美しいコミュニケーション

1 コミュニケーション分析の観点とバックトラッキング

 

 

弁護士中原阿里先生が主催している、

ラッセルコーチングカレッジのベーシッククラスの第3講

「美しいコミュニケーション」を受講しました。

 

 

第3講では、コーチングの場面だけではない、

日常のコミュニケーションにおいて大切にすべきスキルを学びましたので、

シェアさせていただきます。

 

 

1点目は、コミュニケーションを分析する観点です。

 

 

コミュニケーションを分析する観点として、次のことを教えていただきました。

 

 

0 完了しているか(受け取りがあるか)

1 尊重はあるか

2 信頼はあるか

3 対等か

4 傍観者ではないか

5 侵入者ではないか

6 指示者・命令者ではないか

7 救済者・解決者ではないか(相手の判断力・問題解決能力を奪っていないか)

8 過去を正当化させる問いか、未来への成長に向けた問いか

9 一方的なジャッジではないか

10 ラポール(信頼関係)は形成(維持)されたか

 

 

この11の観点の中で、最も大切だと私が感じたのは、

「0完了しているか(受け取りがあるか)」です。

 

 

 

日常会話の中で、聞き手の立場になった時に、

話し手の発言を、きちんと受け取っていないことがあります。

 

 

例えば、Aさんが「疲れた~、怠い~」と言い、

Bさんが「早く寝たら」と答えた場合、

Bさんは、Aさんの「疲れているの」という気持ちを受け取っていません。

 

 

Bさんが、「そうなんだ、疲れていて、怠いんだね。だったら、早く寝たら」

と答えた場合、Bさんは、Aさんの気持ち(言葉)を受け取っており、

Aさんは、安心して、Bさんとの会話を進めることができます。

 

 

この相手の会話を受け取るのに効果的なのが、

バックトラッキングというスキルです。

 

 

バックトラッキングとは、相手の発言の一部または全部を、

そのまま繰り返すことです。

 

 

相手の言ったことを言い換えずに、そのままオウム返しをするのです。

 

 

バックトラッキングをすることで、聞き手は、相手のことをジャッジせずに、

ニュートラルに聞けますし、話し手は、受け取ってもらえた安心感をいだきます。

 

 

では、聞き手は、話し手の会話のどの部分をバックトラッキングすればいいのか

といいますと、1つは、感情の言葉です。

 

 

もう1つは、会話のテーマとの関係で重要な言葉、

すなわち、抽象度の高い言葉や繰り返される言葉です。

 

 

これらの言葉をバックトラッキングすることで、

話し手は、安心して、スムーズに会話をすることができます。

 

 

2 共感的傾聴

 

 

2点目は、共感的傾聴です。

 

 

相手の話しに共感しながら、相手の話に耳を傾けることです。

 

 

 

共感的傾聴は、次の5つの要素から成り立っています。

 

 

①ペーシング

②姿勢

③視線

④表情

⑤うなずき・あいづち

 

 

①ペーシングは、相手のペースにあわせることで、

安心感を与えることができます。

 

 

相手と呼吸をあわせることで、リラックスして、話しをすることができます。

 

 

②人の話を聞く時の姿勢には、気をつける必要があります。

 

 

例えば、私は、パソコン作業をしながら、話しを聞いているときがあるので、

パソコン作業を辞めて、立ち上がって、相手と正対して、話しを聞くべきですね。

 

 

③視線を合わせることで、相手に話しを聞いているよとアピールできます。

 

 

意識して、視線を合わせていきます。

 

 

④表情は、最も、話し手に影響を与えている気がします。

 

 

眉間を解放して、朗らかな表情につとめます。

 

 

⑤うなずきやあいづちのバリエーションを増やして、

相手が話しやすくなるように工夫したいです。

 

 

3 承認

 

3点目は、承認です。

 

 

承認には3つあります。

 

 

 

①行動承認、②結果承認、③存在承認の3つです。

 

 

このうち、存在承認が、最も相手に良き影響を与えられます。

 

 

存在承認をするには、現状への承認すること、

変化・過程への承認の2つがあります。

 

 

現状への承認は、相手をありのまま認めるので、相手に安心を与えられます。

 

 

変化・過程への承認は、相手に気にかけていることを伝えることで、

変化への不安から解放させることにつながります。

 

 

そして、承認を伝える時は、主語をIやWEにすると効果的です。

 

 

Iメッセージは、聞き手の主観を伝えることになるので、

聞き手は、否定できず、受け取りやすいです。

 

 

WEメッセージは、あの人も喜んでいたよと伝えるので、

より客観的に相手に伝わり、受け取ってもらいやすくなります。

 

 

今回学んだことを日常生活で取り入れて、

美しいコミュニケーションができるように努力していきます。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

自己理解とリフレクション

1 自己理解

 

 

2023年2月18日と19日に、

ラッセルコーチングカレッジのコーチングの

第2講「自己理解とリフレクション」を受講しました。

 

 

今回は、第2講を受講して、得た気付きを3つ紹介します。

 

 

1つ目は、自己理解です。

 

 

 

今回の講義では、たくさんのワークを通じて、自分は、

何を大切にしているのか、何を求めているのか等、

自分自身を知ることができました。

 

 

不思議なことに、人間は、自分のことを理解していないことが多いです。

 

 

自分のことを理解していなくても、なんとなく生きていけますが、

自分のことをよく理解できれば、自分を受け入れられやすくなり、

その結果、他人を受け入れることができ、生きやすくなると考えます。

 

 

今回の講座では、ワークの中で、質問に答えていくことで、

自分の感情や価値観と向き合い、メンバーと共有することで、

気付きをえることができました。

 

 

私は、ワークを通じて、弁護士という仕事が好きであることに気が付きました。

 

 

私は、自分の能力を誰かのために役立てて、人から感謝されたり、

人の役に立つことに喜びを感じていることに気が付きました。

 

 

弁護士の仕事は、法律問題で困っているクライアントを、

弁護士の専門知識、経験、スキルを駆使して、問題解決をすることです。

 

 

私は、弁護士の仕事を通じて、クライアントから感謝されることに、

生きがいを感じていたのです。

 

 

今回のワークを通じて、今の自分の延長線上に、

自分の幸せな未来があることを自覚できました。

 

 

そして、弁護士になるための司法試験への挑戦が

自分の人生のターニングポイントだったと思いました。

 

 

司法試験の合格によって、正しい方向に向かって努力することの大切さ、

継続することの価値、自分は運がいいと根拠なく思い込めるようになったことなど、

多くの恩恵を受けていたことに気付きました。

 

 

人生のターニングポイントを振り返ることによって、

自分は天職につけている幸せを実感でき、

これからも弁護士の仕事に精進していこうと決意しました。

 

 

