眠る投資~ハーバードが教える世界最高の睡眠法~
1 睡眠は投資
人間にとって、生存の欲求を満たすためには、健康である必要があります。
この健康を守るためには、睡眠が必須です。
変化が目まぐるしい、情報爆発の時代には、睡眠がおろそかになりがちです。
睡眠をよくすることで、日中のパフォーマンスを向上させることができるので、
睡眠について、勉強することが大切だと思っています。
そこで、睡眠について、おすすめの一冊をご紹介します。
「眠る投資~ハーバードが教える世界最高の睡眠法~」という本です。
睡眠を投資と捉えて、日中のパフォーマンスをよくするために、
睡眠をどのようにして改善していけばいいのかについての、
ノウハウがたくさんつまった一冊です。
この本を読んで、私が気づいたことを3つ、ご紹介します。
2 起床時間を一定に保つ
まず、1つ目は、起きる時間を一定にしたほうが身体のリズムが整うことです。
休みの日は、ついつい、いつもよりも、遅く起きてしまいがちですが、
起きる時間をずらさない方がいいようです。
休みの日は、普段起きる時間のプラスマイナス
1時間以内に起きるのがいいようです。
多く寝たいときは、寝る時間を早めることで対処するのです。
確かに、休日に、多く寝ても、あまりスッキリしないのは、
起きる時間をずらしたからなのかもしれません。
また、夜に眠れないときには、無理に寝ようとして、
布団の中に入っている必要はなく、いっそ、布団から出て、
読書などをしていたほうが、睡眠圧が高くなって、
パッと眠れるようになるようです。
私は、旅行などで、布団やまくらが変わると眠りにくいのですが、
眠れないときには、布団から出て、本を読んでみます。
3 マインドフルネスに食事をする
2つ目は、マインドフルネスに食事をすることです。
睡眠を整えるためには、食事が重要になります。
この本には、トリプトファンが多く含まれている食材を食べるなど、
食事の大切さが解説されているところ、私には、
マインドフルネスに食事をすることが印象に残りました。
自分の身体は、食事として何を求めているのかを意識して、食べます。
そして、実際に食べてみて、
自分の身体がおいしく食べられているかを、確認します。
食事をしている、今ここに焦点を合わせて、
舌に集中して、おいしいと感じるかをセルフチェックする。
マインドフルネスに食事をすることで、自分の身体と対話をして、
自分の身体が何を欲しているのかを把握して、
身体の調子を整えることに繋がるのだと考えます。
4 脳の使い方
3つ目は、脳の使い方として、大きな仕事は分割して、
ちょっとやってみるということです。
大きな仕事から始めると、億劫になって、仕事がはかどらないので、
まずは簡単な仕事から始めて、脳を仕事モードにすることができるのです。
時間がかかる作業でも、今日は、この部分だけをやろうということで、
仕事を小さくすることで、取り掛かりにくいというハードルを下げられます。
また、キリが悪いところで、休憩するのがいいようです。
キリのよいところまで仕事をすると、脳は、仕事が終わったと考えて、
また一から集中力をあげないといけなくなり、効率が悪いのです。
仕事に集中していて、キリが悪いところで休憩することで、
休憩後も、集中力を維持できて、効率よく仕事ができるようです。
確かに、キリが悪いところで休憩しても、
問題なく、仕事に集中することができます。
このように、ビジネスマンにとって、
睡眠についての新しい気付きを得られる、
良書ですので、紹介させていただきました。
本日も、お読みいただき、ありがとうございました。