面白いほど成功するツキの大原則
1 人にどう思われたいか
西田文郎先生の「面白いほど成功するツキの大原則」という本を読みました。
西田文郎先生は、スーパーブレイントレーニングの開発者で、能力開発の魔術師と呼ばれています。
この本では、西田文郎先生が、人にとって大切なツキや運について、わかりやすく解説されています。
運やツキをよくするためには、人の脳にある扁桃核を快にすることがポイントです。
扁桃核が快になれば、脳というコンピューターの成功のソフトが起動して、ツキや運が味方するというメカニズムなのです。
今回は、私がこの本を読んで得た気付きを3つ紹介します。
1点目は、人にどう思われるかが大事ということです。
ツキや運をつかもうとしたら、他人にどう思われるかが重要になるのです。
すなわち、実際に優秀であるよりも、他人から優秀な人と思われる方が重要なのです。
なぜならば、ツキや運は、他人が運んできてくれるものなので、他人から優秀な人と思われていないと、運やツキを運んでくれる素晴らしい人と出会えないからなのです。
そうであるならば、自分をどのように見せたいのかという、自分のイメージをデザインすることが大切です。
あの人は、この仕事のスペシャリストだという評判を得るようにするのです。
そして、人は、他人からの評判に適応するようになるのです。
この仕組みを活用することで、自分がなりたい評判どおりの自分になれるのです。
そのため、自分は、どのように他人から評価してもらいたいかを逆算して、自分のイメージをデザインしていくとよいのです。
2 ウソでもいいから感謝する
2つ目は、ウソでもいいから感謝するです。
感謝をすることで、脳の扁桃核は100%快になるようです。
だから、ウソでもいいので、感謝をしてしまえばいいのです。
今日一日に感謝。
この人生に感謝。
生きていることに感謝。
親に感謝。
妻に感謝。
今の仕事に感謝。
感謝をすると、不思議なことに、感謝をしている対象が素晴らしいものにみえてきます。
特に、妻に感謝をしていると、妻の扁桃核が快になり、夫婦関係が円満になります。
夫婦関係を円満に維持継続するための鍵は、配偶者の脳にある扁桃核を快にするための工夫をすることにあるのです。
ウソの感謝であっても、何回も感謝をしていれば、それが本当になるのです。
とにかく、身近な人に、感謝を伝え続けます。
3 目標を持てる子供に育てる
3点目は、子育てで一番大切なことは、目標を持てる子供にすることです。
子供が人生の目標をしっかり持てるようになれば、挑戦するマインドになり、どんな努力や我慢も喜んで耐えてしまいます。
そのため、頑張って勉強する子供ではなく、ワクワクしながら勉強する子供に育てるのです。
子供にとって、勉強が快になれば、ほっておいても勉強するのです。
勉強しない子供には、「勉強しなさい」ではなく、「これから勉強というゲームを楽しもう」と考えなさいと指導するのが効果的です。
楽しもうと声がけすることで、勉強を苦痛ではなく、楽しいものに思わせてしまうのです。
子供に夢や願望を持たせて、徹底的にほめて、期待することで、ツキのある子供に育てることができるのです。
どうすれば、自分のツキや運がよくなるのかについて、論理的にわかりやすく学べる名著です。
人生をよりよくするために、一度は読んでおいておきたい一冊です。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。