新時代の戦略的コミュニケーション講座第3講
1 言葉は現実化する
2022年11月6日に、井上敬一先生の新
時代の戦略的コミュニケーション講座の第3講を受講しました。
井上敬一先生のホームページ→https://inouekeiichi.net/
第3講では、脳の仕組みを活用した超プラス思考と、
話すコミュニケーションについて学び、
多くの気付きを得ることができました。
今回のブログでは、井上敬一先生の第3講で、
私が気付いたことを3つ、ご紹介します。
1点目は、言葉は現実化するです。
当然ですが、明るくて、元気で、朗らかな人は、
多くの人から好かれて、成功しやすいです。
このような、超プラス思考を持つためには、
脳の仕組みを活用すればいいのです。
人の脳は、入力(思い、観念、情報)と出力(言葉、動作、表情)によって、
プラス思考若しくはマイナス思考に変化します。
そして、人の脳は、出力に対して、条件反射のように影響を受けます。
この脳の仕組みから、出力をプラスにすれば、思考はプラスになるのです。
出力の中で、私達が最も影響を受けるのは言葉のような気がしています。
そのため、普段、自分が使う言葉をプラスにしていけば、
超プラス思考を手に入れることができるのです。
とはいえ、私達は、普段、マイナスの口癖を頻繁に使います。
口癖なので、なかなか、変えることは困難です。
この口癖への対処方法ですが、マイナスの口癖を言ったとしても、
すぐにプラスの言葉に上書きすればいいのです。
例えば、私は、よく使うマイナスの口癖に、
「疲れた」、「めんどくさい」、「忙しい」の3つがあります。
これを次のように変換します。
「疲れた」→「俺、がんばっている」
「めんどくさい」→「楽しいことをみつけよう」
「忙しい」→「充実している」
このように、マイナスの言葉をプラスに変換して、話すことで、
マイナスの言葉がプラスの言葉が上書きされ、
プラスの入力が脳に与えられて、プラス思考にできるのです。
もう一つ、プラス思考になるための、言葉の習慣として、
アファメーションがあります。
アファメーションとは、自分に対して語りかける前向きで肯定的な言葉のことです。
このアファメーションを、朝一で、唱えるのが効果的であると学びました。
私は、今回の講座で、「私は絶対に運がいい」、「今日も全てがうまくいく」、
「私は、縁ある人の幸せのために生きている」というアファメーションを作成し、
毎朝、自宅の書斎で、唱えています。
すると、不思議なことに、楽しい一日が始まる感覚が生まれ、
気持ちがポジティブになります。
また、うまくいかないときには、「できる、やれる、うまくいく」という
アファメーションを唱えることで、気持ちを切り替えることができます。
言葉をプラスに転換することと、アファメーションは、
とてもおすすめの習慣です。
2 ストローク
2点目は、ストロークです。
ストロークとは、相手を認め、尊重するために出すサインのことです。
ようするに、相手の長所を発見して、
その長所を相手に伝えて、承認することです。
ストロークは、褒めることと、概ね、同義語であると理解しています。
講座の中では、2人ペアになって、何も喋らずに、
相手の長所を15個書き出して、相手に伝えるというワークをしました。
このワークをすると、ペアの方から、自分の長所をたくさん発見してもらって、
伝えてもらえるので、自分の承認欲求が満たされて、とても嬉しかったです。
普段、私達は、人の悪いところをみてしまうので、
意識しないと、人の良いところを見落としてしまいます。
そのため、日常生活で、意識して、
人の良いところを発見していくことが大切です。
また、思っていても、相手に伝えないのでは、
思っていないことと同じです。
そのため、自分が思った相手の良いところは、
相手に伝えることが大切です。
身近な人にこそ、ストロークを伝えることで、
人間関係が良好になります。
私は、一番身近な存在である妻に対して、
毎日、1つ以上のストロークを伝えていきます。
そして、このストロークは、初対面の人に対しても効果的です。
あいさつの後に、ちょっとしたストロークを本気で伝えると、
相手から好感を持ってもらえます。
最初の10秒で、ストロークを伝えられるように、
ゲーム感覚で、実践してみます。
3 Iメッセージ
3点目は、Iメッセージです。
Iメッセージとは、自分を主語にして、
「~してくれると嬉しい」、「そういうふうに言われるのは悲しい」等のように、
自分の感情を率直に述べるコミュニケーションスキルです。
Iメッセージの反対は、YOUメッセージです。
YOUメッセージは、主語が相手になる、指示や命令のことで、
「~しなさい」、「~はだめである」等のように、
相手に変わることを押し付けます。
人は、相手から、YOUメッセージで指示や命令をされると反発しますが、
Iメッセージで提案や依頼をされると、
こちらが求めている行動をとってくれる確率が高くなります。
試しに、私は、子供に対して、「片付けなさい」とYOUメッセージで伝えても、
片付けないので、「片付けをしてくれたら、お父さんは嬉しいなぁ」、
「片付けをしてくれないと、お父さん悲しいよ」と伝えると、
子供が片付けをする確率があがりました。
Iメッセージの効果を実感できた瞬間でした。
このIメッセージには、続きがあります。
Iメッセージで、提案や依頼をして、相手が行動してくれたときに、
相手を褒めたり、相手に感謝を伝えるのです。
すると、相手は、喜ぶので、その後のこちらの提案や依頼に喜んで応じてくれ、
人間関係が良好になります。
相手を責めることなく、ただ自分の感情を述べるだけで、
人が動くので、このIメッセージを活用しない手はありません。
私は、妻と夫婦ケンカをしていたときは、
必ず、YOUメッセージになっていたことに気づきました。
今後は、妻にお願いをするときには、「~してくれると嬉しいな」と言い、
妻から責められたときには、「そういう風に言われると悲しい」と言ってみます。
日常生活の言葉を変えることで、思考がプラスに変わり、
ストロークやIメッセージを活用することで、
人間関係を良好にすることができます。
コミュニケーションのスキルは、学ぶことで、向上することができるので、
ぜひ多くの人に、コミュニケーションを学んでもらいたいと思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。