365日ブログフォローアップセミナー

365日ブログを書き続けることに挑戦して,

かれこれ約3ヶ月が経過しようとしています。

 

 

3ヶ月ころが,最も脱落者がでやすいということで,昨日,

板坂裕治郎師匠のブログのフォローアップセミナーに参加してきました。

 

 

板坂裕治郎師匠から,厳しいながらも的確なアドバイス

をいただきましたので,昨日のセミナーのアウトプットをします。

 

 

板坂裕治郎師匠は,次のようにおっしゃいました。

 

 

ビジネスの基礎体力をボディにして,

熱い想いと経済力を両輪にしたスーパーカーを作れと。

 

 

 

 

365日ブログを書くことで,自分のゆるみを正し,

自分を変えていくことで,ビジネスの基礎体力を養います。

 

 

熱い想いとは,世の中のためになる自分の使命です。

 

 

自分の使命が見つかると,確固たる自信が生まれて,

圧倒的な強みをみつけることができます。

 

 

経済力とは,顧客に対して頭を下げずに売上を上げることです。

 

 

顧客から「あなたにお任せします」と言われるようになれば,

何年たっても稼ぎ続けることができます。

 

 

次に,売上を上げるブログの構造は,

ダブルファネルロータリーシステム(DFRシステム)になっています。

 

 

 

 

ファネルとは,漏斗(じょうご)のことで,

液体をろ過するときに使う器具で,ようはふるいにかけることです。

 

 

顧客は,自分の悩みや苦痛を検索キーワードを入力して,

グーグルなどの検索エンジンで検索します。

 

 

検索キーワードでひっかかるタイトルのブログがみつかれば,

顧客はブログを読みます。

 

 

顧客は,ブログを読んで,自分の悩みや苦痛の解決方法

などが書いてあると共感します。

 

 

これが仮想領域という第1のファネルです。

 

 

ブログを読んで共感した顧客は,

問い合わせや来店というアクションをおこします。

 

 

顧客がアクションして,ブログを記載した人物と実際に会って,

話をして安心感をいだき,共感すれば,商品やサービスを購入します。

 

 

これがリアル領域という第2のファネルです。

 

 

そして,一度商品やサービスを買った顧客がファンになって,

常連化すれば,リピートと紹介が増えて,売上が上がっていくのです。

 

 

また,板坂裕治郎師匠は,ブログの極意

①あなたは何者,

②あなたを必要とする人は,

③どうやって探す,

④第1印象

について説明されました。

 

 

①あなたは何者とは,あなたは,その技術をつうじて

どんなことを顧客にもたらすことができるのかを検討することです。

 

 

顧客にとってのベネフィットを考えることだと思います。

 

 

②あなたを必要とする人は,○○を苦痛に感じていたり,

○○に困っている人で,あなたの商品やサービスを必要としている人の

年齢や生活環境から顧客を絞ることです。

 

 

③どうやって探すとは,顧客は,売り手が考えているような

キーワードで検索するのではなく,もっとベタなキーワードで

検索しているので,顧客の頭の中に入って,

どのようなキーワードで検索するのかを想像することです。

 

 

④第1印象とは自分のプロフィールのことです。

 

 

プロフィールには,自分の強みを書きます。

 

 

強みとは,自分の中で1番ではないものを捨てて最後に残ったものです。

 

 

過去の失敗→今の仕事」というストーリーがあれば,強みになります。

 

 

こう考えると,失敗は自分の強みになる資産なのです。

 

 

さて,私が約3ヶ月,毎日ブログを続けてこれたのは,

一緒に365日ブログを書き続ける仲間がいるからです。

 

 

 

 

仲間がいないと,3ヶ月経たないうちに脱落した可能性が大です。

 

 

仲間は,ありがたいことに,

もっとひらがなを多くした方が読みやすいよとか,

普通の人は,こういうキーワードで検索するんじゃないかな

といった的確なフィードバックをあたえてくれます。

 

 

弁護士になると,「先生」と呼ばれる職業だからか,

なかなか他人から,指摘を受ける機会が少ないので,

このようなフィードバックは本当に貴重です。

 

 

弁護士の常識は,世間の非常識ということを痛感しました。

 

 

