原則が学べる名著ですので、紹介させていただきました。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

5%の人

1 心の成長

 

私が尊敬している、名古屋の弁護士北村栄先生からおすすめしていただいた、「5%の人」(著者:清水克衛氏)という本を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5%の人というタイトルが興味深いです。

 

5%の人というのは、95%の大衆の常識に左右されない、自分の信念を貫き通す人のことです。

 

人は、95%の大衆の意見に左右されて、自分はこんなものだと自分の可能性に蓋をしてしまって、成果をだせないことがあります。

 

5%の人は、苦難が押し寄せてきても、自分が成長するための機会だと捉えて、チャンスに変えていきます。

 

大衆の意見に左右されずに、強い信念を持ち、成長していく5%の人になるためのヒントが書かれている名著です。

 

今回は、この本を読んで、私が気づいたことを3つ紹介します。

 

1つ目は、心の成長です。

 

5%の人になるためには、心を成長させなければなりません。

 

人は、経験や体験を通じて、心を下→中→上という順番で成長させていきます。

 

そういった経験や体験は、その人にとって必要なときに、必要なタイミングで現れます。

 

まさに、神様からの心の昇進試験のようなもので、問題の出題範囲や難易度も含めて、その人に必要かつ解ける問題しか出ないのです。

 

確かに、弁護士になってから、数々の経験や体験をしてきましたが、その時々で、自分にとって必要な試験がだされていたように思います。

 

胃が痛くなるような難しい交渉事件を担当していた時、とても辛かったのですが、弁護士としての成長を実感していました。

 

また、依頼者との関係がうまくいかず、事件を降りた後に、似たような事件を担当することになり、解けない宿題は追いかけてくることを実感しました。

 

この試験や宿題をクリアしないと、次に進めないと理解し、なんとか次の事件を解決しました。

 

振り返ってみると、このような心の試験が出てきた時に、全て自分の責任と捉えて対処した時には、うまくいきましたが、他人の責任にしていた時には、うまくいかなかっと感じています。

 

起きた出来事を自分の責任として捉えることで、心を成長させることができるのです。

 

何が起きても自分の責任であると捉える修行を積み重ねていきます。

 

2 人を喜ばせる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つ目は、人を喜ばせるです。

 

5%の人は、見返りを期待せずに、人を喜ばせる行動をします。

 

このように、他人を喜ばせる力、すなわち、他喜力を備えた人が成功するのです。

 

とはいえ、なかなか、最初から、見返りを期待せずに、人を喜ばせるという領域に達するのは難しいです。

 

人間ですから、見返りを期待するぐらいはよく、まずは人を喜ばせてみる。

 

見返りがなくてもがっかりせず、人を喜ばせようと努力を続けるのです。

 

この人を喜ばせようとする過程で、意識するといいのが、家族意識をもつことです。

 

家族ではない、友人や仲間に対して、身内のように家族意識をもって接するのです。

 

落ち込んでいる人がいたら、声をかけて、話を聞き、時には励ましてみる。

 

他人の関心に対して、関心を持てば、どのように接すればいいのかが、みえてきます。

 

毎日、誰かを喜ばせる生き方を実践していきます。

 

3 本で読んだ知識を行動につなげる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、本で読んだ知識を行動につなげることです。

 

本は心の栄養です。

 

知識だけでは、頭が太り、心が痩せていきます。

 

本を読んで知識を得たら、行動に移して、知識を消化します。

 

知識を消化すれば、心が空腹感を感じて、また本を読みたくなるのです。

 

行動という消化活動が大切なのです。

 

本を読んで、自分に役立つことを実践してみたり、本から学んだことを、人に教えることが消化活動につながります。

 

特に、本を読んで、この人に役立つと思ったならば、その人に本の内容を教えれば、喜んでもらえますし、自分の理解も深まります。

 

人生で大切なことを教えてもらえる名著ですので、紹介させていただきました。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

金持ち父さん、貧乏父さん

1 資産の重要性

 

ロバート・キヨサキ氏のベストセラー作品である「金持ち父さん、貧乏父さん」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、最近、お金に関する勉強をしています。

 

 

日本では、教育過程で、お金の勉強をしないので、豊かな人生をおくるためには、お金の勉強をする必要があると考えて、お金に関する本を読むようにしています。

 

 

そのような過程で出会ったのがこの本です。

 

 

世界的な名著と言われるだけあって、豊かな人生を送るためのお金の哲学が、わかりやすく記載されています。

 

 

今回は、私がこの本を読んでえた気付きを3つ紹介します。

 

 

