新時代の戦略的コミュニケーション講座第2講

1 コミュニケーションを学ぶ重要性

 

 

井上敬一先生の新時代の戦略的コミュニケーション講座の第2講を受講しました。

 

 

井上敬一先生のホームページ→https://inouekeiichi.net/

 

 

第1講の内容も素晴らしかったのですが、

今回の第2講もまたまた素晴らしく、感動しました。

 

 

特に、井上先生は、男女の絶望的な違いを前提に、

そこから、異性に対して、具体的にどのような言動をとればいいのかについて、

わかりやくご説明してくださいますので、

すぐに実践にうつせることができ、成長や人間関係の変化を実感できます。

 

 

私は、弁護士として、離婚事件などの

男女のトラブルの解決のお手伝いをしている中で、

夫婦間のコミュニケーションがうまくいかずに、

夫婦関係が破綻するケースをたくさん見てきました。

 

 

そして、私自身、現在進行形で、妻と喧嘩することも多々あり、

夫婦間のコミュニケーションに悩んでいる人間の一人です。

 

 

 

他人の弁護はできても、自分のこととなると、

うまくいっていないことも多く、

夫婦間のコミュニケーションの難しさと大切さを日々実感しながら生きています。

 

 

多くの夫婦がコミュニケーションで悩んでいることから、

私が井上先生から学んだことをシェアすることで、

夫婦関係で悩んでいる方の御役に立てると思い、

今回の第2講で学んだことを3つ紹介させていただきます。

 

 

2 男性と女性では評価システムが違う

 

 

1点目は、男性と女性では、評価システムが違うということです。

 

 

男性は、やったことに対して変動制ですが、

女性は、全てが1点なのです。

 

 

男性は、1回で高得点を稼ごうとしますが、

女性は、内容や大きさにかかわらず、1回につき、1点なのです。

 

 

講座を受けていない人にとっては何のことかわかりにくいので、

具体的に説明します。

 

 

例えば、夫は、仕事で一生懸命に働いて、

家族のために働いたので、働いたことに対して、30点をつけるのに対して、

妻は、夫が一生懸命働いても、働いたことに対しては1点しかつけません。

 

 

夫は、家族のためにがんばって働いたので、

妻から評価してもらいたいのですが、実は1点しかもらえてないのです。

 

 

ここに夫と妻との間に大きなギャップがあり、

夫は、妻から認められていないと不満を持ってしまいます。

 

 

また、夫が結婚記念日に高級レストランで妻のために、食事をごちそうした場合、

夫は、妻が喜んでくれることをしたので、30点をつけるのに対して、

妻は、1点しかつけません。

 

 

 

夫としては、妻を高級レストランへ連れて行ったので、

妻は、さぞかし満足したと思ってしまいますが、

妻としては、1年に1回高級レストランに連れて行ってもらうよりは、

1ヶ月に1回ずつ、近所にあるお店に行くほうが、

1点が12ヶ月分12回貯まり、満足するのです。

 

 

そして、妻は、夫が評価されているとは思っていない、

日常生活でのささやかな夫の言動に点数をつけているのです。

 

 

例えば、妻に対して、綺麗だねと言う、料理を褒める、

寒い時にコートを着せてあげるなどです。

 

 

このように、夫と妻とでは、評価のシステムが違うので、

夫は、妻に対して、大きなことをするよりも、

日常生活の小さなことで点数を稼ぐことが効果的なのです。

 

 

私は、このことを知らず、仕事をがんばって、子供の面倒をみているのに、

そのことを評価してくれない妻に、不満がありました。

 

 

しかし、この男女の評価システムの違いのことを知り、

自分が妻に対して、効果的でないアプローチをしてから、

うまくいっていなかったのだとようやく理解でき、反省しました。

 

 

私は、妻の喜ばせ方を知らなかっただけなのです。

 

 

ようやく、私は、評価システムを知ったので、妻に対して、

帰宅後すぐに話しかけ、「今日はどうだった」と聞き、

妻が料理を一生懸命に作ってくれてありがとうと伝え、

妻の感情に共感していきます。

 

 

3 相手を勝たせる

 

 

2点目は、相手を常に勝たせよです。

 

 

この講座では、人に好かれる技術を身につけることを目指しているところ、

人に好かれている人は、人を勝たせています。

 

 

反対に、人に嫌われている人は、自分が勝つことしか考えていません。

 

 

人を勝たせると、人に居場所を与えることかできて、人に好かれます。

 

 

男性の立場から、女性を勝たせるとは、

①尊重性、②親和性、③共感性の3つを実践することです。

 

