勝間式金持ちになる読書法
1 翻訳書を読む
勝間和代先生の「勝間式金持ちになる読書法」を読みました。
読書を通じて、お金持ちになるなんて、素敵という、助平心で読み進めたのですが、人生を戦略的に生き抜く、合理的な方法が、わかりやすく記載された良書です。
今回は、この本を読んで、私が気付いたことを3つ紹介します。
1つ目は、翻訳書を読むことです。
翻訳書は、原典を日本語に翻訳する際に、若干違和感や読みにくさを感じる文章になっていることがあり、私は、翻訳書よりも、純粋な日本語の本を好む傾向にありました。
しかし、勝間先生は、翻訳書を読むことを勧めております。
翻訳書は、海外でヒットしている本から厳選されて、日本語に翻訳して出版されています。
すなわち、海外で売れていること、日本語に翻訳するコストを支払っても、日本で売れる見込みがあると出版社が判断したことから、翻訳書は、ある程度価値が保証されているのです。
なるほど、本の流通過程を理解すれば、翻訳書の方が、良書である可能性が高いことが理解できます。
そして、私のように、翻訳書に対する違和感や読みにくさを感じる場合、単純に、慣れるのが大切なのです。
慣れるためには、一定量の翻訳書を読めばよいのです。
これまでは、避けていた翻訳書を読むことにチャレンジして、より良い情報を手に入れて、情報強者になります。
2 目的をもって読書をする
2つ目は、目的をもって読書することです。
私は、なんとなく面白そうだから、なんとなく自分の役に立ちそうだから、という曖昧な考えで、読書をしていました。
しかし、このような曖昧な思考では、その本から得られる情報は限定されてしまいますし、その本を隅々まで読まないといけなくなり、効率が悪いです。
本を読む目的が明確になっていれば、目的にあった情報をめがけて本を読めばいいので、本を全部読む必要はなく、効率的です。
また、目的が明確になっていれば、読書をする際に集中しやすくなると考えます。
目的が明確になれば、人間の脳は、その情報を収集しようと、活発に動き出するので、情報収集が楽になるのです。
この人間の脳の仕組みを活用した方が効率がいいので、これからは、本を読む前に、読書をする目的を定めます。
3 読書と実践はワンセット
3つ目は、読書と実践はワンセットであることです。
読書をしただけで、「あぁ面白かった」で終わってしまうと、何も変わらず、成長はできません。
読書をして、その本に記載されている何かを実践して初めて、自分に変化が起き、成長につながるのです。
勝間先生は、「読書家であるにもかかわらず、それをなかなか収入アップにつなげることができないという人は、手に入れた情報に基づいて、何らかの行動を起こしたりする習慣がないケースが多いのです」とおっしゃっています。
私は、読書だけして終わってしまうことがあったので、この言葉がぐさりと心に突き刺さりました。
読書で得た情報を、実生活において、使わないと、その読書に充てた時間がもったいないのです。
読書と実践はワンセットであることを肝に銘じて、これからも読書をしていきます。
読書を通じて、情報強者になって、お金持ちになるノウハウが満載の良書ですので、紹介させていただきました。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。