2 セルフイメージ

 

 

2つ目は、セルフイメージです。

 

 

セルフイメージとは、自分が自分に抱いているイメージのことです。

 

 

 

セルフイメージは、次の6つから成り立っており、

コントロール方法は、次のとおりです。

 

 

①自尊感情:自分には価値がある・自分を傷つけない

→肯定的な言葉を自分にかける

 

 

②自己受容:ありのままでいい・完璧でなくてもいい

→自動思考にダメ出しをしない

 

 

③自己信頼:自分を信じる・自分に委ねる

→自分との小さな約束を果たす、非継続を悲観しない(1日万歳・3日天才)

 

 

④自己効力感:私にはできる・なんとかできる

→小さなチャレンジをする、できたらやたら喜ぶ

 

 

⑤自己決定:自分で決める・選択を依存しない

→自分で決めてみる、NOと言ってみる

 

 

⑥自己有用感:役に立っている実感

→人を助ける

 

 

このうち、②の自動思考とは、なにかネガティブな出来事が起きたときに、

「やっぱり・・・」の後に、ネガティブなセルフイメージを抱くことです。

 

 

例えば、売上が目標に達しなかったときに、「やっぱり、自分にはできない」と

ネガティブなセルフイメージを植え込んでしまうのです。

 

 

このようなネガティブな出来事があった時に、

「やっぱり」の後ろにくる言葉に注意します。

 

 

例えば、「やっぱり」の後に、「自分にはできない」という言葉がでてきたら、

「今回はたまたまうまくいかなかった」、「先月はうまくいっていた」と思考すれば、

セルフイメージは低下しにくくなります。

 

 

セルフイメージを向上させる日々の実践をしていきます。

 

 

3 自己認識度

 

 

3つ目は、自己認識度です。

 

 

自己認識度とは、自分を理解しようとしている度合いのことです。

 

 

自己認識度には、内面的自己認識度と外面的自己認識度があります。

 

 

内面的自己認識度とは、自分の何たるかを知る、または知ろうとする程度です。

 

 

外面的自己認識度とは、他者からの評価認識を知り、受け入れる程度です。

 

 

 

内面的自己認識度を高めると、セルフコントロールができ、

バイアスの影響を受けにくくなります。

 

 

外面的自己認識度を高めると、他者からのフィードバックを得て、

学ぶことができます。

 

 

今回の講座の宿題で、他人は、私のことをどう見ているのかという

フィードバックをもらうことになりました。

 

 

私は、人から評価されることに、恥ずかしさや恐怖を感じることがあるのですが、

フィードバックをもらうことで、自分の改善点や伸び代がわかり、

とても有意義な体験となりました。

 

 

専門家は、フィードバックをもらう機会が少ないので、

フィードバックをいただける機会を大切にしなければならないと実感できました。

 

 

こんなにも、自分自身と向き合う機会はなかったので、

とても貴重な機会となりました。

 

 

自分を知れば、きっと世の中で生きやすくなると体験できました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コーチングのこころとかたち2日目

1 逆算型の課題設定

 

弁護士の中原阿里先生が主催している、

ラッセルコーチングカレッジのウェルビーイングコーチングプログラムの

講座1「コーチングのこころとからだ」の2日目を受講しました。

 

 

講座1の2日目では、まず、課題や目標を設定し、次に、現状を把握し、

そして、現状と将来の課題・目標とのギャップを埋めるための、

リソースや支障、行動の選択肢を質問によって、

可視化することを行いました。

 

 

この作業をすることによって、自分の可能性が開花され、

ワクワクした感情を抱くことができました。

 

 

それでは、今回の講座1の2日目から、

私が得た気付きを3つ紹介させていただきます。

 

 

1つ目は、逆算型の課題設定です。

 

 

まず、3年後に目標を達成した理想の自分をイメージして思い描きます。

 

 

 

その際に、自分に対して、次の質問をします。

 

 

①どうなっていますか

 

 

②何を楽しいと感じていますか(または何に充実感を感じていますか)

 

 

③周りには誰がいますか(それぞれにどんな態度で接していますか)

 

 

④誰にどんな影響を与えていますか

 

 

⑤大切にしていることは何ですか

 

 

⑥どんな習慣がありますか

 

 

この質問を紙に書き出し、仲間に話すことで、

未来の記憶を充実させることができ、

目標達成の実現可能性があがるのです。

 

 

次に、3年後の課題や目標を達成した前提で、以下の質問を、自分にしてみます。

 

 

①今、どんなお気持ちですか

 

 

②苦労があったとすれば、どんなことですか

 

 

③どうやって、乗り越えたのですか

 

 

④誰に感謝していますか

 

 

⑤3年前のあなたに、ぜひ言葉をかけてください

 

 

この質問の答えを紙に書き、仲間から質問されて答えていくと、

3年後に目標を達成した自分を、リアルにイメージでき、

アイデアが湧いてきます。

 

 

このワークをしたことで、不思議と自分に気付きが生まれましたので、

目標達成に向けて、邁進しようと、ポジティブになることができました。

 

 

何か新しいことに挑戦しようとする時に、このワークをすると、

行動のための第一歩を踏み出せると思います。

 

 

2 支障に向き合う

 

 

2つ目は、支障への向き合い方です。

 

 

課題や目標を設定し、現状を確認した後に、自分の支障と向き合います。

 

 

支障とは、目標達成を妨げる可能性があるものです。

 

 

この支障については、普段、知らず知らずのうちに、

避けて生活しているので、支障と対面することは、正直億劫です。

 

 

とはいえ、この支障を乗り越えなければ、課題や目標達成できません。

 

 

 

コーチングでは、コーチの質問によって、

クライアントが支障を乗り越えるサポートをします。

 

 

私の場合、売上目標があるのですが、毎月の売上の変動が激しく、

売上についての漠然とした不安を抱いています。

 

 

このような心理的支障については、支障を利用するという質問が効果的でした。

 

 

「それが実はメリットだとしたら、どんなことでしょうか」

 

 

「それでもやりたい、という思いは何なのでしょうか」

 

 

このような質問に対する回答を考えていく中で、

自分の中に不安があるから、この不安を払拭しようとして、

様々な打ち手を考え、売上が上がるように努力しようとし、

不安が原動力になっていることに気付きました。

 

 

そう、不安は、自分にとっての原動力だったことに気づけたのです。

 

 

このように、質問に対する回答を考えている時に、気付きが生まれ、

不安という心理的支障をポジティブに転換することができました。

 

 

普段避けている支障と向き合うことで、

気付きが生まれ、行動できるようになるのです。

 

 

3 ラビングプレゼンス

 

 

3つ目は、ラビングプレゼンスです。

 

 

