夢と金が9割

1 お金の価値は変わる

 

 

鴨頭嘉人先生の「夢と金が9割」という本を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とてもわかりやすい文章で、コンパクトに書かれているので、短時間で、お金というものの本質を学ぶことができます。

 

 

今回は、「夢と金が9割」の本を読んで、私が得た気付きを3つ紹介します。

 

 

私の気付き3つは、①お金の価値は変わる、②お金は移動したときだけ、人を幸せにする、③振り子の法則です。

 

 

気付きの1点目は、①お金の価値は変わる、です。

 

 

例えば、小学1年生と大学1年生が、お年玉として1,000円もらった場合、小学1年生は、喜びますが、大学1年生は、喜ばないと思います。

 

 

小学1年生は、自分でお金を稼げないですし、自分自身で買う物の金額は、低額なものが多いので、1,000円をもらっても嬉しいです。

 

 

他方、大学1年生は、アルバイトをして自分でお金を稼ぐことができますし、自分自身で買う物の金額は、高額になっているので、お年玉が1,000円だとがっかりします。

 

 

このように、お金の価値は、持つ人によって、価値が変わるのです。

 

 

小学1年生は、1,000円のお年玉の価値を高いと感じているので、自分で、欲しい物を買うのに使えば、豊かさを感じることができます。

 

 

また、小学1年生が、1,000円のお年玉を使えば、お年玉をくれた人に対する感謝の思いが大きくなります。

 

 

そう考えると、子供のお年玉を貯金するよりも、使わせたほうがよいと思いました。

 

 

お年玉を貯金しても、物価が上がれば、価値は下がるので、自分でお金を使う体験をさせた方が、価値は上がると考えます。

 

 

子供には、貯金よりも、お金を使う大切さを教えたいです。

 

2 お金は移動したときだけ、人を幸せにする

 

 

気付きの2点目は、②お金は移動したときだけ、人を幸せにする、です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お金は使わなければ、何もうみだしませんが、お金を使うことで、受け取った人が喜び、豊かになります。

 

 

お店から商品を買えば、お店の売上があがり、お店は、従業員に給料を支払い、取引先に支払いができ、様々なところに、お金が移動していきます。

 

 

こう考えると、お金を自分のところに留めておいても意味はなく、お金を使って、循環させる必要があります。

 

 

そして、お金を循環させれば、お金が増えることがあります。

 

 

株式や投資信託に投資をして、企業の価値があがれば、株式や投資信託の価値があがって、自分のお金が増えることになります。

 

 

お金は、使えば、巡り巡って、自分のところにまた戻ってくると考えれば、お金は使えばなくなるという、枯渇感を抱かなくてよくなります。

 

 

お金を使えばなくなるという考え方では、お金を使うことにブレーキがかかり、お金の流れが止まってしまいます。

 

 

そのため、お金を使うことで、誰かを幸せにしている、お金は必ず戻ってくると、マインドセットすることが大事だと思いました。

 

 

3 振り子の法則

 

 

気付きの3点目は、③振り子の法則です。

 

 

振り子は、小さく振れば、小さく返ってくる。

 

 

大きく振れば、大きく返ってくる。

 

 

振り子と同じように、大きいお金を支払えるようになると、大きいお金を受け取ることができるようになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、自分で高額を支払ってみる。

 

 

自分の体験に投資をする。

 

 

他人から見たら浪費にしかみえなくても、たまに贅沢を許可して、高級なサービスを体験する。

 

 

支払った経験があると、今度は受け取れるようになる。

 

 

支払った分、自分に受け取っていいという許可ができるのです。

 

 

そして、高額なお金を受け取れるようになると、高い価値を生み出すように、自然と人間はなるのです。

 

 

では、何にお金を支払うべきか。

 

 

それは、自己投資と応援消費です。

 

 

自分の価値を高める体験や学びに、自己投資する。

 

 

クラウドファンディングで、他の人の可能性に投資する。

 

 

人が輝くことに、お金を使うと豊かになれるのです。

 

 

今後も、自己投資と応援消費にお金を使います。

 

 

お金の根本原則を学べる良書ですので、紹介させていただきました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。