自分を最高値で売る方法
小林正弥氏の「自分を最高値で売る方法」
という本を読みましたので,アウトプットします。
この本を知ったのは,精神科医の樺沢紫苑先生
のメルマガで紹介されていたからです。
自分の売上をあげるにはどうすればいいのかについて,
悩んでいたところ,樺沢先生のメルマガで
紹介されていたので,読んでみました。
自分を最高値で売る方法とは,まずは自分の本業で結果を出して,
うまくいった方法を人に教えるというサイクルを回すことです。
本業で結果を出し,そこで培った職業的な知恵を体系化して,
他の顧客に教えることで第2の収益とするのです。
これによってダブルインカムを得ることができます。
事業を教育化することで第2の収入が得られるのです。
そう考えると,各地でセミナーや有料講座が
たくさん開催されているのは,教育化ビジネスが
収益の柱になっているからなのだと,よく理解できました。
人に教えることを前提に学ぶことで,
自分という商品をアップデートしていけるので,
次のことにチャレンジして結果を出すことができます。
そうすると,自分という商品に賞味期限はなくなり,
顧客に価値を提供し続けることができます。
そして,事業の教育化において重要なのが「カスタマーサクセス」です。
自分を最高値で売る人が販売しているのは,顧客の成功なのです。
顧客の成功こそが最高値で売れる商品なのです。
自分にお金を支払ってくれるのは,顧客だけです。
では,顧客は何にお金を支払っているのでしょうか。
顧客は,自分の成功のためにお金を支払うのです。
法人客であれば,継続的な利益の実現であり,
個人客であれば,長期的な幸せの実現です。
このカスタマーサクセスという結果にコミットすることで
最高値で売ることができます。
この結果にコミットするために,重要なポイントがあります。
それは,顧客もカスタマーサクセスにコミットしてもらうことです。
顧客がカスタマーサクセスにコミットしなければ,
顧客が行動することはなくなり,結果がでなくなるからです。
顧客自身に決断させる,顧客自身がやりますと言わないと,
結果はでないのです。
当たり前のことですが,人に言われないと気づかないものです。
顧客にコミットしてもらうという視点は,
法律相談の時に活用できそうです。
そして,教育化ビジネスを長期間継続できれば,
高単価×長期間=高収益が実現できます。
顧客に長期間,お金を支払ってもらうためには,
「顧客への深い愛情」が不可欠になります。
愛情とは関係を絶やさないことです。
愛情があるから,よいサービスとなり,
顧客満足が実現して,サービスが継続していくのです。
弁護士の場合ですと,顧問契約を維持するために,
顧客への深い愛情という観点が重要になります。
カスタマーサクセスを追求して,
自分の仕事を教育化していくという視点は,
なるほどと納得できるものでした。
私も,自分の仕事をどのように教育化できるのかを探求してみます。
売上をあげるにはどうすればいいのか悩んだときに,
解決策やヒントを多く与えてくれる良書ですので,
紹介させていただきました。
本日もお読みいただき,ありがとうございます。
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