自分の生きざまに自信を持つ
昨日,福井で,私のブログの師匠である
板坂裕治郎大先生の出版記念講演会が
開催されたので参加しました。
板坂裕治郎大先生は,10年間,毎日ブログを書き続けて,
本を出すと言い続けて,ついに今年,
という本を出版されました。
この本の出版記念講演会は,全国各地で開催されているところ,
なんとお隣の福井で開催されるということで,
富山での弁護士会の研修が終わってから駆けつけました。
講演会の演題は,「自分の生きざまに自信を持つ」でした。
あいかわらず,厳しいながらも人情味のあふれる人柄で,
過去の失敗談を笑いにかえて,聴衆に熱く語る講演は,圧巻でした。
要所要所に笑いのポイントをいれてくるので,
聴衆は飽きませんし,次の話が聞きたくなります。
そして,塾生を100発100中で成功させると言い切る,
圧倒的な自信に聴衆は魅了されます。
「さすが!」とうなってしまう,最高のトーク技術です。
板坂裕治郎大先生は,ヤミ金から1億円の借金をして,
過酷な取立に苦悩し,人生のどん底を経験しました。
他方,友人7人が500万円から1000万円
の借金を苦に自殺しました。
板坂裕治郎大先生は,ご自身の経験をもとに,
お金で自殺する人を撲滅するという使命(ミッション)をいだき,
アホ社長(根拠のない自信はあるものの,
自分ののびしろにまだ気付いていない社長)
を再生させるコンサルタント業務をするようになりました。
板坂裕治郎大先生は,ビジネスの極意を次のようにおっしゃりました。
自分の強みを理想客に対して,熱い想いで届けて,
理想客が,「あなたからぜひ買わせてほしい」と言う
仕組みをつくることで,
自分と理想客との間に共感が生まれることである。
そのためには,自分の強みを把握する必要があります。
強みとは,売るための商品の強みではなく,売る自分自身の強みです。
強みとは,自分の資産価値を高めることでもあります。
自分の資産価値を高めるには,
一般人がやらないようなことにチャレンジして,
失敗して,その失敗を乗り越える経験をする必要があります。
一般人がやるようなことをしているゾーン
に安住していたのでは,成長できません。
自分が安住しているコンフォートゾーン(快適空間)
から抜けることで,失敗するかもしれませんが,
それは後の美談になりますし,成長できるのです。
自分の殻を破るということですね。
コンフォートゾーンから抜けるには,
勇気と根性をもって,チャレンジすることに尽きます。
そして,自分の強みをバックボーン(ストーリー)
とエビデンスで説明すれば,相手は納得し,
「あなたから買いたいのです」と言い,ファンになるのです。
板坂裕治郎大先生は,以上のことを実践しているからこそ,
自分の言葉に責任をもって言い切れるのでしょうし,
ミッションに共感した全国の塾生(ファン)が
昨日のような出版記念講演会を企画し,
どんどん有名になっていくのだと思います。
私は,すでに,板坂裕治郎大先生の著書を買って読んでいましたが,
会場で特性のタオルと紙バックと一緒に販売されていたので,
また買ってしまいました。
私も,コンフォートゾーンを脱出し,
勇気と根性をもって,チャレンジしていきます。