仲間と共に,365日ブログを書き続けていきますので,

読者の皆様,これからもこのブログをよろしくお願い致します。

女の機嫌の直し方

本日早朝より,金沢市西倫理法人会において,

男女問題と夫婦愛和」という演題で講話をさせていただきました。

 

 

具体的な男女問題の事例から,離婚や不倫の法律問題を説明し,

男女問題が発生する原因の一つに,脳の性差があることを指摘して,

夫婦愛和のための具体的な方法を説明させていただきました。

 

 

講話が終わった後,複数の方々から,

「妻と会話が噛み合わない理由が分かりました」

というお声をいただき,男女の脳の違いを理解することが,

夫婦のすれ違いを予防することにつながるのだと実感しました。

 

 

本日,私が講話した内容のほとんどは,

人工知能研究者の黒川伊保子先生の「女の機嫌の直し方

という本に記載されていたことをアウトプットしたものであります。

 

 

 

 

この本に記載されていた「女の機嫌の直し方

の超具体的なノウハウを紹介させていただきます。

 

 

男性と女性では,脳の構造が異なります。

 

 

右脳と左脳を連携する神経細胞の束である脳梁が,

男性では小さく,女性では大きいという違いがあります。

 

 

 

 

この脳の性差から,男性と女性とでは,

コミュニケーションの仕方が全く異なります。

 

 

女性は,プロセス指向共感型のコミュニケーションをします。

 

 

女性は,ことの発端から,時系列に経緯を語りながら,

そこに潜む真実や真理を探り出します。

 

 

共感によって上手に話を聞いてもらうと,この作業の質が上がります。

 

 

そして,話し終えるころには,きっぱりと結論が出ているのです。

 

 

ようするに,女性は,話しながら自分で問題解決をするのです。

 

 

他方,男性は,ゴール指向問題解決型のコミュニケーションをします。

 

 

男性は,相手方状況を話しだしたら,その対話の意図を探り,

すばやく「解決すべき問題点」を洗い出そうとします。

 

 

男性は,「ようするに,こういうことですね」とすぐに結論を話します。

 

 

話しながら問題解決する女性と,

会話の途中ですぐに問題解決しようとする男性とでは,

どうしてもコミュニケーションにギャップができてしまい,

これが夫婦ケンカのもとになります。

 

 

 

 

このような,男女のコミュニケーションギャップ

から生じる夫婦ケンカを避けるためには,

夫は,妻の話しに対して,とにかく共感することです。

 

 

共感して話を聞くことで,妻は,

なめらかに対話をすすめることができて,

話しているうちに,自分で勝手に問題を解決します。

 

 

夫は,すぐに結論を言って,妻の話の腰を折ってはいけないのです。

 

 

例えば,妻が「なんだか最近腰が痛いの」と言ってきたとしましょう。

 

 

夫は,このようなシチュエーションのとき,よくこう言います。

 

 

「医者に行ったのか?」

 

 

こう言うと,たいてい,妻は

「あなたは私のことを何も分かっていない」と言ってキレます。

 

 

このようなシチュエーションのときは,

次のように答えると会話がスムーズに進んで,

妻がキレないようです。

 

 

「あ~,腰が痛いのか。それはつらいなぁ」

 

 

相手の言葉の反復と同情を返して,共感するのです

 

 

この共感のスキルを使って,妻からの答えようのない質問に対して,

次のように対処すると効果的なようです。

 

 

妻の質問①「あなたって,どうしてそうなの?

 

 

夫の模範解答①「きみに嫌な思いをさせて,ごめん

 

 

妻の質問②「なんで,わかってくれないの?

 

 

夫の模範解答②「(きみの気持ちに)気がつかなくて,ごめん

 

 

妻の質問③「仕事と私,どっちが大事?

