石川県金沢市の労働弁護士徳田隆裕のブログです。
未払残業・労災・解雇などの労働事件を中心に,
法律問題を分かりやすく解説します。
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ロジカル筋トレ
1 筋トレは合理的な動作を習得するために行う
最近、筋トレにはまっておりまして、筋トレの本をよく読んでいます。
今回は、清水忍氏の「ロジカル筋トレ」を読み、筋トレをする上で、とても役立つ知識が得られたので、紹介させていただきます。
1点目は、筋トレとは、合理的な動作を習得することです。
筋トレをする際、負荷や回数よりも、合理的なフォームで行うことが大切です。
合理的なフォームとは、狙った筋肉にしっかりと負荷がかかるフォームのことです。
合理的なフォームで筋肉を刺激していると、体の多くの筋肉が眠りから目覚めように本来の動きを取り戻していきます。
それまであまり使われていなかった筋肉がちゃんと使われるようになり、それまで過剰に使いすぎていた筋肉は適正な範囲で使われるようになります。
合理的な動作ができるようになると、姿勢がよくなる、歩き方がきれいになる、階段を上がるときにスムーズになる等、日常生活でプラスにはたらくことが起きるのです。
合理的な動作を習得するためにも、筋トレでは、正しい合理的なフォームで実施することが大切なのです。
2 腹筋運動はあまり意味がない?
2点目は、腹筋運動をしてもお腹は割れないことです。
腹筋が割れているのは、男の憧れです。
男は、腹筋を割るという願望を実現するために、腹筋運動に勤しみます。
しかし、腹筋運動をしても、腹筋は割れないようです。
腹筋を割るためには、体脂肪を減らさなければならず、腹筋運動は関係ないようです。
体脂肪を減らすためには、食事コントロールと有酸素運動をすることです。
また、腹筋だけを鍛えるのではなく、腰背部の筋肉もバランスよく鍛える必要があります。
腹筋と腰背部の筋肉をバランスよく鍛えることで、腰痛を防止することかできるのです。
腹筋だけを過剰に鍛えるのは控えたほうがよさそうです。
3 デッドリフト
3点目は、ロジカルなデッドリフトです。
デッドリフトでは、腰を反らさず、頭と背中と腰のラインを一直線にして、腰をフラットな状態にして行います。
腰を動かすのではなく、尻や股関節を動かすのです。
デッドリフトを行う時には、腹筋に力をいれて行います。
腹筋に力をいれると、前傾している骨盤を立たせることができて、効率よくバーベルを上げることができます。
腹筋に力がはいると、体の裏側の筋肉と連携をとりながら、全身の多くの筋肉をつかって、バーベルをあげることができて、総合的に筋力を底上げできます。
4 ベンチプレス
4点目は、ロジカルなベンチプレスです。
大胸筋を鍛えるためのベンチプレスは、大胸筋に負担をかけるフォームで行います。
すなわち、バーベルは、上腕が床と水平になったときにひじが90度になる位置を握ります。
バーベルを胸に触れるギリギリまで下げ、そこから肩甲骨は動かさず、肩だけ動かしてバーベルを上げます。
腰は反らさず、軽く腰がシートから浮く程度にします。
こうすることで、大胸筋のみが強く使われて、大胸筋が肥大するのです。
5 スクワット
5点目は、ロジカルなスクワットです。
下半身を鍛える目的は、地面をより力強く押せるようになるためのようです。
足で地面を押す力が、私達の全ての動作の基本になります。
地面を押すことを意識すると、人間は、本能的に合理的な動作をするようになります。
地面を押すことを意識するためには、階段を上る際に、一歩一歩、階段のステップをかかとで踏み込む上り方をすることです。
姿勢はまっすぐの状態で、足裏全体をステップにのせて、ステップをしっかり踏み込みます。
尻に力を入れながら、股関節を伸ばす動作をしている意識で、ステップを下へ強く押し込み、その地面反力を使って、体を上げます。
階段を上る時に、尻で上がることを意識してみます。
次に、スクワットをする時には、地面を押し込むことを意識します。
バーベルを上げるというよりも、地面を押すことに意識を向けます。
スクワットのポイントは、中心軸です。
中心軸のラインに沿って、体を垂直に上下させます。
体を下げる際には、くるぶしの真下へ向かって垂直に押し込み、体を上げる際には、真上方向へ垂直に押し上げていきます。
このように、筋トレをロジカルに行うことが学べる名著です。
筋トレをしている方に、おすすめの1冊です。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。