朝の時間を有効活用することで仕事効率をあげる

本日は,私が毎朝実践している時間術

について紹介していきます。

 

 

私は,精神科医の樺沢紫苑先生の著書「神・時間術」

に記載されている朝の時間の使い方を,そのまま実践しています。

 

 

 

まず,朝起きてから2~3時間が

脳のゴールデンタイムと言われています。

 

 

朝起きてから2~3時間の時間帯は,

脳内が非常に整理されています。

 

 

睡眠中に頭の中が整理整頓されているので,

朝起きた直後の脳は,

「片付けられて何も載っていないまっさらな机」

のような状態になっています。

 

 

片付けられて何も載っていないまっさらな机

の状態であれば,広々とスペースが使えるので,

仕事の効率があがります。

 

 

そのため,朝起きてから2~3時間が

最も脳のパフォーマンスが高い時間帯になるので,

この時間帯に,高い集中力を求められる仕事をすれば,

仕事を効率的にすすめることができます。

 

 

 

脳のゴールデンタイムには,

論理的な作業,文章執筆,語学の学習

などが適しています。

 

 

私は,最近,毎朝午前7時~7時30分の間

に事務所に出社して,最初の仕事としてブログを書いています。

 

 

ブログも仕事です

 

 

ブログを書くには,

どのような内容で,

どのような順番で書こうか,

どのように表現すれば読者に伝わるのか,

など様々なことを考えますので,

高い集中力が求められます。

 

 

そこで,高い集中力を発揮できる,

朝起きてから2~3時間以内の時間帯に

ブログを書くようにしています。

 

 

午前7時~午前8時15分までは,

事務所には誰もいませんし,電話もかかってこないので,

書くことに集中できます。

 

 

結果として,早く書くことができます。

 

 

ブログを書き終えてから,

裁判所に提出する文書を作成したり,

事件の記録や文献を読むようにしています。

 

 

以前は,朝の時間に,メールチェックをしていました。

 

 

しかし,メールチェックは,

集中力が高くない状態でも行うことが十分可能な仕事です

(返信に頭を悩ませるメールもありますが・・・)。

 

 

そこで,朝,メールチェックをするのをやめて,

文書を作成するようになってから,仕事の効率があがりました。

 

 

メールを午後の時間に,まとめてチェックして,

一気に返信するようにしています。

 

 

メールを即座に返信することも大事ですが,

メールの返信が午後になったからといって

業務に支障はでていません。

 

 

また,私は,以前,朝ごはんを食べながら,

テレビの情報番組をみていました。

 

 

朝の情報番組をみて,なんとなく

世の中の動きをつかんだ気になっていました。

 

 

しかし,朝テレビを見ると,

整理整頓された脳に雑多な情報が入り,

ちらかった机の状態になり,

集中力を発揮できなくなるのです。

 

 

朝の情報番組をみることが,自己成長に

大いに役立つかといえば,そうではなかったなと思い,

今では,朝テレビをみることなく,

朝ごはんを食べながら,仕事の段取りを考えています。

 

 

朝情報番組を見なくても,新聞を読めば,

世の中の動きは理解できます。

 

 

皆様も,朝の時間を有効活用して,

仕事の効率をあげてみてはいかがでしょうか。

外出ランチで脳内物質を活性化

昨日に引き続き,精神科医の樺沢紫苑先生の

神・時間術」をもとに,外出ランチのメリットについて記載します。

 

 

 

 

昨日のブログで,外出ランチをすると

セロトニンが活性化することを記載しました。

 

 

実は,外出ランチをすると,

セロトニン以外の脳内物質も活性化するのです。

 

 

樺沢紫苑先生がおっしゃるには,

職場から飲食店に場所を変えることによって,

場所ニューロンが活性化するのです。

 

 

場所ニューロンとは,海馬に存在する,場所を司る細胞で,

もともと自分がどこにいるのかを忘れないように記憶するための細胞です。

 

 

 

海馬とは,記憶の一時保管庫です。

 

 

場所ニューロンが活性化すると,

海馬が活性化します。

 

 

海馬が活性化することで,記憶力が高まり,

学習機能が強化され,勉強や仕事がはかどるのです。

 

 

行ったことがないとこへ行くほど,

場所ニューロンがより活性化するので,ランチの際には,

行ったことのないお店を開拓した方が,

場所ニューロンを活性化させることができます。

 

 

さらに,行ったことのないお店や,

いつもと違うメニューを注文すると,

アセチルコリンという脳内物質が活性化します。

 

 