ラビングプレゼンスとは、「相手を信じ、相手にとっての最善が起こりますように、

幸せでありますようにと願いながら、共に在ること」です。

 

 

 

私は、弁護士として、日々、たくさんの法律相談を受けています。

 

 

法律では解決できないことはたくさんあり、法律相談の結果、

相談者に対して、あまりお役に立てないことも、よくあります。

 

 

そのようなときであっても、相談者に対して、

最善が起こりますように、幸せでありますようにと、

心の中で思い、唱えたり、祈るだけでも、

弁護士にとっても、相談者にとっても、

プラスの作用が生まれる気がします。

 

 

ここは、論理的に説明できませんが、ラビングプレゼンスの心構えで、

法律相談をすることで、弁護士と相談者の双方に、プラスの循環が生まれると、

感覚的に思います。

 

 

これからも、コーチングを学んで、弁護士の法律相談に活用していきます。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

コーチングのこころとかたち1日目

1 コーチングの勉強をしています

 

 

今年の1月から、弁護士の中原阿里先生が主催している、

ラッセルコーチングカレッジのウェルビーイングコーチングプログラムを受講しています。

 

 

https://coach-b-russel.webnode.jp/

 

 

中原先生とは、弁護士同士でコーチングを学ぶ勉強会でお知り合いになりました。

 

 

https://coach-possibility.com/?fbclid=IwAR1i7J7i4BNW-DKiMWJdeAuarmcON1cZJLsU0TydUhzZIquuXYp7m74gEe0

 

 

中原先生は、日本で最もコミュニケーションスキルの高い弁護士です。

 

 

私は、弁護士として、コミュニケーションスキルを向上させる必要があると考え、

コミュニケーションの勉強をしています。

 

 

日本で最もコミュニケーションスキルの高い弁護士から、

コミュニケーションを学びたいと思い、

中原先生のコーチングプログラムを受講することにしました。

 

 

そもそも、コーチングとは、「思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通じて、

クライアントが公私において、自身の可能性を最大化させるように、

コーチとクライアントのパートナー関係を築くこと」です。

 

 

 

 

ようするに、コーチが、クライアントに質問することで、

クライアントの思考が整理され、クライアントの中に、気付きが生まれ、

クライアントの行動が変容し、クライアントが成長していくという、

コミュニケーションです。

 

 

このコーチングにウェルビーイング

(自分と他者の幸福の循環を体感している主観的な状態)をかけ合わせたのが、

ラッセルコーチングカレッジのプログラムなのです。

 

 

さて、今回のコーチングプログラムの講座1の1日目を受講して、

私が得た気付きを3つご紹介します。

 

 

2 ポジティブな変化の起点

 

 

1つ目は、コーチングは、ポジティブな変化の起点になるということです。

 

 

コーチングによって、自分自身を観察しますので、

自分が行っていることの軌道修正をすることができます。

 

 

コーチングを受けることで、自分は、こういうことをやってみたい、

こういうことができるはずだという希望が可視化されます。

 

 

コーチングを受けることで、自分は、

どのような価値観を重視しているのかが明確になります。

 

 

コーチングを受けることで、自分の認知を再度、構築し直すことができます。

 

 

このように、コーチングによって、クライアントは、

ポジティブに行動できるように促されるのです。

 

 

 

弁護士が行う法律相談が、クライアントがネガティブな状態から、

希望をもてるポジティブな状態に変化するためのきっかけになれば、

弁護士としての本領を発揮したことになると思います。

 

 

法律相談では、クライアントのポジティブな変化の起点になっているかを、

意識して考えていきます。

 

 

3 なぜの質問を封印してみる

 

 

2つ目は、WHYの質問を封印するです。

 

 

WHYの質問には、次の3つの副作用があります。

 

 

①WHYの質問をすると、クライアントは、

言い訳を言って、過去を正当化してしまいます。

 

 

②WHYの質問には、批難するニュアンスがあり、

クライアントとの信頼関係が崩れやすくなります。

 

 

③クライアントが思い込みを強化してしまいます。

 

 

そこで、WHYの質問(なぜ、そうしたのですか?)を、

WHAT(その行動で何を得ようとしたのですか?)や

HOW(どのようにすればよかったのでしょうか?)

に置き換えてみるのが効果的です。

 

 

弁護士は、ついつい、WHYを多用しているので、

WHATやHOWに置き換えることができないか、

質問をデザインしてみます。

 

 

 

3 楽観的構想

 

 

3つ目は、楽観的構想です。

 

 

コーチングでは、目標や課題を設定し、現状を把握し、

目標や課題と現状のギャップを埋めていくために、

どのような行動をすべきかを明らかにしていきます。

 

 

この目標や課題の設定において、人は、3つの縛りに拘束されて、

効果的な目標や課題の設定ができないことがあります。

 

 

①評価の縛り(自分はこの程度だろう)

 

 

②結果の縛り(そんなことできない)

 

 

③現状の縛り(~がないからできない)

 

 

この3つの縛りを取り払うためには、次の3つの思考が効果的です。

 

 

①人に天井なし(ありたい姿を描くのに制限不要)

 

 

②不可能に対する健全な無視(結果を先に検証することはできない)

 

 

③必要なものは現れると楽観する(課題は未来であり、現状と異なって当然)

 

 

何かに挑戦しようとする時、上記の3つの縛りによって、

挑戦を躊躇することがありますが、そのような時は、

縛りを取り払う3つの思考によって、

挑戦の一歩を進めることができます。

 

 

コーチングを学び、コミュニケーションスキルを向上し、

選ばれる弁護士になります。

 

 

本日も最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。

新時代の戦略的コミュニケーション講座第6講

1 尊敬の3大要素

 

 

井上敬一先生の新時代の戦略的コミュニケーション講座の第6講を受講しました。

 

 

井上敬一先生のホームページ→https://inouekeiichi.net/

 

 

最終講の第6講では、「生き方」という深いテーマについて、

ご教授いただきました。

 

 

今回もたくさんの学びを得たところ、第6講で得た気付きを3つ、ご紹介します。

 

 

1つ目は、「尊敬の3大要素」です。

 

 

人間関係を持続させるためには、尊敬される必要があります。

 

 

他者から尊敬されると同時に、

自分のことを尊敬する自尊心を育むことが大切です。

 

 

 

では、どうすれば、他者から尊敬されたり、

自尊心を高めることができるのでしょうか。

 

 

それは、努力し、継続し、利他に生きるです。

 

 

努力、継続、利他の3つが尊敬の3大要素なのです。

 

 

確かに、継続して努力している人は、

何かを成し遂げているので、尊敬されます。

 

 

継続することで、自分で決めた約束を、

自分で守り続けるので、自尊心が高くなります。

 

 