1つ目は、収入を生む資産を持つことの重要性です。

 

 

ロバート・キヨサキ氏は、次のように説きます。

 

 

「資産と負債の違いを知り、資産を買わなければならない」

 

 

「金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む」

 

 

「資産は私のポケットにお金を入れてくれる。負債は私のポケットからお金をとっていく」

 

 

この考えは、とてもシンプルでわかりやすいです。

 

 

例えば、住宅ローンで自宅を購入した場合、毎月、住宅ローンの支払いのために、預金からお金が流出していきます。

 

 

自宅は資産のようにみえますが、時間の経過とともに価値は下落し、住宅ローンを返済するころには、価値があまり残っていないということがあります。

 

 

また、自宅には、自分が住んでいるので、当然ですが、賃料収入はありえません。

 

 

そのため、住宅ローンで自宅を買った場合、資産ではなく、負債になります。

 

 

他方、他人に貸すアパートを住宅ローンで買った場合、毎月の住宅ローンの返済よりも、賃料収入が上回る場合、収入が増えますので、資産になります。

 

 

このような資産があれば、資産から生まれる収入を次の投資に回すことができて、どんどん豊かになれるのです。

 

 

考えてみれば、単純な話ですが、私は、収入を増やすことばかり考えており、資産を増やすという発想ができていませんでした。

 

 

収入が増えれば、生活が豊かになると思っていましたが、収入が増えれば、それにあわせて、生活水準が上がるので、支出が多くなります。

 

 

収入が増えても、支出が増えて、収入と支出が同じ程度であれば、もっと収入を増やさなければならないという焦燥感にかられて、豊かな人生とはいえません。

 

 

収入が増えたならば、収入を生むための資産に投資して、資産を増やして、収入を増やしていくことで、豊かな人生に近づけるのです。

 

 

資産を増やす大切さがわかったので、不動産投資の勉強をしたいと思います。

 

 

2 会社で節税

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2つ目は、会社を作って節税することの大切さです。

 

 

私は、役員報酬をいただいていますが、給料明細をみるたびに、所得税と住民税からずいぶん控除されていて、手取りがだいぶ少なくなっているなぁと実感しています。

 

 

このような税金について、ロバート・キヨサキ氏は、次のように説きます。

 

 

「金持ちは中流以下の人間と同じルールではゲームをしない」

 

 

「金持ちと中流以下の人間を分け、金持ちをはるかに有利な地位に立たせているのは、会社という法的な組織が持つ力についての知識だ」

 

 

「会社の所得税率が個人の所得税率よりも低かったのだ」

 

 

「会社の場合、支出の一部は経費として、税を支払う前の収入から差し引くことができた」

 

 

私は、税金のことを詳しくわからないのですが、ざっとネット検索した情報によると、所得税率は所得が高くなるほど、税率が上がるのですが、法人税は、税率がある程度一定のようです。

 

 

そのため、所得が高くなって、税率が法人税よりも高いならば、法人税の税率のほうがおとくになるわけです。

 

 

また、個人は、収入から税金が控除された残りの金銭で生活のやりくりをしますが、会社は、収入を得たら、そこから経費を差し引き、残ったお金に税金が課せられるのです。

 

 

経費として落とせる支出があれば、合法的に、支払う税金を少なくすることができるわけです。

 

 

税金は大切ですが、必要以上に支払うべきではないと思いますので、この会社を利用した節税対策は魅力的です。

 

 

税金の勉強をして、会社の活用方法を考えます。

 

 

3 与える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3つ目は、与えることの重要性です。

 

 

ロバート・キヨサキ氏は、次のように説きます。

 

 

「本当の金持ちになるためには、もらうだけではなく、与えることもできなければならない」

 

 

「お金を与えることは、巨富を誇る一族の富を維持するための秘訣でもある」

 

 

「ほしいものをまずだれかに与えれば、それが増えて返ってくるということだ」

 

 

「自分がいま持っているものを出し惜しみせず、気前よく人に与えること」

 

 

この与えるものは、なにもお金である必要はありません。

 

 

相手にとって必要な情報だったり、愛情など、目に見えないものでもいいのです。

 

 

まずは、自分から与える。

 

 

与えるとそれが倍になって返ってくる。

 

 

与える際に、つい見返りを考えてしまう自分がいますが、りくつぬきにして、与えてみる。

 

 

後輩に、食事をおごる、自分の知識や体験を教えるなどして、人に与えることを実践していきます。

 

 

お金の哲学について学べる、世界的な名著ですので、お金の勉強をしたい方に、超おすすめの一冊です。

 

 

今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。