 

①尊重性とは、女性の変化に気づくことです。

 

 

女性の髪型、服装、持ち物、体調の変化に気づくことです。

 

 

女性には、見た目→中身→変化の順番で褒めるのが効果的のようです。

 

 

変化に気づくためには、普段から相手のことをよく観察することが必要です。

 

 

②親和性とは、居心地がいいということで、

女性に対して、あなたと一緒にいると、癒される、安心する、安らぐ

と伝えるのが効果的です。

 

 

③共感性とは、同調することで、感情の言葉をオウム返しすることで、

女性の感情に共感することができます。

 

 

女性は、優しく在りたいと考えていることが多いので、

相手が自分は優しい存在であることを理解してもらえるように、

伝えていくのが効果的です。

 

 

4 伝え続ける

 

 

3点目は、相手から拒絶されても、素直な思いを伝え続けるです。

 

 

 

私は、妻に対して、綺麗だね、かわいいねと褒めても、

妻は、「そんなこと思ってないくせに」と言って、

私の言葉のプレゼントを素直に受け取ってくれません。

 

 

勇気をもって褒めても、妻が受け取ってくれないことがよくあります。

 

 

拒絶が続くと、褒めたくなくなってしまいます。

 

 

しかし、ここであきらめてはいけないのです。

 

 

相手が私の伝えたことを受け止めるか否かは、相手の自由です。

 

 

私が信念を持って伝え続ければ、妻が受け取ってくれる可能性は高まるので、

拒絶されてもへこたれずに、「俺は、綺麗やと思っているよ」と、

Iメッセージできりかえして、褒める言葉をプレゼントし続けたいと思います。

 

 

男性脳と女性脳の違いを理解すれば、

異性に対して、寛容になり、承認することができます。

 

 

これからの時代は、男性脳と女性脳のハイブリッドの脳を持つ人物が

活躍していきますので、多くの人に、

男性脳と女性脳のことを知ってもらいたいと思います。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コミュニケーション大全

1 優しさ不足に気づく

 

 

私の憧れの存在である、鴨頭嘉人先生の最新刊

「コミュニケーション大全」を読みました。

 

 

 

この本のコンセプトの1つに、「優しさ不足に気づく」というものがあります。

 

 

この本を読むと、「あぁ、自分は、優しさが足りていなかったなぁ」

と痛感することができ、そこから、普段のコミュニケーションを改善するために、

優しい人になるために、努力していこうと、前向きになれます。

 

 

優しい人になることで、コミュニケーションを改善できるのです。

 

 

優しい人になるために、私が気づいたことを3点、紹介させていただきます。

 

 

2 相手の表情を見る

 

 

まず1点目は、相手の表情を見ながらコミュニケーションをするです。

 

 

優しいコミュニケーションの本質には、丁寧さがあります。

 

 

そして、丁寧とは、相手の立場に立つということです。

 

 

 

相手の立場に立つとは、言葉足らずではなく、

相手が欲しい情報を、言語化して、伝えることです。

 

 

言葉足らずですと、相手に余計なストレスを与えることになって、

優しいコミュニケーションになりません。

 

 

自分が言葉足らずになっていないかを理解するためには、

相手の出すサインに敏感になる必要があります。

 

 

この相手の出すサインで、重要なのが、相手の表情です。

 

 

人は、表情に、本当の気持ちが表れます。

 

 

相手が、自分の言葉をよくわかっていなさそうであれば、

わかっているのかを確認したり、言葉を変えて説明し直す必要があります。

 

 

また、相手の表情をよく見ていないと、

無意識に会話の主導権を相手から奪う、

会話のハイジャックをしてしまいます。

 

 

相手の表情から、もっと話したそうだなという情報を受け取ることができれば、

相手の話を最後まで聞き、会話のハイジャックをすることを回避することができます。

 

 

相手の表情から、様々な情報を受け取ることで、

情報不足に陥らずに、優しいコミュニケーションができるのです。

 

 

3 された質問は相手にも返す

 

 

2点目は、された質問は相手にも返すです。

 

 

 

人から質問をされたとき、相手もそのことについて話したい確率は高いのです。

 

 

人は、自分に興味のことを聞きたいので、

質問されたことを、そのまま相手に返すと、

相手が興味を持っていることを話してくれる確率は、高くなるわけです。

 

 

特に、初対面で会話をするときには、お互いに情報が少ないので、

何について話をしたらいいのか迷うときがあります。

 

 

そのような時、相手がしてくれた質問を、

相手にそのまま返すことで、相手が話したかった話題がみつかり、

会話が盛り上がる可能性がでてきます。

 