利他とは、人のために何かをすることであり、

人が喜びことをすれば、当然、人から尊敬されますし、

他者に貢献したことで、自尊心も高くなります。

 

 

ちなみに、努力、継続、利他の逆の言葉を想像すれば、

この3つがいかに大切かがイメージできます。

 

 

努力の反対は怠惰、継続の反対は刹那、利他の反対は利己です。

 

 

怠けていて、なにもしておらず、自分のことばかり考えている人では、

尊敬されないことは明らかですね。

 

 

そして、井上先生からは、努力、継続、利他について、

他者に語ることをすすめられました。

 

 

自分が行っている、努力、継続、利他のことを、

誰かに宣言することで、自分でそうしなければならないように、

環境調整できます。

 

 

毎日の生活で、自分がしている、努力、継続、利他をカウントしていきます。

 

 

2 モテ続ける人の3つの指針

 

 

2つ目は、「モテ続ける人の3つの指針」です。

 

 

①人を受け容れる

 

 

②大人の定義を忘れない(大人とは、自分の中に半分他人が入っている)

 

 

③普段少し損している人は、人生の長いスパンでは得をする

 

 

この3つのうち、①人を受け容れるの具体的な行動として、

自分から話しかける、というものがあります。

 

 

 

私は、初対面の人と会ったとき、自分から話しかけることはあまりなく、

相手から話しかけてきてもらうのを待っているタイプの人間でした。

 

 

その根底には、知らない人と会話するのがめんどうくさい

というマインドがあります。

 

 

しかし、どう考えても、自分から人に話しかけてもらった方が、

相手は喜びますし、モテるはずです。

 

 

今後は、初対面の人には、自分から話しかけることを行動指針にします。

 

 

また、普段少し損をするというのは、書店に売られている本や雑誌を、

下の綺麗な物を買うことが多いのに対して、上の物から買うですとか、

自分が利用した公共のトイレを少しきれいにするや、

ゴミに気付いたら拾うといった、陰徳を積むことです。

 

 

このような陰徳には、「お先にどうぞ」という精神が宿っており、

心に余裕が生まれます。

 

 

心に余裕があると、当然、人からモテます。

 

 

日常生活で、陰徳を積むことを心がけます。

 

 

3 プロとしての役割を演じる

 

 

3つ目は、「プロとしての役割を演じる」です。

 

 

プロとして、いかに顧客に貢献できるかを考え、

その結果として、報酬という売上が増えていきます。

 

 

そのため、売上とは、顧客の喜ばせ高、という意味になります。

 

 

 

顧客を喜ばせれば、売上が上がり、大きく栄えます。

 

 

顧客の喜びが売上と考えれば、売上を上げることは、

プロとして、徹底的にこだわる必要があります。

 

 

弁護士は、法的問題を解決するプロですので、

クライアントの法的問題を解決して、クライアントに喜んでもらい、

売上を上げることに、徹底的にこだわります。

 

 

顧客を喜ばせることが売上という考え方は、

売上を伸ばしていくための、最高のモチベーションになります。

 

 

私も、プロとして、数字から逃げずに、

売上を上げることに、邁進していきます。

 

 

全6講を受講し終わり、本当に素晴らしい講義だったと実感しています。

 

 

これからテクノロジーが進化していく中、ますます、

コミュニケーションの能力が重要視されていくと予想されます。

 

 

コミュニケーションのスキルを向上させ、

人間関係をよりよくしたい方におすすめの講座です。

 

 

特に、男女のコミュニケーションに悩んでいる方に、超おすすめです。

 

 

私は、この講座を受講してから、妻との喧嘩が少なくなりました(笑)。

 

 

本当に取れ高の高い、素晴らしい講座ですので、

多くの方に受講してもらいたいです。

 

 

2023年2月12日から、「新時代の戦略的コミュニケーション講座」の

第1期がスタートしますので、ぜひ受講してみてください。

 

 

https://www.asakurachieko.com/event/communication/3166/

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

新時代の戦略的コミュニケーション講座第5講

1 リフレーミング

 

 

井上敬一先生の新時代の戦略的コミュニケーション講座の第5講を受講しました。

 

 

井上敬一先生のホームページ→https://inouekeiichi.net/

 

 

今回の講座では、習慣形成や理想の自分を描くことの大切さについて学びました。

 

 

今回の第5講で得た気付きを3つ、ご紹介します。

 

 

1つ目は、リフレーミングです。

 

 

リフレーミングとは、物事を見る枠組み(フレーム)を変えて、

違う視点で捉え、ポジティブに解釈できる状態になることをいいます。

 

 

 

具体的には、自分の嫌な部分をポジティブに転換してみます。

 

 

例えば、私の場合、①面倒くさがり、②人を見下すことがある、

③自分が正しいと考えてしまう、④人の目を気にする、⑤先延ばしにしてしまう、

といった、自分の嫌な側面があります。

 

 

これらをリフレーミングすると、次のようになります。

 

 

①面倒くさがり→慎重である

 

 

②人を見下すことがある→自分に自信がある

 

 

③自分は正しいと考えてしまう→正義感が強い

 

 

④人の目を気にする→視野が広い

 

 

⑤先延ばしにしてしまう→同時進行で仕事をすすめている

 

 

このように、自分の嫌な部分を見つめて、ポジティブに言い換えると、

今のままの自分を受け容れやすくなります。

 

 

リフレーミングをすることによって、今のままの自分を愛し、

自分を信じる力がでてきます。

 

 

リフレーミングをすると、長所と短所は一対である、

あらゆる短所は長所の伸ばし過ぎ、

嫌なところが多いのはそれだけ向上心がある、

といったプラスの面に気づくことができます。

 

 

このリフレーミングは、自分に対しても効果的ですが、

他者に施すことも効果的です。

 

 

他者が、自身のマイナスと思っているところを吐露したときに、

そのマイナスをプラスに転換してあげることで、

その他者に対して、自信と自己愛を芽生えさせることができます。

 

 

相手以上に、相手を承認し、期待し、信頼して、

成功体験を積ませるお手伝いをすることで、

相手とよりよい関係を構築することができるのです。

 

 

2 勇気づけ

 

 

2つ目は、勇気づけです。

 

 

勇気とは、「困難を克服する力」です。

 

 

 

勇気づけには、自分に対する勇気づけと、

他人に対する勇気づけの2つがあります。

 

 

まず、自分に対する勇気づけは、

①所属感(自分はここにいてもいいんだというマインド)、

②信頼感(この人達を信頼しても大丈夫というマインド)、

③貢献感(自分は人に貢献しているというマインド)

で構成されます。

 

 

これら3つは、「感」という言葉が使われているように、

自分でそう思っていることが重要です。

 

 

自分がこれら3つを感じるために、

自分の言葉、表情、行動、イメージをプラスにすることが大切です。

 