 

 

夫の模範解答③「きにみ寂しい思いをさせたね,ごめん

 

 

妻の質問④「一緒にいる意味がない

 

 

夫の模範解答⑤「バカなこと言うなよ,一緒にいるだけで意味がある。

そんな女はお前だけだ

 

 

結婚したことがある男性であれば,

このような質問をされたことが何回かあると思います。

 

 

しかし,このような模範解答を言えた人は少ないと思います。

 

 

このような回答すればいいとは知らなかったのですから,

しょうがありません。

 

 

対処法を知った上で,同じようなシチュエーションのときに,

同じ失敗をせずに,上記のように対応すればいいのです。

 

 

 

この本は,超具体的な「女の機嫌の直し方」が

数多く紹介されている名著であり,男女問題に悩む男性にとって

福音の書となること,間違いないです。

不倫~愛と背徳の脳科学~

8月3日に金沢市西倫理法人会で「男女問題と夫婦愛和

という演題で講話させていただく機会をいただき,

講話の準備のために,脳科学者である中野信子氏の「不倫

という本を読んだので,アウトプットします。

 

 

 

なぜ不倫はなくらないのか?

 

 

この問に対する答えとしては,人間は遺伝子や脳内物質に操られて

不倫してしまうので,人類は一夫一婦制には向いていないようです。

 

 

人間が不倫してしまうのには,

①先天的な,特定の遺伝子の働き,

②後天的にかたちづくられた,その人の愛着スタイル,

③周期的,反応的な男女の性ホルモンの働き,

の3つの要因があります。

 

 

まず,①先天的な,特定の遺伝子の働きについて説明します。

 

 

脳内ホルモンにバソプレシンという物質があります。

 

 

バソプレシンは,抗利尿ホルモンとも呼ばれ,

利尿運動を妨げる物質で,体液の流出を阻止したり,

血管を収縮させて血圧を上げる機能があります。

 

 

バソプレシンは相手に対する親切心,

セックスに関する情報への感受性などに関係し,

男性が家庭を守るよう動機づける作用もあります。

 

 

このバソプレシンの受容体(キャッチャーのようなもので,

外部からの物質や刺激を受け取り,それを情報に変換して

細胞に伝達する機能をもちます)である

AVPRの生成に関連する遺伝子AVPR1Aの

塩基配列の一塩基多型によって

「貞淑型」と「不倫型」に分かれるようです。

 

 

ようするに遺伝子の変異によって,

バソプレシンの受容体に変化が生じて,

不倫しやすい人間になるということのようです。

 

 

 

 

また,脳内物質であるオキシトシンも不倫に影響するようです。

 

 

オキシトシンには,恋人や親子を結びつけ,不安を減らし,

リラックスをもたらす作用があり,幸せホルモンと呼ばれています。

 

 

オキシトシンは,ソーシャルメモリーという

人間の能力に深く関係しています。

 

 

ソーシャルメモリーとは,以前会ったことがある人を認識する能力

と関係し,人間関係の形成を速めるので,

ある個体をほかの個体よりも好むように仕向け,

絆,愛着をつくる働きをします。

 

 

このオキシトシンの感受性が遺伝子の変異で違ってくるので,

不倫に影響があるのです。

 

 

次に,②後天的にかたちづくられた,その人の愛着スタイル

について説明します。

 

 

乳幼児期に母子が相互に愛情を感じ合うことで,子供は,

母親に愛着を形成し,母親を安全基地にして,

自立した行動をとれるようになるのです。

 

 

このように母子の愛着が形成されて育った人は,安定型となり,

他者は自分に良いものをもたらす可能性が高いと

考える傾向が高くなり,不倫しにくいのです。

 

 

他方,母子の愛着形成が不十分だった回避型や不安型の人は,

愛情を与えてくれる相手がみつかれば,パートナーがいても

愛を求めてその人になびいてしまうので,不倫しやすい傾向があります。

 

 

最後に,③周期的,反応的な男女の性ホルモンの働き

について説明します。

 

 

女性は,排卵期にテストステロン濃度の高い男性を

セックスの相手として望み,それ以外の時期には

落ち着いていて生活と育児に向いた

長期的なパートナーを探しているようです。

 

 

テストステロンとは,男性ホルモンと呼ばれ,

性欲や攻撃性,競争心と直結しています。

 

 

他方,男性は,排卵している女性の匂いに触れると

テストステロンが上昇します。

 

 

このように,人間の性行動は脳内物質に左右される部分が大きいのです。

 

 

不倫をしてしまうのは,遺伝子や脳内物質のしわざであれば,

意思ではコントロールできないので,不倫はなくらないのでしょう。

 

 

 

