なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか

先日,嬉しいことがありました。

 

 

ブログに,高草木陽光先生の

「4タイプでわかる 心が折れそうな夫のためのモラハラ妻解決BOOK」

の書評を記載したところ,なんと,著書である高草木先生から,

私のフェイスブックに友達リクエストが届き,

高草木先生とフェイスブックでつながることができました。

 

 

https://www.kanazawagoudoulaw.com/tokuda_blog/shohyou/201907068281.html

 

 

書評を書いて,著書ご本人からダイレクトに

ご連絡をいただけたことがとても嬉しかったのです。

 

 

高草木先生からご連絡をいただいたことがきっかけで,

以前読んだ高草木先生の

なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか

という本をもう一度読み直してみました。

 

 

 

すると,今の私の夫婦関係における,

自分の至らない点に気付かされました。

 

 

最初に読んだときにも思いましたが,

夫婦関係を改善するための様々なヒントが詰まった

名著だと改めて思いましたので,ご紹介します。

 

 

この本のすごいところは,1つのテーマごとの

タイトルが秀逸なところです。

 

 

例えば,「家庭に求めるもの 夫は居場所と居心地を求める

 妻は安心と安定を求める」,「幸せの感じ方 

夫は必要とされている実感で幸せを感じる 

妻は愛されている実感で幸せを感じる」,

「仕事 夫は,家族のために働く 妻は自分のために働く」

というように,夫と妻とでは,考え方や感じ方が

異なっていることがよくわかるように記載されています。

 

 

夫と妻とは,互いに考え方や感じ方が異なっていることが原因で,

夫婦間に争いが生じてしまうのです。

 

 

 

これらのタイトルから,夫は,家族から必要とされていると

感じることで,家族のために仕事をがんばることがわかり,

自分にあてはめてもそのとおりだなあと思います。

 

 

他方,妻は,夫とは異なる考え方をもっており,

家庭に安心や安定を求め,愛されたいと考えているようです。

 

 

そして,この本には,異なる立場の配偶者に対する

効果的なアプローチが記載されていて,例えば,

妻の安心感を与えるために,夫は妻に対して,

仕事の話しや職場での話しをした方がよいですとか,

妻の愛されている感を満たすために,

妻のよいところをみつけてほめる,

スキンシップを増やすといった

具体的な目標行動が記載されています。

 

 

私は,家庭では仕事の話しをあまりしないのですが,

妻に仕事の話しをすると,割りとくいついてくるので,

妻を安心させるために,妻に仕事の話しをしていこうと思います。

 

 

また,「妊娠・出産 夫は,時速10キロで父親になる 

妻は,時速100キロで母親になる」,

「育児 夫は,ときどき育児に参加したい 

妻は,ときどき育児を休みたい」というテーマが,

子育て真っ最中の私にとって,とても参考になりました。

 

 

 

私は,仕事が忙しく,妻は,育休中なので,

ついつい妻に育児を押し付けてしまっていましたが,

育児をしていると自分のやりたいことが

やりたいタイミングで全くできず,

強いストレスがかかっているので,

妻が1人になる時間を確保させてあげる必要があります。

 

 

そのため,最低でも1日10分,妻の話しに耳を傾け,

休みの日に妻が一人になれる時間を作っていこうと思います。

 

 

再度読んで気づいたことは,妻に対して,

労いと感謝の気持ちを伝えていくことが

重要であることを学びました。

 

 

仕事が忙しくて余裕がないと,ついつい,

妻に対して労いと感謝の気持ちを伝えるのを怠ってしまうので,

この点を改めていきます。

 

 

夫婦関係の維持改善に役立つ素晴らしい名著ですので,

多くの夫婦に読んでもらいたい一冊です。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。