 

次に、他人に対する勇気づけは、

①良い出しをする、②加点主義で関わる、③プロセスを重視する、

④失敗を受け入れる、⑤感謝を伝える、の5つで構成されます。

 

 

私が意識しなくてはならないと感じたのは、

①良い出しをすると、②加点主義で関わるの2つです。

 

 

ダメ出しをされて嬉しい人はいません。

 

 

しかし、私達は、ついつい、親しい人に対して、ダメ出しをしてしまいます。

 

 

きっと、人間は、本能的に、

人の悪いところがみえるように設定されているだと思います。

 

 

そこで、意識して、人の悪いところではなく、

良いことをみつけて、褒めることをしていく必要があります。

 

 

また、私達は、やってくれないことを悪く評価して、

減点主義で接してしまいます。

 

 

相手の目で見て、相手の耳で聞き、相手の心で感じることで、

相手が素晴らしい人間に見えて加点主義に変えられます。

 

 

やってくれたことに感謝して、加点主義で人に接していきたいです。

 

 

3 分離

 

 

3つ目は、分離です。

 

 

人間は、親しい家族を自分が所有していると勘違いして、

家族をコントロールしようとしてしまいがちです。

 

 

 

しかし、愛と所有は別物です。

 

 

家族であっても、自分とは違う人格をもった人間です。

 

 

特に、配偶者は、血がつながっていない他人ですから、なおさら、

所有意識を持つのは、人間関係が悪化するので、気をつける必要があります。

 

 

井上先生から、「和して同ぜず」という論語の言葉を紹介してもらいました。

 

 

相手とは、仲良くなっても、相手に迎合するのではなく、

自分の意見はしっかりと持ち、主体的に関わる必要があります。

 

 

相手を変えようとするのではなく、自分を変えればいいのです。

 

 

相手を支配しようとせず、相手をそのまま受け容れ、その後に、

期待と信頼を込めて付き合うと自ずと、関係性はよくなります。

 

 

そして、井上先生からいただいた次の言葉が心に残りました。

 

 

評価せずに承認し、侵入せずに繋がり、見下さずに助ける

 

 

深い言葉ですね。

 

 

人間関係を継続させるための極意を学ばせていただきました。

 

 

今後の人間関係の維持継続のために、今回の学びを活かしていきます。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

新時代の戦略的コミュニケーション講座第4講

1 勝ちパターンと負けパターン

 

 

井上敬一先生の新時代の戦略的コミュニケーション講座の第4講を受講しました。

 

 

井上敬一先生のホームページ→https://inouekeiichi.net/

 

 

第4講では、人にモテ続けるために、

真の自信を身につけるための考え方を学びました。

 

 

今回の第4講で得た気付きを3つ、ご紹介します。

 

 

1つ目は、自分の勝ちパターンと負けパターンを知るです。

 

 

第4講のワークの中で、生まれてから、

現在までの自分自身の人生の幸福度をグラフに書き、

幸福度が高いときはどのような状況だったのか、

逆に、幸福度が低いときはどのような状況だったのか、を分析しました。

 

 

幸福度が高いときに、自分がどのような状況だったのかを知ることで、

自分の勝ちパターンを知り、勝ちパターンを意識していけば、

幸福に近づけるのです。

 

 

井上先生曰く、「幸福になる一番の方法は、何が自分にとっての幸福かを知ること。

即ち、己を知ることが一番の幸福要因

 

 

 

ここで、私の勝ちパターンと負けパターンを紹介します。

 

 

勝ちパターン

・積極的な時

・挑戦している時

・地道にコツコツ努力している時

・学んでいる時

・自分よりもすごい人と交流している時

・相手のことを考えている時

・自分を大切にしている時

・美しさを追求している時

 

 

負けパターン

・自分に自信がない時

・成功体験がない時

・独りよがりになっている時

・相手の気持ちを考えていない時

・自分を大切にしていない時

・人の目を気にし過ぎている時

・正しさを全面に押し出している時

・体を整えていない時

 

 

自分の勝ちパターンと負けパターンを分析すると、

案外、うまくいっていることが多いことに気付きました。

 

 

これからは、うまくいっていないときには、

勝ちパターンの状況に切り替えていきます。

 

 

2 自分が源泉

 

 

2点目は、「全て自分が源。だから全て自分で変えられる」ということです。

 

 

要するに、他人や環境のせいにするのではなく、

全て自分の責任として引き受けるということです。

 

 

物事が裏目に出ても、人のせいにせずに、

自分が原因であると考えるのです。

 

 

私は、妻と夫婦ケンカをした時に、よく、妻のせいにしていました。

 

 

 

○○をしない妻が悪い、だから、夫婦ケンカが生じるのだと、

妻のせいにして、自分を正当化していました。

 

 

でも、よく考えたら、私がこのような考え方をしているからこそ、

夫婦ケンカが起きるのです。

 

 

されたことはしたこと

 

 

私が妻にひどいことをしたから、妻は、私にひどいことをしているのです。

 

 

起こること全ては自分のせい

 

 

人は自分の言うことしか聞かない

 

 

全ては、自分が源泉であると、毎日自分に言い聞かせて、

妻との夫婦ケンカをなくしていきたいです。

 

 

3 感謝を発見する

 

 

3点目は、感謝とは発見である、ということです。

 

 

井上先生曰く、「見えるものに感謝するのは二流、

見えないものに感謝するのが一流

 

 

ありがとうの反対は当たり前

 

 

 

当たり前のことに対する感謝が薄れていくと、

人は傲慢になり、人間関係が悪化していくのだと思います。

 

 

第4講では、感謝を発見するトレーニングをしました。

 

 

私は、次の当たり前になっていることを書きました。

 

 

・法律事務所が存続していること

・クライアントが私に依頼してくれて、報酬を支払ってくれていること

・子供が健全に成長していること

・両親が元気でいてくれていること

・妻が元気で、子育てをがんばってくれていること

・学びを継続できていること

 

 

自分にとって当たり前になっていることに感謝すると、

心があたたかくなり、優しい気持ちになれます。

 

 

井上先生曰く、「今あるものに感謝できなければ、

これから手に入れるものに感謝できない」、

人間にとって感謝は給料袋よりも重い

 

 

これからは、当たり前のことに感謝することを毎朝の日課にします。

 

 

第4講では、自分自身を見つめ直す機会をいただきました。

 

 

このような機会は、めったにないので、

自分自身とより深く対話を積み重ねてみます。

 

 

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

新時代の戦略的コミュニケーション講座第3講

1 言葉は現実化する

 

 

2022年11月6日に、井上敬一先生の新

時代の戦略的コミュニケーション講座の第3講を受講しました。

 

 

井上敬一先生のホームページ→https://inouekeiichi.net/

 

 

