幸せになりたかったら、腸を整えなさい
1 腸をよくするための食事
40歳を過ぎてから、自分の健康に気を遣うようになり、健康に関する本をよく読んでいます。
健康に関する本を読んでいると、腸の大切さがわかってきました。
腸について、勉強する必要があると思い、脳腸セラピストの桜華純子先生が執筆された「幸せになりたかったら、腸を整えなさい」という本を読みました。
人間が生きていくうえで、腸が果たす大切な役割や、腸をメンテナンスする具体的なノウハウが、たくさん記載されており、おすすめの一冊です。
今回は、この本を読んで気づいたことを3つご紹介します。
1つ目は、腸の状態をよくするための食事です。
腸の状態をよくするためには、大腸に住み着いている腸内細菌のバランスを整えることが大切です。
腸内細菌は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つがあり、このバランスを、2対1対7をするのが理想です。
このバランスを整えるためには、悪玉菌が善玉菌よりも増えないようにします。
具体的には、善玉菌が喜ぶ食材を積極的にとり、悪玉菌が喜ぶ食材を控えるのです。
善玉菌が喜ぶ食材は、発酵食品、食物繊維、オリゴ糖、オメガ3脂肪酸です。
発酵食品の中でも、味噌がおすすめです。
味噌汁に、野菜、きのこ類、海藻といった具材をいれることで、食物繊維やオリゴ糖も吸収できます。
食事の最初に味噌汁を飲むことで、胃が温まり、消化活動が活発になり、腸の負担が減ります。
また、血糖値の上昇を防ぐことができます。
食事の際に、まずは味噌汁から飲むことを実践します。
2 深呼吸
2つ目は、深呼吸です。
深呼吸をすることで、酸素が体の隅々まで行き渡り、血流がよくなります。
また、リラックスして、自律神経が整います。
深呼吸をすることは、横隔膜のトレーニングにもなります。
具体例な深呼吸のやり方は、次のとおりです。
①体の中になる空気を全て出し切る意識で息を吐き切る。
②空っぽになった体にたっぷり酸素を取り込むように、ゆっくり鼻から吸い込む。
③2秒息を止めてから、8~10秒かけてゆっくりと息を吐く。これを3~4回繰り返す。
この深呼吸をトイレに行くたびに行うのがよいようです。
仕事の休憩の際には、深呼吸を実践します。
3 日常生活におけるリラックス行動
3つ目は、日常生活におけるリラックス行動です。
仕事の休憩時には、深呼吸以外にも、次のようなリラックス行動があります。
耳とそのまわりには、内臓や自律神経を整えるツボが集中しているので、耳全体をもむことで全身のマッサージになります。
耳をもむことで、血流がよくなり、肩こりや目の疲れの軽減につながります。
手や足をぶらぶらさせることで、手首や足首のこりをとることができ、リラックスできます。
仕事の休憩時に、立ったまま、足や手首をぶらぶらさせることで、リラックスできるのです。
また、手を洗うついでに、手のひらのマッサージをすることも効果的です。
手のひらには、各器官につながる反射区があるので、親指の腹を使って、手のひら全体をもむことで、血行がよくなります。
このように、日常生活でちょっとした習慣を取り入れるだけで、腸が整うことが学べるおすすめの一冊です。
腸のことを勉強する際に、おすすめです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。