私が実戦している仕事術が,
ビジネスマンの役に立つかもしれないと思い,
紹介させていただきます。
弁護士は,クライアントと打ち合わせをし,
裁判所に提出する文書を作成し,
相手方と交渉し,
雑多な事務作業もしています。
また,事務所の経営のための仕事,
所属している弁護士会の仕事,
弁護団の仕事など,
さまざまな仕事をしています。
さらに,飲み会やイベントも多いです。
一方で,私には,1歳4ヶ月の長女がいますので,
子育てや家事もしなければなりません。
そのため,私は,いかにして短い時間で仕事の成果をあげるのか,
という労働生産性を向上させることをよく考えています。
自分の労働生産性を向上させるために,
さまざまなビジネス書を読んで,
この仕事術は役立ちそうだと思ったものを実践してきました。
私がオリジナルに考えたものは少なく,
あまり目新しいものではないかもしれませんが,
少しでも読者の方々にお役に立てれば幸いです。
まずは,昼休みの時間術について紹介させていただきます。
皆様は,昼休みをどのように過ごしていますか?
社内で愛妻弁当を食べる人,
仕事が忙しいのでコンビニ弁当を食べながら仕事をする人,
美味しいランチのお店を探しに出かける人,
などさまざまな過ごし方があります。

私は,時間があれば,なるべく,事務所から自転車に乗って,
美味しいランチのお店を探しにでかけています。
これには理由があります。
事務所から少し離れた飲食店へ自転車に乗って行くので,
「リズム運動」ができます。
晴れていれば,「日光を浴びる」ことができます。
そして,食事をよく噛んで食べます(「咀嚼」します)。
この「リズム運動」,
「日光を浴びる」,
「咀嚼」の3つの行動をすることで,
「セロトニン」という脳内物質を活性化させることができるのです。
「セロトニン」とは,
癒やし,リラックス,平常心
などに関する脳内物質です。
セロトニンが低下すると,仕事の意欲が低下します。
朝から昼までデスクワークをしていると,
セロトニンが低下してきて,
仕事のモチベーションが低下しているのです。
そこで,外出ランチをすることで,
「リズム運動」,「日光を浴びる」,「咀嚼」ができて,
セロトニンを活性化することができます。
セロトニンを活性化させることで,
爽やかな気分になり,午後からの仕事がはかどるのです。
外出ランチで,集中力をリセットして,
午後の仕事の集中力を回復させることで,
仕事の効率をあげることができます。
この外出ランチ・リセット術は,
精神科医の樺沢紫苑先生の「神・時間術」で紹介されていたものです。

忙しいと,ついついコンビニ弁当を食べながら
仕事を続けてしまいますが,
「忙しいビジネスマンほど外食ランチに出かけるべきなのです」。
午後の仕事の効率をあげるためにも,外出ランチはおすすめです。