石川県金沢市の労働弁護士徳田隆裕のブログです。
未払残業・労災・解雇などの労働事件を中心に,
法律問題を分かりやすく解説します。
労働者の方々に役立つ情報を発信していきますので,
よろしくお願いします。
男のヘルスマネジメント大全
1 デジタル機器の使い過ぎによる疾患
私は、2024年に40歳になり、なんとなくですが、30代よりも、無理がきかなくなってきました。
朝起きた時に疲労感が残っていたり、牛肉が食べにくくなったり、食事の量が減ったりなど、30代に比べて、40代になって、体の状態が変わったように感じます。
40代になり、自分の健康について、気を使い、毎日ベストコンディションを維持して、仕事の効率を上げるために、健康に関する本をよく読むようになりました。
健康に関する本を読んでいる中で、出会ったのが、医師である石川雅俊先生の著書「男のヘルスマネジメント大全」という本です。
男が年齢を重ねるにつれて、かかりやすくなる疾患と、その予防方法がわかりやすく記載されている、おすすめの一冊です。
今回は、この本を読んで、私がえた気付きを3つご紹介します。
1つ目は、デジタル機器の使いすぎによる、現代型の疾患です。
スマホの使い過ぎによる、眼精疲労やドライアイの症状が生じる、スマホ症候群という疾患があります。
集中してスマホの画面を見続けると、まばたきの回数が減少してしまい、慢性的なドライアイになってしまうのです。
スマホ症候群によるドライアイを防ぐには、加湿器で湿度を保つ、意識してまばたきを行う、画面に目を近づけ過ぎないことが効果的です。
また、スマホ以外にも、パソコンなどのデジタル機器の使い過ぎによる、背中・首・方のコリ、頭痛といった症状が発生するデジタル機器症候群があります。
デジタル機器症候群を予防するためには、適度な小休止をとることが効果的です。
パソコンの連続作業は、1時間を超えないようにして、10~15分の休止時間を確保するのです。
休憩時には、ストレッチや体操などの軽い運動をする、短時間でも目をつぶり、目の潤い保持と疲労回復につとめるのが効果的です。
そして、デジタル認知症という疾患もあります。
デジタル機器を使用して過剰な情報を脳にインプットしているために、脳疲労が起こり、記憶力をはじめとする脳機能が低下している状態です。
人の身体機能は、使わないと衰えます。
スマホに自分の脳の代わりをさせていると、脳の記憶の機能が衰えるのです。
この疾患を予防するためには、自分の脳の活用が効果的です。
自分の脳を使って記憶する、考えることをすることで、脳の機能を維持することができるのです。
私は、最近、記憶力が低下したと実感しているので、子供と百人一首をして、記憶力の維持に努めています。
2 NMN
2つ目は、NMNです。
最近、老化を防止し、若返りが実現するサプリメントとして、注目を集めています。
サーチュイン遺伝子という、寿命が伸びるための遺伝子を活性化させるために、NADという補酵素が必用になります。
NADを増やして、サーチュイン遺伝子を活性化すると、加齢現象に対して改善効果が得られたようです。
そして、NADを増やすために開発されたのが、摂取すると体内でNADに変換されるNMNなのです。
NMNは、食べ物にごく微量しか含まれていないので、サプリメントで摂取するのが効果的です。
NMNのサプリメントを調査して、摂取してみたいと思います。
3 テストステロンを増加させる
3つ目は、テストステロンを増加させる日常の習慣です。
テストステロンは、男性ホルモンで、骨格や筋肉の形成、ストレス処理、血管を若く保つ等、男にとって、大切なホルモンです。
テストステロンを増やすセルフケアをすることで、男は健康を維持することができるのです。
テストステロンを増やすために、重要な習慣は、運動です。
有酸素運動と筋トレの両方を行うのが効果的です。
筋トレは、大腿などの筋肉量の多い部分を重点的に行うのがよいです。
食事については、コレステロール、亜鉛、ビタミンDが不足しないように注意が必要です。
男が生涯現役でいるために、必要な知識がたくさん記載されている名著なので、おすすめの一冊です。
今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。