徳田弁護士の記事が弁護士ドットコムニュースに掲載されました13

徳田弁護士の記事が弁護士ドットコムニュースに掲載されました。

 

労働安全衛生規則における、職場のトイレの問題について解説しました。

 

こちのURLをご参照ください。

 

https://www.bengo4.com/c_5/n_17243/

ナラティブアプローチの基礎とコーチング

1 影響相対化法

 

 

私は、ラッセルウエルビーイングコーチングカレッジのアドバンスコースで、コーチングの勉強をしております。

 

 

アドバンスコースの2回目で、ナラティブアプローチを学びました。

 

 

ナラティブアプローチとは、物語や語りという手法を活用した、幸福と能力の向上を援助する心理的アプローチです。

 

 

コーチングにおいては、クライアントが持つ固有の物語が肯定的に作用しないときに、新しい物語という観点で、自由な目標や行動への動機づけを支援することにつながります。

 

 

今回は、ナラティブアプローチについて、私が得た気付きを3つご紹介します。

 

 

1点目は、影響相対化法です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

影響相対化法とは、人生に影響を与えている要素を整理し、自分が受けている影響を相対化して、自分のために活かす手段として再構築する手法です。

 

 

まず、自分が影響を受けているであろう、人・出来事・環境・思考などを書き出します。

 

 

次に、その書き出したことについて、ポジティブな影響とネガティブな影響を書き出します。

 

 

最後に、ネガティブな影響を避けるための方法と、ポジティブな影響をより受けるための方法を検討します。

 

 

ここで、私の具体例を紹介します。

 

 

私に最も影響を与えているのは家族です。

 

 

私にとって、家族のポジティブな影響は、大切にしたい存在、守りたい存在、生きがいです。

 

 

なんのために、働いているのかと言われれば、家族のためと即答できます。

 

 

そのため、私にとって、家族は、働く根本原因であります。

 

 

私にとって、家族のネガティブな影響は、自由がなくなるです。

 

 

私には、もっと仕事をがんばりたい、もっと学んで成長したいという、強い欲求があります。

 

 

また、自分の趣味をもっと楽しみたいという欲求もあります。

 

 

しかし、子供が小さいので、家事と子育てをしなければならず、仕事や勉強ばかりしているわけにはいきません。

 

 

自分の趣味よりも、子供と遊ぶことを優先する必要があります。

 

 

そこで、ネガティブな影響を回避して、ポジティブな影響を増やす方法を考えました。

 

 

毎日、仕事、家事、子育てに追われている私は、たまに、子育てをさぼって自由になりたいです。

 

 

きっと、妻もたまには子育てを離れて自由な時間が欲しいはずです。

 

 

そこで、月に1回は、子育てをさぼるために、子供を妻の実家に宿泊させることを思いつきました。

 

 

妻のご両親にとっては、孫と一泊二日で、交流するメリットがありますし、1ヶ月に1回くらいの頻度であれば、それほど負担ではないはずです。

 

 

私の自宅には、ゲームがなく、妻の実家には、ゲームがあるので、子供達にとっても、妻の実家で泊まるのは楽しいのです。

 

 

この1ヶ月に1回、妻の実家に子供を宿泊させることを計画すれば、1ヶ月に1回、自分の自由に過ごせる時間ができるので、毎日の家事と子育てをがんばることができます。

 

 

このように、自分に影響を与えていることについて分析することで、自分のご機嫌をとることができるわけです。

 

 

自分の人生への影響を自分で選択できるのです。

 

 

2 語られていない物語

 

 

2点目は、語られていない物語です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人には必ず、語られていない物語があります。

 

 

その語られていない物語に、案外、その人の本質があったりします。

 

 

その語られていない物語を聴くために、「逆からからってみると、どうなるのでしょう」等と質問することで、クライアントの別の側面がみえてくることがあります。

 

 

私は、コーチングの学びにおいて、話さないほうがいいと思ったことがあります。

 

 

それは、自分にとっての悪しき習慣であり、その悪しき習慣を断ち切りたいと思っていますが、恥ずかしかったり、好感度が下がることを恐れて、話せませんでした。

 

 

でも、コーチングの練習において、勇気をもって、自分の悪しき習慣のことについて、自己開示してみました。

 

 

すると、コーチ役の方から、「そんなに悩むことではないのではないですか」とフィードバックをもらい、新しい視点をもらえました。

 

 

勇気もって、自己開示をすると、相手は、勇気をもって自分に開示してくれたことに喜びを感じてくれて、真剣にサポートしてくれます。

 

 

自己開示をすることで、一気に、相手との親密度が深まります。

 

 

前提として、相手が秘密を守ってくれるという、信頼や安心感が必要になります。

 

 

このように、信頼できる人と場においては、自分が語りたくないことについて、勇気をもって自己開示をしてみることの大切さを学びました。

 

 

3 新しい物語の構築

 

 

3点目は、新しい物語の構築です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今の自分の物語に、しっくりきていない場合には、より善く生きるための物語を構築することで対応できます。

 

 

なぜならば、私達は、自分の意思で、自分の物語を書き換える選択をすることができるからです。

 

 

自分の新しい物語を構築するためには、新しい自分の目標、役割、喜び、環境、メンバーについて、自分に質問を投げかけて、紙に書いてみるのが効果的です。

 

 

私は、仕事や家族の目標を優先していましたが、趣味の目標をおろそかにしていました。

 

 

そこで、自分の趣味について、目標や喜びについて、検討したところ、ずっと後回しにしていた筋トレを思いつきました。

 

 

仕事、家事、子育てが忙しいので、ジムにいくのは難しいのですが、日常生活に筋トレをとりいれる方法を考えました。

 

 

仕事の休憩で、スクワットをしているのですが、腹筋もできないか調べたところ、オフィスチェアを利用して、腹筋ができることがわかりました。

 

 

そのため、オフィスチェアを活用して、腹筋をして、今年の7月までに、腹筋を割れるように実践してみます。

 

 

このように、物語を活用することで、コーチングを効果的に実践できることがわかりました。

 

 

今後は、法律相談で、物語を活用できないか、検討してみます。

 

 

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。