ほめる達人という生き方
昨日,一般社団法人日本ほめる達人協会の
ほめ達検定3級講座を受講しました。
ほめることで,相手は喜び,その喜びがめぐりめぐって
自分にかえってきて,自分も嬉しくなるので,
ほめることは大事なことです。
そう思っていながら,身近な人をほめるのは,
なぜか恥ずかしくて,しっかりとほめていない自分がいました。
また,どのようにほめると効果的なのか
ということも気になっていました。
そこで,ほめるを学ぼうと思い立ちました。
ほめるとは,人・モノ・起きた出来事の
価値を発見して伝えることです。
人は,本能として,家族といった身近にいる
当たり前の存在に対して,嫌なところをみつけたり,
不満をぶつけたりしてしまいます。
「ありがとう」の反対は「当たり前」なのです。
当たり前の闇に光を届けるのが
ほめるということなのです。
ほめることで,ほめ脳が活性化します。
物事は常に多面体なので,自分の見え方が絶対ではありません。
このだまし絵を見れば,
遠くを見ている若い女性と見る人もいれば,
老婆と見る人もいます。
他人は,自分とは絶望的に違うので,
お互いが違っていることを知り,
自分がもっていない他人の価値観を統合して,
今までわかなかったプラスのアイディアがうまれます。
ほめるとは,他人の脳を借りて,
自分の脳を活性化することにつながるのです。
さて,ほめ達の人は,次の言葉を口癖にします。
「すごい」,「さすが」,「すばらしい」
この3つをほめ達3Sといいます。
他人がプラスのことをしたら,「うん,かんぺき」と返します。
他人がマイナスのことをしたら,「そうくるか」,「惜しい」と返します。
また,小さな事実+「ありがとう」で当たり前に感謝できます。
例えば,家族の場合,
「子供の面倒をみてくれて,ありがとう」,
「美味しいごはんを作ってくれて,ありがとう」
というふうに感謝を伝えれば,相手が喜びます。
他にも,あいさつ+一言,名前,ワンアクション
という二言あいさつも,相手に感謝を伝えるのに効果的です。
「おはよう」だけではなく,
「おはよう,今日もよろしく」,「~さん,おはよう」にしたり,
歩きながらあいさつするのではなく,
立ち止まってあいさつするに変えるといいのです。
ほめる以外にも,西村貴好理事長の講演のなかで,
多くの気づきを得ることができました。
話を聞くことがプレゼンになるという気づきです。
プレゼンを聞く際に,
①全力で拍手をする,②うなづく,③笑顔を実践すると,
聞き手と話し手との間に一体感が生まれて,
話し手は,話しやすくなり,
もっといい情報を伝えようという思いが強くなり,
聞き手は,よりよいプレゼンを聞くことができるのです。
①全力で拍手をすると,手のつぼが刺激されて,脳が活性化します。
②うなづくことで,免疫力が向上して,
アンチエイジングに効果があるようです。
③笑顔になると脳が活性化し,自分の笑顔が他人を笑顔にします。
また,人が成長し続ける3つのポイントにも気づきました。
①今,学んでいることを自分ができているか内省する。
②自分に置き換えて考えてみる。
③3つのD(どうせ,でも,だって)を言わずに,実践する。
この3つが成長し続ける人の共通点です。
ほめ達講座で学んだコミュニケーションのスキルを実践して,
自分の周りにあるダイヤの原石を探していきます。
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