 

これからは、質問されたら、回答して終わるのではなく、

その次に、受けた質問を、そのまま、相手に返してみたいと思います。

 

 

相手の聞いて欲しいことを意識することで、

優しいコミュニケーションに近づけます。

 

 

4 言葉のプレゼントは何度でも

 

 

3点目は、言葉のプレゼントは何度でもです。

 

 

人が、言葉を受け取った際の喜びには、賞味期限があるようです。

 

 

言葉のプレゼントには、賞味期限があるので、

定期的に言葉のプレゼントを贈る必要があります。

 

 

特に、近い人に対する、言葉のプレゼントについては、

より賞味期限が短いようですので、毎日、意識的に、

言葉のプレゼントを贈る必要があります。

 

 

例えば、夫は、妻に対して、「綺麗だよ」や「愛している」

といった言葉のプレゼントを、毎日贈るのがいいわけです。

 

 

私は、妻に対して、「愛している」などの言葉のプレゼントを、

ある程度の頻度で贈っていましたが、これからは、意識して、

毎日、言葉のプレゼントを贈ってみます。

 

 

言葉のプレゼントは、何度、いただいても、嬉しいものですので、

意識して、言葉のプレゼントを贈る頻度をあげていきたいです。

 

 

このように、優しい人になるための具体的な技術が

わかりやすく解説されていますので、

コミュニケーションを改善したい方にとって、おすすめの1冊です。

 

 

「優しくないことに気づけたら、もう成長」

 

 

優しさ不足に気づいて、優しいコミュニケーションができる人が

増えてほしいので、多くの人に、読んでもらいたい1冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

新時代の戦略的コミュニケーション講座第1講

1 コミュニケーションを学ぶ理由

 

 

2022年10月1日から開講された井上敬一先生の

「新時代の戦略的コミュニケーション講座」第1講を受講しました。

 

 

井上敬一先生は、伝説のホストとして有名でして、

これまでに様々な人のコミュニケーションの改善に携わってこられた、

コミュニケーションのプロ中のプロです。

 

 

井上敬一先生のホームページはこちらです→https://inouekeiichi.net/

 

 

私が井上敬一先生のコミュニケーションの講座を受講しようと思ったのは、

弁護士としての能力の向上と、妻とのコミュニケーションを改善したいからです。

 

 

私は、弁護士ですので、クライアント、紛争の相手方、

相手方の代理人弁護士、裁判官、検察官等と円滑なコミュニケーションをとり、

法的なトラブルを解決するのが仕事です。

 

 

 

弁護士の仕事の重要な割合を占める、法律相談や交渉では、

コミュニケーション能力があるかないかで、結果は大きく変わってきます。

 

 

おそらく、弁護士は、専門的な知識とコミュニケーション能力の2つで、

実力が決まると言っても、過言ではないはずです。

 

 

そして、弁護士になる過程で、コミュニケーションを

体系的に学ぶ機会がないので、弁護士になった後に、

自分自身で、学ぶ必要があります。

 

 

また、最近、私は、お恥ずかしながら、

ささいなことで妻とケンカすることが多く、

妻とのコミュニケーションに課題がありました。

 

 

妻との関係が悪化すると、メンタルが落ち込み、仕事に支障がでるので、

妻とのコミュニケーションの改善は、喫緊の課題でした。

 

 

このような問題をかかえていた私にとって、

井上先生からコミュニケーションを学べる機会は、

本当にありがたかったのです。

 

 

それでは、ここから、井上敬一先生の第1講を受講して得た気づきを3つ、

ご紹介させていただきます。

 

 

2 承認の大切さ

 

 

1点目は、「人は自分と同じ意見の人を常に探している」ということです。

 

 

ようするに、人は、自分と同じ意見の人といると居心地がいいのです。

 

 

人は、自分と同じ意見の人を常に探しているということは、

人に好かれるためには、相手の意見を知り、承認することが大切になります。

 

 

この承認というのが、人間関係のベースになります。

 

 

承認とは、ようするに、相手のことを分かってあげることです。

 

 

 

相手のことを分かってあげないと、

身近な人との間で、ケンカが起きます。

 

 

夫婦喧嘩がよい例です。

 

 

私は、妻とケンカした後、必ず、

「なぜ、妻は私のことを分かってくれないんだろう」

とモヤモヤした感情が生まれます。

 

 

これは、妻に私のことを分かってもらいたいのに、

妻が私のことを分かってくれていないと自分で感じて、

寂しいや辛いという感情を経て、怒りの感情に到達し、

夫婦喧嘩が勃発するわけです。

 