第3講では、脳の仕組みを活用した超プラス思考と、

話すコミュニケーションについて学び、

多くの気付きを得ることができました。

 

 

今回のブログでは、井上敬一先生の第3講で、

私が気付いたことを3つ、ご紹介します。

 

 

1点目は、言葉は現実化するです。

 

 

当然ですが、明るくて、元気で、朗らかな人は、

多くの人から好かれて、成功しやすいです。

 

 

このような、超プラス思考を持つためには、

脳の仕組みを活用すればいいのです。

 

 

人の脳は、入力(思い、観念、情報)と出力(言葉、動作、表情)によって、

プラス思考若しくはマイナス思考に変化します。

 

 

 

そして、人の脳は、出力に対して、条件反射のように影響を受けます。

 

 

この脳の仕組みから、出力をプラスにすれば、思考はプラスになるのです。

 

 

出力の中で、私達が最も影響を受けるのは言葉のような気がしています。

 

 

そのため、普段、自分が使う言葉をプラスにしていけば、

超プラス思考を手に入れることができるのです。

 

 

とはいえ、私達は、普段、マイナスの口癖を頻繁に使います。

 

 

口癖なので、なかなか、変えることは困難です。

 

 

この口癖への対処方法ですが、マイナスの口癖を言ったとしても、

すぐにプラスの言葉に上書きすればいいのです。

 

 

例えば、私は、よく使うマイナスの口癖に、

「疲れた」、「めんどくさい」、「忙しい」の3つがあります。

 

 

これを次のように変換します。

 

 

「疲れた」→「俺、がんばっている」

 

 

「めんどくさい」→「楽しいことをみつけよう」

 

 

「忙しい」→「充実している」

 

 

このように、マイナスの言葉をプラスに変換して、話すことで、

マイナスの言葉がプラスの言葉が上書きされ、

プラスの入力が脳に与えられて、プラス思考にできるのです。

 

 

もう一つ、プラス思考になるための、言葉の習慣として、

アファメーションがあります。

 

 

アファメーションとは、自分に対して語りかける前向きで肯定的な言葉のことです。

 

 

このアファメーションを、朝一で、唱えるのが効果的であると学びました。

 

 

私は、今回の講座で、「私は絶対に運がいい」、「今日も全てがうまくいく」、

「私は、縁ある人の幸せのために生きている」というアファメーションを作成し、

毎朝、自宅の書斎で、唱えています。

 

 

すると、不思議なことに、楽しい一日が始まる感覚が生まれ、

気持ちがポジティブになります。

 

 

また、うまくいかないときには、「できる、やれる、うまくいく」という

アファメーションを唱えることで、気持ちを切り替えることができます。

 

 

言葉をプラスに転換することと、アファメーションは、

とてもおすすめの習慣です。

 

 

2 ストローク

 

 

2点目は、ストロークです。

 

 

ストロークとは、相手を認め、尊重するために出すサインのことです。

 

 

ようするに、相手の長所を発見して、

その長所を相手に伝えて、承認することです。

 

 

 

ストロークは、褒めることと、概ね、同義語であると理解しています。

 

 

講座の中では、2人ペアになって、何も喋らずに、

相手の長所を15個書き出して、相手に伝えるというワークをしました。

 

 

このワークをすると、ペアの方から、自分の長所をたくさん発見してもらって、

伝えてもらえるので、自分の承認欲求が満たされて、とても嬉しかったです。

 

 

普段、私達は、人の悪いところをみてしまうので、

意識しないと、人の良いところを見落としてしまいます。

 

 

そのため、日常生活で、意識して、

人の良いところを発見していくことが大切です。

 

 

また、思っていても、相手に伝えないのでは、

思っていないことと同じです。

 

 

そのため、自分が思った相手の良いところは、

相手に伝えることが大切です。

 

 

身近な人にこそ、ストロークを伝えることで、

人間関係が良好になります。

 

 

私は、一番身近な存在である妻に対して、

毎日、1つ以上のストロークを伝えていきます。

 

 

そして、このストロークは、初対面の人に対しても効果的です。

 

 

あいさつの後に、ちょっとしたストロークを本気で伝えると、

相手から好感を持ってもらえます。

 

 

最初の10秒で、ストロークを伝えられるように、

ゲーム感覚で、実践してみます。

 

 

3 Iメッセージ

 

 

3点目は、Iメッセージです。

 

 

Iメッセージとは、自分を主語にして、

「~してくれると嬉しい」、「そういうふうに言われるのは悲しい」等のように、

自分の感情を率直に述べるコミュニケーションスキルです。

 

 

 

Iメッセージの反対は、YOUメッセージです。

 

 

YOUメッセージは、主語が相手になる、指示や命令のことで、

「~しなさい」、「~はだめである」等のように、

相手に変わることを押し付けます。

 

 

人は、相手から、YOUメッセージで指示や命令をされると反発しますが、

Iメッセージで提案や依頼をされると、

こちらが求めている行動をとってくれる確率が高くなります。

 

 

試しに、私は、子供に対して、「片付けなさい」とYOUメッセージで伝えても、

片付けないので、「片付けをしてくれたら、お父さんは嬉しいなぁ」、

「片付けをしてくれないと、お父さん悲しいよ」と伝えると、

子供が片付けをする確率があがりました。

 

 

Iメッセージの効果を実感できた瞬間でした。

 

 

このIメッセージには、続きがあります。

 

 

Iメッセージで、提案や依頼をして、相手が行動してくれたときに、

相手を褒めたり、相手に感謝を伝えるのです。

 

 

すると、相手は、喜ぶので、その後のこちらの提案や依頼に喜んで応じてくれ、

人間関係が良好になります。

 

 

相手を責めることなく、ただ自分の感情を述べるだけで、

人が動くので、このIメッセージを活用しない手はありません。

 

 

私は、妻と夫婦ケンカをしていたときは、

必ず、YOUメッセージになっていたことに気づきました。

 

 

今後は、妻にお願いをするときには、「~してくれると嬉しいな」と言い、

妻から責められたときには、「そういう風に言われると悲しい」と言ってみます。

 

 

日常生活の言葉を変えることで、思考がプラスに変わり、

ストロークやIメッセージを活用することで、

人間関係を良好にすることができます。

 

 

コミュニケーションのスキルは、学ぶことで、向上することができるので、

ぜひ多くの人に、コミュニケーションを学んでもらいたいと思います。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

新時代の戦略的コミュニケーション講座第2講

1 コミュニケーションを学ぶ重要性

 

 

井上敬一先生の新時代の戦略的コミュニケーション講座の第2講を受講しました。

 

 

井上敬一先生のホームページ→https://inouekeiichi.net/

 

 

第1講の内容も素晴らしかったのですが、

今回の第2講もまたまた素晴らしく、感動しました。

 