アセチルコリンは,創造性やひらめきに効果のある脳内物質です。

 

 

アセチルコリンが活性化すれば,

仕事のアイディアがうまれて,

クリエイティブな仕事がはかどります。

 

 

いつも行っているお店もいいのですが,

新しいお店を開拓したり,

いつも行っているお店で,

お気に入りのメニューを注文するよりも,

ときには,違ったメニューに挑戦することで,

脳内物質を活性化させて,

仕事の効率がアップさせることができます。

 

 

また,新しいお店を開拓すれば,

自分の中にある飲食店のデータベースが増強されていきます。

 

 

すると,食事会や懇親会の幹事を任されたり,

友人と「どこに食べに行こうか」と悩んでも,

すぐにおすすめのお店を,

自分のデータベースから検索して提示することができます。

 

 

相手に自分のおすすめのお店を紹介して,

相手が気に入ってくれれば,

その相手との人間関係がよくなります。

 

 

また,ここのお店は,このメニューがおすすめです

と紹介できれば,相手からの信頼感がアップします。

 

 

そのためには,定番メニュー以外のメニューにも挑戦して,

自分なりのお店のおすすめを把握しておくといいかもしれません。

 

 

このように,外出ランチで,新しいお店を開拓し,

新しいメニューに挑戦することで,

場所ニューロンとアセチルコリンを活性化させれば,

午後からの仕事がはかどりますし,

自分の飲食店のデータベースが更新されて一石二鳥です。

 

 

やはり,外出ランチはおすすめです。

外出ランチのすすめ

私が実戦している仕事術が,

ビジネスマンの役に立つかもしれないと思い,

紹介させていただきます。

 

 

弁護士は,クライアントと打ち合わせをし,

裁判所に提出する文書を作成し,

相手方と交渉し,

雑多な事務作業もしています。

 

 

また,事務所の経営のための仕事,

所属している弁護士会の仕事,

弁護団の仕事など,

さまざまな仕事をしています。

 

 

さらに,飲み会やイベントも多いです。

 

 

一方で,私には,1歳4ヶ月の長女がいますので,

子育てや家事もしなければなりません。

 

 

そのため,私は,いかにして短い時間で仕事の成果をあげるのか,

という労働生産性を向上させることをよく考えています。

 

 

自分の労働生産性を向上させるために,

さまざまなビジネス書を読んで,

この仕事術は役立ちそうだと思ったものを実践してきました。

 

 

私がオリジナルに考えたものは少なく,

あまり目新しいものではないかもしれませんが,

少しでも読者の方々にお役に立てれば幸いです。

 

 

まずは,昼休みの時間術について紹介させていただきます。

 

 

皆様は,昼休みをどのように過ごしていますか?

 

 

社内で愛妻弁当を食べる人,

仕事が忙しいのでコンビニ弁当を食べながら仕事をする人,

美味しいランチのお店を探しに出かける人,

などさまざまな過ごし方があります。

 

 

 

私は,時間があれば,なるべく,事務所から自転車に乗って,

美味しいランチのお店を探しにでかけています。

 

 

これには理由があります。

事務所から少し離れた飲食店へ自転車に乗って行くので,

「リズム運動」ができます。

晴れていれば,「日光を浴びる」ことができます。

そして,食事をよく噛んで食べます(「咀嚼」します)。

 

 

この「リズム運動」,

「日光を浴びる」,

「咀嚼」の3つの行動をすることで,

セロトニン」という脳内物質を活性化させることができるのです。

 

 

「セロトニン」とは,

癒やし,リラックス,平常心

などに関する脳内物質です。

 

 

セロトニンが低下すると,仕事の意欲が低下します。

 

 

朝から昼までデスクワークをしていると,

セロトニンが低下してきて,

仕事のモチベーションが低下しているのです。

 

 

そこで,外出ランチをすることで,

「リズム運動」,「日光を浴びる」,「咀嚼」ができて,

セロトニンを活性化することができます。

 

 

セロトニンを活性化させることで,

爽やかな気分になり,午後からの仕事がはかどるのです。

 

 

外出ランチで,集中力をリセットして,

午後の仕事の集中力を回復させることで,

仕事の効率をあげることができます。

 

 

この外出ランチ・リセット術は,

精神科医の樺沢紫苑先生の「神・時間術」で紹介されていたものです。

 

 

 

忙しいと,ついついコンビニ弁当を食べながら

仕事を続けてしまいますが,

「忙しいビジネスマンほど外食ランチに出かけるべきなのです」。

 

 

午後の仕事の効率をあげるためにも,外出ランチはおすすめです。