 

すなわち、夫婦喧嘩は、互いに、「分かってよ」と言い合っているだけなのです。

 

 

この仕組が分かれば、解決は簡単です。

 

 

相手のことを承認する、すなわち、相手のことを分かってあげれば、

相手の不満は解消され、夫婦喧嘩は発生しないのです。

 

 

ここでのポイントは、自分から先に相手を承認することです。

 

 

相手が分かってくれれば、自分も分かってあげるという態度では、

夫婦喧嘩は解決しません。

 

 

井上敬一先生の講義を聞きながら、

私は、妻のことを分かってあげていなかったなぁと反省しました。

 

 

井上敬一先生から、会話は、「いいね」から入るとよいとアドバイスを受けました。

 

 

妻と会話するときに、「いいね」を口癖にしていきます。

 

 

3 男と女の間には絶望的な違いがある

 

 

2点目は、男女の絶望的な違いを理解することです。

 

 

 

男性と女性は、同じ人間であっても、

脳が違いますので、会話の目的が異なります。

 

 

男性の会話の目的は、力・達成・SEX。

 

 

女性の会話の目的は、関係・愛・安定。

 

 

全く異なります。

 

 

また、男性は、会話を手段にしますが、

女性は、会話自体を目的にします。

 

 

この男女の会話の目的の違いを理解した上で、

どのように、会話をするかですが、

男性に対しては、称賛をプレゼントし、

女性に対しては、共感をプレゼントすれば、

男女の会話は、非常に円滑になるわけです。

 

 

男性は、女性から、相談を持ちかけられると、

解決策という結論を伝えますが、これは間違いなのです。

 

 

なぜならば、女性は、会話自体を目的にしているので、

本当は、解決策を聞きたいのではなく、

ただ、話を聞いてもらって、共感してもらいたいだけなのです。

 

 

女性は、解決策ではなく、共感を求めているということを理解していないと、

不幸な会話に終始してしまい、人間関係がうまくいきません。

 

 

これは、男性が陥りやすいトラップと言えるでしょう。

 

 

実際に、私も、このトラップにはまっていました。

 

 

妻から、職場のことで話があったとき、私は、必ず、

こうしたらいいよとアドバイスをしていましたが、

大抵、妻の機嫌は悪くなります。

 

 

正しいアドバイスをしているのに、

なぜ、妻の機嫌が悪くなるのか分からなかったのですが、

ようやく答えがわかりました。

 

 

妻は、アドバイスが欲しかったのではなく、共感が欲しかったのです。

 

 

「大変だったねぇ」と、ただただ共感すればよかったのです。

 

 

女性には、解決策を提示せずに、喜怒哀楽の感情をリピートする。

 

 

女性に、共感をプレゼントすれば、

女性は、自分で勝手に解決策を見つけるので、

男性は、いらんことを言わないのが賢明です。

 

 

これからは、妻に対して、ただただ共感をプレゼントしていきます。

 

 

4 笑顔は超重要

 

 

3点目は、「笑顔に勝る好感はなし」ということです。

 

 

 

人とのコミュニケーションには、聞くと話す以外に、

無言のコミュニケーションというものがあり、

この無言のコミュニケーションがとても重要です。

 

 

人と実際に話していなくても、相手には、

自分の表情といった見た目を通じて、

相手は、多くの情報を受け取り、自分のことを評価しているのです。

 

 

この無言のコミュニケーションで最も大切なことは笑顔です。

 

 

笑顔が大切なことは、誰でも知っていますが、

実践できている人は案外少ないのではないのでしょうか。

 

 

試しに、自分の普段の顔と笑顔の顔を自撮りしてみると、

その違いに唖然とするくらい、よくわかります。

 

 

自分の普段の顔を、怖いと自分自身で思ってしまいます。

 

 

やはり、笑顔でいないといけないとよくわかりました。

 

 

そして、人と会うときは、最初の10秒と、最後の10秒を笑顔にすれば、

相手に好印象をプレゼントできます。

 

 

笑顔は、普段から表情筋を鍛えていないとできなので、

目で自然に笑えるように、表情筋を鍛えます。

 

 

そういえば、妻の前では笑顔でいれていなかったかもしれないと思い、

今後は、妻に笑顔をプレゼントしていきます。

 

 

このように、男女の違いを理解すれば、寛容になれて、

良好なコミュニケーションを構築することができます。

 

 

第1講で学んだことを実践行動に移し、

コミュニケーションをアップデートしていきます。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。