石川県金沢市の労働弁護士徳田隆裕のブログです。
未払残業・労災・解雇などの労働事件を中心に,
法律問題を分かりやすく解説します。
労働者の方々に役立つ情報を発信していきますので,
よろしくお願いします。
あり金は全部使え
1 お金は貯めるのではなく使うもの
今年のゴールデンウィークは遠出をしないので,
積読していた本を読みすすめることができました。
本日,紹介する本は,堀江貴文氏の「あり金は全部使え」です。
本や見出しのタイトルは過激な表現で記載されていますが,
中身はなるほどと共感できることが多く記載されており,
今後の考え方の参考になりますので,アウトプットします。
まず,堀江氏は,お金に対するマインドとして,貯めるのではなく,
使うことの重要性を説いています。
お金を貯めても不安は消えないのですが,
お金を使うことで様々な体験をすることができて,
人生を楽しむことができます。
お金について様々な本を読んでいると,多くの著者が,
お金を貯めるよりもお金を活用することを推奨しています。
このお金を使うことに関連して,堀江氏は,
「欲しいものはすぐに買え」と述べています。
欲しいものは欲しいときに買ってしまえば,
優れた情報や体験を得るチャンスを獲得できるわけです。
確かに,欲しい物があっても,いろいろ迷っている時間が無駄ですし,
迷っている時間だけ,その物を活用できる機会が
喪失されているわけなので,自分の予算の範囲内であれば,
欲しいと思ったものを迷わず買うのが,
時間を有効活用できるポイントなのだと思います。
2 遊びに投資する
次に,堀江氏は,遊びに投資することを推奨しています。
遊びが仕事になる時代が近くなっています。
今,本当に稼いでいる人を見ていると,遊んでいるのか,
仕事をしているのか,よくわからない方々が多い気がします。
遊びについて,否定的な方がいるかもしれませんが,
今を生きるという観点からは,人生を楽しむためには,
遊びは重要なのだと思います。
遊ぶためには,仕事を段取りよくしなければならなず,
充実した遊びをしている人は,仕事の能力が高いのでしょう。
堀江氏の遊びの考え方の一つに,
「とにかく何でもやってみる」ことが挙げられます。
なにかに挑戦していれば,思いがけない成功体験を引き寄せて,
楽しくなります。
そうすることで意欲の循環に入ることができます。
お金に対する考え方をアップデートするのに参考になる著書でした。
堀江氏の今を生きる姿勢は,日本人に足りていない要素
だと思いますので,自分の思考に取り入れていきたいです。
本日もお読みいただきありがとうございます。