 

特に、井上先生は、男女の絶望的な違いを前提に、

そこから、異性に対して、具体的にどのような言動をとればいいのかについて、

わかりやくご説明してくださいますので、

すぐに実践にうつせることができ、成長や人間関係の変化を実感できます。

 

 

私は、弁護士として、離婚事件などの

男女のトラブルの解決のお手伝いをしている中で、

夫婦間のコミュニケーションがうまくいかずに、

夫婦関係が破綻するケースをたくさん見てきました。

 

 

そして、私自身、現在進行形で、妻と喧嘩することも多々あり、

夫婦間のコミュニケーションに悩んでいる人間の一人です。

 

 

 

他人の弁護はできても、自分のこととなると、

うまくいっていないことも多く、

夫婦間のコミュニケーションの難しさと大切さを日々実感しながら生きています。

 

 

多くの夫婦がコミュニケーションで悩んでいることから、

私が井上先生から学んだことをシェアすることで、

夫婦関係で悩んでいる方の御役に立てると思い、

今回の第2講で学んだことを3つ紹介させていただきます。

 

 

2 男性と女性では評価システムが違う

 

 

1点目は、男性と女性では、評価システムが違うということです。

 

 

男性は、やったことに対して変動制ですが、

女性は、全てが1点なのです。

 

 

男性は、1回で高得点を稼ごうとしますが、

女性は、内容や大きさにかかわらず、1回につき、1点なのです。

 

 

講座を受けていない人にとっては何のことかわかりにくいので、

具体的に説明します。

 

 

例えば、夫は、仕事で一生懸命に働いて、

家族のために働いたので、働いたことに対して、30点をつけるのに対して、

妻は、夫が一生懸命働いても、働いたことに対しては1点しかつけません。

 

 

夫は、家族のためにがんばって働いたので、

妻から評価してもらいたいのですが、実は1点しかもらえてないのです。

 

 

ここに夫と妻との間に大きなギャップがあり、

夫は、妻から認められていないと不満を持ってしまいます。

 

 

また、夫が結婚記念日に高級レストランで妻のために、食事をごちそうした場合、

夫は、妻が喜んでくれることをしたので、30点をつけるのに対して、

妻は、1点しかつけません。

 

 

 

夫としては、妻を高級レストランへ連れて行ったので、

妻は、さぞかし満足したと思ってしまいますが、

妻としては、1年に1回高級レストランに連れて行ってもらうよりは、

1ヶ月に1回ずつ、近所にあるお店に行くほうが、

1点が12ヶ月分12回貯まり、満足するのです。

 

 

そして、妻は、夫が評価されているとは思っていない、

日常生活でのささやかな夫の言動に点数をつけているのです。

 

 

例えば、妻に対して、綺麗だねと言う、料理を褒める、

寒い時にコートを着せてあげるなどです。

 

 

このように、夫と妻とでは、評価のシステムが違うので、

夫は、妻に対して、大きなことをするよりも、

日常生活の小さなことで点数を稼ぐことが効果的なのです。

 

 

私は、このことを知らず、仕事をがんばって、子供の面倒をみているのに、

そのことを評価してくれない妻に、不満がありました。

 

 

しかし、この男女の評価システムの違いのことを知り、

自分が妻に対して、効果的でないアプローチをしてから、

うまくいっていなかったのだとようやく理解でき、反省しました。

 

 

私は、妻の喜ばせ方を知らなかっただけなのです。

 

 

ようやく、私は、評価システムを知ったので、妻に対して、

帰宅後すぐに話しかけ、「今日はどうだった」と聞き、

妻が料理を一生懸命に作ってくれてありがとうと伝え、

妻の感情に共感していきます。

 

 

3 相手を勝たせる

 

 

2点目は、相手を常に勝たせよです。

 

 

この講座では、人に好かれる技術を身につけることを目指しているところ、

人に好かれている人は、人を勝たせています。

 

 

反対に、人に嫌われている人は、自分が勝つことしか考えていません。

 

 

人を勝たせると、人に居場所を与えることかできて、人に好かれます。

 

 

男性の立場から、女性を勝たせるとは、

①尊重性、②親和性、③共感性の3つを実践することです。

 

 

①尊重性とは、女性の変化に気づくことです。

 

 

女性の髪型、服装、持ち物、体調の変化に気づくことです。

 

 

女性には、見た目→中身→変化の順番で褒めるのが効果的のようです。

 

 

変化に気づくためには、普段から相手のことをよく観察することが必要です。

 

 

②親和性とは、居心地がいいということで、

女性に対して、あなたと一緒にいると、癒される、安心する、安らぐ

と伝えるのが効果的です。

 

 

③共感性とは、同調することで、感情の言葉をオウム返しすることで、

女性の感情に共感することができます。

 

 

女性は、優しく在りたいと考えていることが多いので、

相手が自分は優しい存在であることを理解してもらえるように、

伝えていくのが効果的です。

 

 

4 伝え続ける

 

 

3点目は、相手から拒絶されても、素直な思いを伝え続けるです。

 

 

 

私は、妻に対して、綺麗だね、かわいいねと褒めても、

妻は、「そんなこと思ってないくせに」と言って、

私の言葉のプレゼントを素直に受け取ってくれません。

 

 

勇気をもって褒めても、妻が受け取ってくれないことがよくあります。

 

 

拒絶が続くと、褒めたくなくなってしまいます。

 

 

しかし、ここであきらめてはいけないのです。

 

 

相手が私の伝えたことを受け止めるか否かは、相手の自由です。

 

 

私が信念を持って伝え続ければ、妻が受け取ってくれる可能性は高まるので、

拒絶されてもへこたれずに、「俺は、綺麗やと思っているよ」と、

Iメッセージできりかえして、褒める言葉をプレゼントし続けたいと思います。

 

 

男性脳と女性脳の違いを理解すれば、

異性に対して、寛容になり、承認することができます。

 

 

これからの時代は、男性脳と女性脳のハイブリッドの脳を持つ人物が

活躍していきますので、多くの人に、

男性脳と女性脳のことを知ってもらいたいと思います。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

新時代の戦略的コミュニケーション講座第1講

1 コミュニケーションを学ぶ理由

 

 

2022年10月1日から開講された井上敬一先生の

「新時代の戦略的コミュニケーション講座」第1講を受講しました。

 

 

井上敬一先生は、伝説のホストとして有名でして、

これまでに様々な人のコミュニケーションの改善に携わってこられた、

コミュニケーションのプロ中のプロです。

 

 

井上敬一先生のホームページはこちらです→https://inouekeiichi.net/

 

 

私が井上敬一先生のコミュニケーションの講座を受講しようと思ったのは、

弁護士としての能力の向上と、妻とのコミュニケーションを改善したいからです。

 