 

不倫をすれば,パートナーの信頼を失い,

世間からバッシングを受け,

損害賠償請求の裁判に発展するリスクがあるのに,

不倫がなくならないのは,脳の仕業だとよく分かりました。

 

 

不倫の法律相談をするうえで,役立つ知識を得ることができました。

残業時間を証明するための証拠をどのようにして集めるのか(証拠保全の活用)

未払残業代請求事件では,労働者が労働時間を1日

ごとに主張立証しなければらならないのが原則です。

 

 

また,過労死や過労自殺で労災申請をする場合も,遺族が

発症前6ヶ月間の残業時間が1ヶ月80~100時間

あったことを裏付ける証拠を労基署に提出する必要があります。

 

 

未払残業代請求事件や過労死・過労自殺事件では,

残業時間を証明するための証拠をどれだけ確保できるかが

勝負の分かれ目になります。

 

 

それでは,労働者は,残業時間を証明するための証拠を

どうやって集めればいいのでしょうか。

 

 

 

 

まずは,労働者が自分で証拠を集める方法があり,

簡単かつ費用もかかりません。

 

 

退職前であれば,タイムカードや日報をコピーする,

パソコンの起動やシャットダウンのログデータを

自分で保存しておけばいいのです。

 

 

次に,退職後であれば,会社に立ち入ることは困難なので,

弁護士が労働者の代理人として,会社に対して,

タイムカードなどの資料の写しを開示するように求めれば,

会社にも弁護士が就いて,資料を開示してくることが多いです。

 

 

私の経験でも,タイムカードなどの資料の開示

を拒まれたことはありません。

 

 

もっとも,会社が証拠を破棄したり,改ざんするような恐れ

がある場合には,会社に任意で証拠の開示を求めるのは

逆効果になります。

 

 

また,パソコンのログなどのデジタルデータは

時間の経過と共に消えていくので,一刻も早く,

証拠を確保する必要があります。

 

 

そのようなときに利用するのが,証拠保全という手続です。

 

 

証拠保全とは,裁判を提起する前に,裁判官らと共に会社へ行き,

会社に証拠を提示してもらい,その場で証拠をコピーしたりして,

証拠の状態を記録に残すという手続です。

 

 

 

 

証拠保全は,手続を実施する約1時間ほど前までは

会社に連絡がいかないので,会社が証拠を

破棄したり改ざんしたりする時間的な余裕がないうちに,

現場で証拠を確保できるので,会社の証拠の破棄や改ざんを

防止することができます。

 

 

もっとも,証拠保全は,時間と手間がかかります。

 

 

まず,弁護士がクライアントから事情を聞いて,

証拠保全の申立書を作成するのにある程度の手間と時間がかかります。

 

 

次に,裁判所が証拠保全の申立書を検討し,

弁護士と裁判官が何を優先的に確保するのかや

当日の段取りを打ち合わせします。

 

 

そして,裁判所と弁護士の日程調整をして,

デジカメやパソコンなどを準備して,

会社へ行って,証拠保全を実施します。

 

 

裁判所の業務が立て込んでいると,

裁判所との調整に時間がかかることがあり,

証拠保全の申立をしてから,

約1ヶ月以上先に証拠保全が実施されることがあります。

 

 

そのため,紙媒体で保存されている資料であれば,

会社に長期間保管されていて,証拠を確保できる確率は高いのですが,

パソコンのログなどのデジタルデータの場合,

パソコンのOSをアップデートした際に消去されたり,

古いデータから自動的に削除されていたりすることがあるので,

証拠保全にいったときには,ログデータが残ってなくて,

空振りに終わってしまうことがあります。

 

 

証拠保全という奥の手があるのですが,

手間と時間がかかるので,やはり,

労働者は,在職中にタイムカードなどの証拠をコピーしたり,

タイムカードがない場合には,GPS機能で残業時間を

記録するアプリを利用して,自分で残業時間を記録するなどして,

自分の手で証拠を確保するべきなのです。

 

 

なお,GPS機能で残業時間を記録するアプリとして,

残業証拠レコーダーhttps://zanreko.com/)や,

残業証明アプリhttp://残業証明アプリ.com/

といったものがありますので,紹介させていただきます。