30代からの失敗しない資産形成
1 都心中古ワンルームマンションという戦略
私は、豊かな人生をおくりたいので、最近、お金の勉強をしています。
お金の勉強をしていく中で、「証券と不動産のプロが語る、30代からの失敗しない資産形成」という本に出会いました。
私は、投資信託をしていますが、不動産投資はまだだったので、不動産投資の勉強のために、読みました。
投資信託や不動産投資について、若い人が理解できるように、わかりやすく解説されている、おすすめの一冊です。
今回は、この本を読んで得た気づきを、①都心中古ワンルームマンションという戦略、②人は合理的な行動ができない、③どんな人にアドバイザーになってもらうか、という3つの順番で紹介します。
まずは、①都心中古ワンルームマンションがおすすめであることについて、紹介します。
都心には、人が集まります。
しかも、若い人が集まります。
そのため、将来にわたって賃貸需要が圧倒的に高いのは、日本であれば、東京なのです。
賃貸需要が高いということは、資産価値が高くなります。
東京の、駅から徒歩7~10分圏内の物件がおすすめになります。
次に、新築マンションは、物価上昇のあおりをうけて、高騰しています。
中古マンションの方が安く購入できます。
そして、新築マンションと中古マンションの家賃収入を比べると、それほど大きな差がないようです。
そのため、中古マンションを購入した方がコスパがよいのです。
最後に、ワンルームマンションであれば、資産を分散することができます。
ワンルームであれば、購入時期の分散、築年数の分散、災害リスク、売却時期などを一箇所に集中しないで、いろいろなところに分散できるメリットがあります。
また、東京で賃貸需要があるのは、単身世帯が多く、ワンルームマンションは、空室期間が短く、入居率が高くなるメリットもあります。
そのため、マンション経営をするためには、都心中古ワンルームマンションがおすすめなのです。
2 人は合理的な行動ができない
次に、②人は合理的な行動ができないについて紹介します。
人には、損失を回避しようとする習性があります。
人は、損失に対して過大に評価する傾向があり、実際の損得と心理的な損得は一致しないことを、プロスペクト理論といいます。
例えば、株価が上昇した後に、下落した場合、下落しているタイミングでは、「そのうちまた上昇する」と考えて、損切りができなくなってしまいます。
そうしているうちに、どんどん、株価が下落して、マイナスになってしまうリスクを負うのです。
このように、人は、常に合理的な選択をするのではなく、感情によって不合理な意思決定や行動をしてしまうことがあります。
目先の損得に振り回され、合理的な行動や判断ができなくなり、自分では気づかないまま不合理な行動をとってしまうのです。
この不合理な行動を回避するためには、専門家である第3者のアドバイスをもらうことが効果的です。
第3者の意見に耳を傾けることで、自分の不合理な考えを、修正することができるようになるのです。
3 どんな人にアドバイザーになってもらうか
最後に、③どんな人にアドバイザーになってもらうかについて紹介します。
自分の不合理な行動を回避するために、第3者の専門家にアドバイスをもらうのが効果的ですが、その専門家が実際に投資をしているのかをチェックします。
不動産投資であれば、担当の営業マンが、自分でマンションを購入して、経営していることが重要です。
営業マンが、自分でマンションを購入して、運用して、うまくいっていれば、その営業マンの言っていることが信用できます。
不動産投資が初めての人にとって、不動産投資は、ハードルが高いので、信頼できる営業マンについてもらいたいと考えた場合、実際にマンション経営している、営業マンを選ぶのがおすすめです。
自分の売っている商品を、本当に自分が買いたいと思っている営業マンから、買いたいものですね。
若者が、投資信託や不動産投資を早く始めるべき理由が、わかりやすく解説されていますので、将来の資産形成を考えている方におすすめの一冊です。
今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。