 

私は、弁護士ですので、クライアント、紛争の相手方、

相手方の代理人弁護士、裁判官、検察官等と円滑なコミュニケーションをとり、

法的なトラブルを解決するのが仕事です。

 

 

 

弁護士の仕事の重要な割合を占める、法律相談や交渉では、

コミュニケーション能力があるかないかで、結果は大きく変わってきます。

 

 

おそらく、弁護士は、専門的な知識とコミュニケーション能力の2つで、

実力が決まると言っても、過言ではないはずです。

 

 

そして、弁護士になる過程で、コミュニケーションを

体系的に学ぶ機会がないので、弁護士になった後に、

自分自身で、学ぶ必要があります。

 

 

また、最近、私は、お恥ずかしながら、

ささいなことで妻とケンカすることが多く、

妻とのコミュニケーションに課題がありました。

 

 

妻との関係が悪化すると、メンタルが落ち込み、仕事に支障がでるので、

妻とのコミュニケーションの改善は、喫緊の課題でした。

 

 

このような問題をかかえていた私にとって、

井上先生からコミュニケーションを学べる機会は、

本当にありがたかったのです。

 

 

それでは、ここから、井上敬一先生の第1講を受講して得た気づきを3つ、

ご紹介させていただきます。

 

 

2 承認の大切さ

 

 

1点目は、「人は自分と同じ意見の人を常に探している」ということです。

 

 

ようするに、人は、自分と同じ意見の人といると居心地がいいのです。

 

 

人は、自分と同じ意見の人を常に探しているということは、

人に好かれるためには、相手の意見を知り、承認することが大切になります。

 

 

この承認というのが、人間関係のベースになります。

 

 

承認とは、ようするに、相手のことを分かってあげることです。

 

 

 

相手のことを分かってあげないと、

身近な人との間で、ケンカが起きます。

 

 

夫婦喧嘩がよい例です。

 

 

私は、妻とケンカした後、必ず、

「なぜ、妻は私のことを分かってくれないんだろう」

とモヤモヤした感情が生まれます。

 

 

これは、妻に私のことを分かってもらいたいのに、

妻が私のことを分かってくれていないと自分で感じて、

寂しいや辛いという感情を経て、怒りの感情に到達し、

夫婦喧嘩が勃発するわけです。

 

 

すなわち、夫婦喧嘩は、互いに、「分かってよ」と言い合っているだけなのです。

 

 

この仕組が分かれば、解決は簡単です。

 

 

相手のことを承認する、すなわち、相手のことを分かってあげれば、

相手の不満は解消され、夫婦喧嘩は発生しないのです。

 

 

ここでのポイントは、自分から先に相手を承認することです。

 

 

相手が分かってくれれば、自分も分かってあげるという態度では、

夫婦喧嘩は解決しません。

 

 

井上敬一先生の講義を聞きながら、

私は、妻のことを分かってあげていなかったなぁと反省しました。

 

 

井上敬一先生から、会話は、「いいね」から入るとよいとアドバイスを受けました。

 

 

妻と会話するときに、「いいね」を口癖にしていきます。

 

 

3 男と女の間には絶望的な違いがある

 

 

2点目は、男女の絶望的な違いを理解することです。

 

 

 

男性と女性は、同じ人間であっても、

脳が違いますので、会話の目的が異なります。

 

 

男性の会話の目的は、力・達成・SEX。

 

 

女性の会話の目的は、関係・愛・安定。

 

 

全く異なります。

 

 

また、男性は、会話を手段にしますが、

女性は、会話自体を目的にします。

 

 

この男女の会話の目的の違いを理解した上で、

どのように、会話をするかですが、

男性に対しては、称賛をプレゼントし、

女性に対しては、共感をプレゼントすれば、

男女の会話は、非常に円滑になるわけです。

 

 

男性は、女性から、相談を持ちかけられると、

解決策という結論を伝えますが、これは間違いなのです。

 

 

なぜならば、女性は、会話自体を目的にしているので、

本当は、解決策を聞きたいのではなく、

ただ、話を聞いてもらって、共感してもらいたいだけなのです。

 

 

女性は、解決策ではなく、共感を求めているということを理解していないと、

不幸な会話に終始してしまい、人間関係がうまくいきません。

 

 

これは、男性が陥りやすいトラップと言えるでしょう。

 

 

実際に、私も、このトラップにはまっていました。

 

 

妻から、職場のことで話があったとき、私は、必ず、

こうしたらいいよとアドバイスをしていましたが、

大抵、妻の機嫌は悪くなります。

 

 

正しいアドバイスをしているのに、

なぜ、妻の機嫌が悪くなるのか分からなかったのですが、

ようやく答えがわかりました。

 

 

妻は、アドバイスが欲しかったのではなく、共感が欲しかったのです。

 

 

「大変だったねぇ」と、ただただ共感すればよかったのです。

 

 

女性には、解決策を提示せずに、喜怒哀楽の感情をリピートする。

 

 

女性に、共感をプレゼントすれば、

女性は、自分で勝手に解決策を見つけるので、

男性は、いらんことを言わないのが賢明です。

 

 

これからは、妻に対して、ただただ共感をプレゼントしていきます。

 

 

4 笑顔は超重要

 

 

3点目は、「笑顔に勝る好感はなし」ということです。

 

 

 

人とのコミュニケーションには、聞くと話す以外に、

無言のコミュニケーションというものがあり、

この無言のコミュニケーションがとても重要です。

 

 

人と実際に話していなくても、相手には、

自分の表情といった見た目を通じて、

相手は、多くの情報を受け取り、自分のことを評価しているのです。

 

 

この無言のコミュニケーションで最も大切なことは笑顔です。

 

 

笑顔が大切なことは、誰でも知っていますが、

実践できている人は案外少ないのではないのでしょうか。

 

 

試しに、自分の普段の顔と笑顔の顔を自撮りしてみると、

その違いに唖然とするくらい、よくわかります。

 

 

自分の普段の顔を、怖いと自分自身で思ってしまいます。

 

 

やはり、笑顔でいないといけないとよくわかりました。

 

 

そして、人と会うときは、最初の10秒と、最後の10秒を笑顔にすれば、

相手に好印象をプレゼントできます。

 

 

笑顔は、普段から表情筋を鍛えていないとできなので、

目で自然に笑えるように、表情筋を鍛えます。

 

 

そういえば、妻の前では笑顔でいれていなかったかもしれないと思い、

今後は、妻に笑顔をプレゼントしていきます。

 

 

このように、男女の違いを理解すれば、寛容になれて、

良好なコミュニケーションを構築することができます。

 

 

第1講で学んだことを実践行動に移し、

コミュニケーションをアップデートしていきます。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。